そのお嬢様に龍神を!   作:盆助
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龍と雪

雪「鬼神・・・鬼ですの?

 

黒「おう、この白いのは龍神だぜ?」

 

雪「龍!?・・・竜じゃかなわないはずですわ・・・」

 

白「それは違うぞ、偽物」

 

雪「誰が偽物ですの!?・・・違う?」

 

白「龍だろうと竜だろうと、大きくなれば強くなる。だが、上には上がいるってだけだ。お前の竜はそもそも攻撃よりも運搬が得意なんだ。そういう育て方をされてたんじゃないか?」

 

雪「確かにそうでしたわ・・・ですが、なぜそんなことまでわかるのですか?」

 

白「攻撃に無駄が多かったのと筋肉の付き方だな。牙も丸まってたし爪もそこまでとがってなかった。」

 

雪「はあ・・・あきれるほどの観察眼ですわね・・・」

 

白「一応俺は神なんでね。わかることは一つ二つ人間より多い」

 

黒「人間は竜の筋肉の付き方とかわかんないからな?」

 

雪「そ、そうですわ!わかるはずがないんですの!」

 

白「龍が竜のことをわかるのは必然だろう・・・ほぼ同種なんだから」

 

実「そうなの?それは知らなかったわ」

 

白「元が同じで、血のつながりが濃いってだけだ」

 

白「あ、そうだ。おい偽物。」

 

雪「なんですの・・・?」

 

白「お前、今後何かあったら俺に頼れ。命令な」

 

雪「なぜ私が命令されなければならないんですの!?」

 

白「勝者の言うことは絶対だろ?」

 

黒「古臭い考え方だな・・・」

 

雪「あ、あんまりですわ!あの時はそんなこと言わなかったくせに!そもそもなぜそんなことを!?」

 

白「うるせぇな・・・いいから言うこと聞け三下」

 

雪「むうううう・・・誰が三下ですの!?」

 

白「俺に喧嘩吹っ掛けといて自分は一切戦わずに使い魔に任せて・・・百目鬼以外ボロ負けしてる時点で育て方のなってない三下だろ」

 

雪「む、むむ・・・言い返せませんわ・・・」

 

百「言いすぎです!」ツンツン

 

白「グアアア・・・!?お、お嬢様・・・傷口触るのはないです・・・!常識覚えろコノヤロー・・・!」

 

百「誰が常識覚えてないんですか・・・!」ツンツンツンツンツンツン

 

白「グギャアアアアア!!!!」

 

実「いいなぁ・・・黒!」キラキラ

 

黒「ちょ、ちょっと?お嬢、冗談ですよね・・・?」

 

実「ニヒヒ♪」ツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツン

 

黒「ウグオアアアア・・・!!!!!か、加減しらねぇ・・・!!」

 

実「誰が加減知らないってぇ?そんなこと言う黒には・・・こうだ!」ツンツクツン・・・ヅン!

 

黒「グ・・・エアアアアアアアアア!?」

 

白「く、黒ーー!!!?」

 

百合「ね、姉さん!やりすぎじゃないですか?!」

 

実「フフフ・・・いい反応するものだから、つい・・・ね?」

 

黒「ついでやられてたまるか・・・!!」

 

雪「た、大変ですわね・・・で、では失礼しますわ・・・!」

 

白「グフウ・・・」

 

黒「ゲア・・・」

 

龍と鬼、ノックダウン

 








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