幻想郷でほのぼの暮らしていくお話し   作:ドンだ~

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本日二話目!


オタマジャクシは速い

レミリア「さて、取るわよ!!」

 

(じん)「つか…これ速くて取るの難しいだろ…。」

 

オタマジャクシってすばしっこい上に小さいからな…。ポイで救うにも限界があるんだけど…

 

レミリア「取れた!まず1匹目!」

 

(じん)「…はっ!?もう1匹目!?」

 

早すぎんだろ…。こちとら初めて金魚すくいやるのにさぁ…。

 

(じん)「よっと…。とりあえず1匹取れた…。」

 

スっとポイを水に通して1匹をなんとか取る。

 

諏訪子「あ〜…でももうそれあとちょっとで破れそうだよ?ほら、ここの膜が…あっ」

 

諏訪子様がちょんちょんとポイの膜をつつくと穴が空いてしまった。

 

(じん)「…あの…諏訪子様…?何をして…」

 

諏訪子「あっ、いや、その…あのね?これは…その…うぅ…。」

 

いやまあ…危ないって言ったそばからつつくから完全に諏訪子様のせいなんだけど…。

 

(じん)「まあいいですよ。ほら、そんなことより2回目のポイください。」

 

諏訪子「分かった。今度こそは穴開けないからね!」

 

いや、出来ればつつかないでもらいたい…。っていうかなんかレミリアすっげぇ取ってる!しかもまだポイ破れてない…。

 

レミリア「ふふん、オタマジャクシすくいの王と言われたこの私にかかればこんなのちょちょいのちょいよ!」

 

フラン「でもお姉様、お姉様のカップからオタマジャクシ逃げてるよ。」

 

レミリア「…えっ?」

 

よく見るとレミリアはカップを無意識のうちに傾けていた。中の水やオタマジャクシは全て無くなっている。

 

レミリア「あ〜!!私のオタマジャクシが!!」

 

咲夜「ド、ドンマイですお嬢様。それにまだポイはありますし…。 」

 

レミリア「そ、そうね…。ま、まだまだ…ってポイ破れたぁー!!」

 

レミリアが再度挑戦しようと勢いよくポイを振ったその時、空気抵抗により破れてしまった。

 

諏訪子「残念だったね〜。はい、2つ目のポイ♪」

 

レミリア「な、なんであんたは嬉しそうなのよ…。」

 

そう言いながらレミリアはポイを受け取って、またオタマジャクシすくいを再開する。…って俺もやらなきゃ。

 

(じん)「よっ…。チッ、空振りか…。」

 

レミリア「やった、これで3匹目!」

 

やっぱり早いって!こうなったら…付与『ヘルウォーター』!

そして俺は獄水をポイに付与する。水をポイに付与するってなんか変な話だけど…とりあえずこれでいくらポイを水に付けててもポイが破れることは無くなった!

 

(じん)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!」

 

俺は素早くオタマジャクシをすくう。空振りが多いけどそんなの気にしない。数打ちゃ当たる。

 

諏訪子「…えっ、(じん)くん…頭おかしくなった…?」

 

やめて!引かないで!頭おかしくなんてなってないから!決してそんなことないから!

 

レミリア「あっ、破れちゃった…。」

 

諏訪子「はい、これで最後ね。(じん)くんは…大丈夫そうだね!まあ、(じん)くんだしそうだよね!」

 

レミリア「ちょっと!?(じん)だけ贔屓しすぎじゃない!?」

 

確かにそんな気もするけど…別になにか諏訪子様がインチキしたって訳じゃないしなぁ。ま、俺はしてるけど。

 

諏訪子「別に?贔屓なんかしてないもんねー(じん)くん?」

 

レミリア「ほら!そういうところよ!」

 

…あの、これ喧嘩になります?なるならさっさと逃げたいんだけど…。というかそろそろポイ破っとかないとバレる…。

 

(じん)「まあまあ落ち着いて…。あっ、やべ、ポイ破れた…。」

 

諏訪子「あちゃ…。次は最後だね。破らないように頑張れ!」

 

諏訪子様は俺の手をぎゅっと握りながらポイを渡す。

いや待ってこれ後ろからの殺気が物凄いんだけど!横からもだった!

 

諏訪子「…えっ?な、なにかしたかな…私…。」

 

その様子に諏訪子様も焦燥を感じている。

まあ、諏訪子様がなにかした訳でもないんだけど…明らかに俺とレミリアとの対応が違ったからな…。そこに怒ってるのか?

 

レミリア「あっ!そうこうしてるうちにポイが破れちゃったじゃない!」

 

ポイを水につけたまま会話をしてしまったレミリア。

まあ…それは仕方ないな。…とはいえ可哀想だしこのポイあげるか。もちろん付与なしで。

 

(じん)「なあ、良かったらこれあげるよ。あのまま終わりってのも嫌だろ?それに俺はいっぱいオタマジャクシ取れてるし…」

 

俺は現在10匹、レミリアは7匹取れている。

 

レミリア「そ、そうね…。それじゃあこれでやるわ。あと(じん)に勝つには…4匹取ればいいのね!4匹くらい楽勝よ!」

 

咲夜「頑張ってくださいお嬢様」

 

フラン「お姉様がんばれ〜!」

 

でもいくら付与してたって言っても使いかけだし、オタマジャクシの重さである程度は弱くなってるんじゃね?

 

レミリア「えいっ!…あっ、破れた…。」

 

ほら言わんこっちゃない。…とはいえレミリアのオタマジャクシの数は10匹。ちょうど一緒である。

 

レミリア「あ〜あ…。勝てなかった。ま、おそろいって考えればいいわね♪」

 

(じん)「そうだな。」

 

そう言いながら俺達は腰をあげる。

 

諏訪子「また来てね〜!!」

 

諏訪子様は笑顔で手を振っていた。

まだまだ楽しい夏祭りは続く。




今週は2話投稿!出来ない日もあるので今週はずっと2話投稿ということはないのでご注意を!

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