多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
夜ー エントランス
リンクは、夕食後に、ナビィ達用のご飯を用意していた
「ホントに贅沢だよな…お前ら…」
シーカーストーンに扉…[どこでもキッチン]が入っており、扉を設置すれば、何処にいても厨房になる扉がある
「花子のクリームシチュー」と「ミルクパン」を用意しながら、リンクは呆れている
「家庭の味が1番であります」モシャモシャ
シィはパンをシチューに浸している
「だからって、合宿まで何時もの飯にしなくても…」
リンクは、余った食材をしまっている
「この味は、リンクだけです。なかなか…」ハフハフ
スプーンを吹いている
「コノ御飯ニナレチャウト…」
ナビィまで
まぁ…迷惑にならなきゃいいか…
「アラ?どうしたのライダー君こんな所で…」
声の方を見ると、ピクシーボブがいた
「いやぁ、ナビィ達に御飯あげてたんですよ」
シチューを食べてるナビィ達
「人間と一緒ならさっき一緒に食べれば良いのに…」
ボクもそう思うよ…本当に
「青猫さん、いいでありますか?」
…このパターンは、まあいいや、何にもないと信じよう
「なに?小さな水兵さん」
夕方を食べ終わった、シィはピクシーボブに登って行く
「うんしょ…っと」
シィは頭のギミックが気になるようだ
「…こう言うのだったんでありますね…」
頼む…何もおこるな…
「!……お肌ガサガサ…匂いもします…アウトです…お酒飲み過ぎでは?ホルモンバランスがアウトであります。」
はい!アウトー!
スニーキングで逃げようとするリンク
「リンク殿?」
ひ!
「シィ…なにかな?」
シィの方を見ると、顔を青くして固まるピクシーボブがいた
「どうかしたでありますか?」
ピクシーボブの肩にいるため顔に気付いてない
「……リンク君?ねぇ…(怒)」
ピクシーボブの声が掛かる、これは逃げてはいけないやつだ
「君の妖精だよねぇ…かなり失礼じゃない(怒)」ゴゴゴゴ…
指で摘ままれるシィ
…どうしよ…
「でも虎さんの方がいいお肌してるでありますよ?実際」
シィはトドメを差した
「…私だって必死なのよ!もういい年だし!ヒーロー専門の合コンに行っても引かれるし!…もう…後がないの…(泣)」
エントランスがお通夜の空気に…重い…非常に重い
「まだ取り返しつきますよ」
シィの一言
「へ?」
「では、フェアリーアンチエイジングDXコース、受けますか?初回無料であります!(黒笑)」
シィ…なにを企んでやがる
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翌日ー宿舎前ー早朝
みんな起きて、体操服になり、集合している
相澤先生が歩いてきた
「おはよう諸君、今日から訓練を始める…今回の訓練は、仮免に向けた個性の訓練だ…爆豪、投げてみろ」
相澤先生は、体力測定の時に使ったハンドボールを渡す
「……死ねや!」BoM!!!
「結構訓練したし、800越えんじゃね」
瀬呂は期待している
Pipipi[708.4m]
「あれ?あんまり伸びてない…」
「そりゃそうだ、今まで体力面のトレーニングしかしてないからな…この訓練、死にかけるがくれぐれも死なないように、大丈夫…牧場がいるから多少無茶しても大丈夫だろう(黒笑)」
…なにをされるんだ?