咲夜「え、ええ…。いますけど…っていうかいつお帰りになられたんですか?それとなんでアサルトモードに…」
咲夜「は、はい!」
次の瞬間、咲夜さんはいなくなりしばらくするとレミリアとフランを連れて戻ってきた。
レミリア「ちょっ、何なのよいったい!」
空に向かって俺はそういう。
紫「あらあら、バレちゃった…♪それに
そして俺は幽々子様が俺に言ってくれたことを全て話した。
レミリア「…まさか貴方も…ふっ、馬鹿馬鹿しいわね。散々あんなことをしておいて今更惚れましただと?ふざけるのも大概にしなさい!!」
咲夜「そうです!闇桜異変の時も
紫「…ッ私だって!蔑ろにしたくてしてきたわけじゃない!!やりたくなかったのよ!!封印もッ!!何もかも!!!だけど…仕方ないじゃないッ!!!私は皆のことを想ってる!!だからこそ…ここで貴方たちを倒すッ!!」ババババ
紫はそういうと弾幕をぶわっと放つ。当然だが、これも普段の弾幕ではない。
レミリア「やっぱり貴方とはどうもわかり合えないわね!良いわ。対決してやろうじゃない。いくわよ!咲夜!フラン!
咲夜「分かりました!」
フラン「分かった!」
俺は少し躊躇いつつも弾幕を発射する。
レミリア「紅符『不夜城レッド』!!」
フラン「禁弾『スターボウブレイク』!」
咲夜「メイド秘技『殺人ドール』!!」
俺ら4人は同時にスペルを放つ。
俺が放ったスペル、雷光雷鳴斬は極雷を暗黒桜楼剣に纏わせ、雷状の斬撃を放つという技だ。更に斬跡からはレーザーが飛んでくるというおまけつきである。豪華さには欠けるが、獄雷ではなく極雷を使用しているので威力に関しては申し分ないと思う。
なのだが…
紫「境符『四重結界』!」
紫さんも並々ならぬ強度の結界で防いでくる。とはいえ、さすがに俺の攻撃だけは重かったようで、俺の攻撃だけ受けてしまった。
紫「うっ…ゲホッゲホッ…。さすがは
紫「…なるほど…。つまり私は隠岐奈と幽々子に騙されてたってわけね…。」
隠岐奈「その通りだよ。紫。」
後ろから声が聞こえる。俺が振り向くとそこには隠岐奈の能力を使ってきたであろう隠岐奈と幽々子がいた。
というか隠岐奈も騙してたのか…。
隠岐奈「お前がこの話を言ったとき、始めは面白そうだと思ったんだがな…。さすがに幻想郷のバランスを崩そうとするのはダメだ。お前も幻想郷の賢者の一人ならそのことくらい分かるだろう?」
幽々子「だから私たちは紫にバレないようある程度の足止めをして、その後
なるほど…。だからあんなにすぐ通ることが出来たのか…。
紫「なんで…なんでみんな分かってくれないのよ…。私だって
紫さんはスペルを発動する。
スペル名は同じものの、内容は弾幕アマノジャックのそれではなかった。本当に不可能弾幕だ。全くもって避けられない。そんな弾幕に俺らは被弾しまくる。
レミリア「ゲホッ…。や、ヤバいわね…。これどうしようもないわ…。スペルが…発動できないだなんて…。」
そう、俺たちもただなにもせずにやられたわけじゃない。
それに俺たちは呆気なくやられた。
咲夜「さすがはスキマ妖怪…。やるわね…。」
紫「当たり前よ。貴方たちみたいな下級妖怪が勝てると思わないで…。」
紫「…どういうこと?」
メリオダス『おう!』
俺がスペルを宣言すると、神々しい光が俺を包んでいった。そして俺は…更なる力を手に入れたのだった。
魔神王…。強いよね。