長くなりすぎたので二回に分けました。
ホント、マジでごめんなさい。
「久しぶり、安藤」
「6日と16時間44分ぶりね、さとし」
「すげぇ細かい・・・・・・」
俺はげんなりとしながらもツッコミを入れるのを忘れない。
今日は3月13日金曜日。
学校内は先月と同様、明日が休日であるがゆえに今日がホワイトデーのような空気になっている。
無論、俺も何人かから貰ってるので、お返しに歩いていた所であった。
「ほら、アクセサリー。女子はこういうのが好きなんだろ?」
「これ、指輪?」
「虎龍がプレゼントにはこれが一番って言ってたからな。まぁ、俺はアクセサリーとか邪魔くさくて嫌いだから何がどういった意味持っていて、どう思われるのか全く分からねえけど」
俺はそう言って少し笑う。
個人的にアクセサリーは戦闘時に邪魔になる物、という印象しかない。
ゴツい指輪を幾つか使えば武器になりそうにも思うが、そんなの使うぐらいだったら素直にメリケンサックを使う。
「そういえば、一週間ほど学校に来てなかったけど、何かあった? どれだけ探しても痕跡すら見えなくなっちゃったから心配してたんだよ」
「ちょっと拉致られてデスゲームに参加してきた」
「ごめん。スルー出来る内容じゃなさそうなんだけど・・・・・・」
「少し前にあった事件を解決したつもりだったんだが、どうやらどこかでデスゲームの内容が漏れたらしくてな。少し改良された新しいゲームとして運用されてたみたいなんだよなぁ。・・・お前も知ってるだろ? 『女子大生連続失踪事件』。アレだよ」
「・・・・・・さとしは無茶をし過ぎよ。そんな大きな事件にすら巻き込まれているなんて」
「大丈夫だよ。今まで巻き込まれた事件ではそこまでヤバい奴じゃなかったから。もっとヤバいヤツ幾つかあったしな。・・・ま、こんな辛気臭せぇ話は止めようぜ」
俺はそう言って強引に話を切り上げる。
これはあまり話していいような軽い話ではない。
「っと、他にもお返ししないといけねぇからそろそろ行くよ。またな」
「うん。また、ね」
安藤に背を向けて俺は歩を進める。
背中に変な視線を感じたが、敵意ではなかった為気にはしなかった。
気にすればよかったのに。
気付ければよかったのに。
▼
目を覚ますと見知った事のある廃墟の中だった。
ここは三丁目にある廃墟の一室だ。
何度かここで事件解決をした事があるので一目見ただけで分かった。
分かったからこそ疑問が浮かんだ。
なんで、俺はここにいるんだ?
気を失う前に何があったかを思い出そうとしたが、靄がかかって思い出せない。
その為、自分の状況を確認すると、部屋の真ん中に(なぜか)一本だけ突っ立っている柱を使って腕を固定されていた。良く腕を手錠や縄を使って後ろで固定する手法があるが、まさにそれであった。
足は縛られているだけだったが、なにで縛られているかが薄暗くて見えない。
しばらくジッとしていると、暗がりに目が慣れてきて何で縛られているかが見えて来た。
俺を縛っていた物、それは『結束バンド』であった。
結束バンド程度なら簡単に千切れそうなものだが、三重に巻かれており、力が分散されるようになっていた。
足がこのように縛られているという事は手も同じように縛られているのだろう。
厄介だ。
縄だったら時間はかかれど千切るのは用意である。
だが、伸縮性に優れ丈夫な結束バンド、しかも三重は勝手が違う。
ただ力だけで千切ろうとすると無駄に体力を使うだけである。
「クッソ。誰だ、こんなことした馬鹿は。・・・・・・心当たりが多すぎるな」
簡単に思いついただけでも20を超えた。
もっと考えれば出てくるだろうが、消去法が面倒くさくなりそうなので考えるのを止める。
しばらく(拘束されたままとはいえ)戦闘態勢を解くことなく様子を伺っているとこの部屋唯一の扉がゆっくりと開いた。
そして、そこから入ってきたのは、
「さ~と~し~ちゃん♡」
「安、藤・・・・・・?」
「うん。そうだよ」
いつもの調子の安藤がそこにいた。
服装は制服ではなく、ネコミミのついたニット帽にロングコート、手袋にブーツと寒いこの時期にピッタリ合ったモノで統一してあった。
安藤は笑顔で俺の方に近づいてくる。
「オイオイ。なんだ? 悪い冗談はやめろよ。・・・さっさと拘束を解いてくれ。俺は忙しいんだ」
「だ~め。だって、そうしたらさとしちゃんは別の
「助けを求めている人がいたら駆けつけるのは当然だろ?」
「だから、ダメ」
安藤はそう言って馬乗りしてきた。
拘束されているせいで抵抗らしい抵抗ができない。
