幻想郷でほのぼの暮らしていくお話し   作:ドンだ~

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意外と文が長くなったよ。やったね。


食事

ガラガラガラ

 

(じん)「どうも~。小鈴いる~?」

 

小鈴「いますよ~。まだ阿求は来てませんけどね。」

 

(じん)「ふ~ん…。」

 

俺は一度紅魔館に帰った後、剣とか刀とかを置いてきて、時間を潰してからここにきた。とはいってもレミリアと遊んでその後遅刻しそうになったけどね。でもまだ阿求が来てないなら良いか。

つーかなんか小鈴がいつも以上にオシャレしてるんだが…。まあそういうお年頃の女子はそういうのに気を使うんだろうな…。

 

(じん)「あ~…暇だ…。なにか読もうかな…。」

 

暇つぶしに何か読みたいんだけど…ないな。俺が持ってきたやつ以外には漫画なんてないし、妖魔本は読めない。どうしたものか…。あっ、そういえば阿求って幻想郷縁起を書いてたんだっけ?じゃあそれ読んでみるか。

 

(じん)「ねえ小鈴。ここに幻想郷縁起ってない?ほら、阿求が書いてるっていう…」

 

小鈴「ん~、ありますよ。これですかね?」

 

そういって渡されたのは分厚い本…いや、どちらかというと資料みたいな感じのやつだった。

なぁにこれぇ…。暇つぶしに読むもんじゃないでしょこれぇ…。

 

(じん)「ま、まあとりあえず読むよ。阿求が来たら読むのやめて行こうか。」

 

小鈴「そうですね♪」

 

…ってなわけで幻想郷縁起を読んでるんだけど…なんか紫さんとかそんな人も書かれてるな。河童とか妖精とか…。古参妖怪から最近のやつまで。すっげえな。これを転生しながら書く阿求が凄い。

 

ガラガラガラ

 

阿求「すみません。遅くなりました…。」

 

小鈴「何してたのー…?」

 

阿求「幻想郷縁起の編簒とか…。最近『七つの大罪』ばかりを読みいってしまって書いていなかったので。」

 

(じん)「大丈夫だよ。少なくとも俺はね。じゃあ行こっか♪」

 

小鈴「はーい!」

 

というわけで俺らは小鈴が知っているというお店に行くことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小鈴「さ、こっちですよこっち!」

 

小鈴が俺の手を引いて案内する。

現在、右には小鈴、左には阿求という両手に華状態なのだ。癒やされるわ~。しかも小鈴にいたっては手を繋いでるからね。も、もちろん小鈴からだぞ?阿求はというと…

 

阿求「も、もう少し静かに出来ないんですかね…。」

 

と、言ってばかりだ。コミュ障なのか否か…。まあ、どちらでも良いんだけどさ。

 

小鈴「あっ!つきました!ここです!」

 

(じん)「………うっわ……。明らかに高そうなところじゃん…。」

 

外観からは明らかに高そうだと主張している明かりの数々、木製の建物だがところどころに金色などの派手な装飾が施されているため、いつぞやの桃山文化を彷彿とさせる。

 

ガラガラガラ

 

亭主「いらっしゃい。…おっ、稗田家の方々かな?」

 

阿求「違いますよ。…いえ、違わなくはないですけどただのお友達なので。」

 

亭主「へぇー。まあいいや。ここ座りな。」

 

(じん)「ありがとうございます。」

 

そういわれて案内されたのは…なんかVIPの人が座るような席だった。

別に俺らVIPでも何でもないよ?なんでなの?阿求がいるからなの?

