黒き幻想たる少年、幻想郷に立つ   作:KuroSaki

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黒き少年の日常と妖怪たらしと呼ばれる所以5

「な、なに、この人だかり」

 

 天子が言う。それは何に対しての言葉だろう。……とまあとぼける必要もないか。

 

 それは、人里の入り口に集まる大量の人だかりを見ての言葉だった。

 

「おう、黒崎!また面白いもん見せてくれんだってな!」

「黒崎ー!あんたの勝ちにかけたからなー!」

「天人なんてぶっ飛ばせー!」

「最強の名を見せつけてやれ!」

「退治屋『黒裂』期待してるぜー!」

「がんばれロリコンー!」

「いけえ妖怪たらし!」

「おうロリコンて言ったやつ出てこい腹掻っ捌いてやる。あと俺は妖怪たらしじゃありませんー!俺は健全な人間ですぅー。好きな髪型はポニーテールですぅー」

 

 俺が重次郎に危機を伝えたのは、わざわざ人を集めるためだった。妖怪というのはことあるごとに人里を襲うので、俺はその、ことあるごとに戦う必要がある。別に戦うこと自体に不満はないが、そのまま誰にも見られずにいると評判には繋がらない。そこで考えたのは、重次郎に人を集めてもらうことだった。妖怪が襲ってくるたびに人を集め、それを退治する姿を見せつけ、俺が里に必要な人材だということを見せつける。実際そうして退治屋『黒裂』の名は広まっていった。

 

 そしてそれを繰り返した。そのうち重次郎が人を集め始めると、人里中の人間が集まってくるようになってしまったのだ。これは嬉しい誤算である。

 

 今回の天子の訪問は襲撃ではないが、勝負ということなので、利用させてもらうことにしよう。

 

「……あんた、ぽにぃているって髪型が好きなの?」

「……好きだけど何だよ」

「べ、別になんでもないわよ」

 

 天子が自分の髪を触りつつ目を背ける。 

 

「私のもそのぽにぃいているって髪型にできるかしら……」

「あん?」

「な、なんでもないわよ!」

 

 様子が変な天子は置いておき、俺は勝負の条件を確認する。

 

「勝負の報酬は、お前が勝ったら俺はお前の物になるでいいな?」

「えぇ、それでいいわ!」

「逆に俺が勝った時の報酬は、そうだな……お前は今日の夕飯を奢る、でどうだ?」

「別にいいけど、それでいいの?全然釣り合ってないじゃない。別に私を一生せいどれ――」

「はいそれ以上の発言は許しませんー。ハクト君許しませんよ!とにかく、俺の要求は夕飯だ!それでいいな!」

「い、いいわよ。別にそれで不満はないわ!」

「ただ、弾幕ごっこというのは認められない。俺は弾幕ごっこができないというか、しないからな」

「えっ、それじゃあなにで勝負するっていうのよ」

「決まってんだろ――なんでもありの直接勝負だ!」

「……あんた本気?」

「本気も本気よ。大真面目に俺は言ってる」

「私は天人、あんたはただの人間。それを理解したうえでの発言ね?」

「そりゃあ、もちろん」

「……ふぅん」

 

 天子は訝しげに俺を見つめる。

 

「別に私が有利になる分にはいいわ。それで?直接勝負って言うだけ?ルールとかは?」

「ルールは人里に被害を出さない。以上だ」

「……あんた、私を舐めてるの?」

「舐めちゃあいないぜ天人サマ。これでもハンデを付けなくていいのかと戦々恐々さ」

「ハンデ?あんたにつけるっていうこと?」

「いやあ――お前にさ」

「――いよいよ私を舐めてるってわけね」

 

 天子は腕を組む。

 

