錬鉄の英雄に憧れた青年の転生物語   作:アルティメットフリーダム

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祝え‼︎遂にアイドルマスターの世界に仮面ライダーが誕生した‼︎
あと二、三話でアイマスの世界は終わりかな。


春香の覚悟 輝く勇気

 

 

私達は事務所に着いたが流石にこれ以上おんぶはマズイだろうと思い、春香を降ろして中に入るとみんな揃っていた。

 

一人一人を紹介してる暇はないので名前とイメージカラーだけは紹介するがその他のプロフィールは自分で調べてくれ…誰に言っているのだ私は。

 

如月 千早 イメージカラー青

萩原 雪歩 イメージカラー白

高槻 やよい イメージカラーオレンジ

秋月 律子 イメージカラー緑

三浦 あずさ イメージカラー紫

水瀬 伊織 イメージカラーピンク

菊池 真 イメージカラー黒

双海 亜美、双海 真美 イメージカラー黄色

星井 美希 イメージカラー黄緑

我那覇 響 イメージカラー水色

四条 貴音 イメージカラーえんじ色

音無 小鳥 イメージカラー黄または緑

そして天海 春香 イメージカラー赤

以上音無さんを除いた十三名が765プロ所属アイドルである。

部屋に入るや否や亜美と真美が

 

「「兄ちゃん‼︎兄ちゃん‼︎テレビ見て‼︎テレビ‼︎」」

 

と言い出した。テレビ?この時間はニュースばかりのはずだが………まさか…とても嫌な予感がする…

 

「まさかこの近くで怪物が現れ、さらにはその怪物を倒す特撮ヒーロー的な人も現れた。とか?」

 

「よくわかりましたね。プロデューサー」

 

近くにいた千早がそう答える。

 

テレビを見てみるとはっきりと撮られていた。

 

変身を解除した所までは撮られてないがファイナルアタックライドまでは完璧に撮られていた。

 

「このヒーローすごくカッコいいです!一度会ってみたいなぁ」

 

「しかし近くで怪物が出たということは近いうちにこの辺りで出て来るかもしれませんわね」

 

「出て来たとしてもきっとあのヒーローが助けてくれるわ〜」

 

やよい…もう会ってるさ。現在進行形で。

 

貴音の言うことは間違いないな…

 

あずささんはもっと危機感を持ってください。

 

「あぁ〜みんなちょっとこの騒ぎについて大事な話があるんだ」

 

「大事な話…ですか?」

 

真が首をかしげる

 

「あぁ率直に言わしてもらうが…私はあの怪物の正体そしてヒーローの正体も全て知っている」

 

春香以外は目を見開き固まっていたが最初に復活したのは伊織だった。

 

「ちょっとどういうことよ!なんであんたがあの怪物とヒーローの正体を知ってんのよ‼︎」

 

「伊織!お、落ち着いて」

 

春香が抑えてはいるが早く説明しないと大変なことになりそうだな。

 

「今から全て話す。だがこのことは他言無用で頼むぞ」

 

全員が頷いたのを確認して私は話した。

 

私は転生者だということ、あの怪物の正体はショッカーの一味でこの世界を侵略しに来たということ。

 

そしてヒーローの正体は私だということを

 

「じゃあプロデューサーは…」

 

「あのヒーローで…」

 

「この世界を侵略から…」

 

「守るために来たってことですか?」

 

上から美希、響、雪歩、律子の順で言った。

 

「あぁその通りだ…まぁ細かく言えばこの世界を救ってもまだ十九の世界を救わなければならんがね」

 

「じゅ、十九⁉︎」

 

音無さんが声を上げた。

 

まぁ驚くのも無理ないだろう。

 

そして私はあのことも話した。

 

この世界でライダーを誕生させる必要があることを

 

「ライダーになるには十八人のうち誰か一人に選ばれる必要があるもしライダーになりたいと思うのなら、その覚悟を私に話してくれ、その覚悟を聞いてライダーが認めてくれるかどうかだ」

