ハイスクールD×D 龍の力を持つ4人の戦士達   作:レタスの店長

14 / 35
遂に戦闘校舎のフェニックス編です!……が、最初はショウ達が学園に行く話ですw




第2章 戦闘校舎のフェニックス ~焼鳥と妹と覚醒と調理と~
自重しない男、駒王学園に行く


 

 

「ZZZ………ZZZ…………」

 

 

「ショウ様、起きてください。朝ですよ」

 

 

「ぅぅ……早いよ咲夜……」

 

 

「そうは言ってもショウ様が今日から駒王学園に行くと仰ってましたので……」

 

 

「………そう言えばそうだったな………。………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………眠いから明日にする……」

 

 

「あらら……そうでございますか……」

 

 

「ちょっと待ちなさぁぁぁぁぁい!!!」

 

 

更にその数日後、咲夜はショウを起こしにショウの部屋へとやって来る。起こすもショウはそう言うので咲夜は小さく笑みを浮かべつつそう言う。するとその事を思いだしたのかショウは体を起こし眠そうな顔になりながら…………

 

 

……そう言うとベッドに潜って二度寝をしようとするので咲夜は少し困ったように苦笑いをしながらそう言うが突如思いっきりドアを開けてハユルが騒ぐように入ってきた。

 

 

「……なんだよハユル……朝から相変わらず元気だなお前……」

 

 

「いや、何を寝ようとしてるんですか!?てか咲夜さんも何納得しちゃってるんですか!?」

 

 

「ショウ様がそう言うから………」

 

 

「甘やかさないでください!!さぁ、天崎くん!転入早々遅刻欠席なんて前代未聞ですから早く起きていきますよ!」

 

 

相変わらず騒がしいハユルにショウは眠たそうにそう言いつつスヤスヤと寝始めるのでハユルはツッコミを入れつつ咲夜に問い詰めるも咲夜はそう答えるのでハユルはツッコミを入れつつショウを起こそうと布団を取り上げるが………

 

 

ガバッ!!ギュッ!!!

 

 

「………ひぃ!?」

 

 

布団を取り上げた瞬間にショウはハユルに抱き着くような形……いや、寧ろハユルの尻を枕にするかのように抱き着いてはその事にハユルはビクッと体を震わせては小さく悲鳴を上げてしまった………。

 

 

「な?!ななな何をしてるんですかあなたはあぁぁぁぁ!!???////」

 

 

「おぉ~~~~~~でっかくてやわらけぇマシュマロだぁ……♪」

 

 

「違います!それは私のお尻です!てか何で寝惚けてるんですか!?夢に入るの早すぎますよ!?」

 

 

そんなショウにハユルは真っ赤になりながら騒いではショウを剥がそうとするもショウはハユルの尻を大きなマシュマロと勘違いしているのか頬擦りをしながらそう言いだすのでハユルは騒ぎ立てつつショウを剥がそうとする…………が………

 

 

 

「…………いただきま~~~~~~~す……♪」

 

 

「……ゑ!?ちょ……嘘ですよね…………!?」

 

 

するとショウがそう言いだす為にハユルは察したのかショウの言葉に青ざめる……。するとハユルが察した通りの事となりショウは口を大きく開けて………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガブッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぴゃあああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の朝、ショウのカプセルハウスにて少女の悲鳴と平手打ちの音が響いたのは言うまでも無かった………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

___________________________

 

 

 

 

 

「いってぇなオイ……何もぶつ事ねぇじゃねーか……」

 

 

「あなたが悪いんでしょうが!?……いたたた……何かここ数話こんなのばっかり………」

 

 

「あ……あの大丈夫でしょうか…?治癒を……」

 

 

「…いえ、良いです…と言うかこんなのでエリシアさんの治癒能力使わせると何だか悲しくなります……」

 

 

通学途中にて……ショウはハユルに叩かれた頬を撫でながらそう言うとハユルはそう騒いではショウに噛まれた尻が痛むのか擦りながらそう嘆いていた…。するとエリシアが心配そうにハユルにそう言うがこんな事でエリシアの治癒能力を使わせたら悲しい気持ちになる為に気持ちだけ受け取る事にするのであった……。

 

 

「……ハユルの気持ち分かるよ………。私も一回噛まれた………」

 

 

