幻想郷でほのぼの暮らしていくお話し   作:ドンだ~

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守矢神社

チャリーン カランカラン

 

(じん)「平和に過ごせますように…」

 

現在、俺は守矢神社に来ている。というのも早苗さんに誘われたから来ているのだけだ。たいした用事はない。レミリア達は『面倒くさい』が理由で来なかったが…。

 

早苗「こんにちは。早速ですが上がってください!」

 

(じん)「早速って……。まあいいや。お邪魔しまーす。」

 

神社の中に入るとそこには紅魔館では絶対みられない懐かしい物があった。

 

(じん)「おお!こたつだ!」

 

早苗「最近寒いですし出してるんですよ。さ、入ってください。」

 

紅魔館にこたつはないからな。冬といったらこたつにみかんだろ。えっ?違う?まあいいや。今年は紅白もガ〇使もみられなかったからな。こたつはうれしい。

 

(じん)「あ~、こうやってこたつに入るのは久々な気がする…。」

 

早苗「久々?では(じん)さんは日本人ですか…?名前もそうですけど。」

 

(じん)「種族的な関係で人間じゃないけど、日本育ちだよ。生まれも日本。勿論、外の世界だけど。」

 

早苗「ですよね!私も外の世界出身なんですよ!」

 

(じん)「へぇ~。」

 

うん…。知ってた。

 

早苗「私結構前に幻想入りしたんですよね。だから外の世界の様子って今どうなってるんですか?」

 

(じん)「今?結構進んでるよ。スマホって言う通信機器もあるし、ロボットとかはAIって言う人工知能…人が作った知能で人間にだんだん近くなってる。」

 

早苗「じんこう…?えーあい…?」

 

(じん)「あははっ、そこら辺は理解しなくても良いんじゃない?」

 

早苗「そうかもですね。外の世界の技術って進歩しすぎなんですよ…。」

 

(じん)「時代と共に慣れていくもんだよ。まあ幻想郷の方が楽しいけどね。」

 

早苗「へぇ~…。(じん)さんって外の世界では何してたんですか?気になります!」

 

(じん)「対して面白くないんだけど…。借金負ってたし…残業だらけだったし。」

 

ブラックだったな…。俺の仕事場。俺に借金があることを良いことに『残業しろー』とか『働けー』だとか言うんだもん。

 

早苗「えっ?会社員だったんですか?てっきり高校生くらいかと…。」

 

(じん)「よく言われる。俺って種族の部類では妖怪になるから若く見られるんだよね。まあ幻想入りする前までは俺が妖怪って事知らなかったんだけど。」

 

早苗「知らなかったんですか!?」

 

(じん)「うん。どうやら父さんが妖怪だったらしくてね。正確に言えば人間と魔神族って言う妖怪のハーフらしいけどね。そのことを知ったのがこの前のクリスマスの時だったよ。」

 

早苗「妖怪ですか…。まだ外の世界にもいるんですね~。」

 

(じん)「俺達の場合は漫画として知られてたから活動できたって感じ。他の妖怪は殆ど全滅したかこっちに来たかのどっちかだと思う。」

 

実際、外の世界で妖怪なんて殆ど信じられてないし、科学が進歩したから更に信じられなくなってるからもう妖怪なんて見ないんだけどね。

 

(じん)「……って、俺だけじゃなく早苗さんが外にいたときの話も聞きたいんだけど…。」

 

早苗「そうですね~…。私、外にいたとき高校生だったんですよね…。」

 

(じん)「JKか…。早苗さんならモテたんじゃないの?」

 

早苗「自分で言うのもなんですが、結構モテましたね。ですがなんか下心がある人ばっかりでしたよ。」

 

(じん)「だろうな。早苗さんって顔もスタイルもいいし、性格もいいからそういう奴が出てくるのもうなずける。」

 

早苗「ちょっ…、そんなに褒め倒さないでくださいよ///」

 

(じん)「事実だからなこれ。」

 

早苗「そういうのは良いんですよ!はぁ…1人でも(じん)さんみたいな人がいたら良かったのに…。」

 

(じん)「いや、ダメだろ。それこそ駄目だよ。俺って人間の屑みたいな感じだからさ。」

 

早苗「そうですか?私の中の第一印象は真面目で誠実な人だって思ってましたけど…。」

 

(じん)「そんな奴は普通彼女たくさん作らないから。」

 

早苗「そこはとりあえず『はい』って頷けば良いんですよ。」

 

