チームRWBYのホグワーツ魔法学校青春記   作:ユックリ殿

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プロットもなんもないので連載は無理です。


チームRWBYのホグワーツ魔法学校青春記

そこは、イギリスの辺境にある、ホグワーツ魔法学校の図書館である。

 

「———えないわルビー!結局のところ、それはメインではなくってよ!」

 

非常に珍しい光景だ。特に、昔からホグワーツに勤務している教師からすれば、尚更である。

 

「そもそもカボチャはメインにはなれないよ!そんな話してないよ!」

 

ホグワーツには4つの寮が存在する。正義感のある生徒の集まるグリフィンドール、頭脳明晰な生徒の集まるレイブンクロー、心優しい生徒の集まるハッフルパフ、そして狡猾な生徒の集まるスリザリン。

まるで、水と油、磁石のN極とS極の様に、グリフィンドールとスリザリンの生徒はソリが合わず、基本的にはソリを合わせようともしない。だからこそ、その光景は珍しいといえよう。

 

「…ルビー、カボチャには炭水化物が豊富らしいから、主食とも言えるんじゃない?」

「そう!その通りですわブレイク!」

その四人用の席に座っている生徒達のローブに は綺麗に4つの色に分かれていた。それぞれ、赤、緑、黄色、青だ。

その席はグリフィンドール生のルビー・ローズ、スリザリン生のワイス・シュニー、ハッフルパフ生のヤン・シャオロン、レイブンクロー生のブレイク・ベラドンナが占領し、口論を続けていた。

 

「それは違うよブレイク!カボチャには美味しい料理が沢山あるけど、そのほとんどはデザートの筈だよ!今お姉ちゃんが食べてるカボチャパイもデザートでしょ?!」

「そうだぞーブレイクー。そんなことよりコレ食べないお二人方?私1人じゃ、貰ったはいいけどこの3人用カボチャパイ食べるの辛いんだけど?」

「「いいから静かにしててヤン(お姉ちゃん)!!」」

「大丈夫だよヤン、貴方ならきっと成し遂げられる。」

「そりゃ一口も触れてないから言えることだよブレイク…」

 

 

ひとえに、この4人が口論を続けられる関係になったのは入学時のホグワーツ特急が理由だろう。ルビーとワイスから言わせれば初日は最悪な日とも言えるが。

 

—————————————

 

ルビー・ローズ、齢9歳の誕生日のことである。

姉であるヤンが11歳になり、ホグワーツへ入学が決定した。故に2人姉妹の妹であるルビーは1人自宅に残ることになる。勿論、クロウという叔父がいるが、幼いルビーには悲しいことだった。なので、この9歳の誕生日はルビーにとって比較的重要な案件だった。

朝食の恒例となっているトーストを齧りながら自宅のポストの中身を確認すると、シールやら何やらでデコレーションされた友人からの手紙を数枚見つけ気分が高揚するのを自覚した。が、一つだけ、雰囲気のまるで違う、格式張った手紙…しかも自分のフルネーム、住んでる部屋まで丁寧に書いてあった。だがそんなことはどうでもいい。大事なのは、その手紙の送り主は『ホグワーツ魔法学校』と書いてあったこととタイトルが『入学許可証』だったことだろう。

 

「…えっ?ちょっ…えっ?」

 

 

 

 

 

 

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晴れて前代未聞の飛び級を果たしたルビーは妹と共に入学出来ると大はしゃぎしていたヤンを横目に、キングス・クロス駅へと辿り着いた。だが、そこまでは当たり前なことだが、叔父が取ってきてくれたチケットには9と4分の3番線と書かれており、姉妹2人して目を丸くした。解説を叔父に求めるものの、

「ホグワーツからの最初のクイズだ。自分らで解いてみな。」

と完全に教える気がない。なので、大事なのはここからだ。このチケットの謎を解かねばなるまい。幸いにも時間はまだある。

 

頭を捻りつつ、9番線と10番線を往復して早くも5回目。比較的楽天家な姉は、何とかなるだろ、と余裕を見せているが、クイズが得意ではないルビーは見るからに焦っていた。何かないものか、何かヒントが…必死で周りを見回す、見回す、見回す…

 

…だからだろう、その瞬間を見ることが出来たのは。

真っ白で少し短めのドレスを着込み、ハイヒールをカツカツと鳴らし、気取って歩く、自分と同じぐらいの女性(同性のルビーでも一瞬見惚れるほどの美貌だった。)が柱に吸い込まれていくのを発見できたのを。

 

「おー…ねぇルビー。今の見た?」

「…うん、キチンとこの目で見たよお姉ちゃん。」

 

今の風景が幻覚でないことを2人で確認し、その人を吸い込んでいった柱を注視すると、何ということだろう。1人、また1人とそれに吸い込まれていくではないか。

 

「へぇー…おさきっ!」

 

ヤンは元々チャレンジ精神旺盛な人だ。故に、ルビーを尻目に柱に突っ込んでいくのは容易に想像できるだろう。

何も異変がなかったかの様にヤンが柱に消えていくのを見て、ルビーも遂に突撃する覚悟が出来た。

 

そして、ルビーはホグワーツ魔法学校へと旅立っていった。

 

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