今回は真護の平和な日常回になります!!
それでは本編をどうぞ!!
風都
そこは、様々な形をした風車が数多くあり、風がよく吹く街である。街のシンボルである風都タワーにも巨大な風車がついており、風がよく吹くため、風都タワーの風車はもちろん、街のあちこちに設置されている風車は、ほとんど回っている。
その街に住む青年、仮面ライダードラグーンこと海崎 真護は、彼の師の2人、
そんな彼は今
「ミック~」
「にゃ~?」
「暇だな~」
「みゃ~」
鳴海探偵事務所にたまに帰ってくるマスコット(?)的存在の猫ことミックの頭を撫でながら、ソファに横になっていた。
すると、鳴海探偵事務所の一員で、【ハイドープ事件】と呼ばれる事件の中心人物であった、翔太郎の恋人、である左ときめが、買い物から戻ってきた。
「ただいま~」
「おかえり、ときめさん」
「にゃ~」
「ただいま、真護、ミック♪あれ?翔太郎たちは?」
「翔太郎さんは、ウォッチャマンから気になる話があると聞いて聞きに、亜樹子さんは竜さんにお弁当を届けに、フィリップさんは研究室で調べ物です」
「そっか」
そう言ったときめは、部屋の奥に置いてある冷蔵庫へ、買ってきた飲み物や食材を入れ始める。
するとその時
―バン!!―
「真護いるか~!!」
「にゃっ!?」
「ッ!?(ビクッ)」
「…………実か」
1人の女性―――
真護の腹の上で寝ていたミックは、ビックリして真護の腹の上から飛び退き、ときめは手に持っていた飲み物を落としそうになった。
真護はタメ息をつきながらソファから起き上がる。
「なんの用だ実」
「真護!!うちの学園の教師に「断る」何でだよ!?」
「前にも言ったろ?俺は教師向きじゃないし、お前の学園は女子校だろうが。
「え~!?でもぉ」
「あんまりしつこいと怒るぞ?」
「う~……分かったよ~じゃあまた」
そう言って実は、ドアを開けて探偵事務所から出ていく。
「まったく、毎度毎度諦めずによく来るよ」
「それほど真護を信頼してるんでしょ?」
「そうなんですかね~?そんじゃ俺、少しドライブしてきます」
「うん、気をつけて」
「はい」
真護はそう言って、事務所を出ていき、愛車である【ドラグーンボイルダー】へ乗り、アクセルを回して走り出す。
しばらくして、真護は喫茶店の前にとまり、喫茶店の中へと入っていく。
―カランカラン―
「どうもマスター」
「やぁ真護くん、いらっしゃい♪」
「こんにちは真護くん♪」
「こんにちはリリィさん」
喫茶店に入った真護を迎えいれたのは、喫茶店こと【喫茶・白銀】のマスターと、孫娘のリリィ白銀である。
彼らは以前、真護の師匠である翔太郎とフィリップ、そして亜樹子の夫で警察官である
真護はドラグーンボイルダーに乗ってドライブすると、必ず立ち寄り、コーヒーを飲む。
今日もコーヒーを頼んだ真護は、席についてマスターがいれてくれたコーヒーを飲む。
これが彼の過ごす、依頼のない時の平和な日常である。
そしてこの日の翌日、彼の、探偵としての日常が始まるのであった。
to be next episode
今回はここまでです!!
次回は真護の探偵としての日常回になります!!
次回も是非読んでください‼️