やはり一色いろはが俺の許嫁なのはまちがっている。 作:白大河
「センパイ! やばいですやばいです、ヤバイ台風がきてますよ~」
<Iroha>
夏休みが始まった。
今年の夏休みは今の所、模試とサッカー部の打ち上げぐらいしか予定がない。
去年までなら、サッカー部の合宿の準備や、家族旅行の予定も立てている頃なんだけど、今年はそういった話もでていない。
受験生だし気を使われているのかな?
勉強に専念しなきゃいけないっていうのは分かるけど、例年に比べると、とても寂しい夏休みだ。花のJCがこんなんでいいの?
楽しみといえば週末にセンパイが来てくれることぐらい……。
ん? なんでセンパイが来るのを楽しいイベント扱いしてるの私?
違う違う、勉強するだけで別に楽しくなんて無いから。
まぁ、でもある意味イベントなのかな……?
なんだかんだで教え方が上手いというか、記憶に残りやすいエピソードトークなんかも混ぜて教えてくれるのは小町ちゃん風に言うとポイント高い。
たまに、学校のテストでは全く役には立たない『なんでそんな事知ってるの?』みたいな知識も出してくるけど、そういうのも含めて、やっぱり私より頭が良い人なんだなと実感させられるんだよね。
お祖父ちゃんはそういうの全部分かってて、センパイを家庭教師にしたのかな?
そうだ、お祖父ちゃんといえば。休みの連絡をしないといけないんだった。
八月のサッカー部の打ち上げ、センパイの家庭教師の時間と完全に被っちゃってたから、センパイにお休み下さいって言ったんだけど。
「お祖父ちゃんに言っておけ」って言われたの、すっかり忘れてた。
まあ確かにセンパイにお給料払ってるのは私じゃないから、それが妥当なのかもしれないけど。
でも、センパイが行くなって言ってくれたら、別に打ち上げの方キャンセルしても良かったんだけどなぁ……。
今更言っても仕方ないか。
とりあえずお祖父ちゃんに電話しとこ。
そうして私は、お風呂上がりにスマホのアプリを立ち上げ。
お祖父ちゃんに電話をかけた。
まだ二十一時だから、さすがに起きているだろう。
……そう思っていたのだけれど、中々繋がらない。
あれ? もしかしてもう寝ちゃってる?
明日かけ直したほうがいいかな?
耳元から聞こえる呼び出しメロディは軽快にループを繰り返す。
三回……四回……五回……さすがにこれ以上は迷惑かと、電話を切ろうとした瞬間。メロディが止まった。
「あぁ……いろはか、どうした?」
「もしもし? おじいちゃん?」
やっぱりもう寝てた?
少し眠たそうなお祖父ちゃんの声がスマホから聞こえてくる。
起こしちゃったなら悪いことをした、お祖父ちゃんもナンダカンダでもう年だから、早寝になってきているのかもしれない。
でもきっと、コレを言うと怒るから、その言葉はぐっと飲み込んで、次の言葉へと繋げる。
「ごめんね、もう寝てた? もしかしてまた具合悪い?」
忘れていたわけではないけれど、センパイ同様、つい数ヶ月前までお祖父ちゃんも入院していたのだ。
あんまり無理はさせたくない、いつもこれ位の時間なら起きていると思ったけど今度からはもう少し気をつけよう。
「ああ、大丈夫。ちょっと寝ぼけてただけだ、どうした? 爺ちゃんが恋しくなったか?」
「ちーがーいーまーすー!」
だけどお祖父ちゃんは、そんな私の心配を一蹴するようにそういって笑う。
全く、心配して損した。
お祖父ちゃんの事は大好きだけど、小さい子でもないのだ、お祖父ちゃんの事が恋しくなったなんて思われてるのは困る。ホント、すぐ調子に乗るんだから……。
「全く……」と私は一度ため息を吐き、話題を切り替える。
「夏休みの予定とか考えてたんだけど、お祖父ちゃんの方はどうするのかなー? って思って」
「夏休みの予定? お前受験生だろ、遊んでる暇あんのか?」
「それは……そうなんだけど……」
軽く夏休みの話題から入ろうと思ったのに出鼻を挫かれた。
お祖父ちゃんの事だから、「一緒に飯でも行こう」とか誘ってくれると思ったのになぁ。
やっぱり受験生ってそういうものなんだろうか。
私よりむしろ周りがピリピリしてる感じ。
心配してくれるのはありがたいけど、ちょっとだけ窮屈にも思う。
「……その……夏休みだし、センパイの家庭教師一回お休みしたいんだけど……ダメ?」
「ん? なんだ? 八幡とケンカでもしたのか?」
先程までの眠たそうな声から一転、今度はものすごい食いつきようだった。
ケンカ……センパイとケンカすることなんてあるんだろうか?
