Ultraman Dawn side story   作:マカロニスト

3 / 3
前回同様、掛け声や鳴き声ばっかりでわかりにくいです。
たぶん次回以降は戦闘シーンで一人称視点やめます。表現しにくいわ、これ。


Neronga,Eleking,Sadla_#2

 〜Chaos Ultraman VS Eleking〜

 

 さてと、対話は……ちょっと難しそうですね、力ずくで行きますか。

 

「ダァッ!……!?」

「キィイイイイイ!」

 

 わっ、口からビームも吐くの?!

 尻尾も長いし、やりにくいなぁ……、尻尾捕まえて近距離戦に持ち込もうかな。

 

「キィイイ!キィイ!」

「ダッ、ガアァッ!」

 

 あばばばっ!尻尾は発電器官だったのか……ってヤバイ、巻き込まれた!

 

「キィイイイイ!!」

「ガッ!アアアッ!!」

 

 このっ、離せ!こんにゃろ!くらえ両手パーンチ!!

 

「ダァッ!!」

「ギ、キィイイイイイ!」

 

 よしよし、パワー自体はそこまで強くないみたい。

 さっきまでの接触でデータは撮り終わったし、こっから反撃……?!

 なにこれ?!霧?!

 

「キィイイイイイ!!」

「ダァッ?!」

 

 ぐっ?!また三日月ビームが……そっちか?!

 

「キィイ!」

「ダッ!ガァァッ?!」

 

 ぐわっ!外した上に今度は電流が!あの子、あの角みたいなのはアンテナ?!

 

『おい!視界が悪くて敵が見えん!ただでさえこっちは見えにくいんだぞ!』

 

 マサキさんがテレパシーを送ってきました。どうやら、アッチの子ではないみたい。

 

『こっちもです!向こうはレーダーみたいな角で探知してくるんですよ!?』

『クソッ!わかったよ!なんとかしてみる!』

 

 溝呂木さんの方の、ハサミの子がこの霧を発生させていたみたいです。

 溝呂木さんが、不連続空間にその子を連れていったみたいで、霧が晴れていきます。

 

「キィイイイ!」

「ダッ!」

 

 狙う方向が見えているなら放電くらいどうってことはありませんよ!

 お返しのドロップキックです!

 

「ダァアアッ!!」

「ギィイイ?!」

 

 それにしても……なんでしょう、このデータ……まるで、何かに操られてるような形跡が……

 いえ、そんなのを気にしてる場合じゃありませんね!

 コレでトドメです!

 

「ハァアアア……ダァッ!!」

「ギ、ィイイイイィイイイ!!!」

 

 ダーキングショットが命中したソレは、爆発するわけでもなく、光の粒子となってどこかへ消えてしまった。

 実体は存在しているのに、確かな肉体が無いというかなんというか……変なデータの怪獣だったなぁ……

 

 

 〜Evil Tiga VS Neronga〜

 

 暴走しそうな感じは……無い。

 なってみると、意外と落ち着くような、温かい感じだ。

 

「ジュアッ……!」

「グィイアアゥゥ!」

 

 明らかに重そうな見た目に、鼻先の角。突進がメインの攻撃手段と見ておおよそ間違いないだろう。

 背中……は硬そうだが、まぁ、問題は無い。

 

「グィアアゥ!!」

 

 案の定、脳の無い突進だ。これぐらい躱すことは容易い。

 

「ジュアッ!」

「グィイアアゥゥ!!」

 

 避けざまに脇腹を蹴りあげてやると、見事にひっくり返ってくれる。さて、流石に腹は柔らかそうだ……何?

 怪獣が、みるみるうちに透明になる。ほぼ空気と同じ屈折率の透明化だと?!馬鹿な!

 

「ジュアアアッ?!」

 

 クソ、考えてるうちに横腹に突進を食らったようだ。幸い、角は外れたようだが……

 いや、落ち着け、踏みしめた跡と音で探ればこれぐらい……

 

「グィイイゥゥ!!」

「ジュアァッ!」

 

 電撃だと?!クソッ、面妖な……

 それに、あぁ、全く!!このタイミングで霧だと?!!発生源は溝呂木の相手か!

 

『おい!視界が悪くて敵が見えん!ただでさえこっちは見えにくいんだぞ!』

 

 透明な上に遠距離攻撃まで使ってくるんだぞ!こんな状況で相手してられるか!

 

『こっちもです!向こうはレーダーみたいな角で探知してくるんですよ!?』

 

 カオスヘッダー……だったか?も、苦戦してるらしい。

 

『クソッ!わかったよ!なんとかしてみる!』

 

 なるべく早急に頼みたい所だが……

 

「ジャアアッ……!」

「グィイゥゥゥ!!」

 

 今度は後ろから突進かっ!そういえば、あの触覚のような角もあったが……透明ということは、つまり光を透過する。目が見えないということだものな!元々目には頼ってないということか!

 

「ハアッ、ジュアッ!」

「グィウゥゥ!?」

 

 鳴き声がした方向に適当にエネルギー弾を撃ってみたが、やはり四足、方向転換はゆっくりらしい。

 溝呂木が霧を出す怪獣をどこかに連れていったようだし、霧も薄れてきた。今なら見え……ん?

 

「グィウゥゥ……」

 

 カオスヘッダーが相手にしている怪獣から放たれた電撃が、避けられた拍子にこっちの怪獣へ当たった。

 すると、どうした事か透明化が解除された。

 電撃のダメージ……というわけではなさそうだ。自ら放電していたわけだし。とすると、電気を吸収すると姿を見せるのか?

 なんにせよ、この機を逃すわけにはいかないな。

 

「ハァアアアッ……ジュアアッ!!」

「グィイイアアゥゥゥ!!」

 

 ふぅ、光線も上手く出せたか……

 この感じ……これが本来の光の巨人の力なのか?

 だとすると、闇に堕ちた心で動いたあの時は、十分な性能を発揮できていなかったのか。

 

 と、考えてるうちに怪獣は光となって消えた。

 

 

 〜Dark Mephisto VS Sadla〜

 

 伸ばしてきた腕を掴んで、そのままダークフィールドに連れ込む。

 さぁて、ここなら1VS1だぜ、空間に限りもある。もう逃がさねぇ

 

「ギュ?ギュアアアア!!」

 

 ヘッ、慌ててやがる。

 にしても、この空間維持するのにこれほどエネルギー使うのか……あいつ、街のためだけに毎回こんなの使ってやがったのかよ……

 仕方ねぇ、一気に決める!

 

「デュアアアッ!!」

「ギュアアッ?!」

 

 メフィストクローを展開して、突く!シンプルだが、効果的だ。

 その横にトンがった頭、ぶっ潰してやるよ!

 

「ギュアアアアアッ!!?」

 

 あっ、本当に折れた。

 と、その途端にヤツは霧を吐き出すのをやめた。

 霧の発生器官だか霧の中でレーダーとして使う器官だかが壊れたのか?

 だが、これで視界も開けた!行くぜ!

 

「デュアアアッ!ハッ!」

「ギュァアアァァアアアッ!!!」

 

 ダークレイ・シュトロームだったっけか?イチイチ必殺技にカッコイイ名前なんてつける必要なんかあるか?

 まぁ、とにかく必殺光線に焼かれて、怪獣は無事に光となって消えた。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。