「あの忌々しい大妖怪に直接の私闘は禁じられている。不良の私だってそれくらい知ってるわ」

「――そうだな」

「私としてはどうでもいいことなんだけれど――アレが言うからには仕方がない。だから、あんたの条件は呑めない」

「――いいや、勘違い、というか知らないみたいだな。特例として『黒崎ハクトとの私闘のみ許可する』ということを!」

「えぇっ!?そうなの!?」

「あぁ、そうだ。俺は虚言妄言世迷言こそ吐くものの、嘘はつかねえぜ」

「それってほとんど嘘と一緒よね……」

「……ともかく!俺との直接戦闘は問題ないってことだ!」

 

 高らかに俺は叫び天子へと指を突き付ける。

 

「さあかかってこい比那名居天子、てめえの物になるかどうかは、文字通りてめえの腕にかかっている!」

 

 ビシッと決めた俺に、天子は――比那名居天子は高らかに笑う。

 

「ふふっ、いいわ!でも、このまま何もできずにぼこぼこにされるんじゃかわいそうだから、あんたにハンデをあげる。『あなたの最初の攻撃を無条件』に私は受けてあげる!」

 

 と天子は言った。それは余裕か慢心か、それとも自身の実力からくる自信なのか。天子は腕を組み俺の行動を待った。

 

 与えられた好条件に俺はにやりと笑う。こいつは俺の実力をわかっていない。噂でも聞いたことがないのだろう。

 

 さて、それじゃあ、一方的な戦いを始めよう――。

 

 ……ちなみに戦いはカットで。

 

 

 

 

――――

 

 

 

 

 ててててーんてーんてーんてっててー。勝利のファンファーレが俺の頭の中に鳴り響く。

 

「ぶい」

 

 俺は高らかに手を掲げる。人差し指と中指をVの字にしたブイサインだ。勝利のポーズだ。つまりは――俺は比那名居天子に勝利したのだ。

 

「う……」

 

 比那名居天子――天子は、まるで調理された魚の如く地面に伏し、ときたまぴくりと動くのみだった。

 

 いやあ、接戦だったわ。俺の技をあんなに耐えるとは思わなんだ。天人っどいつもこいつもこんな堅いのか?なんて思っていると。

 

「び」

「び?」

 

 天子が変な言葉を放つ。一体何だと近寄ると。

 

「びぇぇぇぇぇぇん!!」

 

 起き上がり、大泣きし始めた。

 

「お、おいどうした」

 

 俺の言葉が届いてるのかどうか知らないが、天子はこんなことをぬかしやがる。

 

「わ、わたしはただハクトとなかよくなりたかっただけなのに!どうしてこんなにいじめるのー!」

「え…………えぇ!?」

「いくのいうとおり、おしにおしたのに!どうしてこうなるのよー!」

「知らねえよ!」

「びぇぇぇぇぇぇぇん!」

「お、おい泣くな!別にそんな泣くことねえだろ!」

「だってぇ!だってぇ!」

 

 俺は泣いている天子のことを宥めようとする。しかしどうやっても泣き止まない。あの手この手を尽くして宥めたが、なかなかどうして、泣き止まない。

 

 そんな様子を見て、人里の連中がこんなことを抜かしやがる。

 

「あーあ、またかよ」

「また黒崎が女の子泣かしてるぜ」

「でもまあ、いつものこったあ」

「あんな可愛い子泣かすなんて、罪なやっちゃなあ」

「だから童貞なんだよ」

「おい童貞って言った奴、俺をロリコンって言ったのと同じ奴だな顔覚えたぞぶち殺してやる!」

 

 阿鼻叫喚だった。

 

 正直こんなことになるとは思わなんだ。人里を攻めてきた妖怪(天子は妖怪じゃないが)を懲らしめた、そんなシナリオにするつもりだったのだ。しかしどうしてこうなった。

 

「びぇぇぇぇぇぇぇん!」

「おいっ!いい加減泣き止めって!」

「でもぉ!でもぉ!」

「でもも何もねえよ!俺が悪かったって!」

「だってぇ!」

「あーもう!泣き止めって!」

「うわぁぁぁぁぁぁん!」

「あーもう!大人げなく技ぶち込んで悪かったって!俺が悪かった!だからこの通り!泣き止んでくれ!」

「……私の物になる?」

「いやそれはちょっと」

「わあああああああああああああ!」

「お前嘘泣きだろ!絶対嘘泣きだろ!こんの頭カチ割ってやる!衣玖さんから要らん事ばかり学びやがって!」

 

