幻想郷でほのぼの暮らしていくお話し   作:ドンだ~

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久しぶりに魔神王の力を使っての変身が見られるよ。


魔神の力をお披露目する会

前略、魔神王を見せることになりました。諏訪子様と神奈子様によれば、本会議の方で過半数が俺を認めてくれれば俺は八百万の神となるらしい。とはいえ、5分だけの神様などさすがに認めてくれはしないだろ。

というわけでなんやかんやで小屋の外に出て変身を行う。

 

(じん)「解放『魔神王之力』!!」

 

俺の髪は腰まで伸び、黒髪から金髪へと変化する。目の色はライトグリーンと変化し、背中には6つの黒い翼が生える。

…この前までは目はオッドアイだったし背中の羽は黒と白が3つずつだったのに…なんで変わってるの?

 

メリオダス『それは融合率が更に上がったからな。お前はここ最近色んなやつと融合してるだろ?そのおかげで体が融合になれてより力を引き出せるようになったんだ。その分力の制御も可能になったからな。軽く10分位は持つようになったぞ。』

 

俺の疑問にメリオダスは軽く説明する。

俺の身体ってそんなにゆるゆるなのか…と思いつつもグレードアップした性能に胸が高鳴る。

 

袿姫「確かに強さは申し分ない…。あの時これをやられていたら私は勝てなかったかも…。信仰無しでここまでの力…。」

 

袿姫はあまりの力にぽかんと口を開けている。

そりゃそうだ。ついこの間まで自分が圧倒していたのにそいつが急にこんな力を披露しているのだから。

 

(じん)「信仰無し…って言う訳でもないんだけどな。実際は別世界にいる魔神族それぞれから信仰を得ているんだ。それ故の強さもある。」

 

隠岐奈「なるほどね。確かに神になるには信仰を依代とするし、それで強さを維持できてるって言うのには一理ある。強さに関しても紫と同等かそれ以上だったからな。」

 

あぁ、そう言えば隠岐奈は初変身を見てたんだっけ?それなら俺の力のデメリットはわかると思うんだけど…。

 

女苑「ね、姉さん…こんなのと友達だったの…?恐ろしいわ…。」

 

紫苑「わ、私も初めて知った…。(じん)さんがこんなに強いなんて…。」

 

2人は目を合わせて体をブルブルとふるわせる。

そんなにビビらなくてもいいんだけどなぁ。そんなに怖いの?俺…。

 

神奈子「確かにビビる気持ちも分かるな。武甕槌命(たけみかづちのみこと)くらいの強さはありそうだし仕方ない。」

 

諏訪子「でも(じん)くんの事だしすぐ追い越しちゃうんじゃない?」

 

(じん)「そんな訳ないじゃないっすか…。」

 

俺は諏訪子様の言うことを否定する。

武甕槌命と言えば武神だ。その他にも雷神だったり戦闘に関する神だったりする。そんなのと戦って俺が勝てるはずがない。

 

袿姫「いや、でもあいつ今信仰が少なくて意外と弱ってるよ。私みたいに今でも安定して信仰を得られるって訳じゃないし…。」

 

(じん)「…そう言えば袿姫…様ってあの後どうしたんですか…?」

 

あの異変後、早鬼からは何も聞いていないしどうなったのかすごく気になるんだけど…。

 

袿姫「袿姫でいいわよ。あの後は…そうね。人間霊は一応解放してやったわ。でもその人間霊は解放されたあとも私を信仰しててね。私は何とか生き残れたって感じ。それで私は行くところもないし何もすることがなかったから畜生界に留まることにしたの。一応(ねぐら)くらいは確保出来てるし心配されるほどでもないわよ。生活する程度ならあの畜生どもには何も言われないしね。」

 

なるほどね。一応は暮らせてるのか。それならいいが…またこの前みたいなことになるのはやめてくれよ?めんどくさいんだから…。

 

(じん)「ふぅ…。それじゃあもうそろそろ変身解除してもいいっすかね?」

 

神奈子「ん?ああ、いいぞ。悪かったな。一日五分だけしか変身できないんだろ?」

 

どこでそんなことを知ったのやら、神奈子様はそう言って礼を言う。

 

(じん)「別に大したことないですよ。謝られるほどのことでもないですし…。」

 

しかも10分に延長出来たからな。大差ないけど。というか10分とかどこかのゴジ〇タじゃねえか。ス〇パ〇サイヤ人4とかじゃないんだから…。

 

神奈子「ならいいんだけど…。」

 

女苑「…っていうかあんた一日五分しか変身できないの?なんだ。ビビって損したー。」

 

女苑は巻き髪をクルクルと指でいじくりながら俺にそう言ってくる。

 

紫苑「それでも紫さんと同等の力を持つなんて凄いですよ…。私も神様の端くれですけどそんな力…。とてもじゃないけど持ってませんし…。」

 

(じん)「神様だから力を持つとか持たないとかそんなの関係ないんじゃない?紫苑は紫苑らしくいたらいいよ。」

 

俺はそう言いながら紫苑の頭を撫でる。紫苑はにっこりと微笑んだ。…その代わり、紫苑の後ろにいる女苑が鬼の形相でこちらを睨んできた。おお怖い怖い。

 

女苑「あなたアレでしょ!どうせ姉さんを変な目で見てるんでしょ!だからその汚れた手で触ったんでしょ?姉さんはそういう奴にしか絡まれないんだから姉さんには触らないでくれる?」

 

(じん)「そ、そういうつもりじゃ…。」

 

紫苑「じ、(じん)さんはそういう人じゃないってわかってますから…。確かに女苑の言う通り私に絡んでくる人は女苑が言った通りの人ばっかりだったけど(じん)さん必ずそんなことしないってわかってるから。だから女苑がそんなこと言う必要ない…。」

 

女苑はそう言われてしょぼんとしている。

 

女苑「…姉さんが言うなら仕方ないけど…本当に手を出したらあんたなんかぶっ殺すからね!!行くよ姉さん!!」

 

紫苑「あっ…ちょっ」

 

女苑は紫苑の手を無理やり引っ張って去っていった。なんだったんだ一体…。

 

諏訪子「あそこはあんな感じだから気にしなくてもいいよ。それともう集会は神奈子が適当に終わらせてくれるらしいからもう帰れるんだけど…もし良かったらうちに来ない?今帰っても誰もいないし暇だからさ。」

 

そうか…。それならせっかくだし守矢神社に行くか。

 

(じん)「よし、それじゃあお邪魔させてもらうよ。」

 

そんな訳で守矢神社にお邪魔させてもらうことになった。




戦闘するとは言ってない。

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