できる事とすれば腰や足を左右にうねうね動かすぐらいだ。
「ねぇ、さとしちゃん。なんでさとしちゃんは他の人ばかり見てるの? 私、精いっぱいアピールしたのに、全く反応してくれなくて、だから、ちょっと強引にやってみたの」
「強引すぎて法に反しているぞ」
「法なんかじゃ愛は縛れないよ」
「ストーカー規制法で縛れているぞ」
一方的な愛は迷惑行為であり犯罪行為にもなる。
これテストに出るから。
「ほら、さっさと解放しろ。今なら怒らないから」
「い、や」
「?」
「嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌ッッッッ!!!!」
うわぉ。
ゲシュタルト崩壊しそう。
「行かないで、離れないで、私を捨てないで・・・・・・」
「俺は俺だからな。誰かが手を伸ばしているならそれを掴む。捨てるんじゃねえんだよ。巣立ってもらいてぇんだよ」
俺はいつものペースでそう言う。
今までずっと戦ってきた意味なんてあってないようなものだ。
ただ、伸ばされた手を掴んだだけ。
捨てるなんてことはしない、ただ、手を引くんじゃなくて手を放して並びあい一緒に道を進んでいきたいだけなんだ。
離れるんじゃない。
少し成長するだけなんだ。
「お前も早く立派に成長してくれ。俺が安心できるぐらいにはな」
「だめ、だめなの。私はさとしちゃんがいないと、絶対に、だめなの・・・」
「ダメじゃねぇよ。お前h・・・・・・ッ!!」
俺が言葉を紡ごうとした瞬間、安藤が俺の口を塞ぐように自身の口を付けて来た。
そう――いわゆる、キスである。
いきなりの事に一瞬だが思考が停止してしまった。
安藤はそれを狙っていたかのように舌を絡めてくる。
ピチャピチャパチャッと水の音が室内へ静かに響く。
必死に足腰を動かして抵抗するが、焼け石に水の様で安藤のキスはまだ続く。
長く舌を使って口内を舐めるようなキス―――ディープキスが延々と続き、さすがに息が続かなくなってくる。
突き飛ばしてキスを止めることができればいいのだが、拘束されている以上やりたくてもできない。
そろそろマズイという所でようやく安藤の口が離れた。
俺の口と安藤の舌を繋ぐようにトロリと粘度のある唾液が糸を引き、ポタポタと垂れた。
「ゴフッ・・・ハァー、ハァー、ハァー・・・・・・」
「フフ。さとしちゃんの唾液甘くて美味しいよ。・・・ねぇ、もっと飲ませて」
「ハッ。こんなの飲んだっていい事無いぜ。・・・・・・さっさと離せよ。俺には、やるべきことがある」
「・・・まだ、分かってくれないんだ。ワタシノキモチ」
安藤の眼の色が変わった。
簡単に言うなら目のハイライトが消えた。
嫌な予感がして(拘束された状態でとはいえ)身構える。
すると、安藤はゆっくりと立ち上がった。
「なら、しょうがないよね」
彼女はそう言って手袋を取ると、ロングコートのボタンを一つ一つ外す。
はらりと開けたコートの下にはシャツはおろか下着すら着ておらず、素肌が露出していた。
「ひぇぇぇえええ! 痴女よぉ!!!!」
「反応の仕方が独特すぎるヨ」
こんな状況でも安藤はいつも通り適格なツッコミを入れて来た。
だが、彼女の動きが止まることはない。
安藤は腰を屈めると俺のズボン―――より正確に言うならベルトとチャックに手を伸ばす。
「なに、する気だ?」
「既成事実作っちゃえば、さとしちゃんはどこにも行かないでしょ? ね? 私にさとしちゃんの子供孕ませて」
「ひぇぇぇえええ! お嫁に行けなくなるぅぅうう!!」
「さとしちゃんはそもそも男でしょ?」
あ、そうだった。・・・・・・じゃねぇ。
何納得しかけているんだ俺。
「うぬぉぉおおおお!」
俺は今まで以上に死に物狂いで足腰を回転させて抵抗する。
「ちょ、暴れないでよ。すぐに気持ちよくしてあげるから」
「暴れるわ! この年でンな事して万が一があったらどうする!!?」
「だから、その万が一をしようって言ってるの。さとしちゃんは私を食べたでしょ?」
「記憶に一切ねぇ!」
俺がそう叫ぶと、安藤の動きが止まった。
「チョコ、食べてくれなかったの?」
「は? チョコ? 食ったけど」
「じゃあ、私を食べてくれたんだね」
嫌な予感がした。
コイツがなんでこんな行動に出ているのかは発言内容から何となく察してはいるが、まさか・・・・・・。
「おい、チョコに何入れた?」
「え~っと、塩分と鉄分と・・・ヘモグロビン?」
「血じゃねえか」
血を入れるチョコって、何かネットで色々と言われてる都市伝説だった気がするが思い出せない。
確か、恋愛成就だっけ?