 何時まで経っても泣き止まない天子に右往左往する間にも、群衆からは好き勝手な言葉が飛び出す。

 

 もうやめてやれ。

 

 これ以上虐めてやらないでくれ。

 

 かわいそうだろやめてやれ。

 

 てんしまじてんし。

 

「おっ、おい!あいつは嘘泣きだぞ!里を守ってる『黒裂』様よりあいつの味方すんじゃねえよ!」

 

 予想だにしない反応に、狼狽えながらも反論する俺だが。

 

「すいません黒崎さん。でもあの女の子が泣いてる姿を見ると、どうしても良心の呵責が!」

「てんこあいしてる」

「俺、前々から黒崎はどうにもたらしでうぜえ奴だと思ってたんだ」

「ロリコン死すべし慈悲はない!」

「ああああああああ!?殺す!特に後ろ二人は殺す!絶対にだ!顔覚えたからな!覚えたからな!!覚えたからな!!!」

 

 その反論は全く聞き届けられない。それどころか、俺を野次る声は大きくなるばかり。不利を悟った俺は大きくため息をつき、未だ泣き続けている天子にこう告げる。

 

「わかった。わかった。じゃあ引き分けだ、引き分けならいいだろう?」

 

 女の涙に負けたともとれるが、この際仕方がない。

 

「……引き分け?」

「そうだ、引き分け。どっちも負けず、どっちも勝たず。引き分けだ」

「……勝負の報酬はどうなるの?」

「そりゃお前無しだろ」

「わあああああああああああああ!」

「わ、わかった、お前の物になるってのは無理だが、お前の願いを一つ可能な限り叶えてやる。それでどうだ?」

「……ほんと?」

「あぁ、ほんとほんと」

 

 俺の言葉に納得したのか、天子は遂に泣き止む。

 

「じゃあ――」

 

 そして、天子の願いはと言うと――。

 

――――

 

 

 仕事を終えた俺は、人里のとある居酒屋に来ていた。宴会をした次の日にまた酒かと思われるかもしれないが、これは俺のチョイスではない。天子の提案である。天子の我儘に負けた俺だったが、かといって俺の勝利条件である夕飯を奢らせないのも癪だったので、適当に店を選べと天子に行ったら居酒屋になってしまったのだ。決まってから後悔したが、まあ酒は飲まずともつまみで腹を満たすことはできる。

 

 俺の目の前にはルーミアと天子がいる。こころは安定の隣だ。それぞれが、酒を煽りながらつまみを咀嚼していく。

 

「もぐもぐ、ごくごく」

「もぐもぐ、ごくごく」

「もぐもぐ、ごくごく」

 

 しかし、それにしても。

 

「なんで、お前ら当たり前のようにいるわけ?」

 

 俺は隣にいるこころと、対角線向かいに居るルーミアに向けて言う。お前たち二人がいるのはおかしくないか?

 

「お夕飯も食べるって私は言ったはずだぞ」

「私も言ったのだー」

「いや、言ってたけどよ……」

 

 言ってた。言ってたよ?でも本当に食べていくとは思ってなかった。いやルーミアはわかる。長い付き合いだし、半分同居のような形になってしまっているのも確かだ。夕飯を一緒に取るのはそこまでおかしくはない。けれどこころまでって。本当、異様に懐かれているな。特に理由なんて思いつかないんだが。まあ深く考えても回答が得られるわけでもなく意味などないので、俺も目の前の焼き鳥に手を出す。

 

 もぐもぐ。

 

 うん、皮はやっぱり塩だな。でもそれより、白いお米が欲しい。なんだか物足りない。なんて、逸れたことを考える。

 