あんまり想像が出来ない。
センパイってどんな時に怒るんだろう?
小町ちゃんとはケンカしたりするのかな?
まだ二人が並んでいる所を見たのは一回だけだけど、凄い仲良さそうだったし、どうにもケンカをしてるという想像が出来なかった。
小さい時は「ママー! お兄ちゃんがぶった!」とか言ったりしたんだろうか? 私自身には兄弟がいないから、そういうの実はちょっとだけ憧れたりもするんだよね。
殴られたいとかっていう意味じゃないけど……。
でも今はそんな事を考えている時じゃない。
「ケンカなんてしないよ。お盆明けの土曜日に、サッカー部の打ち上げが入っちゃって、ちょっと顔出そうかなーって思ってるんだけど……」
「別に打ち上げなら昼間やって、夜は八幡と過ごしてもいいんじゃないか?」
「その日お祭りもあって、集合が夕方からなの」
私がそう説明すると、お祖父ちゃんは電話の向こうで「うーん」と唸り声を上げる。
「うーん? それだと大分帰りが遅くなるんじゃないのか? 八幡とデートっていうんだったら二つ返事でOKだったんだがなぁ……」
お祖父ちゃんは少し悩んだ後、そう言って豪快に笑った。
いや、笑い事じゃないんだけど……。
それを私にいうの? お祖父ちゃんが?
私はついイラっとして、声を荒げてしまった。
「中学生のうちに男の子と二人きりでデートしちゃ駄目だっていったのお祖父ちゃんじゃん!」
それは忘れもしない、中学一年生、私がサッカー部に入ってすぐの頃。
男の子たちに囲まれて、皆が私の事を『可愛い』『美人マネージャー』だと持て囃してくれるので、少しだけ天狗になっていた時の話。
当時は三年生や二年生が、部活終わりに皆でファミレスに行こうと、声をかける事が多かった。当然私はマネージャーとして参加。男の子たちの間で、誰が私の分を奢るか、なんて言い争いが起きた事もあって。それはもう有頂天だった。まあ奢ってもらう理由もなかったからちゃんと自分で払ってはいたけどね。
そんな風にチヤホヤされるのが嬉しくて。帰りが遅くなる事も多くなったある日、その事を問題視したお祖父ちゃん達に怒られながら、私は反発心もあって学校での事を武勇伝のように語った。
そうやって、家族に怒られることすら、まるで自分がドラマの主役にでもなったような気分で、呆れた顔のお祖父ちゃん達に自分の行動の正当性を主張しているうちに、調子に乗って「デートのお誘いとか受けたらどうしよう、もうすぐ彼氏が出来るかも」なんて、ふざけて言ったのがきっかけだったように思う。
お祖父ちゃんは、それまでの表情から一転、一度机をバンっと叩くと、真面目な顔をして「中学生がデートなんて言語道断。今のお前にそんなスキルはない、痛い目を見るだけだから、せめて高校になるまではそういう事は控えろ、そして今のうちに、それ以外の事で、男がどういう生き物か学んでおけ」そう言ったのだ。
そして、私はデート禁止令を出され、海浜総合への入学を命じられた。
