ハイスクールD×D 龍の力を持つ4人の戦士達   作:レタスの店長

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今回から月光校庭のエクスカリバー編になります。





第3章 月光校庭のエクスカリバー ~聖剣シリーズだと作者はリー〇派(どうでも良い)~
イッセーと翔真の黒歴史? ~懐かしきアルバムの写真と謎の剣~


 

 

~~数年前・川神市~~~

 

 

『クリスカ!』

 

 

『どうしたのしょうま?』

 

 

『これやるよ』

 

 

『これは・・・・・ダメだ!だってこれは……しょうまの大切な物だ…!』

 

 

『オレさ、川神市から出なきゃいけないんだ。引っ越しもそろそろ終わる・・・・・クリスカと別れるのはかなしいけど、必ず戻ってくる!だから言わせてクリスカ・・・・・約束するよ絶対に』

 

 

『しょうま・・・・うん。ぜったいに帰ってきてね』

 

 

幼い頃に交わした約束。『クリスカ・ビャーチェノワ』は翔真からもらったネックレスを大切に握りしめた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~兵藤家・一誠の部屋~~~~~~

 

 

放課後、オカルト研究部+翔真、シャルロット、ユリシア、アカメ、夜架、そしてショウ一行は一誠の部屋へとお邪魔していた。部活としての会議と悪魔稼業の会議という2つの重大の話をしていた………のだが……

 

 

「ほっ!はっ!よいしょっ!!」

 

 

「上手いじゃないのよショウ、このゲーム慣れてるのね。」

 

 

「スゲーよなショウ兄ちゃん……俺、このゲームはホーディでクリアしたけどガハーでクリアした事ねぇわ。しかも兄ちゃんノーミスだし……」

 

 

「たりめーよ、お前よくこのゲームやり込んだとか言ったな、ホーディでノーミスなんか手慣れてりゃ誰でも出来るぜ、このゲームはガハー市長でノーミスクリアしてこそ極めたって言えるんだぜ。」

 

 

「アタシも見てて驚いたわ。てかニホン版ってライが居ないのね……」

 

 

「そこが日本製と海外製の違いだろうな……アーケードじゃ3人使えたモンな。」

 

 

「……あの…会議の邪魔しないでもらえますかねぇ……?」

 

 

「あ、グレゴリー君お構いなく。」

 

 

「……てかイッセーも見とれてないで会議に集中しなさい!」

 

 

「あ、スミマセン。…聞いていないつもりじゃ無かったんスけど…兄ちゃんの操作がスゲェなって思っちまって……」

 

 

ショウはイッセーの部屋でゲームをやっていた。……『最後の戦闘』と言うベルトスクロールアクションゲームであり、どうやらイッセーも極めた(つもり)の作品であるがショウの方が一枚上手の腕前であった事にステラ達も見とれてしまっており、会議中であるのにも関わらずイッセーも見てしまっていた為にリアスに注意されるのであった……。

 

 

「……ゴホンッ…兎に角…皆順調で何よりね。一誠はまだ少ないけどまだこれからよ。リサラと一緒に頑張りなさい。」

 

 

「うっす!」

 

 

「話を取り敢えずこれでおしまいね。翔真やシャルロット達も付き合わせて悪いわね。」

 

「別にいいって」

 

 

「そうだよ。それにボクらにも関係ある事だし話を聞いとかないとね。」

 

 

「でも悪魔って大変よねェ?」

 

 

「それが定め」

 

 

「フフフ」

 

 

「そう言うこった……よっと!…グレゴリー君が気にする必要はねぇ…ぜっ!」

 

 

「いや、アンタは終始ゲームしてたじゃないの!」

 

 

リアスは気を取り直すかのように咳払いをしてはイッセーにそう励ますように言い、翔真達にも付き合わせてしまった事にそう言うと翔真達はそう言いつつも悪魔稼業や悪魔社会も楽じゃないという事を知った。

一方会議中にゲームしていたショウがそう言いだす為にリアスは案の定ツッコミを入れるのだった…。

 

 

「……それはさて置き、まさかエリシアさんが王族…しかもかのヴァーミリオン皇国の血筋持ってるのは驚いたぜ……。しかも旅行から帰ってきてはそのお姫様まで連れて来るし……」