「ちょ!?琉綺さんにまで!?あなたは何をしてるんですか!!??」

 

 

「いや、それも寝惚けて…って琉綺よ、ちゃんと謝ったじゃねーか…まだ根に持ってたのかよ~」

 

 

「………だってホントに痛かったもん………」

 

 

すると琉綺はハユルの気持ちを同感しつつそう暴露するのでハユルは驚きつつもショウの両肩を掴んでは問い詰める。するとショウもそう言い訳をしては苦笑いで琉綺にそう言うと琉綺は少しムスッとしながらそう言うのであった……。

 

 

「まぁハユルさんの尻が噛まれたやらどうやらの話はどうでも良いとして「良くないですよ!?」…何だか学校に行くのも本当に久しぶりよね…」

 

 

「だよね~、勉強は師匠が教えてくれてたからね~」

 

 

「そう言えばお前らはその師匠に錬金術とかを教えてもらったんだよな…?」

 

 

「うん!魔術とかも色々教えてくれたの!」

 

 

するとアイとユイは話題を変えては学校に行くのは本当に久しぶりである事を言い、勉強はかつてショウ達と生き別れては重傷だった2人を介抱しつつ、魔術や錬金術等を教えてくれた『師匠』と言う人物が教えてくれたと言う事を話すのであった。

 

 

「…そう言えば私も学校はショウさん達とお別れしてから依頼ですかね……?教会でも一応勉強を教えてもらったし自習してたりしてましたけど……」

 

 

「わたくしもお父様たちが無くなってからは遺産を守る為の勉強をしないといけなかったので学校に行く事はありませんでしたわね……」

 

 

そしてエリシアとセシリアも事情が事情だった為に学校に行く機会が無かった事を話す。………その事から全員重い過去を送ってきたと言う事を察したのか重苦しい空気になってしまったので……

 

 

「と、とりあえずこのお話も置いておきましょう…!今日からその学校に行くのですから……!」

 

 

「……でもオスクロルさんも学生で来るってのは少し驚いたぜ。人に教えるの好きそうだから教師で来るかと……」

 

 

「教師でも良かったんですけど茶熊学園の時みたいに学生でも良いかなって思いまして………」

 

 

オスクロルが話を切り替えてはそう言うとショウがそう言う。どうやらオスクロルは『茶熊学園』と言う学園の思い出したので生徒で駒王学園へ行く事を考えたのであった……。

そしてそんな会話をしているとようやく駒王学園へとたどり着いたのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあお兄ちゃん、またあとでね~!」

 

 

「ばいば~い!」

 

 

「ショウさん、行ってきますね。」

 

 

「お昼休みにまたお会いしましょう。」

 

 

「あぁ、頑張れよ~」

 

 

そして学校にたどり着き、ショウ達はユイ、アイ、エリシア、セシリアと別れては自分達の教室へと向かうのであった……。

 

 

「……ユイさんとアイさんは兎も角…エリシアさんとセシリアさんもショウさん達の1個下だったんですよね……」

 

 

「結構忘れ去られた設定だ……」

 

 

「いや、設定言わないでくださいよ…」

 

 

ふとオスクロルはユイとアイはそうだがエリシアとセシリアも考えてみればショウの年下である事を思いだしてはそう言うのでショウはメタ発言をするのでハユルはツッコミを入れるのであった……。

 

 

「それはさて置き、私達も行きますよ!都合よく同じクラスになれたんですから…」

 

 

「多分グレゴリー君のインチキのお陰だろうな。こういう時はいい仕事するぜ~」

 

 

「いや、それ失礼だと思いますよショウさん……」

 

 

そしてハユルはそう言い、ショウはリアスに感謝……しているのかどうかは分からないがそう言いだすのでオスクロルはツッコミを入れた。多分リアスが魔法やら何かを使ってそうしてくれたのであろう……。

 

 

………そしてショウ達は自分達のクラスへと向かうのであった………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………あ~ちかれた………1限目終わって早速質問責めだったからなぁ……」

 

 

「そりゃあやっぱり皆さん転入生になれば気になりますよ。……でも茶熊学園の頃を思い出して楽しかったなぁ……♪」

 

 

「……………でも兵藤さんがまさかあんな方だったなんて……女子更衣室に覗きなんて………!」

 

 

「覗きまでやってんのは驚いたがアイツは筋金入りのエロ野郎だぜ。小学生の頃からおっぱいおっぱい言ってた位だし」

 