くだらないオカルトだと思ってスルーしてたから詳しくわからん・・・。
「・・・・・・ねえ、なんで私を拒絶するの? 私は誰よりもさとしちゃんの事を理解してるし、誰よりも愛してるヨ?」
「理解してんなら、さっさと解放しろ。俺にはやるべきことがある」
「・・・・・・・・・・・・・・・それじゃ、ダメだよ」
安藤はそう言って抱き着いて来た。
頼むから服を着て欲しい
何とか引きはがそうとするが、ミノムシ状態である故に抵抗にすらならない。
「決めたよ。とても、とてもとてもとてもとてもとてもとてもとても、とっても素敵な事」
「スマン。嫌な予感しかしないから今すぐ開放してくれ」
俺は冷や汗を流しながらそう言うが、安藤はその言葉に答えることなくスッと立ち上がる。
そして、ロングコートを拾ってそれを羽織った。
「どこかに行っちゃうなら、どこにも行かないように私がずっと『管理』してあげる。お腹が空いたらご飯を持ってきてあげる。喉が乾いたら飲み物を持ってきてあげる。排泄だって、体の汚れだって、全部全部私の手で管理してあげる」
「なんだ? そうすれば私しか見れないから、ってか?」
安藤は何も言わない。
何も言わずに部屋から出ていく。
無言の肯定と受け取っていいだろう。
閉じられる扉を見届けてから俺はジタバタを再開する。
安藤が三重にして結束バンドの拘束をしている状態だが、これは不幸中の幸いだった。
指を縛られていたらもっとひどい状況になっていた。
拘束と言えば手首、と一般的に思われがちだが、結束バンドを使う際は指を拘束した方が効果が強かったりする。
まぁ、そういった事は今は後回しで良いだろう。
詳しく知りたきゃ各自で調べろ。
パワーが分散されている状態だとしても、分散されていることを前提にすればいい。
俺にはちょっとした『ズル』がある。
時間はかかるだろうが、それでも4~5日以内には終わらせれる・・・・・・と思う。
とりあえず今は『ズル』をするための事前準備を始める。
▼
監禁(多分)2日目。
動けない俺の隣で安藤は弁当の蓋を取ってそこにある食材を箸で掴む。
「さとしちゃんハンバーグ好きだったよね。これ、頑張って作ったんだよ。はい、あ~ん」
「生憎腹は減っていないんでな」
無論、ウソである。
さすがに腹は減っているが、何が入っているか分からない以上口にするのは得策ではない。
これでも絶食には慣れていて、5~6日程度なら何も食べなくてもベストコンディションで動くことは可能だ。
「なんで食べてくれないの? せっかく頑張って作ったのに」
「変なものが入っている可能性がある以上、口にするのは、な」
「変なものは何も入ってないよ」
「そうか。・・・・・・そのハンバーグに何入れた?」
「ひき肉と玉ねぎと・・・・・・下腹部から出した私の汁」
「愛液じゃねぇか。ぜってぇ食わんぞ」
入ってるじゃん、変なモノ。
ソースで臭いや味を誤魔化そうとしてんじゃねぇ。
「ほら、お腹空いているんでしょ? お腹の虫が鳴いてるよ」
「これは腹の中で嵐が吹き荒れているだけだ。ゴロゴロと雷が鳴ってるんだよ」
とんでもない言い訳だが気にしてはいけない。
時には無理やりで意味が分からない言い訳だろうと、それを使って場を切り抜けなければいけないのが社会である。
間違っているとは言うなよ。
これが俺なりのやり方と言うだけだ。
「ほら。こんなバカなことしてないでさっさと解放しろ。今なら怒らねぇしポリ公にも言わねぇからよ」
「だぁめ」
安藤は甘い声でそう言うと俺の唇に自信の唇を付けて来た。
昨日と同じようなキスである。
俺も昨日と同じように無駄だと理解しながらもできるだけの抵抗はしておく。
当たり前だが意味を成してくれない為、安藤の舌が普通に俺の口の中を舐めてきている。
数分にもわたるディープキスを終えた安藤はゆっくりと名残惜しそうな表情を浮かべて唇を離す。
瞬間、
「っっ!!!?」
首元に噛みつかれた。
プツブチッという感覚と共に痛みが走る。
「ア゙ッッ・・・!!」
「いただきま~す♡」
安藤はチュウチュウと、まるで吸血鬼のように俺の血を吸い始める。
痛みや驚きよりも俺の頭に浮かんだ言葉は、
「感染症の事を考えろボケェ!!」
「さとしちゃんのモノなら例え痛くても何でも受け入れるから平気だよ」
「そぉいう問題じゃねぇ! ってか股間をわさわさと触ってんじゃねぇよ!!」
無論、俺のエクスカリバーは元気に立っていない。
ふにゃふにゃのままである。
これにはコツがあるのだが今はどうでもいいだろう。