 

 

「……俺も昔に噂程度でしか知らなかったからマジかとは思わなかったぜ…。」

 

 

「あはは……驚かせてしまってごめんなさい……」

 

 

「…でも大丈夫なのかい?……ステラ皇女は…仮にも皇女様だから学校に来たら大騒ぎに……」

 

 

「その辺は大丈夫よ。丁度髪切ったからパッと見じゃ分からないだろうし、それにこっちではエリ姉の妹…『ステラ・ヴェルモンド』って名乗るようにしてるから。」

 

 

「……まぁバレるような事があれば記憶操作とかすりゃあ良いんじゃね?」

 

 

「なるほど、名案ですわショウさん!」

 

 

「サラッと恐ろしい事言いませんでしたかショウくん!?てかセシリアさんも賛成しないで!?」

 

 

そしてイッセーはエリシアがヴァーミリオンの血筋を持っている事に驚き、昔からの友人でもある翔真も噂程度でしか知らなかった為に少し驚きの様子を見せていた。その事にエリシアは苦笑いをしつつも軽く謝るのであった。

一方木場がステラの身分的に学校に来れば大騒ぎになるのではと思いそう言うとステラはショウの元にいる間はエリシアと同じくヴェルモンドの名を名乗り『ステラ・ヴェルモンド』と名乗る事にしていたのだ。……あと、覚悟を見せる為に髪を切ったが故にショートヘアーになった為に丁度いい変装みたいな感じになった事をステラはそう言うのだった。……するとボロが出ればバレた人間の記憶操作をするとショウが言い出し、セシリアも同感する為にハユル達はギョッとした表情でツッコミを入れるのだった…。

 

 

 

コンコンッ

 

 

「皆~!お茶持って来たよ~!あれ?お姉ちゃんも来てたんだね!」

 

 

「ああ、クロメ。元気そうだな」

 

 

「私はいつも元気だよ。アーシアも久しぶり!」

 

 

「久しぶりですクロメさん!」

 

 

「こんなに大勢の人が来るなんて……お母さん嬉しいわ」

 

 

「あ、おばさん、お邪魔してるっスよ。」

 

 

「ショウくんもいらっしゃい。ゆっくりしていってね。」

 

 

部屋に入って来たのはクロメとイッセーの母親であり、クロメはアーシアと久々に再会し、アカメとも会った事で気分は上がっている様子であり、イッセーにこんなに友達が居るという事に母親は感涙したのかハンカチで目元を抑えていた。

 

……因みにショウが生きていた件についてだが案の定イッセーの両親に会いに行った際には両親からは抱きしめられて大泣きされた程であった。そしてリアスも気付いていたがショウの両親もとんでもない血筋故にイッセーの両親も実はとんでもない人物達だというらしいが……話すのは後ほどにしよう……。

 

 

 

「それより母さんいい物持ってきたけど皆で一緒に見ましょう!はい!」

 

 

するとイッセーの母親が持ってきたのは……アルバムでありこのアルバムには0歳~14歳という間のイッセーの成長がぎっしりと詰まっていたモノであった。

 

 

「お母様・・・・もしかしてそれは一誠の!」

 

 

「一誠君のあんな所やこんな所までもが見れる・・・・・アルバムですね!」

 

 

「私さっきチラッと見せてもらったけど小さい一誠も良かったよ~」

 

 

「それは是非見てみたいな」

 

 

一番に食い付いたのはリサラ、夕麻、イザベラであり、この兵藤家に来て間もないリサラやイザベラとしては是非見たい物であった……。

 

 

「やめろォォォ!!恥ずかしいから見ないで~!!」

 

 

「翔真、祐斗・・・・リサラ達の為にもお願い」

 

 

「わりぃな一誠。リアスさんの命令だから恨むなよ」

 

 

「ごめんね一誠君。悪気は全くないから」

 

 

「離せ!この裏切り者ォォ!!」

 

 

流石に恥ずかしかったのかイッセーは真っ赤になりながら止めに入ろうとするもリアスの命令で翔真とシャルロットがイッセーを止める為にイッセーは真っ赤になりながら大騒ぎするのであった……。

