幻想郷でほのぼの暮らしていくお話し   作:ドンだ~

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関係ないけど雑談。なんかサラダチキンにハマっちゃったのよね。アレ美味しいよね。


妖夢のパーフェクト剣術教室

妖夢「すみません。おまたせしました。」

 

(じん)「いや、そこまで待ってないよ。」

 

寝間着姿だった妖夢は服を着替え、刀を持ってきていた。とはいえ、寝起きだったので頭にアホ毛がぴょんと立っている。

 

(じん)「というか、俺がこんなに早く来なきゃよかったな。」

 

妖夢「いえ、剣術を鍛えるには早朝の訓練が良いんです。…もっとも、私が言えることではないですけど…。」

 

(じん)「そうだな。よし、それじゃあ行くぞっ!師匠!」

 

妖夢「えっ!?師匠!?」

 

(じん)「はぁぁぁぁぁ!!」ガキィィィン!!

 

俺は剣をすぐさま抜き、フェイント混じりの攻撃をする。

 

妖夢「急にビックリしましたよ…。まさか師匠と呼ばれるなんて…」

 

だが、妖夢はピクリともに動かずに俺の剣を受け止める。

あ~あ。弾幕ごっこならいとも簡単に倒せるのになぁ…。ま、剣術できたらカッコよくね?って思ったからやってるんだけども…

 

(じん)「やっぱそう簡単にはいかないわな。『魔人化』!」

 

俺の額に小さな紋様が現れる。

ん?何故『魔神化』じゃなくて『魔人化』にしたかだって?『魔神化』だと威力が大きすぎるのだ。『魔人化』程度がちょうど良い。ってなわけで『魔人化』したのだけど…

 

妖夢「まだまだですね。前回よりは良くなってます。でもそれじゃあいつまで経ってもダメですね。ここをもっとこうやって…」

 

妖夢がお手本を見せる。妖夢のお手本は刀を魅せるようなそんな美しさがある。剣術もそうだ。威力だけではない。刀に魅力があるからこそ剣術というものは目立つのだ。

あくまで自分の意見だけどな。

 

(じん)「もっと…こうか…?」

 

妖夢「違いますよ。こうやってするんです。」

 

妖夢は後ろに回り込み、俺の手首を持って指導する。

妖夢の手柔らかっ!

 

(じん)「なるほど…」

 

俺は妖夢の言われたとおりに腕を動かす。

 

妖夢「そうです。刀は手首を使ったり、足腰を使ったりすることで上達します。私じゃまだ出来ないけど…おじいちゃんは時を斬れたっていいますし…」

 

おじいちゃん…。ああ、妖忌のことか。俺の親父の師匠なんだっけ?

 

妖夢「でも(じん)さんなら剣術を極められると思うんですよね。なんてったって御劔さんの息子さんなんですし。」

 

(じん)「クソ親父の事か…。」

 

妖夢「クソ親父…。なんてあなたがそういう風に蔑んでいるかは分かりませんが、貴方なら出来ますよ。」

 

(じん)「そうか?…まあ、やれるだけ頑張ってみるよ。」

 

その後も俺は剣術技術向上の為に励んだ。

 

妖夢「結構良くなってますよ。その調子です!(もともと反射神経には優れてた…。剣がどこから来るのか…。それを見極める動体視力もある。つまり避けるのには文句はない。だけど問題は攻めなのよね。確実に技術の向上はしてるけど、それでもまだ私には勝てないわね。)」

 

(じん)「ま、まだまだだろ…。」

 

実際、妖夢には一撃も当てられていない。

 

(じん)「あ~…疲れた…。ちょっと休憩しねえか?」

 

妖夢「ダメですよ。朝ごはんを食べたいのなら一撃でも当ててみなさい。」

 

まだ当てれてないのに…。『魔神化』を使うか?いや、それだと甘えになるな。…いや、妖夢の剣術を真似れば良いんだよ!型は多小崩れるかもしれないけど…。でもそれならば一撃は当てられるはず!

 

(じん)「行くぜ師匠…!はぁぁぁ!!」

 

妖夢のように速く、強く、しなやかに…

 

妖夢「(…ッ!?型は多小崩れてるけど速くなった!?…いや、多分私の動きを真似たのね…)やりますね…。」

 

(じん)「これでも天狗に教えてるからな…。こんくらいやらないと俺が恥ずかしいからなッ!!」

 

妖夢「グッ…!」カランッ…

 

俺はなんとか妖夢の楼観剣を落とさせることに成功した。

 

(じん)「今ッ!!」

 

そして俺はその瞬間をつき、剣を妖夢に当てる。実際に当てるのではなく、寸止めだがな。だが…

 

(じん)「ウグッ…!」

 

妖夢「あっ…。ご、ごめんなさい!」

 

妖夢が無意識的に抜いたであろう白楼剣が俺の腕に傷をつける。その腕からは血がボタボタと垂れる。

 

妖夢「す、すみません!その…本当は傷つけたくてやったわけじゃ…。」

 

(じん)「いいよ別に。こんくらい慣れっこだしな。」

 

特にフランと弾幕ごっこしてるとしょっちゅうあるしな。

 

幽々子「へぇ…。まさか妖夢に白楼剣を抜かせるとはねぇ…。」

 

紫「そんなに珍しいの?」

 

幽々子「そうよ。妖夢はあんまり白楼剣を抜かないのよ。必要になった時以外はね。」

 

妖夢(何今の…。完全に殺されるところだった…。(じん)さんが寸止めしてくれたから良かったけど…まさかアレほど…。型はちょっと崩れてるけど、それでも強い…。まさか私が白楼剣を抜くとは…。これは完全に負けるわね。)

 

(じん)「イテテテテ…。」

 

幽々子「ほら紫、出番よ!」

 

紫「ちょっ、なんで押すのよ!」

 

幽々子「介抱してあげなさい?貴方なら出来るでしょう?」

 

紫「わ、分かったわよ…。」

 

紫さんはそういうと渋々俺に包帯を巻いてくれた。その後も訓練は続き、紅魔館に帰ったのは日が沈んでからのことだった。




なんか『こうやって…』とか多いけど気にしないでね()

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