赤くて不死身のオレちゃんのヒーローアカデミア   作:きのこの山 穏健派

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今回はスゲェ難航しました
多分、文章がおかしくなってるとこがあります
誤字脱字がありましたら報告頂けると幸いです





ルール違反は駄目だけど条約違反なら大丈夫でしょ

三人称side

 

「ハイ!スタート!!

 

プレゼント・マイクの声と同時に扉が開き2人の受験生が飛び出して行った。その他の受験生はその場に立ち尽くしたままだった

 

「どうしたぁ!?実戦じゃカウントなんざぁねぇんだよ!走れ走れぇ!!もう動いてる奴がいるんだぞ!?」

 

プレゼント・マイクの声に気付き、走り出そうとした瞬間

 

 

 

DoooooooooooooM

 

 

 

会場内を揺るがす程の爆発が起きた

 

「な、なんだぁ!?爆発持ちの個性なんかいたか!?」

 

それも一度だけではなく何度も爆発が起きた。天井からは塵がどんどん落ちくる

 

後にこれが『雄英試験会場爆発事件』の序章だと誰も気付かなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇井戸side

 

 

 

ハロー、愛しい読者様。俺ちゃんだよ。本来ならジョークを交えつつ色々話すんだけど今回はパスさせてもらうぜ。え?理由?

 

『ブッコロス!!』

 

言わなくても分かるでしょ?今は実技試験の真っ只中なんだよなぁ。そゆわけだから俺は暴れるぜ、コイツでな

 

穴からミサイルが一気に4つ飛んでいき仮想敵に全て命中し爆発した。どうやら肩に担いでいたモノは4連ミサイルランチャーのようだ

 

「よーし、これで45か?いや46だっけ?……まぁいいか」

 

倒した数を確認しながら再装填していた。道中、囲まれていた受験生を助けていた際にポイントが高い順から仮想敵だけ倒していたのでポイントが結構溜まっていたのだ

 

“けどビルごと巻き込んでるからマイナス入るんじゃね?”

 

‘後、たまに受験生も巻き込んでるしな’

 

実は威力が思いの外高かったため、仮想敵を倒すときに周囲まで巻き込んでしまっていた。中には受験生も巻き込んでいたが身体が鉄のようになっいてすぐ起き上がり感謝されたため、あまり気にしないで乱発していた

 

「そこはほら、必要な犠牲とかあるじゃん?だから俺を責めるのは間違いだと思うぞ?」

 

“やっぱイかれてるわコイツ”

 

‘訓練だからいいけど実戦だったら戦犯どころかヴィラン側なんだよなぁ’

 

あんまdisってると泣くからな?

 

prprprprprprprprprpr

 

お?ウィーゼルから無線が来たな

 

{よお、そっちはどうだ?}

 

「あーそうだな、たまに他の受験生巻き込んじまったりしたけど特に問題ないな」

 

{……その巻き込まれた受験生は死んでないよな?}

 

「ピンピンしてたから大丈夫だろ(適当)」

 

叫びながら倒してたしな、あと礼言われたし

 

{まぁ大丈夫ならいいんだが……ポイントは今いくつだ?}

 

「そうだな多分……40は超えてるな」

 

{結構稼げたな。こっちは高い奴が少ない割に数が多かったわ}

 

「あー成る程。でどうする?このポイントなら受かると思うが、合流するか?」

 

{あー……いや合流しよう、いまどこだ?}

 

「今は西エリアのとこにいるぜ」

 

{じゃあ、そっからタワーみたいなの見えるか?}

 

「あの青と白のタワーか?」

 

{それだ。そこで合流しよう}

 

「あいよ。ほんじゃ稼ぎながら行くか」

 

無線を切り合流地点に移動を始めた。そして歴史に残る事件が刻一刻と迫っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よお、遅かったな」

 

黒いスニーキングスーツを着たウィーゼルが遅れながらやってきた少し白い塵の様なものが身体のいたる所に付いているウェイドに話しかけた

 

「ビル壊しながら来たからな、遅れて当たり前だろ」

 

「なにやってんだよお前」

 

ウェイドは面倒くさいと理由で建物を壊しながら一直線に来たのだ。もうやってることヒーローじゃねぇなコイツ

 

“狂人が裸足で逃げ出す程ブッとんでんな”

 

‘その前に頭のネジが1、2本どころか全部無いんだよなぁ’

 

お黙り!あまり煩いと泣くぞ!いいのか!?

