ハイスクールD×D 龍の力を持つ4人の戦士達   作:レタスの店長

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エーデさん、変態キャラ確定の巻きの回w




修行の終わりと休息の一時

 

 

「………さて……こんな感じでしょうかね?」

 

 

「……ぜー……ぜー…………はー……はー…………、……お……終わったか……」

 

 

ぶっ通し8日間の指導と言う名の容赦ない猛攻が終わり、エーデルワイスがそう言っては剣を収めるとショウは大の字になって倒れ込んだ。……8日間ぶっ通しと言う事もあった為にエーデルワイスの鎧も少しボロボロになってはいたがショウ程では無かった。……何故ならショウは上半身の服はもう無いに等しい程にボロ着れになっており、ズボンも長ズボンだったのが既に半ズボンみたいになる位にボロボロになっていたのだった……。

 

 

「…………とりあえず聞いておきましょうか………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………頭は冷めましたか?」

 

 

「…あぁ、冷めた冷めた。お陰でアイツへのイライラも完全に消え去ったぜ。……ぶっ潰す事には変わりねぇが……」

 

 

エーデルワイスがショウに尋ねるとショウは上半身を起こしては小さく笑みを浮かべてそう答えた。

 

 

「………アンタがこんな修行を行うとか言い出した時はどうしたんだろうかと思ったが……やっぱしお見通しだったって訳だったんだな……」

 

 

「当たり前です、私はあなたの師でありお姉ちゃんなんですから。………見た感じで落ち着いてはいるものの……その内心では怒りが爆発しそうな位にその焼鳥と言う男への怒りや殺意があった………そんな状態のあなたに修行を設けては指導や指摘を行っても身に入らないと思ったからです。」

 

 

「ははは…ちげぇねぇや。」

 

 

ショウはそう言う。……確かに普段のエーデルワイスの修行であればこのような模擬戦で容赦なく叩き込むような指導はしない為にショウが疑問を持っていたのだがそれをしている内にこの指導を行っていた理由をショウは把握したのであった。

 

………ショウが彼女に修行を頼み込んだ際にエーデルワイスはショウがライザーに怒りや殺意を抱いていたと言う事に気付いたのだ。見た雰囲気では落ち着いたような感じであるが内心ではそうでは無かったと言う事に………。そんなほぼ頭に血が上った状態で指導をしても身に入らないであろうと思ったエーデルワイスは少し断る事も考えていたのだがここはやはり頭を冷やさせるべきだと思いこのような指導を行ったのであった……。

 

 

「……それ程その焼鳥と言う男が魔王オスクロルに手を出したと言う事が許せなかったんですか…?……お姉ちゃん妬いちゃいますよ……」

 

 

「そう言う事だ。………確かにオスクロルさんは俺を母親代わりみたいな感じで見守ってくれていたが俺だって男だ……あんな美人と一緒に暮らしてちゃスキになっちまうわ。…確かにエリシアも琉綺も、ユイもアイも…そして咲夜達だって俺はスキさ、無論エーデさんもな………。でもな…幾ら母親代わりだったとてオスクロルさんの事も俺はスキなんだってこった……だから俺の女に手を出しやがったあの焼鳥だけはぜってぇに叩きのめすって決めたんだよ。」

 

 

「…………本当に罪な男なんですからあなたは………。でも私もそうですがそんなあなただからこそ私達も好きなんですからね♪」

 

 

「そう言われちゃ照れるな………」

 

 

そしてエーデルワイスは少しムスッとしながらそう言う。………そう、ショウがライザーに喧嘩を売った理由………オスクロルにも手を出したライザーに怒りが沸いたからであったのだ。……確かにショウはオスクロルに拾われ、母親代わりのような感じで育てられたようなものであったがオスクロルのような女性も好みであるショウも彼女に好意を抱いていたのだ。………確かに自分に付いてきてくれ、慕ってくれるエリシアたちも好きではあるが無論その中にオスクロルも居たと言う事だ。その為にオスクロルにさえも手を出したライザーには抑えきれない程の怒りや殺意が沸いた……そう言う事である。

……そんなショウに少し呆れつつも小さく笑みを浮かべてエーデルワイスがそう言うとショウはいつもの通り少し照れながら頭を掻いていた。

 

 

「……さて……指導はここまでにして……残った2日間はゆっくりと休むことにしましょう。この8日間のぶっ続け模擬戦で疲労は最大になっている事でしょうし……お姉ちゃんが癒してあげましょう。」

 

 

「……元々それが目的だったんじゃあないのか?」

 

 

「……………」ダラダラダラ

 

 

「ちんもくかい」

 

 

とりあえず指導はここまでにしてこの8日間ぶっ続けで動いていた為に疲労は最大になっていると思ったエーデルワイスはショウがレーティングゲームにてその疲労の影響を出さない為にもこの2日間は疲労回復に専念するようにと思いそう言う。……が、元々それがエーデルワイスの狙いだったんじゃないかとショウは思ったのかそう問うとエーデルワイスは汗をダラダラ流しながら目を逸らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

 

 

「うめぇ、やっぱしエーデさんの作った菓子は全般的にうめーな。」

 

 

「うふふ、喜んでもらえて何よりです♪」

 

 

その後、エーデルワイスの家へと戻り、エーデルワイスは久しぶりの客人……それも自分の大好きな義理の弟の為にアップルパイ等のお菓子などを振舞っては2人だけではあるがちょいと豪勢なお茶会となっていた。

 

 

「どんどん食べてください、甘い物には疲労回復の効果もありますからね。……でも食べ過ぎてしまえば昔の私のように太ってしまいますから気を付けてくださいね?」

 

 

