黒髪ロングに切れ長な翡翠の瞳。
すらっとした体型。絵柄がちょっと違う。
黙ってると美人なお姉さん。
人と話すのがほんとに苦手。
野生のお姉さんが街に下りてきたぞぉおおお!
自分以外の人間を見るのはすっごく久し振りなので、道行く人が視界に入るたびにどきどきしてしまう。
食材やら雑貨を買うのは基本宅配でした。サンキュー業者のおっちゃん、いつも山までありがとう。
あ、おっちゃんとは稀に顔合わせてたね。ごめんおっちゃん、人間と認識してなかったかもしんない。ほら、置き配が……基本だからさ……。
うわ、若者だ。帽子前後逆にかぶってるよ、かわいいなあ。
いやいや、かわいいってなんだ。心までおば……お姉さん化してしまっている。
……あ、でも前世(?)の時からこんな感じの思考だったか。
若い人見ると「あー若いー」ってなるこの感覚。
あ、小さい女の子だ。お父さんらしき獣人とおてて繋いでる、かぁいいよー。
近くのお店に入っていく二人を見送ってから、ほふーと息を吐く。
はあ……なんだか年を取ってしまったって実感する……。
……それにしては幾つになっても精神年齢が変わってないような、と最近薄々感じてきたのだが、まあそんな事はどうでもよく、今日はちょっとやる気を出して散策に来たのだ。
原作の欠片を見つけにね!
ところで現在地はファストフード店。ハンバーガーとポテトが美味しい飲食店にいます。
久々のジャンクフードにお腹がぺこちゃんになってしまい、たくさん頼んでしまったんだぺこ。チーズバーガーおいしおいし。
……。
……あの、お腹がいっぱいになってきたのですが……あと4つはバーガーがあるのですが……。
この後先の考えなさ、瞬間瞬間の欲求を優先する精神年齢の低さ……実は俺ってやっぱり若いのでは?
なんて思いつつ残りを包んでもらい(ポテト湿気ちゃうだろけど、フライパンで乾煎りすれば復活する豆知識)、腹ごなしに散策に出る。
てこてこぽこぽこ歩きつつウィンドウショッピングに洒落込んだりして、たまーに道行く人にじろじろ見られるのに縮こまりつつカプセルコーポレーションにやって来たのだ。
ここが
前回……といってももう何年も前だけど、その時は玄関前にいた奥様(当時は学生ぽかったけど)に話しかけたら普通に中に招き入れて貰えたんだけども、今回は……奥様がおらず、えー、警備員の方がめっちゃこっち見てきてるので、一回退散! コミュ力チャージのために公園に逃げ込み、もそもそとふにゃポテを食べて気力をチャージ。
あとついでに気溜めもしとこ。はぁぁぁぁあ……!!
あっなんだちびっ子たち、集まるな集まるな、大道芸じゃないぞ! よじ登るな纏わりつくなつんつんすな! バーガーをあげるから散りなさい!
なっ、ポテトも寄越せだと!? 生意気なガキだ、すっかりその気か……。
でもあげちゃう。幸運かもしれんぞ? 俺は子供には甘いのだ。
貰うもの貰って満足した子供たちは、ぴゃーっとみんなして離れて行ってしまった。ちょっと寂しい。
のんびりぼーっと1時間くらいベンチで休憩し、それから平静を装ってカプホ本社まで戻ってきて「博士にお取次ぎを願います」と華麗にぼそぼそ頼んでみたら、黙って手の平を見せられ、首を横に振られてしまった。
なっなんだとーぅ!? クソッタレー! このオレを誰だと思っていやがるー!!
入れてくれるわけないわね。これでも一応奥様に『いつでもいらっしゃって!』と許可を頂いてるんだけどなー。……時効? それはまあ、そうね……。
ならばもはや、手段を選んではおられまいなー。
すたこらさっさと逃げ出して、建物の陰でジャンプ。
とうっ! っと一躍空の人に。
「へへっ舞空術だ」
お空を飛んでコーポレーションにサイレント侵入。
ちょっとだけ! ちょっと原作始まってるかどうか確認するだけだから!
