多くの力を借りて僕は英雄〈勇者〉を目指す(ゼルダの伝説×僕のヒーローアカデミア) 作:油揚げパン
夜、2階通路
風呂上がりに歩いていると声を掛けられる
「リンク君!ちょっと!」
声の方向を見るとピクシーボブがいる
「?どうしました?」
「あの~…ちょっと言いにくい事なんだけど…こっち!」
ピクシーボブに引っ張られていくリンク
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宿直室前
ピクシーボブに連れて行かれた理由は…
「またあのマッサージお願い出来ないか?」
まさかのリピーター出現
「お願い!なんか落ち着かないの!」
両手を合わせるピクシーボブ
…どうする?
「あなたも好きですね~(黒笑)」
ケミィ、悪い人の顔をしている
「悪悪であります~(黒笑)」
…シィも人の事言えんぞ
「ならちょっと確認取ってもいいですか?一緒に来て下さい」
リンクは、ピクシーボブに付いてきて貰う
「ちょっと!どこ行くの?」
「やるなら相澤先生に許可もらわないと…」
「いや…その…」アセアセ
ピクシーボブは焦ってるが、スタスタ行くリンク
「ちょっと!許可あるから!…あ」
リンクは立ち止まる
「そうなんですか?ならいいか…ヒーリングオペレーションの練習になるし…」
「周知済みありますか?♪」
「行くのです~」
ケミィ達は行く気満々である
「ちょっと待って!」
扉を出そうとしたら止められた
「…就寝1時間前にエントランス…良いわね」
…言うだけ言って行ってしまった
「…一回大部屋に戻るか」
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男子大部屋
「ただいま~」
部屋に入ると緑谷、常闇、轟、飯田、峰田がトランプをやっている
入ると飯田が声をかけて来た
「牧場くん、遅かったじゃないか」
「何かあったのか?」
常闇も気になるようだ
「いや…さっきピクシーボブに声かけられて、またヒーリングオペレーションをして欲しいってさ、後でまた行くんだ」
「ヒーリングオペレーション?」
緑谷が気になった様だ
「…説明するよりやった方が楽だが…!そうだ!ちょっと練習に付き合ってよ!」
リンクはピクシーボブにやる前に少しでも練習するチャンスだと思った
飯田も聞いてきた
「そのヒーリングオペレーションのか?」
「あぁ、なんかくすぐったいみたいで…効果はしっかりしてるんだけど…」
「…どうかな?今日、疲れてるとかない?怪我してるとか?」
常闇が考えている
「広場のドーナッツで全部治ったからな…」
常闇×
「俺も同じ…」
轟×
「まぁ、練習になるなら…なってやろう!」
飯田○
「腕で良ければ…」
緑谷、腕のみ○
「…なんでお前ばっかモテるんだよ!!(暗黒面)」
峰田×
というわけで…
「まず最初の実験台は緑谷!おまえだ!」
「実験台!?」
緑谷は怯えている
「一度始めたら終了するまで終わらないからそのつもりで…大丈夫!怪我はしないから!むしろ治る!」
リンクはナビィを喉に入れオカリナを構える
♪~[癒しの歌]~♪
モード[オペレーション]
リンクから緑の優しい光が溢れる
「…凄い、光…あったかい…」
緑谷は呟いている
「…始めるよ」
リンクは光を操作し、上半身に集中させる
「少しビックリするけど驚かないでね」
…見えてきた、神経ズタズタだ…骨も変形してる…握り辛くないのか?
「…始めるよ」
緑谷の腕にリンクの指が刺さっていく
「きゃう!!///これは…」ゾクゾク
「おい…大丈夫なのか?辞めた方がいいんじゃね?」
峰田が後ろからプレッシャーをかける
「峰田…黙れ」
…まず神経の修復…どうやってこうなるんだ?
「………ぐ!……ん!」プルプル
口に手と押さえている緑谷
次は骨、この歪な奴を中心に形を整え…パズルみたいだ
「!な¨みゃ¨ま¨!!」ガクガク
「…中は終わった…次は皮膚「皮膚ハイイから!!」…おぉ」
緑谷、修復完了
「どう?大丈夫?」
緑谷の呼吸が荒い
「ハァハァ……確かに調子は良くなったけど…これ…本当にピクシーボブにやったの!?」カクカク
「ああ!虎さんもやったぞ!お餅みたいになってたが…」
?どうした?緑谷、顔真っ赤にして…
「次は、飯田の番だね」
リンクは飯田を見ると
「いや!…ちょっと用事を…」プルプル
…そんなに怯えなくても大丈夫だよ?ほら、こっちにきんしゃい
ありがとうございました。