まぁ、その時は「お祖父ちゃんは頭が固い」なんて思ったりもしたけれど、今考えると特別デートしたい相手がいたわけでもなかったし、冷静になれて良かったようにも思う。
結局あの時の私は、チヤホヤしてくれさえすれば、誰でも良かったのだ。
もし、当時のままの私だったら、この間の葛本君とのデートを断る事もできなくなってたかもしれないしね……。
まあお陰で今は初デートに対する期待値も上がっちゃってるんだけど……。
「はっはっは、八幡なら問題ないぞ、じゃんじゃんしろ」
だけどお祖父ちゃんは私の気持ちを知ってか知らずか、今は電話口でそんな事を言いながら豪快に笑い飛ばす。
はぁ……。もはや溜息しかでてこない。お祖父ちゃんがこうなったら何を言っても無駄だってわかってるからだ。
それにしても、センパイとデートかぁ……。
頑張って誘っても「めんどくさい」って断られそうで怖いなぁ。
でも、最後には「……わかった」って、付き合ってくれる。そんな予感もしていた。
そしてきっと、楽しいんだろうなぁという事も……でも、その時の私はその理由がよくわからなかった。
「んで、なんだったか、……そうか休みだったな」
私がセンパイとのデートの妄想をしていると、お祖父ちゃんが不意に話を戻す。
その時には不思議と先ほどまで湧いていた小さな怒りは収まっていた。
危ない危ない、本題を忘れる所だった。
「お前、成績の方はどうなんだ? 受験対策出来てるのか?」
「期末はいつも通りって感じかな? 平均七十八点だから、そこまで悪くはないと思う。あとセンパイの勧めで模試も受けることになったよ」
「模試か、それはいいな。模試の結果はどうだった?」
「気が早いよ、八月八日に試験で結果が分かるのは一ヶ月後だって」
正直に言うともっと模試に関しては、もっと早く結果が分かるものだと思っていた。
具体的に言うと一週間か二週間ぐらい。
でもセンパイにそれを言ったら「受験と一緒で、全国の中三が受ける試験の結果がそんな早く出るわけないだろ」って呆れられたっけ……。
「八月八日? 八幡の誕生日じゃないか」
え? 誕生日? 誰の?
突然お祖父ちゃんから発せられた、その言葉の意味が私の中に上手く入ってこなかった。
誕生日……? 誰の? 八幡……? ってセンパイの?
「え? そうなの?」
「なんだ、聞いてないのか? お前も許嫁の誕生日ぐらいちゃんと覚えておかないとだめだぞ?」
覚えておくも何も今初めて知った。
っていうか模試の日、センパイ知ってるよね? なんで何も言ってくれないの?
でもあの人、自分から誕生日を言いふらすタイプにも見えないし、そのままずっと知らせないつもりだったのかもしれない。
なんだかちょっと胸の中がモヤモヤする。
お祖父ちゃんも知ってるならもっと早く教えてくれたらいいのに。
「プレゼント、ちゃんと用意しておけよ?」
センパイへのプレゼントか、何がいいかな。
何を贈ったら喜んでもらえるだろう?
センパイの好きなもの、嫌いなもの。
トマト?