(じん)「うっす。分かりました。」

 

早苗「それでいいんです。」

 

(じん)「……って今更なんだけど神奈子様とか諏訪子様は?」

 

早苗「まだ寝てます。」

 

マジかよ…。今12時だぞ?どんだけ寝るんだよ。

 

グゥゥゥゥ

 

(じん)「あっ、やべ…」

 

早苗「お腹空いたんですか?」

 

(じん)「うん。もう12時だし帰るよ。あんまり長居しちゃうと迷惑だし。」

 

早苗「大丈夫ですよ♪私ももっと外の話とか(じん)さんの話とか聞きたいですし。あっ、もし良かったら一緒に昼ご飯食べません?」

 

(じん)「でも流石に迷惑になるんじゃ…」

 

早苗「もし良かったら一緒に昼ご飯食べません?」

 

(じん)「でも…」

 

早苗「もし良かったら一緒に昼ご飯食べません?」

 

あ、これ絶対『はい』って言わないと進まないやつだ。

 

(じん)「分かりました。」

 

早苗「そうですか♪それじゃあ早速準備しますね♪」

 

ふむふむ…早苗さんの料理か、楽しみだな。

 

ガラガラガラ

 

神奈子「おはよ……って誰だお前?」

 

(じん)「え、えーっと…永魔(えいま) (じん)と申します。」

 

神奈子「そうか。私は八坂(やさか) 神奈子(かなこ)だ。よろしくな。」

 

(じん)「よ、よろしくお願いします…。」

 

神奈子「そんなに緊張しなくても良いんだが…」

 

(じん)「神様ですので。」

 

早苗「あ、そういえば神奈子様。今日お昼ご飯一緒に食べたいそうですけど良いですか?」

 

神奈子「私はいいが…諏訪子次第だな。まあ大丈夫だろうけど。」

 

(じん)「そうですか…。」

 

ガラガラガラ

 

神奈子「噂をすれば。」

 

諏訪子「ふわぁぁぁぁ。おはよ……って誰!?」

 

(じん)「俺は永魔(えいま) (じん)と申します。」

 

諏訪子「へぇ…、私は洩矢(もりや) 諏訪子(すわこ)。よろしくね♪」

 

(じん)「えっあ、はい。」

 

諏訪子「そんなに緊張しなくても良いんだけどなー。」

 

(じん)「神様ですし、馴れ馴れしい態度だと怒られますしね。」

 

神奈子「確かに馴れ馴れしい態度よりは緊張してくれた方が良いんだが…私としては馴れ馴れしくしても構わん。どっかの紅白巫女みたいにな。」

 

霊夢のことですね分かります。

とまあこんな風に雑談をしているとご飯が完成した。

 

早苗「さ、出来ましたよ!」

 

ご飯に味噌汁に肉じゃが、焼き鮭もあるな。

 

神奈子「昼ご飯にしては結構量があるな。」

 

早苗「(じん)さんがいますからね!腕を振るいましたよ。」

 

(じん)「ありがとう。それじゃあ…」

 

4人「「「「頂きます」」」」

 

(じん)「もぐもぐ……ん!美味しいです!」

 

早苗「良かったぁ…。」

 

(じん)「和食は久々に食べるので美味しいですね。」

 

紅魔館はどちらかというと洋食だからな。美味しいけどやっぱり日本人としては和食が落ち着くよね。

 

神奈子「…?久々って日本人なのか?」

 

(じん)「それはですね…カクガクシカジカ」

 

神奈子「なるほどな…。外の世界からか…。なんか大変だな。」

 

(じん)「神奈子様の苦労ほどではありませんよ。」

 

そんなことを言いながら俺達は昼ご飯を完食した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(じん)「お昼ご飯、ご馳走様でした。美味しかったです。」

 

早苗「良かった~。」

 

諏訪子「また遊びに来てね♪」

 

(じん)「分かりました。」

 

神奈子「緊張しなくても良いからな?私達には気楽に接してくれ。」

 

(じん)「はい。」

 

神奈子「そういうところが…」

 

早苗「まあまあ、良いじゃないですか。」

 

神奈子「そうだな。それじゃあまたな。」

 

諏訪子「またねー!」

 

(じん)「それでは…」

 

そういって俺は紅魔館へ飛び立った。その後咲夜さんに少しだけ怒られたのは別の話。




話とは関係ないですけど、僕の誕生日と神主(ZUN様)のお誕生日が一緒だった事にビックリした。

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