もしも次に会えた時....   作:T0の側近
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原作通りにいきますか


第1回、高原の家喫茶店!

さぁさぁ、今年もやってまいりました。祭り!村のみんなが1年で1番盛り上がると言っても過言ではないこの日。家族のみんなは初参加となる。なんとなくアイツも来そうだな。ここの祭りは2日間開催になっている。そして、今は祭りの準備をしているのだが、毎年村長さんは俺たちにあることを言ってくる

 

「おぉ、高原の魔女様。今年は何か出店していただけませんか?」

 

こういうことである。毎年、俺達は村の人達の自主性が失われることを危惧して、店は出していないのだ。

 

「すみません。今年もちょっと...」

 

アズサは申し訳なさそうに断りを入れる。

 

「そうですか....それは残念ですなぁ」

 

村長さんも少しガッカリした感じがする。んー、やってもいい気がするんだけどな。1回くらい。

 

「お店屋さんできるの?ファルファしてみたーい!」

 

「シャルシャも....社会体験としてやってみたい」

 

しかし、意外なことに娘達が興味津々なご様子。

 

「うーん、そうだなぁ....あっ!吹き抜けの広い共有スペース!あそこを使って喫茶店が出来るかも!」

 

「おい、やる気じゃないか」

 

「だって、2日間開催だし、1日目にやればメインとも被らないから大丈夫じゃない?」

 

「なるほど....うん。それならいいな」

 

「よし!じゃあ、私達は祭りで、喫茶店をしよう!」

 

ということで、俺達は祭り1日目に喫茶店を開くことになった

 

 

ハルカラはドリンクを、ライカは食事系のメニューを考えていく。俺とアズサとファルファとシャルシャはテーブルを並べていく。吹き抜けのスペースだけにして、人が入りきれないってことにならないように少し外にも出すことにした

 

あと、大事なのが給仕服。イメージだけど、今回はそのイメージを適用させようということで仕立ててもらうことにした。まさかのファルファとシャルシャの分まで仕立てることになったのは予想外だったけど、まあ、よしとする。とりあえず7人分+予備を発注したので10着注文した。それぞれの給仕服姿のお披露目は当日ということになった。ライカが乗り気ではなかったように見えたのは気のせいか?

 

 

 

そして今日、喫茶『魔女の家』がオープンする日になった。1日限りだけど。どうせ来るだろうと思ってたから最初から呼んだ

 

「わぁ、給仕服ですか!いいですね!着てみたかったんです!」

 

ガブリエル、通称、ガブ」

 

「何が通称ですか!」

 

「あ、ごめん声に出してるつもりはなかった」

 

ガブ相手の時は心の声が漏れてることが多い気がする。

ガブリエル。何故かクリスマスの時に家を訪ねてきたときに知り合った。実は、ほぼ毎日のように来ているので家族のようなものである。容姿は、緑の長い髪に郵便配達の人である。クリスマスの時はサンタコスになってもらったのだが、すごく似合っていた。多分、どんな服でも似合うんだろう

 

「まあ、いいです。とりあえず女性陣と着替えてきますね!」

 

ガブが走って行ってから

 

「....そういえば男性ってこの面子だと俺だけだな」

 

そんなことを呟いたのだった

 

 

 

さて、俺も着替え、みんなも着替えて戻ってきた。さて、感想を言っていくとしようか。まず、シャルシャとファルファ。うん。普通に可愛いですね。具体的にどうのこうの言うより、ただ一言。可愛い。

えー、次、ハルカラ。そういう店で働いてきてください。はい。次

 

「私の説明雑じゃないですかぁ!?」

 

「うるせえ。ちゃんと採寸してもらわないお前が悪い」

 

「ちゃんとしてもらってこれですよぉ!」

 

「店の人がそっちの方がいいって言ってたんですよぉ!」

 

「それは、ごめん」

 

....えー、気を取り直して、次。アズサ。んー、なんというか。アレだ。

 