あとは……あれ? 私何も知らない……。
センパイがどんな音楽を聞くのかも、どんな趣味を持っているのか、将来何になりたいかも……。
その時私は、初めてセンパイの事を何も知らないという事を知った。
「いろは? どうした?」
「う、ううん、なんでもない」
どうしよう、何か、何かしなくちゃいけない。
そんな漠然とした焦りが私の中を駆け巡る。
普段だったらこんなに悩んだりしない。
実際、サッカー部の部員の誕生日にプレゼントを送ったことはあった。
それはちょっとした筆記具だったり、タオルだったり。そんな小さな物。
人数が多いというのもあるし、プレゼントに差を着けたくなかったっていうのもあるから、悩む必要もなかった。
部活以外だって、変な勘違いをされないよう、無難なプレゼントを選ぶセンスはそれなりに磨いてきたつもり。
でも、ことセンパイのプレゼントとなると、何をあげたら良いか全く見当がつかなかった。
というか、何をプレゼントしても「おう、サンキュ」と、どうでも良さそうな表情をされる気がする。それはちょっと嫌だ。
「まあ、とりあえずその打ち上げとやらは模試の後なんだな? 部活のメンバー複数人で行くって事でいいのか?」
「う、うん。そう」
もはやお祖父ちゃんの言葉も上手く入ってこない。
センパイが喜んでくれるという想像ができないのだ。
「じゃあ仕方ない、許可する」
「あ、ありがとう」
どうしよう、八月八日ってもうすぐだ。
最早お祖父ちゃんへの返事も適当になりながら、私は思考を巡らせる。
いや、別に凄い喜ばせたいとかじゃない、センパイは許嫁っていったって、あくまで一時的なものだし、なんていうか私のプライド、そう、プライドが許さないのだ。私があげるものなんだから喜んで欲しい。だからこそ、ここで適当なものは渡せない。
ああ、もう! 模試の勉強もしないといけないのに……とにかく一度小町ちゃんに電話して、センパイの好きそうなものを聞いて……。
プレゼント選び付き合ってもらえるかな?
「あ、打ち上げに行くことはもみじ達にもちゃんと話して、門限は守れよ?」
「わかってます!」
お祖父ちゃんのその言葉に『中学三年生で門限十九時ってどうなの?』とちょっとだけ冷静な自分が戻ってきた。まだ時間はあるんだから冷静に、冷静に。
それにしても、お祖父ちゃんは相変わらず過保護だなぁ。
塾行ってる子なんて二十二時過ぎる時もあるって聞くのに……まあでも私、塾もいってないんだけどね、今更いっても始まらないか。
「そういえば、今年の旅行はどうするの?」
例年だと、家族で旅行に行ったりするんだけど、今年はまだどこに行くという話も聞いていない。今年は暑いしできるなら北海道とかがいいなぁ。
それか、いっそ海外なんていうのもいいかもしれない。
環境を変えれば勉強も捗る気がする。
「ああ、まだ聞いてないのか」
そんな風に私がまだ見ぬ土地への思いを馳せていると、電話口の向こうでお祖父ちゃんがニヤリと口角をあげた気がした。
「今年はお前も受験で忙しいだろうからな、儂らは勝手にやってるから、しっかり勉強に専念しとけ」
お祖父ちゃんはまるでイタズラっ子のようにそう言うと、その後ろから「あら、あなた、起きたなら声ぐらいかけてくださいよ」というお婆ちゃんの声。
でも……寝る前に言うセリフじゃないよね……? 聞き間違い?
「え? 勝手にって……お祖父ちゃん達だけでどこか行くの?」
「行くというか、もう来てる。テレビ電話に切り替えるぞ」
そう言われて、私はスマホを離すと、切り替わったスマホの画面に大きくお祖父ちゃんの顔がアップで映し出された。
いつものお祖父ちゃんだけど……なんでテレビ電話?
「見ろいろは、これがニューヨークの朝の風景だ」
私が不思議に思っていると、お祖父ちゃんがそう言って、カメラから自分の顔をフェードアウトさせる。
するとそこには、日本とは真逆に明るい空が一面に広がり、巨大な建物が並び立つ景色が見渡せる、ホテルの一室が映し出されていた。
「いろはちゃーん、お土産買って帰るからねー」
ニューヨークってどういうこと!?
*
お祖父ちゃんはこの夏は日本に戻ってこないらしい。
ええ……? 海外旅行なんて聞いてないよ。
羨ましい、私もあれぐらいの年になったら旦那さんと、色々な所に旅行に行ったりするんだろうか?