ちなみに舞空術はこの世界へやってきたその瞬間に習得していた。
生まれながらに飛べるサイヤ人みたいなもんかな。多分俺は分類としては地球人だと思うけど。健康診断した時変な反応はされなかったし。
はい、中庭にてお花に水やり中のブリーフ博士を発見。歩いて近づいて行けば、二メートルほどを残して彼は顔を上げた。
「おや、これは」
「どうも」
……何が「どうも」なのだろうか。白々しい挨拶とともに片手を挙げてみれば、「やあ」と手を挙げ返してくれた。凄い、不法侵入者を前にこの動じなさっぷり。肩に乗ってた黒猫はぴゅーって逃げて行っちゃったのに。
まあ、たぶんそんな感じの対応してくれるだろうから気兼ねなく勝手に入ったんだけどね。
急ぎの用事なんで仕方なくです。
「おー、あの時の子か。おっきくなったなあ」
「えっ」
やだ怖い。
どうしてか彼は俺の事を覚えているみたい。
会ったのはかなり昔で、しかも一度きりなのに。
どうして、という疑問が目に浮かんでいたのか、彼は一つ頷いて、
「ずいぶん力持ちな子だったからね、うん。覚えてるよ」
「あ、そうですか……はは」
それに、奥様に延々お茶に付き合わされてグロッキーになってたのも印象深かったのだとか。うっ、当時の苦境が蘇る……。奥様、悪い人じゃなかったというか、凄く良い人なんだけど、コミュ障の俺には眩しすぎたのだ……。頭の奥に鈍痛を感じつつ、ちょこちょこと博士の傍に寄っていく。
……警戒する素振りもないのは、なんかこっちが心配になってきちゃうんだけど。あ、やっぱりちゃんとあぽいんとめんととってから訪問すればよかった……この後先の考えのなさ、我ながら嫌になっちゃうね。
「ブルマさんに会いに来たんですけど……」
「ブルマと友達になってたのか。そーかそーか」
「あ、や、友達っていうか、一方的な知り合いというか……あい?」
「まあまあ、こちらに座って。コーヒーでもいれようか。ちょっと待っててね」
「え。あ」
まあまあ、まあまあまあ、と言われるがままにすぐ傍の黒い椅子――円状に広がる背もたれなしのもの――へ腰を下ろし、博士が去っていくのを見送る俺。
うー。たじたじ。
見た目はクールビューティー……いや美魔女の俺でも、口を開けばこれである。
対人能力が著しく低い。悲しい。
働いてた時はかなり良い感じだったんだけどなあ……数年独り言しか口にしなかった弊害かな。
やがておぼんにマグカップを二つ乗せて持ってきた彼に会釈をして、中身入りのカップを受け取る。
一緒にあるなんかオサレな小さい銀色のにはミルクが入っているらしく、それもありがたく頂戴した。
俺、コーヒーはそんなに飲まない。飲む時は砂糖とミルクをどばどばいれてる。
しかし今回は量に制限があるし、差し出された物ゆえ無遠慮に味を崩す事ができず、ほぼブラックで頂く事になってしまった。
「にがっ……」
思った通り、苦さというか辛さの域に達した味が舌先を覆う。えうー、舌がにがにが……れーっと舌が出てしまう。あーっ、この変なクセ何年経っても治んない! 女の子の見た目だからまだマシ……。
……んー、でも、飲めなくはないかな? 味がきめ細やかな感じだし、上品な香りが助けてくれてる。
ほっと一息。
で、俺の横に座ったブリーフ博士は、カップに目を落としてちびちび飲んでるだけで、なかなか話しかけてこない。
これは、こっちから声かけないと駄目な感じかな?
やだなあ、そういうの得意じゃないんだよなあ。
しゃあけど会いに来たのは俺なんだし、文句を言える立場ではない……。
ええい、甘ったれてんじゃねーぞ! 地球は、おめぇが守るんだ!!