 

「…病気じゃないですか………」

 

 

「…ひでぇw」

 

 

そして学校初日が終わりショウは少し疲れた表情でそう言った。1限目終了後の休憩はクラスからの質問責めを受け、案の定2限、3限目の休憩も同じく質問責めみたいな状態であった……。しかしそんな雰囲気をオスクロルは茶熊学園の頃を思い出したのか少し楽しそうな表情となっていた……。

……一方ハユルはイッセーの本性を見たのか何処か怒りを浮かべた表情となっていた。……それもその筈イッセーとそのイッセーの友人である『元浜』と『松田』は体育の授業が終わった女子生徒の着替えを覗きに女子更衣室へと潜り込んでいたのだ。それがバレては女子から追い掛け回されていたと言う光景を見る事になったのだ。そんなハユルにショウは覗きまでやってたのは知らなかったが昔からそんな感じだった事を話すとハユルがストレートにそう言うので少しツボったのか笑ってしまうのだった…。

 

 

 

「おぉ、兄ちゃん!!遂に学校に来たんだな!」

 

 

「おぉ変態、来てやったぞ」

 

 

「会って早々変態って………否定できないけどさ………」

 

 

すると噂をしていると変態ことイッセーが現れてはショウの元へと来るのであった。

 

 

「……………………」ゴゴゴゴゴ……

 

 

「あ、あの…兄ちゃん………?彼女…姫川さんだっけ……?な、何かすげぇ俺睨まれてんだけど何かしたかな……?」

 

 

「そりゃあオメーの胸に聞いてみな?」

 

 

「……?」

 

 

するとハユルが滅茶苦茶イッセーを睨んでいるのでイッセーは少しゾッとしつつもその理由をショウに尋ねるもショウにそう言われたのでどういう事なのか「?」を浮かべるのであった。

 

 

「ところでオメーは部活……グレゴリー君の所で舎弟なんじゃねーのか?」

 

 

「いや…だからグレモリーだし舎弟って…いや、強ち間違っちゃいないけどさ………。兄ちゃん達はオカルト研究部に来るのか?」

 

 

「まぁ部員にはならんが暇な時には立ち寄るつもりだ。翔真もそうしてんだろ?」

 

 

「そうだなぁ……綾崎もそんな感じだろうな……。」

 

 

そしてショウがイッセーに尋ねるとイッセーはそう答える。確かにイッセーはリアスとリサラの下僕の転生悪魔の為に夜には悪魔の仕事をやっているのだ。そしてイッセーはショウにオカルト研究部に来るのかを尋ねると暇な時にはやって来ると言い、要するに翔真と同じ感じで立ち寄ると言う感じにするのであった……。

 

 

「ま、今日は初日だし……また明日にでも立ち寄るとするぜ。そんじゃあイッセー、明日の朝の特訓遅れるんじゃねーぞ?」

 

 

「うへぇ…そう言えば明日がその日だったなぁ……。お手柔らかに頼むよ~」

 

 

そしてショウはそう言っては明日の朝の特訓を約束してはオスクロル達と帰り、イッセーも明日がショウの地獄のトレーニングだと言う事を思いだし少し辛そうな表情をしつつそう言うのであった。

 

 

「…………天崎さん……明日…兵藤さんの特訓を行うのですよね……?」

 

 

「ゑ?あぁ、そうだがそれがどうしたんだ?」

 

 

「……明日、私も同行させていただきます!そのついでにあの変態行動の性根を叩き直してあげます!!」

 

 

「…いや、無理だと思うぜ…もしもアイツの変態が治ったら天変地異が起こるぞ……」

 

 

するとハユルはそう言いつつ明日のトレーニングに同行すると言いそう言うのでショウは疲れた表情で笑いつつそう言うのであった………。

 

 

 

 

 

 

 

………そしてその翌日……ショウの地獄のトレーニングにハユルが鬼コーチみたいな感じになった為にイッセーにとっては地獄絵図のような特訓になってしまったのは言うまでも無かった……。

 

 

 

 




今回はショウ達が学園に来ることになった話でした。……最近ハユルさん色んな意味で大活躍でっせぇ…wやっぱりこういったツッコミ役は一番動かしやすいですね…自分的にはw


それでは次回もお楽しみに!!



▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。