「普段の服とは全然違うけど、これはこれで似合うね」

 

「お!ありがとう。最近褒めてくれなかったのに、珍しいじゃない」

 

「俺だって褒める時は褒めるさ」

 

「へぇー。ありがとね!」

 

2回目のありがとうは満面の笑みで言ってくれた。やっぱり笑ってくれる方がいいな。給仕服似合ってるし。アズサの容姿とはちょっと合ってない感じもするけど、まあ、可愛い。日本のメイド喫茶にならいる気がする。行ったことないから知らないけど。好きな人は好きなんだろう

次はガブ。予想通りっちゃ予想通りなんだけど、似合う。振袖の時みたいに髪はまとめてるから、邪魔になることもなさそうだ。

 

「ガブって基本、何着ても似合うよな」

 

「なんですか?それは褒めてるんですか?」

 

「褒めてる褒めてる」

 

「....ありがとうございます!」

 

うちの女性達は笑顔が可愛い。

さて最後はライカ。

 

「あの....変じゃないでしょうか?」

 

ライカを見た瞬間、俺とアズサはしゃがみこんでしまった

 

「天使....いや、神がいる....」

 

「おしとやかだし、ガブより天使らしいかもしれん」

 

「本職の天使より天使らしいって....ヤバいね....」

 

「あの....さすがに今のライカさんに勝てる気はしないです...」

 

比較されたガブも負けを認めた。いや、天使としてもうちょっと張り合えよ

ライカ本人の話によると、地元で演劇をやった時に給仕服を着たらしいのだが、今と同じ反応を周りにされたのだとか。感性が尖った人でない限りこういう反応を示すだろうから、仕方ないと思う

 

開店の準備をしていると、外にテーブルを出しに行っていたアズサとガブが戻ってきた。

 

「みんなー!開店は10時の予定だったけど、お客さんが結構並んじゃってるから、9時開店でも大丈夫?」

 

「ドリンクはいけます」

 

「料理も大丈夫です!」

 

「テーブル拭きもファルファとシャルシャがいるからなんとかなるぞ」

 

「私はテーブルとかもうちょっと持ってきますね!」

 

「大丈夫そうだね」

 

それから数分後

 

「喫茶『魔女の家』、予定より早くなりますが開店します!」

 

『よっしゃきたぁぁぁ!!』『待ってましたぁ!』などなどいろんな声が聞こえてくる。声のボリュームが店が開店する時の大きさじゃねぇ....

大量の客が来たが、なんとか全員で協力してさばいている。俺とライカは基本的に料理を作っている。ライカはたまにウエイトレスもしている。俺?俺はずっと厨房だよ。みんなの目当ては可愛い女子。俺が出てもガッカリするだけだろう。なんなら、男どもからは殺意を向けられるかもしれん。それくらい家の女性陣の人気は高い

 

「双子のウエイトレスさん頑張ってー!」

 

「ハルカラちゃん...いい」

 

「高原の魔女様のウエイトレス姿もいいなぁ」

 

少ない店員で回しているので全員のことが目に入るのは利点だな。大変だけどそれぞれの人気は上がるし、頑張ってもらおう

 

「あれ?あんな子いたっけ?」

 

「どの子?」

 

「ほら、緑の髪の子」

 

「あっ!あの子か!」

 

「そうそう。見たことないんだけど....」

 

「確かに....でも、可愛い!」

 

『分かる』

 

初登場のガブリエル先輩も人気を得たようだ。よかったよかった。

 

「ライカー!この料理5番のテーブルに頼む!」

 

「わかりました!」

 

ライカがフロアに顔を出した時、お客さんの視線がライカに集まった

 

「あれは...天使....?」

 

「いや、神だろ」

 

「何を言ってるの?女神でしょ?」

 

「やっぱライカちゃんだな」

 

「激しく同意」

 

「可愛さの塊」

 