「はぁ……」

 

 天子が意味ありげにため息をつく。

 

「どうした。まだ負けたこと根に持ってんのか?」

「負けてないし、引き分けよ」

「はいはいそうですね。んで、どうした?」

「あんたなんで人間のくせにあんな強いのよ?霊夢とかならわかるけど、あんたただの人間の退治屋でしょ?」

「もぐもぐ、ハクトはただの人間じゃないのだー、ごっくん」

 

 俺の代わりにルーミアが答える。答えるのは良いけど食べてから喋りなさい。

 

「私みたいな人食い妖怪でも普通に接してくる頭がおかしい人間なのだ」

「ふぅん、頭がおかしいのは知ってたけど。確かに、あんたみたいな危険度の高そうな妖怪と仲良くやっているのは不思議ね」

 

 頭がおかしいて。周りから見たら変なのかもしれないが、そもそもルーミアは俺のことを食べようとはしてこないから恐怖を抱かず普通に接することが出来る。彼女が俺を食べない理由は――彼女の能力と俺の能力が同類だからだろう。

 

 そういえば、俺がこちらに来てから、ルーミアが人を食べたという話は聞いていない。俺とつるんでるせいでそんな暇がないのか、はたまたそれとは別の理由か。

 

「それに、あの風見幽香とも戦って勝ったのだ」

「えぇっ!?あの大妖怪風見幽香と!?ほんとなのハクト!?」

 

 驚く天子に俺は無言で頷く。

 

 確かに、ルーミアの言う通り、俺は幽香との戦いに勝利している。それも弾幕ごっこなどという遊びではなくガチバトルでだ。正直あの時は生きた心地がしなかったが、どうにか俺の全てを出し切って勝つことが出来た。

 

「あと妖怪たらしなのだ」

「それは知ってるわ」

「ちげえよ!」

「今日もこころと抱き合ってたのだ」

「抱き合ってねえよ!抱き着かれたんだよ!」

「ハクトあんた……」

「な、なんだよ」

 

 天子がじとりとした目で俺のことを見つめてくる。

 

「私というものがありながら!」

「いやどういう意味だよ!」

「私と将来を誓い合ったでしょう!?」

「誓いあってねえよ将来を誓い合うってお前なんだよラブコメかよ!」

「だって、さっきの戦いでなんでもしてくれるって!なんでもしてくれるって!」

「言ってねえよ勝手に事実改変すんじゃねえよ!さてはお前酔ってるな!?酔っぱらいだな!?」

「私がこの程度で酔うわけないじゃにゃい!!」

「それは酔っ払いの常套句だ!」

 

 なんて言いあっていると、ふと横からこころが俺の腕に抱き着き。

 

「ハクトは渡さんぞ」

 

 なんて言い始めた。

 

「ややこしくすんなバカ!」

「私よりこころのほうが良いっていうわけ?無表情でクールで天然なのが好きなの?そうなの?そうにゃの!?」

「あぁもうめんどうくせえなこの酔っぱらい!あと、俺が好きなのはポニーテールの女の子ですぅ。黒髪なら尚良し!」

「ぽにいているって何よ!そんなの知らない!私を馬鹿にしてるにょね!」

「してないから少しは黙れ酔っぱらい」

「ハクト、私もぽにいているにしたらどうだ?似合うのか?」

「…………似合うんじゃない?」

「おおっ!……これが喜びの表情」

「ほらっ、ほらっ、やっぱり私よりこころのほうが良いのねこの浮気者!」

「浮気も何もねえだろうが!」

「あ、店員さん焼き鳥追加お願いなのだー」

「ルーミアお前はマイペース過ぎ!助けて!長い付き合いのハクト君を助けて!」

「自業自得」

「身も蓋もないことを言うな!」

 

 ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー。結局この突発飲み会は、天子が酒に飲まれて眠るまで続きました、まる。

 

 

――――

 

 

 