「ぁあ、あのおっ」
「?」
ああ~~~~。変な声出してしまったよぅ。
もう終わり……勝機は完全になくなった……殺せ……。
全力で地中に潜りたい。気配を消して地面に潜りたい。一緒に行きませんかー!
ぷるぷると首を振ってふざけた思考を吹き飛ばす。
人と話してる時は真面目にしなきゃ駄目だってば。ただでさえ低いコミュ力がゴミみたいな数値を刻んでしまう。
「は、っん、あ、あの」
「はいはい」
「ぶ、ブルマさんは、そのー……どちらに」
「うーん。この間電話してきた時は、亀がどうのと言ってたなあ」
「亀……? どっちだろう」
どうにかこうにか会話成立。情報を引き出す事が出来た。
凄いぞ俺、さすが俺。立派なスパイになれそうね。
それで、亀とは何を指すのだろうか。
あの、なんか海水を求めてきた亀か、それともずばり亀仙人の事か。
っていうかやっぱり始まっちゃってたよ原作。
ブルマと悟空の出会いに立ち会えなかったのはすっごく残念だったけど、でも、俺の生きてるうちに始まって良かったと、逆に考える事もできるんだ。
ポジティブに行こう、負けるな俺。
あっそうだ、物語はまだまだ序盤っぽいし、あれ、「ギャルのパンティおーくれ!」もまだやってないだろ、たぶん。
ウーロンには悪いが、その願いは譲ってもらう事にしよう。
ギャルのパンティを貰う訳じゃない。ピラフの願いを阻止する、という
しかも永遠の若さだ!
スラッグのように俺も永劫若い体を保ちたい!!
ちやほやされたいとかそれ以前に、老いていくの嫌だし! おばさんとか耐えられるか! あとやっぱ妖精元気でロリが良い。
ロリが良い!!!!
ここテストに出ます。
「あの、博士。コーヒーごちそうさまでした。おっ、あっ、へう。うわ、わたし、そ、そろそろお
「うん。……もう行っちゃうの?」
「え、はい。……すいません、失礼します」
「はい、元気でね。また捕まる前に早くおいき」
思考に没頭していたせいで一瞬素で「俺」と言いそうになって慌てて外向きの一人称に直した。ギリギリセーフ……。
もう行くのかと言われると残らなくちゃいけない気になってくるが、たしかにまた奥さんに捕まっちゃうと「あらまあ! あらまあ!」されて「それでね、それでね」を三十日くらい食らってしまうので、素直に退散させていただくとしよう。
ぺこりと頭を下げれば、一瞬前まではいなかった黒猫が博士のひざ元に乗っててちょっとびっくりしちゃった。
……もう逃げないのかな? じっとおっきなまんまるおめめでこちらを見上げている。
じっと見つめ合ってたら、博士が意味深に目配せしてきた。お茶目なウィンクつきだ。人の機敏に疎い俺だってそれがなんの合図かはわかったので、ネコチャに手を伸ばしてみる。引っかかれたりせんかな……そろーっと手を出してみてもどうにも逃げなかったので、えいやっと頭をなでたり体をもふもふさせていただいた。ネチコヤン……癒される……。
結局一時間くらい猫と戯れながら博士とおしゃべりしてたら、シュピンッと瞬間移動してきた(?)奥様に発見されて確保されてお茶会にご招待されてしまった。断れませんて、勢いが怒涛すぎるんだもん。懐かしいわねぇ大きくなったわねぇなんか若すぎない? みたいなお話を延々してました。あれ……なんか同じ話題4、5回くらいしませんでした……? もうわからんちん。幸い今回は三日間で解放されたので、お土産を抱えつつお暇させてもらう。なんかえらい気に入られてる気がする……奥様、完全に「旧い友人との再会!」みたいな雰囲気出してたね……。
気力と体力と精神力とコミュ力を使い果たしたので、おうちでごろ寝すること数日。
このままじゃまたぐーたら生活に戻っちゃうって! と気合いを入れなおし、朝一番に明るい空へ舞い上がり、原作の欠片を探す。具体的には……えー、気を探る……気を探る……駄目だ、やり方がわからん。空飛べるって事はイコール気をコントロールできる、じゃないもんね。
悟空達の居場所を気を探って知りたかったが、できないのなら闇雲に出かけるしかない。……今まで
とりあえず荒野の方に飛んでみよう。たしかあっち海あった気がするし、びゅんびゅん飛び回っていればもしかしたらカメハウスが見つかるかも?