『それな』

 

「ハルカラちゃんもいいんだけどなー」

 

「それは何?胸を見て?」

 

「いやいや、お姉さん的な雰囲気を醸し出してるっていう意味で」

 

「なるほど」

 

『分かる』

 

「双子ちゃんも応援したくなるよね」

 

「一生懸命さが伝わってくる」

 

『それな』

 

「魔女様....魔女様は....なんだろ」

 

「普通に可愛い?」

 

『それだ』

 

ちょっアズサの....アズサのコメント....おもしろ

 

「緑の子も不思議な感じだよな」

 

「元気だけど、それだけじゃないっていうか」

 

『なるほどわからん』

 

分からんのかい

 

「やっぱ、ライカちゃんが一番だな」

 

「少なくとも、ウエイトレスとしてならライカちゃんだ」

 

『異論は認める』

 

ライカが顔を出すとこういうことも起こったのだが、順調に進んでいった

 

「いらっしゃいませ....って、なんだベルゼブブか」

 

「なんだとはなんじゃ。客じゃぞ?」

 

「悪いんだけどさ、ちょっと手伝ってくれないかな?」

 

「なに?なぜじゃ?」

 

「ファルファとシャルシャの体力が限界に近いんだよね」

 

「任せておけ!給仕服はどこじゃ!」

 

「奥の部屋にあるから着替えてきて」

 

「分かった!」

 

こうしてベルゼブブが手伝いとして加わった。16時頃から徐々に客足が少なくなっていき、閉店時間の18時頃には最後の客も帰っていった。なんとかさばききることが出来たので打ち上げをしようかな。今から

「いや〜、なんとか最後までやりきれましたね」

 

「そうだね。今回はベルゼブブのおかげかな?」

 

「そうじゃそうじゃ!もっと感謝してもよいぞ」

 

「それでは、これを感謝の気持ちとして」

 

そう言ってライカは皿をベルゼブブに出す。オムライスだ

 

「おお!今日はこれを食べに来たのじゃ!」

 

「みんなも座って。打ち上げ用の料理出すから」

 

「え!?セイヤが!?」

 

「いろんなのを準備したから、好きなのを食べてくれ」

 

『ありがとう(ございます)!』

 

「いいってことよ」

 

並べた料理は、オムライス、あんかけチャーハン、ステーキ、サラダ、パンケーキetc....

好みが分かれるし、疲れ具合によっても食べたいものは変わるだろうから、いろいろ作った。もちろんデザートも

 

〜1時間後くらい〜

 

 

『ご馳走様でした』

 

「今日はありがとうな。ベルゼブブ」

 

「うん。ほんとに助かったよ。ありがとね」

 

「かまわん。そのかわり、楽しいことがあったら次は呼ぶのじゃぞ」

 

「分かった。なんとかするよ」

 

「では、また」

 

そう言ってベルゼブブは飛んでいった。最強の助っ人だったな

 

「ガブもありがとう」

 

「いえいえ、疲れましたけど楽しかったですから!」

 

「それはよかった。明日も来れるか?」

 

「大丈夫です!休暇の申請はしてきましたから!」

 

休暇を使わせるのは少し心苦しい....が、本人が楽しそうだから、よかった

 

「よかった。じゃ、また明日」

 

「はい!おやすみなさい!」

 

ガブも飛んでいく。

 

今日はみんな頑張ったから、俺が1人で後片付けをする。みんな風呂に入って寝てるだろうし

 

明日は1日中遊べるし、楽しもう





結局、原作通りになりましたね。この先1ヶ月ほど投稿出来ないと思います。色々事情があるので。失踪はしないので気長に待っててください


次回予告です。1日目に喫茶店を大成功させた高原の魔女ファミリー+ONE。2日目はひたすらお祭りを楽しむことにした!

次回、まだまだ終わらない!?お祭りで大爆走!

お楽しみに

(活動報告見てください)




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