「そう言えば昔にそんな事あったよな……それでダイエットの為に親父から剣術とかを学んだりとかしたんだっけ?…てか太ってたか?俺にはそう見えなかったぞ。」

 

 

「そうは言ってもお腹が少し出ていたんですよ?気付いてなかったのかも知れませんが……」

 

 

エーデルワイスがそう言うとショウは昔を思い出しつつも少し疑問を持ちながら問うとエーデルワイスは少し気恥しそうにそう答えた。……彼女はお菓子作りも好きであれば食べる事も好きであり、子供の頃にお菓子を食べ過ぎては見た所何の変わりも無かったが実は太ってしまったらしくダイエットとしてショウの父親から剣術等を学んだのだがそれが楽しかったのか剣の道に進み気付けば世界最強の剣士になった……と言うのも1つであった。

 

 

「………まぁ…昔は本当に楽しかったですね……。」

 

 

「そうだな……父さんも母さんも居て……そしてユイにアイ、エーデさんとも一緒に楽しく暮らしていたよな……」

 

 

そしてふと2人は昔を思い出す。……両親が生きていてはみんなで楽しく暮らしていたと言う事を……。それは勿論血の繋がっていないエーデルワイスにとっても暖かかった家庭であった………。

 

 

「……昔と言えば……昔は私の事をお姉ちゃんと呼んでくれていたのに、今は呼んでくれないのですか?」

 

 

「ゑ?いや…何かエーデさんの方がしっくりと来てな…」

 

 

「……呼んでくれないのですか…?」

 

 

(…何この可愛い世界最強の剣士?)

 

 

ふとエーデルワイスは昔の事を思いだしたと同時にそう言いだす。その事にショウは苦笑いをしつつもそう答えるが……エーデルワイスは少し涙を浮かべてウルウルした目を向けるのでショウは少しドキッとしながらも内心でツッコミを入れた。

……そして諦めたかのように息を吐き……

 

 

「……分かった、分かったよ、『エーデ姉さん』。」

 

 

「……♪」

 

 

「むにゅぅ!?」

 

 

ショウは諦めてエーデルワイスを『エーデ姉』と呼ぶ。すると嬉しかったのかエーデルワイスはショウをそのまま抱きしめた。その事にショウは驚きつつも彼女の大きな胸に顔を埋めるような形になってしまった。

 

 

(……何だろうな……オスクロルさんと良い…エーデ姉さんと良い……母さんに抱きしめられてるみてぇだな…。……やべぇ……何だか分からんが…すげぇ落ち着くし……眠たくなってきた……。………ちょっと…疲れてんだろうな……)

 

 

エーデルワイスに抱きしめられたショウはまるで母親に抱きしめられているような感覚を感じ、何処か安心したような感覚を覚え……修行の疲れが来たのかそのまま眠ってしまうのであった。

 

 

「…あ、ね、寝ないでくださいショウ!今晩はまだまだ長い夜なのに……もう……。……折角一緒にお風呂に入ってショウの言っていた体を擦り付け合う洗い方をお互いにし合おうと思っていたのに……仕方ありませんね、それは諦めて夜の楽しみの事を考えておきましょう……」

 

 

眠ってしまったショウにそう言うがショウは完全に眠ってしまったのでエーデルワイスはムスッとしながらも案の定そんな事を考えてはショウを自分の眠っているベッドへと運び込み、そのまま彼女はシャワーを浴びる為に風呂場へと向かったのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ん…?…どうやら寝ちまったようだな俺……」

 

 

数時間後……ショウは目を覚ます。先ほどエーデルワイスに抱きしめられた瞬間に疲れや安心感によって眠ってしまった事を把握した。そして辺りをキョロキョロするとどうやらエーデルワイスのベッドである事に気付き……この後何が起こるのかを把握したのか小さくため息を吐いていると……

 

 

ガチャッ

 

 

「……良かった、起きてくれたのですね。」

 

 

「………」

 

 

エーデルワイスが部屋に入ってくる。……その姿はタオル一枚を巻いているだけの状態であり、タオルの下は間違いなく生まれたままの姿であろうとショウは把握した。

 

 

「……さて…少し休めた様子ですし……お楽しみはこれからですよ♪」

 

 

「…あの……本当にすんの?」

 

 

「当たり前です!……折角来たと言うのに何もしないと言う選択肢はありません。……鍛えて欲しいと言う頼みが無ければこれが当初の目的だったのに……」

 

 

「………それが本音かよ……」

 

 

エーデルワイスはショウの隣に座っては色っぽい表情でそう言う。……その事にショウは少し赤くなりつつもそう問いかけるとエーデルワイスはムスッとしながら本音を暴露する為にショウはため息を吐いた……。

 

 

「それに…初めてじゃ無いんですしちゃんと避妊しますので……も…もう良いでしょう……?」ハァ…ハァ……

 

 

「………も、もうスキにして……」

 

 

「はい♡」

 

 

エーデルワイスはそんな事を言いつつ…欲望が抑えられないのか荒い呼吸をし始めるのでショウはもう諦めがついたのかそう言うとエーデルワイスは嬉しそうな表情をしつつ……ショウをベッドに押し倒すのであった………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………その夜、エーデルワイスのいやらしい喘ぎ声が家の中で響いていたのは言うまでも無かった………

 

 

 

 

 

 




はい、今回は修行が終わった話と少しの休息……そしてエーデさんが変態化する話でしたw幾ら義理とて結構不味い事してる気が…(と言いつつユイとアイはガチで血が繋がっているから今更感がありますが…w)

ちなみに今回白猫にて凱旋ガチャ引いたら念願の弓オスクロル出ましたwこれでオスクロルパが出来ますw(弓、斧、槍、剣)


それでは次回もお楽しみに!!


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