多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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買い物03

ショッピングモールー楽器屋前

 

 

耳郎の案内で、店まできたが…

 

「あれ?ここなの?」

 

 

「閉まってるであります。」

 

 

「定休日です?」

 

リンク、シィ、ケミィは疑問に思う

 

 

扉に準備中の札がかかっている

 

 

「なら他の店行きません?」

 

八百万の提案、そんなに物産展に行きたいのか?

 

 

「あれ?そんなはずは…」

 

耳郎が扉に手を掛けると扉が開く

 

 

「あ…開いた、てことわ…」

 

 

耳郎が店の奥に行くと、商談用と思われるソファーに向かう

 

 

「ウルボザさん!起きて!昨日友達と来るっていったでしょ!」

 

 

 

毛布を揺すると、赤髪の褐色肌の人が起きてきたが…

 

「な!リンクは見ちゃダメ!」

 

芦戸さんに目を塞がれる

 

「…ねぇ、触ってる所、なんか熱くてヒリヒリするんだけど、酸出てない?ねぇ!なんか痛い!」

 

リンクは訴える

 

「うるさい!男の子でしょ!我慢しなさい!」

 

 

 

「やっぱり酸が出てるんじゃないか!はーなーせー!」

 

抵抗するリンク

 

 

 

「ウルボザさん、服!早く!」

 

 

 

「…しょうがないね…ってもうこんな時間かい?」

 

 

 

赤髪の人が準備に取りかかる

 

 

ーーーーーーーーーーーー

楽器屋ゲルド

 

「さっきは失礼したね、アタイが店長のウルボザさ」

 

 

自己紹介してくれたのはいいが、リンクは必死に牛乳を飲んでいる

 

「所で…響香ちゃん、そっちは牛乳を飲んでる子は彼氏?成長したねぇ…」

 

ウルボザさんがおばちゃん特有の会話をする

 

 

「ちょっと!そんなんじゃない!この天然記念物なんか/////」

 

ジャックを伸ばす次郎

 

「ふぅ…だっはーーー!!!なんかゴメンなさい!!」

 

 

回復直後に爆音を食らうリンク

 

 

「ハイハイ……それに比べ私は…」

 

思いっきり暗くなっている

 

 

「また合コン失敗したの?」

 

耳郎さん…今それ聞くの?

 

 

…ボクはここにいていいのだろうか?聞いてはいけない会話な気がする

 

 

「ホントに、ヴォーイズハントなんて…なかなか上手く行かないね…」

 

 

今なんつった?

 

「今…男は聞いては行けない会話な気が…」

 

 

リンクは、一応答える

 

「なに…ヴァーイのいる男を捕るほど野暮じゃないさ、色々と試してるんだけどね…このミュージックも、昔から伝わる厄除けの音楽らしいけど…効果は無いね…」

 

 

 

古めのレコードから音楽が流れる

 

 

古い教会で、流れてそうな曲だ

 

 

「…!そうだ!リンク、この曲やってみたら?」

 

芦戸の提案

 

 

「いやいや…何が起こる「良いかもしれません」えぇ…」

 

 

断ろうとしたら八百万も乗ってきた

 

 

「リンクの個性なら、厄除け効果も上がるかも知れません、同じ女性として、ほっとけませんし…」

 

 

 

 

ウルボザ店長は疑問に思っている

 

「なんだい?そのヴォーイの個性って…」

 

「牧場は、音楽妖精[フェアリーミュージック]、音楽に妖精の効果をつける個性だよ」

 

 

…耳郎さん、違う、妖精の力を借りる個性だよ

 

 

「へぇ…試して貰おうか…スコアっと………あった、これだよ」

 

 

古い本を出してきた

 

「…新しい曲は、何が起こるかわからないが…」

 

リンクは不安でいっぱいだ

 

「ハヤク!ハヤク!」

 

ナビィは、試したくて仕方がないようだ

 

 

 

リンクはオカリナを構える

 

 

「あら、そのオカリナ…」

 

八百万さんが気付いた

 

「前に貰った奴、手の大きさにちょうどいいから、良く使わせて貰ってるよ」

 

 

早速スタート!

