〇〇な話をして欲しい、こんなスペル考えました!と言う方がいらしたらぜひ質問ボックスの方へ!
幽々子「彼女を…紫を止めてちょうだい。」
幽々子様から出たその言葉は、俺が思っていたものとは全くの別物であった。
アサルトモードを解きつつ、幽々子様の話を聞くことにした。
幽々子「実はね、紫は大変なことをしようとしているの。それも、幻想郷のバランスが崩れるような…」
幽々子「落ち着いて。どっちにしろ紫が幻想郷を壊すようなことはしないわ。それだけ幻想郷を愛しているんですもの。じゃあなんでそんなことをしているのか…。答えは単純。もう一つ、幻想郷と同じくらいに愛するものが増えたの…。なにか分かる?」
幽々子「ふふっ、違うわよ。本当貴方は鈍感ね…。これは貴方が招いたと言っても過言ではないのに…」
俺が…?わけがわからん…。
妖夢「察しが悪いですね…。つまり紫様は
………マジか…。まさか紫さんにまで…。いや、嬉しい。嬉しいんだよ?だが…
幽々子「まさか…って思ってるでしょ?なんだってあの紫が好きになったんだもの。そうなるのもしかたないわ。」
幽々子「独占欲…。それに飲み込まれてしまったのよ。」
妖夢「どういうことですか?」
幽々子「紫が
幽々子「餌食になるでしょうね。幸い、まだレミリアたち紅魔館組に被害は出てないわ。他は分からないけど…」
今すぐに行けば、皆の元に間に合う。紫さんには申し訳ないけど…それでも俺は皆の気持ちを尊重させたい!
俺はそう思い、剣を取る。
幽々子「待ちなさい。」
幽々子「とは言っても闇の力がないんじゃ救えないでしょ?」
だけど皆が…
幽々子「こっちに来なさい。」
そして俺は幽々子様が導く場所へと行く。
ついたのは少し古ぼけた倉庫のような場所だった。
幽々子「常闇の棺…といえば分かるかしら?もっとも、これはあの西行妖の力を封印したレプリカなのだけど…」
幽々子「その通りよ…。さあ、今すぐこれを…」
俺は丁重に断る。
幽々子「な、なんで…。」
暴走インデュラの時でもヤバかったのに…今度こそそれを取り込んでしまったら…
メリオダス『な~にを言ってんだ!』
メリオダスの声を聞いた途端、俺は意識を失い、その場に倒れる。そしてやって来たのは…
メリオダス「その通りだ。」
メリオダス「
一時的に…?ソレは一体…。
メリオダス「さてさてさーて…。わけのわからなさそうな顔してるし、教えてあげるとしよう!お前、俺の力を受け継いだだろ?でも俺はまだ魔神王として存在している…。エリザベスと一緒に魔界でな。そしてお前は『戒禁』ってのを持ってる。…ここまで来たらさすがに分かるだろ?」
魔神王…戒禁…そうか!
メリオダス「そういうことだ。とはいえ魔神王が現世にいると崩壊しちまう…。それも幻想郷ともなれば世界が狭いだけあって崩壊は早い。1日5分くらいだ。ま、お前なら何とか出来るさ。」
メリオダス「その調子だ!がんばれよ!」
俺はそういうとまたもや意識を失い、現世に戻ってくる。
幽々子「だ、大丈夫…?」
目が覚めると幽々子様がいた。
幽々子「えっ…?あ、うん…。」
そして俺は常闇の棺を持ち、冥界を飛び出した。そして俺がついたのは、紅魔館であった。
紫「…
彼女は一人、スキマの中で微笑んでいた。
ちょっとした説明。
魔神王(今回はメリオダス)は戒禁を10個持っている者(今回は
ですが、それを意図的に解放させ、力の操作を憑依したメリオダス、身体の操作を
長くなりましたね。ごめんなさい。
そして明日明後日は二話投稿です!お楽しみに!