「あと、四年だね」
「何がだよ・・・」
「婚姻届出せるようになるまで」
「今すぐここで舌噛み切ってやろうか?」
俺はマジトーンでそう告げる。
安藤は俺の言葉をスルーして、カバンの中からタオルと水の入ったペットボトルを取り出した。
「汗かいたでしょ? 拭いてあげる」
「俺は暖かい湯に浸かるのが好きなんだ。ただ汗を拭くだけじゃ満足できねぇよ。ほら、ここから少し行った所にボロッちい銭湯あるだろ。そこに行かせてくれよ」
「だぁめ。きっと、さとしちゃんはそこに行くまでに他の
安藤はそう言いながら制服のボタンを外しだす。
抵抗しようともがいたが、手足が縛られている以上、無意味に終わる。
・・・・・・この流れは後何回繰り返せばいいんだろうか。
「この体、やっぱり無茶し過ぎなんだよ。こんなに傷だらけになって、いつ死んでもおかしくないような事ばかりして。もっと自分の事を大切にしてよ」
「ハッ、俺みてぇなヤツが死のうが悲しむような人間はいねえさ」
「いるよ」
俺の言葉に安藤はノータイムでそう返した。
「私は、絶対に悲しむ」
「だったら俺の事はすぐに忘れろ」
「っ!」
「俺なんかと一緒にいても幸せにはなれない。俺と深くかかわっちゃいけないんだ。・・・・・・ほら、分かったらさっさと解放しろ」
安藤は俯いて何も言わない。
その表情を見る事が出来なかった為にどう判断すればいいか分からなかった。
「おい。あんd、」
「嫌だ!!」
安藤は俯いたまま叫んだ。
そして、
「―――ッ!!!」
胸元に噛みついて来た。
いや、胸元だけではない、腹や腕へも噛みついて来た。
何度も何度も。
俺の体中には彼女の歯形が付いていく。
「いっ! うぐぅっ!!」
「さとしちゃんの体に『私』を刻み込んであげる。これで、他の
そう言う安藤の眼は輝いており、そこには俺しか映っていなかった。
「好き。好き好き好き。好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き。だぁ~い好き♡」
「ハッ、ガッ・・・・・・」
俺は深く息を吸って精神を落ち着かせることで強制的に痛みを忘れる。
そうしている内に安藤は口から唾液を垂らしながらゆっくりと顔を上げた。
安藤の顔には恍惚とした表情を浮かべており、ゆっくりと舌なめずりする姿は、小悪魔―――というかサキュバスにも見えた。
俺がどう抵抗しようか一瞬思考に入ると同時に安藤はソッと腰を浮かした。
「また、来るから。逃げようと考えちゃメ、だよ」
安藤はそれだけを言うと、部屋から去っていった。
・・・・・・せめて外したボタンを戻してから行ってくれよ。
今、何月だと思ってんだ。
3月だぞ。3月。
冬真っただ中だっての。
文句が言いたかったモノの、その文句を言う相手は行ってしまっているので、俺は諦めるしかなかった。
『安藤よしみ(病み)』
身長:159cm
体重:【さとしちゃんにしか教えない】
【挿絵表示】
大宮さとしに相手されなくて病んでしまった姿。
もう語らなくてもいいだろう(説明面倒くさい)。
『
身長:156cm
体重:【ひ、秘密】
【挿絵表示】
大宮さとしの友人。
小学生の頃に助けられたことを切っ掛けに彼に好意を寄せている(ただし毎度スルーされている)。
口癖は物語シリーズの委員長みたいに「何でもは知らないよ。知っていることだけ」である。
ちなみに、その口癖になった理由は大宮さとしが物語シリーズをオススメしたことが原因である。
『
身長:155cm
体重:【忘れた】
【挿絵表示】
大宮さとしの天敵。
人を誘導して事件を発生させて遊んでいる。
よく、ヤンデレと勘違いされるが、恋愛関係は乙女思考で、目の下のクマはただの寝不足によるもの。
近年、予想以上に強くなっていく大宮さとしに焦っていたりもする。
この作品のヒロインって……
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白神神姫
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使原弓
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紅華炎
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暗視波奉
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赤口キリコ(安藤よしみ)