転生したのはいい...けどなんでゼットン?しかもノイズ   作:蝙蝠男

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やっぱりハイパーゼットンって強い。






決着

向き合うアヌンナキとゼットン。互いの体からは光のオーラと闇のオーラが溢れ出していた。

 

(なんと恐ろしいオーラ...確かに彼は危険だ。ここで何とかして倒さねば...)

 

アヌンナキはゼットンを最大の敵と認識し、警戒を強めるが、それはゼットンも同じだった。

  

コイツ...今までの奴と違う。相当強いな。

 

アヌンナキから放たれる光のオーラとゼットンから放たれる闇のオーラがぶつかり白と黒の雷が周囲に降り注ぐ。それから睨み合うこと5分。アヌンナキが先に動いた。

 

「はっ!」

 

アヌンナキは武器ではなく、様子見として拳でゼットンの攻撃した。狙うは顔面。どんな生物でも顔に攻撃を受ければ怯んで隙が生じるからだ。それに対しゼットンは、

 

「何?」

 

動かなかった。手加減したとはいえアヌンナキの拳はゼットンの顔面に直撃する。これには流石のアヌンナキも驚いた。ノーガードになるとは思っても見なかった。

 

 

この程度か?

 

 

しかしゼットンにはダメージもなく、拳が顔に当たったまま、アヌンナキの即頭部を殴る。

 

「ぐあぁ!」

 

衝撃で横に吹っ飛ばされるが、なんとか体制を立て直す。

 

(彼が強いのは分かっていたのに...少し甘かったか)

 

「しゃっ!」

 

アヌンナキは右縦拳でゼットンの胸をなぐろうとするがゼットンはその腕を払い除け、アヌンナキの胸に腕を突き出す。今度はアヌンナキは腕を掴み、引き寄せ投げ飛ばす。ゼットンを地面に叩きつけ、アヌンナキは後ろに下がる。地面に叩きつけられたゼットンは倒れた状態から飛行能力を使いアヌンナキの足に体当たりを仕掛ける。

 

「何っ!?」

 

アヌンナキはギリギリで飛び上がり回避するが無防備状態になってしまう。

 

 

燃えろ

 

 

ゼットンは暗黒火球を放つ。放たれた暗黒火球はアヌンナキに直撃する。

 

「っ!不味い!」

 

アヌンナキは防御壁で暗黒火球を防御する。

 

「何という威力だ...これ以上は出し惜しみしてはいられないな」

 

流石にこれ以上は危険と判断し、アヌンナキは武器を取り出した。(アヌンナキの武器は読者が好きな武器で)

 

 

再びアヌンナキとゼットンは向き合い、同時に走りだす。

 

「むぅん!」

 

アヌンナキの武器とゼットンの腕が激突する。すると、ぶつかったゼットンの腕に光の輪が出現した。

 

 

何だ?アイツの武器の能力か?

 

 

ゼットンは光の輪はいったいどんな能力なのか考えるが、後回しにして戦闘を続ける。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ハァ、ハァ、ハァ...」

 

 

コイツ...強い...

 

 

お互いの体は傷だらけの状態だった。このままでは共倒れになると考えた両者は立ち上がり、走り出す。このまま互角の勝負が続くのかと思いきや、アヌンナキの武器が光の輪に触れた瞬間、勝負が動いた。

 

 

グアアアアアア!

 

 

光の輪が爆発し、ゼットンに大きなダメージを与える。さらにアヌンナキは追い打ちで光の輪を斬りつける。さらなる爆発により、ゼットンは吹き飛ばされる。吹き飛ばされたゼットンにアヌンナキは再び光の輪をつける。それに対しゼットンはアヌンナキを蹴り飛ばし、距離をとる。

 

 

 

あの光の爆発...なんて威力だ。このままだとこっちか負ける!一気にケリをつけるしかない。

 

 

両者はここでケリをつけなければと考え飛び上がり、全力の技を放つ。

 

 

       終炎

 

 

 

 

       聖光

 

 

互いの技がぶつかり、大爆発が起きる。爆発が終わると、アヌンナキとゼットンは倒れ伏していた。両者は立ち上がろうと力を込める。

 

「あなたはここで私が倒す!」

 

 

まだ...だ。まだ倒れちゃダメだ!ラギュくんとの約束を...守るんだぁぁぁ!

 

 

両者は何とか立ち上がる。先に仕掛けたのはゼットンだった。だがアヌンナキが体に力を込めると光の輪が鎖となってゼットンを拘束した。

 

 

何だこの鎖。動けない...

 

その鎖はゼットンの動きを完全に封じた。

 

「今の私では勝てないのでね...あなたを封印することにしました。あなたの存在はあまりにも危険すぎます」

 

そう言ってアヌンナキはゼットンに触れる。するとゼットンの体が石化していった。

 

 

違う...僕は...僕はただ、友だちが...友だちが欲しかっただけなのに...

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

戦争が集結してからアヌンナキは悪夢を見るようになった。それは、ゼットンに殺される夢だった。その夢を見てからアヌンナキは変わった。完全な存在たるゼットンを恐れ、完全そのものを恐れるようになってしまった。

 

その矢先に人間が自分に近付こうとしていたのを知った。それはアヌンナキに動揺を与えた。

 

「人間が私と同じ領域に立つというのか?」

 

それは人間が完全な存在へと至ることを意味する。完全な存在を恐れるアヌンナキにとってそれは受け入れがたいことだった。故にアヌンナキは人間から共通言語を奪い、呪詛を施した。人間が自分と同じ領域へと上がれないように。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

石化したゼットンは様々な世界を彷徨っていた。そんな時だった。浮遊しているナニカを見つけた。それはネフェリムの爆発により、バビロニアの宝物庫から吹き飛ばされたノイズだった。

 

 

君は...僕も同じだね。みんなに否定されて...誰にも必要とされない...悲しい存在だ。

 

 

ノイズはゼットンを見ていた。

 

 

おいで。君は僕と一緒だ。だから一緒にいよう。

 

 

するとノイズはゼットンに近づき、触れた。するとノイズとゼットンが融合し始めた。

 

 

良かった...これでもう一人じゃない。

 

 

また更に彷徨い始める。すると今度は体から抜き出た人間の魂を見つけた。その魂からは映像が流れていた。自らの命を燃やして歌を歌い、人を救った錬金術師だった。そしてその魂はそれを見て泣いていた。

 

 

そうか...君は大切な人を守れなかったのか...じゃあ君に僕の力を託すよ。勝手かもしれないけど今度はその人を守ってあげてくれ。

 

 

そうしてゼットンは今作の主人公と融合した。そして物語は1話に続く。

 

 




次回から本編に戻ります。

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