 

 

♪~[魂のレクイエム]~♪

 

 

メロディーを奏でると、照明が弱くなったり強くなったりを繰り返す

 

 

「な、なにが…」ウルボザ

 

 

 

 

商品がカタカタと動き出す

 

 

「…ねぇ、これヤバくない?」芦戸

 

 

扉が大きな音をたて、閉まった

 

 

八百万さんが扉に走り寄る

 

 

「扉が…開かない!なんでですの!?」

 

 

 

ケケケ、ケケケ…

 

 

「…なんか笑い声しなかった?」梅雨さん

 

 

 

 

怖くなった耳郎はリンクを止めようとする

 

 

「牧場!もういい!やめて!お願い!(泣)」耳郎

 

 

 

初めての曲の場合、途中で止めるともっとヤバいことになる事が多いので、止まらない!止まれない!

 

 

 

そして停電が起きる

 

「「ひぃ!」」

 

 

壁の絵が笑いだし、ウルボザの背中から黒に近い紫の人が出てくる…半透明だ

 

しかも一体ではない、絵や床、壁の向こう、店の中から縦横無尽に現れる

 

 

「ギャアーーーーーーー!(ガチ泣き)」耳郎と芦戸

 

 

「…ぁ…ぁぁ…」

 

八百万さは壁に寄りかかっている

 

 

「ケロ!…!」バタ

 

梅雨さんは舌をリンクに伸ばそうとするが、金縛りにあい倒れる

 

「…コイツは」

 

ウルボザは、少し動揺しながらも、しっかり状況確認している

 

 

《やっと…やっとだ…》

 

《みんな!帰れる!ハヤク!、扉が閉じる前に!》

 

 

…知らない声が鳴り響く

 

 

するとリンクの横に光の階段が出来ていき、銀色に光る扉が出て来た

 

 

扉が開くと半透明の人達は、吸い込まれるように入っていった

 

 

リンクが音楽をやめると扉が閉じ、元の店に戻っていく

 

 

「…奇跡体験だったか」

 

 

リンクは、何時も通りだった

 

 

「アンビリーバボーじゃなーい!!」シュ!

 

 

芦戸と耳朗にパンチを食らうリンク

 

 

「ぐふぉ…」ピクピク

 

 

リンクは悶えている

 

 

「ホントに怖かったんだからね!」芦戸

 

「…牧場ちゃん…今の何?」梅雨

 

 

 

 

とりあえず、普通に戻ったから良かった

 

 

「………こんなの初めてだよ、リンクって言ったよね、そこのヴォーイ」

 

 

「…はい、牧場リンクっす…」

 

 

まだブローのダメージが聞いている

 

 

「…響香に飽きたら家にきな、気に入った」

 

 

目がG級ハンターなウルボザ

 

 

 

「…はぁ」

 

力なく返事をするリンク

 

「「「ダメ!!」」」

 

 

女子陣が間に入る

 

 

「オヤオヤ…ライバルがいっぱいだねぇ…ますます気に入ったよ」ユラリ

 

立ち上がり、こっちに近づくウルボザ店長

 

 

なんだ?さっきと雰囲気が違う

 

 

 

「行くよ!牧場、ハヤク!」

 

耳郎に引っ張られ、外に出るリンク

 

 

「おわ!そんなに引っ張らないで!」

 

 

 

店を出るリンク達

 

 

「君達!向こうの広場に向かって!」

 

 

警察?何があったんだ

 

店を出ると警察が誘導していた

 

 

ーーーーーーーーーーーー

夜ーウルボザの店

 

 

ウルボザは店仕舞いをしていた

 

 

「…なんかスッキリした気分だ、不思議なヴォーイだったな、肩も軽い、良い出会いがあるといいが…」

 

 

 

すると店に1人の男性が入って来る

 

 

「すみません…開いてますか?」キラキラ

 

 

ズキューン「…あぁ、空いてるよ私の隣」

 

 

「へ?」

 

呆気にとられる男性

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この一年後、結婚しましたの手紙が、耳郎の元に届く

 

 

 




ありがとうございました。ウルボザ様に参加頂きました。


婚カツをしてます。


…自分も考えないと…親が…名字が特殊だとめんどい


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