って訳で光を纏ってドシュッと空駆ける流星になる。
結果。
荒野の先は荒野だった。
あほー。
◆
「! あれは……!」
暗い中を飛ぶのにも飽き飽きしてきたからそろそろ帰ろうかなーなんて暢気してたら、急に向こうの方が明るくなって、見覚えのある龍がにょきにょき生え始めた。神龍だ。
む、遠いな。あのどでかい神龍が豆粒サイズ。
だが俺のスピードで行けば……間に合うか? たしか呼び出してすぐウーロンが願いを叶えてしまうんじゃなかったっけ……!?
だ、駄目だ駄目だ! そんなの、俺が若さを取り戻せなくなっちゃう!!
こんなおばさんボディとはさっさとおさらばしたいんだ!!
「くっそぉおおおおお!!! ちきしょおおおおお!!!!」
のろのろ飛行から全力飛行に切り替え、一直線に神龍を目指す。
待て待てまてぇーい! 願いを叶えるのはこの俺だ!!
「俺が思い描く、若い頃の俺に戻せーっ!!」
間近に迫る緑の巨体へと叫ぶ。
ぐわんぐわんと俺の声が轟き、何度も反響してやまびこのように返ってくる中で、ゆっくりと神龍がこちらを見た。
『容易い事だ』
赤い双眸がカッと光り、同時に俺の視界は白く染まる。
体がぐんぐん縮んでいくのを感じる。
近年肩こりの原因になっていた胸が萎んでいくのを感じる。
ああ……!
あああ……!!
視界を取り戻した俺は、まず矢のように地面へ下りたった。
舞い上がる砂埃を体を纏っていた光を散らす事で吹き飛ばす。
「ういっ!? そ、空から人が……!?」
「ぴぃっピラフ様、それより龍が、ドラゴンボールがぁ!」
「あああああ!!」
飛散するドラゴンボールの真下、その明かりが消えないうちに自分の体を確認する。
視線……低い。
肩……軽い。
胸……無い。
お腹周り……すっきり。
お尻……ちんまい。
戻ってる!
初めてこの世界に来た時の俺の姿に!!
「も、戻ったぁーっっ!!!」
「うわあ!?」
うおーっと両手を上げ、全身で喜びを表現する。思わず噴出させてしまった光も体に纏わりぎゅんぎゅん揺らめき立って激しく動いた。
ああ、俺の願いの成就を地球も喜んでいるみたいだ。大地が震えている……!
あとなんかさっきからめっちゃ周りの地面が削れていってる……!
あっ、近くの建物が倒壊した。うわわ、でっかいキノコまで倒れてきた!
でも気にしない。
なにせ俺は、『永遠』の若さを手に入れたのだ! それどころじゃないのだ。
この若ささえあれば怖いものなしだぜ!