一瞬、想像した私の相手の顔は、何故かセンパイ……。
違う違う。今は、センパイの誕生日の事考えてたから、たまたま、たまたまだから。
もう本当最近センパイに私の生活領域を侵食されすぎてて、危ない気がする。
今度あったら文句をいっておこう。
とりあえず、今考えるべきはセンパイの誕生日。
カレンダーを見ると、もう一ヶ月を切っている。
何かプレゼントを考えなければ。
普段、色々手玉に取られている気がするから、ここで何かとびっきりのプレゼントでセンパイを驚かせてみたい。
その為にもまずは情報収集だ。
私はお祖父ちゃんとの通話を切ったばかりのスマホをいじり、改めて電話を掛ける。
相手は小町ちゃん。
まぁ、情報提供してくれそうな共通の友達って小町ちゃんぐらいしかいないしね……。
「もしもし? 小町ちゃん?」
「はい、もしもし。どうしました? もしかしてウチの兄が何かやらかしました?」
お祖父ちゃんとは違い、小町ちゃんは二度目のコールで電話に出ると、イキナリそんな事を言ってきた。
一体自分のお兄ちゃんのことをなんだと思っているんだろう。
でもきっとこれも仲が良い証拠なのだろうと思うと、ちょっとだけ羨ましくも思う。
ここらへん、一人っ子の私にはわからない感覚なんだろうな。
「ううん、そうじゃないんだけど……センパイの誕生日って……八月八日なの?」
「お兄ちゃんですか? はい、そうなんですよ。八幡だから八月八日、覚えやすいですよね」
覚えやすいならもっと早く教えてほしかった。
いや、別に小町ちゃんに非があると思っているわけじゃないんだけどね。
「小町ちゃんはプレゼント何買ったの?」
「あー……中々良いのが見つからないんですよねぇ。一応明日買い物に行く予定なのでそこで色々みてこようかと」
「それ私も行く!」
「え? でもいろはさん、模試で忙しいんじゃ? あんまり兄に気を使わなくても大丈夫ですよ?」
私のお願いに、小町ちゃんは「大丈夫なんですか?」と、少し心配げに優しく語りかけてくる。どうやら、こっちでも気を使われているようだ。
受験生ってやっぱり大変なのかなぁ、まだ全然自覚ないんだけど……。 でも、この状況で『誕生日を知っているのに無視をする』という不義理だけはしたくないんだよね……。
「センパイには色々助けてもらってるし、何かお礼しなきゃとは思ってたんだよ、それに息抜きもしたいし、ね?」
「うーん……あ、じゃあ、こういうのどうですか?」
「なになに?」
小町ちゃんは少し考えた後、電話の向こうで急に小声になりながら、ボソボソと語り始める。
ソレにつられて、私もつい息を潜めてしまう。
それはいわゆるサプライズ。
小町ちゃんは自分の計画の全貌を語ると、最後にイタズラを達成した子供のように笑った。
「……っていうの、どうですか? もちろんいろはさんが良ければですけど」
「え? でもセンパイってそういうの好きな人? 喜んでくれるかな?」
「大丈夫ですよ、あの人捻デレさんですから、女の子からお祝いされるっていうだけでも絶対喜びます!」
「それはそれで複雑なんだけど……。じゃあこういうのはどう……?」
小町ちゃんの計画は、受験生で模試を控えた私への配慮もきちんと行き届いたもの。
でも、さすがに小町ちゃんの案をそのまま採用するだけだと、私のやる事が少なすぎるので、私もいくつか案を出す。
そんな風に、小町ちゃんと私による『センパイの誕生日パーティー計画』の話し合いが始まった。
さて、お小遣い幾ら残ってたかな?
というわけで台風で外が凄いことになってますね……。
皆様の地域はいかがでしょうか?
どうか大きな被害がでず、無事通り過ぎさってくれますように……。