 

 

「ハハハ、別にアルバム位で恥ずかしがる事ねぇだろうよ。確かに子供の頃の写真でも(ピー)丸出しのがあったら恥ずかしいだろうけどな…」

 

 

「ちょ!?発言に自重しなさいよショウ!?///」

 

 

「…あ~さっきチラッと見せてもらった時に全裸で(ピー)丸出しだったのがあったなぁ……」

 

 

「…クロメぇぇ!?」

 

 

「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!///」

 

 

そんなイッセーにショウは他人のようにヘラヘラと笑いつつそう言うも発言が発言だった為にステラが真っ赤になりながらツッコミを入れるもクロメは照れくさそうにそう言うが同じく発言が発言だった為にアカメもギョッとした表情となる…。それを聞いたイッセーは真っ赤になりながら翔真達を振りほどこうとするもガッチリホールドされている為に段々と抵抗は無くなり、真っ白に燃え尽きたような表情となった……。

 

 

「……でも一誠君だけだとフェアじゃありませんわね…。そうだ…幼き翔真君の写真もありますけど・・・・」

 

 

「…ファッ!?」

 

 

「「「「・・・・!!」」」」

 

 

すると朱乃はそう言いつつもニコニコしながら何処から取り出したのか…手元にアルバムを取り出す。その事に翔真はギョッとしてしまうもそれを見たリアス、アーシア、アカメ、シャルロット、ユリシアの眼差しが光りだした。

 

 

「さ…させるかぁっ!!」

 

 

「そうは行くかッ!」

 

 

翔真は朱乃からアルバムを取り上げようとしたが虚しくも一誠に阻止されてしまった。

 

 

「うふふ・・・・・まずは私としょう君のお風呂の写真を・・・・はい」

 

 

「か、可愛いですぅ!!」

 

 

「・・・・・うん」

 

 

朱乃が見せたアルバムの写真……それは翔真がまだ12歳の頃、朱乃と仲良くお風呂に入っている写真だった。幼さが残る写真の翔真にアーシアとアカメの心はイチコロだ。

 

 

「そしてこれが昨日のお風呂の写真ですわ」

 

 

 

「「「「・・・・!」」」」

 

 

 

「ちょっと待って!なんでお風呂しかないの!?てか昨日っていつ撮ったの!?・・・・・つうか何で黙ってんの!?」

 

 

リアス、シャルロット、ユリシア、夜架は昨日に撮影された翔真の傷1つないボディーに顔を赤くした。

 

 

「イヤァァァァ!!お嫁にいけない!」

 

 

「綾崎……その気持ち分かるぞ。」

 

 

顔を真っ赤にしては地面でのたうち回る翔真にイッセーは同情するかのようにそう言う。

 

 

「んだよ過去のアルバム位で騒いじゃってよ……良いじゃねーか幼き頃の思い出なんだし結婚式とかになったらお披露目されるんだからよ…」

 

 

「じゃあお前のも見せろよショウ!!お前だけ見せないなんて不公平だぞ!」

 

 

「そーだそーだ!!」

 

 

「俺のは燃えて無くなったんだよ、家族と一緒にな」

 

 

「「………スンマセンでした………」」

 

 

そんな2人にショウがそう言うと翔真とイッセーはショウにもアルバムをみんなに見せろと騒ぐもショウはそう言い……流石に笑い話ではない理由だった為に素直に謝罪をするのであった……。

 

 

………そんな感じで騒いでいる3人を尻目に木場がアルバムの写真を見ていた……その時だった……

 

 

「……!?………こ……これは……」

 

 

木場はイッセーのアルバムにある写真を見て驚きの表情を浮かべつつ……そして次第に表情が暗くなっていた……。

 

 

 

 

………その理由は分からないが……木場の見ていた写真……それは幼き頃のイッセー、ショウ、そして友人であろう少年が写っているその背後に……剣らしきモノが飾られていた………。

 

 

 

 




はい、完全にどこかのシャルロッ党さんの所と同じ内容になってしまいましたが第1話でした。………まぁ今回はショウも加入したという事で更にカオス回になるかと思います。


それでは次回もお楽しみに!!



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