仮面ライダービルド THE NEXT Pretty Cura   作:毎日暇なお茶
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久々の更新です。
10月へ入り本格的に秋らしくなってきましたね。ですが本作はまだ9月のお話です(更新が遅いからとか言わない)
そして今月は『オールスターズメモリーズ』が公開されますね。プリキュア映画を観に行くのは初めてなので楽しみです。
では第3話をどうぞ


第3話 ポテトに会いたい

1.

 

 

「ねぇ」

日が落ち始め、空がオレンジへと染まる夕方。家へ帰る道中一緒に歩く仲間達へ話しかける。

「何?」

はなが怠そうに訊く。

「どうしたのです?」

はなに続き、えみるも私に問う。

「今日のオシマイダー。なんか変じゃなかった?」

「そうでしたか?」

私の疑問にえみるはあっさり訊き返す。

「別に何も変じゃなかったと思うけど。むしろ変なのはあの二人組でしょ」

まだ言ってる。そこまで信用出来ないだろうか?

「ほまれ、あの人達は私達を助けてくれたの」

「どうだろうね」

まるで彼等を信用していないようだ。この調子ではいくら説得したところで耳を傾けないだろう。

「で、何がおかしい訳?」

ほまれは本題へと話題を戻す。

「...いつもならジェロスとかドクタートラウムが居る筈なのに今日はオシマイダーだけだった」

「その事は私も少し気になっていました」

ルールーも私の後に続き述べる。

「いや、オシマイダー以外にも人は居た」

ほまれが呟く。

「仮面ライダーがね」

 

2.

 

 

「おい!何で俺達が買い出しなんてしてんだよ」

万丈が文句...というよりは単純に疑問を投げ掛ける。

「ハリーさんが泊めてくれる代わりに働けって言ってただろ。そうしなきゃ俺達ずっと野宿だぞ」

俺が万丈に説明した後にふとじゃがいもに見入る。そのじゃがいもを包む袋に『猿渡ファーム』の文字と農家の男達の写真がプリントされている。

.........楽しそうに写っている。出来るならもう一度あいつらと話したい。あの頃の様に。

俺はそのじゃがいもを手に取り、カゴに入れようとす。しかし、カゴを見て俺は万丈に訊く。

「なんでこんなにプロテイン入ってんだよ」

 

3.

 

 

「おおー!」

俺の目の前に美味そうな料理が数品並ぶ。主菜は青椒肉絲(チンジャオロース)で他はポテトサラダやキャベツの炒めといった、簡単な物だ。

「頂きます!」

俺はまず青椒肉絲を口に運ぶ。

「美味い!凄いで、これ!」

これは恐らく市販で販売されている元を使っていない。手作りのタレを使われている。具材も丁度良い大きさで、一定のリズムで口に入る。更に米を頬張る。

「.........!?」

圧倒的調和。完全調和(パーフェクトハーモニー)だ。しっかり味付けされた肉と米の甘さがお互いを引き立て合う正にベストマッチと言える。青椒肉絲、米、青椒肉絲、米、口の中が忙しい。だが幸せの絶頂だ。.....気付くともう米が茶碗から消えている。

「戦兎はん。お代わり頼むわ」

「分かりました」

米をよそって貰う間にまだ手を付けていなかったポテトサラダを食べよう。

「これも美味い!」

今までにこんなポテトサラダは食べた事がない。じゃがいもは程よく潰されているのに旨みは全く潰されていない。 むしろマヨネーズと塩、胡椒とのバランスで最高に引き立てられている。

「どうぞ」

戦兎はんが米を盛った茶碗を差し出す。

「ありがとう」

再び青椒肉絲を食べ始める。自分でも気付かないスピードで箸が進み、あっという間に青椒肉絲と米が無くなる。最後にキャベツの炒めを口にする。これも美味だ。キャベツは時間が経ってもまだシャキシャキしている。また、味もさっぱりしていてシャキシャキ感を増長している。

目の前に出された料理を全て平らげた。体感はほんの数瞬であったが、実に至高の時間だった。

「いやぁ、もう本当に美味かったわ。凄いなぁ」

俺は今日から泊まる二人の男を褒める。お世辞でも何でもなく本心そのものだ。

「ありがとうございます。こいつが料理上手いもんで」

戦兎はんは万丈はんを指し言う。

「ありがとな。明日からも頼むわ」

「はい。よろしくお願いします」

戦兎はんと龍我はんが頭を下げる。

「そんな堅くせんといてや」

「はい。ありがとうございます」

二人が顔を上げ言った。

 

4.

 

 

「いやー。ハリーさん喜んでたな」

戦兎が皿を洗いながら言う。不意に話し掛けられた俺は「ああ」と気の抜けた返事をする。

「にしてもお前、料理出来んのかよ。ただのバカだと思ってたぞ」

戦兎が洗剤の泡を落とし、皿を俺に渡しながら言う。

「だからせめて筋肉付けろって、..... まぁ、香澄から教わったんだよ。あんまりあいつだけに色々やらせるのもなって」

俺は渡された皿を拭きながら答える。

「そうか、そうだよな。.....ってかさっきタレに何か入れてたけど何?」

戦兎が訊く。

「何ってプロテインだよ」

俺の答えに戦兎は驚きの表情を浮かべ、皿を手から落とす。俺は「うぉ、うお危ねぇ」とキャッチする。

「そんなもん入れて美味い訳ねぇだろ!お前マジで頭筋肉で出来てたのか」

戦兎が驚きを隠さず言い放つ。

「いや、ハリー喜んでただろ!お前も食ってみろよ」

俺は後で戦兎と食べる為に残して置いた青椒肉絲を一口分箸で掴み、戦兎に食わせようとする。

「ちょっやめろよ」

戦兎は躊躇するが俺は戦兎の口に青椒肉絲を入れた。

「えっ!いや、.....美味い」




久々の投稿如何でしたでしょうか?
2話連続戦闘シーンがないですね。次回はしっかり戦います!
なんかしばらく更新しない間にチアフルとか出て来てるんだけどやばい。
よろしければ次回も是非よろしくお願いします。

ファイズフォンXとファイズライドウォッチ買いました。格好良い!





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