 

小鈴「さ、食べようよ。久しぶりにお肉食べられるしね

。」

 

(じん)「ん?お肉?」

 

小鈴「うん。ここって美味しいお肉が食べられるお店なんですよー。高いけど…。」

 

阿求「私もあんまり来たことなくて…。」

 

(じん)「なるほど…。でも良かったの?」

 

小鈴「大丈夫ですよ!一杯儲かりましたし。」

 

(じん)「なら良いんだけどさ。あ、注文何にする?」

 

う~ん…。どれも捨てがたいな…。どれも美味しそうだから困るよ…。

 

(じん)「う~ん…。俺はこれで良いかな。」

 

そうして選んだのはサイコロステーキだ。別に何でも良かったんだけど正直これの方が食べやすいからね。それに美味しそうだったし。

 

阿求「じゃあ私はこれにします。」

 

阿求はハンバーグを選んだようだ。とはいえ当然ただのハンバーグではなく、外の世界ではA5ランクであろうお肉をふんだんに使ったハンバーグだ。これは美味しいに決まっている。

 

小鈴「じゃあ私はこれにしようかなー。」

 

小鈴が頼んだのは200gのステーキだ。だが、これもA5ランク程のお肉なので明らかに美味い。

 

(じん)「じゃあ俺が呼ぶよ。すみませーん。」

 

店員「はい。何にしますか?」

 

(じん)「これとこれとこれで。」

 

店員「分かりました。それではできましたらすぐにお持ちしますね。」

 

そういうと店員は戻っていった。

 

小鈴「あ~…楽しみだね!もうお腹減っちゃうよ…。」

 

(じん)「俺も。つーかこんな店来たの初めてだわ。」

 

阿求「そりゃあ人里の中でも上位のお金持ちじゃないといけないところですからね。私達でも二カ月に1回いけるかどうかですよ。」

 

(じん)「ま、マジか…。つーか阿求んとこってそんなに金持ちなの…?」

 

阿求「そうですよ。というか人里にある教科書等は私達稗田家がまとめたものを貸し出しているのですから、当然そこからお金はもらえますし、それ以外にもたくさん…。」

 

(じん)「…なんか俺とは天と地ほどの差があるような感じだな…。」

 

小鈴「阿求のところがすごいだけであんまり変わらないよ…。」

 

(じん)「そうなのか…。」

 

店員「お待たせしました。サイコロステーキとハンバーグ、ステーキでございます。ご注文は以上でしょうか?それではごゆっくりどうぞ」

 

すげえ…。なんか対応が高いだけ合ってめちゃくちゃ良いんだけど…。なにこれぇ…。

 

小鈴「じゃあ早速食べましょう!」

 

皆「「「いただきます。」」」

 

(じん)「ん!美味っ!」

 

肉が柔らかい…。食べやすさからサイコロステーキを選んだけど普通のお肉でも良かった気がする…。

 

阿求「ハンバーグも美味しいですよ。食べてみます?」

 

(じん)「え?良いの?」

 

阿求「大丈夫ですよ。口を開けて下さい。」

 

(じん)「ん?あーん」モグモグ

 

…なんかさらっと阿求からあーんされたような気がする。

 

(じん)「おお!ハンバーグも美味しい!肉汁がすげえ出て来て美味しい。」

 

小鈴「わ、私のも食べて下さい!ほら、さっきみたい口開けて…」

 

(じん)「あーん…」モグモグ

 

小鈴「どうですか…?」

 

(じん)「美味い!サイコロステーキとはまた違った美味しさがあるよね。」

 

小鈴「そうなんですか?じゃあサイコロステーキ食べさせて下さい!」

 

……これはあーんしろってこと…?めっちゃハズい…。いや、小鈴たちもしてくれたんだししてやるか!

 

(じん)「ほれ…」

 

小鈴「あーん…。確かに美味しいです!」モグモグ

 

阿求「わ、私にも…///」

 

(じん)「良いよ~。口開けて?」

 

阿求「あーん…、美味しいですね。ハンバーグだけでなくこっちも今度食べてみようかな。」モグモグ

 

そんな話をしながらご飯を食べた。そして値段が1万5千円過ぎたことを見て『うわっ、値段高っ!』と驚く俺だった。




幻想郷って明治時代初期だからお肉があっても不思議じゃないよね。ステーキあっても不思議じゃないよね。

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