 

そう言い私は黙った。

 

しばらく沈黙が続く。おそらく自信がないのだろう。

 

覚悟したとしてもそれはライダーに認められるほどの覚悟なのだろうかと

 

「あの〜いいですか?」

 

何分経っただろうか誰かが口を開いた。

 

「…春香か。いいだろう春香の覚悟を私に話してくれ」

 

天海春香だった。春香はとても真剣な顔で私の前に座り、話し始めた。

 

「今日のことがあって私情け無いなぁ〜って思っちゃいました。怪物に殺されかけた時、ここまでか…って諦めてしまったんです。まだ逃げる方法はあったかもしれないのに…だから私!今決めました!もう絶対に最後まで諦めない‼︎どんなにピンチでもどんなに辛くても諦めない‼︎それが私…天海春香だから‼︎」

 

「では問おう。春香は何のために、誰のために戦う!そして戦う理由はなんだ!」

 

「私は765プロのみんなのため、そしてプロデューサーさんのために戦いたい‼︎戦う理由は…この世界を滅ぼさせないため…それにプロデューサーさんを死なせないために私は戦う‼︎」

 

私のため…か。この瞬間私は確信した。

 

天海春香はきっと…そしてオレもか…だが今はおいておこう。

 

「それが春香の覚悟か」

 

「これが天海春香の覚悟です」

 

《君の覚悟確かに受け取った》

 

「ッ⁉︎」

 

どこからか声が聞こえると私の中からカードが一枚飛び出し私と春香の間に浮かんでいる。

 

「あ、あなたは?」

 

《俺は仮面ライダーブレイド》

 

ブレイドか…トランプをモチーフとしたラウズカードに封印されたアンデットの能力を引き出し戦うライダー。

 

私と他のアイドル達は黙って行く末を見守ることにした。

 

「ブレイド?」

 

《あぁ君の覚悟を聞いて君にならブレイドに変身する資格をあげてもいいと思ったんだ》

 

「どうしてですか?」

 

《どんなにピンチでもどんなに辛くても諦めないってことは仮面ライダーになる上で大切なことなんだ。諦めてしまったら救えたはずの命が失われるかもしれないから。それに…》

 

ブレイドのカードが動き、春香の耳元に行った。すると春香の顔が赤くなった。フッ、何を言ったのやら。

 

《じゃあ後の説明はよろしくエミヤ》

 

再び私と春香の間に来たブレイドのカードはそういうと激しい光を放った。

 

光が収まるとそこにはブレイバックルがあった。

 

「これは?」

 

「ブレイバックル、ブレイドに変身するためのベルトだ。春香…これを持つともう後戻りは出来ない。もし私がこの世界を去った後にショッカーの残党が現れたら春香が倒すしかない。そして最終決戦ショッカーの首領を倒す時には必ず協力してもらう。約束出来るか?」

 

「…はい約束します!」

 

春香はブレイバックルを手に取った。

 

「ちなみに変身の仕方はわかるかね?」

 

「知らないはずなんですけど…何故かわかります」

 

なるほどベルトを持つとその人は最初から変身の仕方は知っていることになるのか。

 

「そうか、戦いもいきなり実戦になるだろうが頑張れよ。じゃあみんな気持ちを切り替えて仕事に入ろうか。」

 

さぁライダーも誕生させた今この世界の侵略を指揮するダークライダーを倒すだけだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか美希の視線が痛いな…

 




えっ?結局春香以外のアイドルと全然絡んでないじゃん‼︎さらに言えば中盤からもうただの空気じゃん‼︎だって?…すみません。

人数多くて無理でした。許してください。春香がヒロインなんです。すみません。

ちゃんとみんな一回は喋ってるからそれで勘弁してください。
ちなみに次回は春香ブレイド初変身&戦闘の予定です。

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