「ぐぅ……」

「くっそ何で俺がこいつを背負ってく羽目に……」

「頑張るのだー」

「頑張れ」

 

 帰り道、俺は天子を背負って自宅への道を歩いていた。こころとルーミアは俺を励ます係である。

 

 酒に飲まれた天子は起こしても寝言を言うだけで目覚めることはなかったので、仕方なくお持ち帰りである。……お持ち帰りというと誤解が生まれるかもしれないので、なんと言うべきか。介抱?まあそんな感じで。しかしそれにしても二日続けて眠ってしまった少女を介抱する羽目になるとは運の悪い。正直面倒くさくて仕方がないが、放っておくのもかわいそうなため仕方がない。

 

「……ていうか」

 

 そういえば、疑問に思ったことがあったのだった。

 

「何でこころ当たり前の用についてきてんの?」

 

 どうしてこころがついてきているのかということに対してである。

 

「こころは今日からハクトのうちの子になったのだー」

 

 その疑問に対してルーミアが答える。俺んちの子て。そうホイホイなっていいものなのか。

 

「いや待てなに勝手に決めてんだ」

「もう決定じこーでーす」

「でーす」

「でーすじゃねえよ」

 

 否定の言葉も無視して、ゆっくり歩く俺の周りを二人は駆けっこをするように走る。全く子供というか、子供っぽいというか。本来俺よりも長い間生きてきた妖怪だというのに、その精神は見た目と何ら変わらない。やはり、体に精神は引っ張られるのか。なんて、下らない推測をする。出会った時のこころはもう少し大人びていた気がするが……知能下がった?

 

 俺の家に来るのは……うーん、まあ、うん、面倒だなと思いながらも良いっちゃ良い。俺の住んでいる家は無駄に広いので、人が増えても何ら問題はない。うるさい奴が家に来るのは勘弁してほしいが、こころはよく喋る以外は比較的おとなしい子である。俺の言うことはあまり聞かないが、気遣いのできる優しい子でもある。

 

 ……断る理由が思いつかない。

 

 うんうん唸って断る理由を探していたが、結局見つからず自宅に辿り着いてしまった。

 

「ただいまー」

「ただいまー」

 

 こころとルーミアが仲良く扉を開け入っていく。まるで姉妹の様である。髪の色は全然違うけど。身長が高いこころのほうがお姉さんっぽい。

 

「……まあいっか」

 

 断る理由を考えることも諦めそうつぶやいて、俺も家の中に入る。布団を敷いてくれという俺の指示に従ったこころとルーミアは、テキパキと寝床の準備を整えた。そのうちの一つに天子を寝かせる。そうすると、面倒ながらも風呂を沸かして少女二人を放り込む。今日はずうっと外にいたんだからちゃんと洗っておきなさい。その後に俺自身も風呂に入り、疲れを癒す。

 

 いやあ、なんか今日めっちゃ疲れた気がする。なんてことを漠然と考えながら、風呂から上がると。

 

「しゃりしゃりだー」

「しゃりしゃりだー」

 

 と少女二人がガリガリ君を食べていた。俺の楽しみにしていたみかん味はもうルーミアに食べられた後だったので、残っているのは普通のソーダ味である。

 

「それ食ったら寝ろよ」

「わかったのだーおかーさん」

「わかった、のだー」

「ルーミアそのネタ飽きねえな……。あとこころはルーミアの真似すると誰が喋ってるのかわからなくなるからやめなさい」

「はーい」

 

 なんて言いつつ、俺も冷蔵庫からガリガリ君を取り出し食べる。

 

 しゃりしゃりだー。

 

 うまい。

 

 さて、食べたし寝るとしよう。

 

 もぞもぞと各自それぞれの布団に入っていく。そうして、俺たちは一日を終えたのであった――。

 

 

 

――――

 

 

 

 ――朝起きて、上と横からの圧迫感を感じた俺は二人の少女をここに住まわせたのを若干後悔したのであった。

 




てんしとこころちゃんのポニーテール……ごくり

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