多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア)   作:油揚げパン

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林間合宿2Day03

夕方ー広場

 

籠をとりに来たら、中身は全部空になっていた。

 

「完売です♪」

 

「妖精の粉が効いたでありましょうか?」

 

 

「マ、売レ残リガ出ルヨリハ良イワネ」

 

 

後は、感想を待つだけだな…

 

 

「よし!皆の所に戻ろう」

 

 

籠と机をシーカーストーンに仕舞、皆の元に戻る

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

屋外炊事場

 

マンダレイとラグドールが食材の前に立っている

 

「昨日は世話したけど、今日は自分達で頑張って!」

 

…料理もするのか…

 

「そうか!これも訓練だな!非常時に置けるときのための!皆!最高の夕食を作るぞ!」

 

飯田が張り切ってる…

 

「なに作る?」

 

芦戸が聞いてきた

 

「…この食材だと…プルコギにでもするか、運動後の鉄分補給に優れているし、何故かご飯が大量にあるし」

 

 

瀬呂も乗ってきた

 

「いいな!…どうやって作るんだ?」

 

 

 

「意外と簡単だよ。要は韓国風すき焼きだし。火をお願い出来る?」

 

 

 

「任せろ!」

 

上鳴も乗る気だ

 

~~~~~

・・・・

・・・

・・

 

[ピリ辛プルコギ]と[卵とワカメスープ]が出来た!

 

 

?……相澤先生がこっち来る

 

「ほとんど1人で作るな!」ポカ!

 

「あで!」

 

 

周りを見るとみんな引いている…やらかしたか?

 

「…影分身ってこの事を言うんやね…」

 

麗日さんが目を大きく開いている

 

「こういうのは、皆でワイワイ作る物だろ!」

 

…切島たしかに…

 

「爆豪で追い付けないって、どんだけだよ…」

 

瀬呂の言い分

 

「クソガ!!」

 

…爆豪、手伝う気あったのか

 

「すまん…余計なことしちまって」

 

リンクは青くなっている

 

「ま、楽できたし…いいけど…あれ…どうする?」

 

上鳴が指を指す方を見ると

 

「……紅茶のリベンジが出来ると思いましたのに…」

 

包丁を持った八百万さんが、落ち込んでいた

 

…あそこだけ空気がどんよりしている

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

皆で、プルコギを食べている

 

「うめーーーー!!ご飯が止まらね!!」

 

瀬呂と切島がご飯を飲むように食べている

 

…お前ら噛めよ

 

「おい、牧場…」

 

?轟からなんて珍しい…神妙な面持ちだ

 

「…味噌汁作ってくれ、落ち着かない」

 

ズコ!

 

「そんな雰囲気かもし出してて味噌汁かよ!…明日からでいい?」

 

「…頼む」

 

 

「こんな甘いもん…もっと辛く出来ねーのか」

 

爆豪、辛いのが好きなのか?

 

「試してみる?」

 

シーカーストーンから小瓶を出すリンク

 

「あぁ!?なんだ…こりゃ」

 

「ポカポカの実を発酵、熟成させた辛子、ほんの耳掻き一匙で大丈「こんなに甘メーのにそんなで足りるか!」あ!そんなに…」

 

爆豪はドバドバと入れる

 

 

 

「ガブ!…ぐ!がぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

悶絶する爆豪

 

「かっちゃん!?」

 

緑谷も驚く

 

「大丈夫か爆豪?」

 

切島は心配してる

 

「…なんば!こべば!(怒)」

 

あまりの辛さに上手くしゃべてない爆豪

 

「ポカポカの実だって…この実、1㌘で30分位、裸で冬の雪山で過ごせる位に辛い奴なのに…良くショック死しなかったな…」

 

リンクは感心している

 

「「ショック死!?」」

 

皆ドン引きしている

 

「何でそんなの持ってんだよ!?」

 

瀬呂が聞いてきた

 

 

「…ナビィ達が私利私欲で、人を傷着けた時と人を騙した時用…滅多に無いけどね」

 

ナビィ達は震えている

 

 

((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

 

…ケミィとシィの動揺が激しい…

 

 

 

 

「流石に辛い物好きのかっちゃんでも無理だよ」

 

緑谷が辞めさせようとする

 

「そうだぜ!死んだら元も子もねぇって!」

 

切島も止めに入る

 

「うえうへ~!べったいにかんひょくしへやる!(うるせー、絶対に完食してやる)」

 

 

「いや、無理だ」

 

 

リンクは否定したが

 

「やっへやらー!!」ガツガツ!

 

一気に口に掻き込む爆豪、しかし残り3割程で体が痙攣しだし

 

「まら…くへ…」バタ

 

倒れた

 

「かっちゃん!!?」

 

緑谷が心配している

 

「言わんこっちゃない…部屋に運んどくぞ」

 

 

リンクは慣れた様に爆豪を運ぶ

 

「切島、起きたら、これあげといて」

 

切島にシーカーストーンからヨーグルトを取り出し渡す

 

「お…おう」

 

 

昔、同じ経験をしている為になれているリンクでした。




ありがとうございました。

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