「うわーっ、大猿の化け物ぉ!!」
「んぁ? 俺が化け物?」
素っ頓狂な声が近くから聞こえてきて、変な反応をしてしまった。
うっ。懐かしいロリヴォイス……あまりの甘さに、自分の声だというのに蕩けちゃいそうになったぜ。
ふにゃふにゃ。
「そこのアンター! 逃げっ、あぶなっ!」
自分の両手を見て、長年の悩みが解消した事に涙を浮かべていると、ふっと周囲が暗くなった。
なんだよもう、人が歓喜に打ち震えているって時に……月に雲でもかかったのかな。それくらいなら俺が散らして――と顔を上げたら……
「ぎゅふっ!?」
凄まじい衝撃に襲われた。
「ぎゃー!! 潰された!」
「あわわわ、ご、悟空のやつ~!」
不意打ちで地面と何かにサンドイッチされた俺は、その何かが離れて行くのを見上げながら、ああーなるほど、と納得した。
俺が下り立った場所はどうやら悟空達のいる場所だったみたいね。
それで今、俺は踏みつけられた、と……。
ちょ、ちょーっと頭にきちゃったかな……。こんな美少女を足蹴にするなんて許せない。服も汚れてしまったし。
あ、いや、やっぱ許そう。悟空ならいいや。悟空万歳。
ズゥン、と地が揺れ動く。倒壊した建物の瓦礫が傍に落ちてきて、気にせず俺はゆっくりと身を起こした。
さっと周りを見回せば、必死に逃げようとしているウーロンだとかヤムチャだとか、地面に体を投げ出してまごついているブルマの姿が見えた。
肝心の悟空は、と……ああ、大猿になってるんだったか。めちゃんこ迫力あるなあ。
だが今の俺は無敵だ。
全盛期の美しさを取り戻せたゆえに恐怖心など微塵もわかない。
で、でもまた踏み潰されたりするのはやだから離れとこ……。
避難するついでに立ち上がろうとしていたブルマを後ろから抱えて飛んでいく。
遅れて背後に建物が落ちてきた。間一髪ってところかな?
「うっ? あ、ありがと……って、さっきの!?」
急に浮き上がった事で息が詰まったのか、苦しそうな顔で振り返ろうとしたブルマは、今の体勢ではそうする事ができずに顔を戻して、しかし俺の顔を確認するくらいはできたみたい。
やだー、お化け見ちゃったみたいな声出しちゃって。傷つくよ。落としちゃうぞ。ほれほれほれ。
子供か! と自分にツッコミを入れつつ建物の陰に避難していたヤムチャ達の下へブルマを下ろす。と、腰が抜けたようにへろへろとへたり込んでしまった。
「あ……ど、どうも」
それでもお礼を言う辺り、育ちが良いなあブルマさん。
ここは俺も格好良く、いやさ、かわいくお返事しよう。
「おきゃっ、お、お気になさら、じゅ」
………………。
人と話すのは苦手なんだ。だから噛んじゃうのも仕方ないんだ。
あー、あー。
久しぶりに低身長になったせいか、ウーロンとプーアル以外みんな大きく見える。そしてみんなも俺を見ていたが、すぐに悟空の方へ視線を移した。
そりゃそうだ、今は誰とも知らない謎の美少女など見ている場合ではない。死そのものが間近で暴れているのだから。
だから悔しくないし。せっかくこんなにかわいい子がここにいるのに目を逸らすなんて、とか恨んだりしてないし。
ヤムチャぁ、覚えてろよお前……!
「プーアル!」
「はい! 変化っ」
名指しで逆恨みしていれば、ヤムチャが機転をきかせてプーアルに指示を下し、巨大な鋏に変化したプーアルは見事に悟空の尻尾を切り落とした。悟空は建物から飛び立った飛行機に気を取られていたから、結構あっさりいけたみたい。
尻尾を失った途端、しゅるしゅると縮んでいく大猿。やがてその姿は裸の孫悟空に変わり、俺以外の面々は慌てて彼に駆け寄って行った。
うんうん、なんか一件落着って感じね。
俺も願いを叶えられて、原作とも合流できて大満足。
……でも、なんか忘れてるような気がするんだよなあ。
まあいいか。
よーし、これから毎日毎秒悟空に粘着して、心行くまでドラゴンボールの世界を楽しむぞー!
TIPS
・警備員
そのうちロボットになる悲しいさだめ
・奥様
えらい久しぶりに姿を見せた旧友とお喋り出来てご機嫌
ナシコがたどたどしく話す身の上話や物語がお気に入り。特に、昔に聞いた少女と少年の摩訶不思議な冒険のお話は今でも思い出すくらい。