 

‘“言ってることメチャクチャ過ぎるだろ”’

 

「……ポイントが引かれて不合格なってもしらねぇからな」

 

「……次からあんまりビル壊さないようにするわ」

 

「いやそもそも建物壊すなよ」

 

雑談したながら武器のメンテナンスと弾の再装填をしていた。というか道のど真ん中で何してんだよと思うが残念。ツッコミ役(耳郎)はいなかった。ちなみに耳郎は小中共に同じ学校でウェイドのストッパー役をしていた。なおウィーゼルもストッパー役だったがたまにウェイドと意見が逢うと暴走するため、周りからは耳郎だけがバカ2人を止めることが出来る存在と認識され色々と複雑だった(耳郎談)

 

つまり何が言いたいかというと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁデイビークロケット使ってみてもいいか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事件はもうすぐ始まる

 

 

 

 

 

 

「……正気で言ってんのか?」

 

「ウィーゼル、コイツ馬鹿か?みたいな顔すんなよ傷ついちゃうだろ」

 

「それは謝るが本当に使う気か?」

 

「おう(・∀・)b」

 

「馬鹿なのか?」

 

いきなり口をあけたかと思えばとんでもないことを言ってきた

 

「だって使ったことないしさ、いいじゃん一発ぐらい」

 

「マジでやめろ頼むから。冗談じゃすまねぇぞ」

 

知らない人にザックリ説明するとデイビークロケットとは、メタル○ア3でヴォル○ンが研究所に撃ち込んだ代物で正式名称は『M29 核無反動砲システム』 いわゆる 核兵器である

ウィキ○ディアより

 

「でもこれ作ったの小学生の時だろ?なら威力が低いかもしれないしなにより放射能が出ないかもしれないんだぞ?それでも駄目か?」

 

どうしても撃ちたいのかウィーゼルに粘り強く交渉していた。何故交渉していたかというとデイビークロケットは箱に保管されており開けるには鍵が必要なのだが肝心の鍵をウィーゼルが持っているのだ

 

“これに関してはマジでやめろ。被害が大きすぎる”

 

‘核撃ちたいとか本気か?そこまで馬鹿じゃねぇだろ?思い直せ’

 

今回は流石に冗談じゃすまされないため、ジョニーとダニエルも必死に説得していた

 

「はぁ、わかった。そこまで言うならやめとくよ」

 

「……とにかくもう核を撃ちたいなんて言わないことだな」

 

どうやらなんとかウェイドを説得することができた。しかしポイントを集めようと準備し始めた時、放送が流れた

 

「残り3分だ!焦れよっ!少年少女達!!」

 

残り時間3分の放送が流れた瞬間、近くのビルが崩れ巨大な仮想敵が現れた

 

『ブッコロス!!!』

 

「なるほどアレが0ポイントのお邪魔虫か」

 

「知っているのかウィーゼル!」

 

どっかの漫画でこういうネタがあった気がする

 

「知ってるも何もあのメガネが説明の時に聞いていたじゃねぇか」

 

「ゴメンその時寝てたわ」

 

「……そうか」

 

ウィーゼルが呆れたような顔をするが今更である

 

「ま、0ポイントだから相手にしなくても……ん?」

 

ウィーゼルが目を凝らして何かを見ていた。俺も気になり見ている方向に目をやると0ポイントに立ち向かっていく緑髮の受験生の姿が見えた

 

「おいおいマジかよ。0ポイント倒しても意味ねぇのn「おいあそこに誰か倒れてねぇか」なに?」

 

よく見ると仮想敵の近くに倒れている受験生の姿が見えた。どうやらあの緑髮は倒れている受験生を助けに行ってるようだ

 

「だからか、なるほど……なあウィーゼル」

 

「なんだ?」

 

「俺が今何考えてるかわかるか?」

 

満面の笑みを浮かべながらランチャーを担ぎ、身体に手榴弾を巻き付けていたウェイド。特攻する気満々のその姿に思わず笑ってしまった

 

「ハハハハハッ!ほんとお前といるとロクでもないことが起きるがおもしれぇな、まったく」

 

「そりゃどうも。そんじゃいくぜ」

 

そして狂人とその相棒は巨大な仮想敵に向かって走っていった

 

 

のだが

 

 

「ハアハアハアハア……やっ……た……!」

 

着く頃には緑髮の受験生が倒していた。あ、ありのまま起こったことを話す……!俺たちがもうすぐ到着しそうな時にこの緑髮が素手で倒しちまってたんだ……一体ry)

 

とまあ、そんな訳で必要はなかったんだよね

 

「よお大丈夫か?……うわ腕が放送できねぇぐらい大変なことになってんな」

 

「え?……あ……だいじょうぶ……です」

 

「とりあえず応急処置するぜ。ウェイド救急箱出してくれ」

 

「ほらよ」

 

いつの間にか出していた救急箱をウィーゼルに渡し緑髮に応急処置を施していた。その腕前はもはやプロの領域になっていた

 

「あー血管と骨が大変なことになってんな、終わったら保健室に運ぶぞ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「気にすんな……これで、よし……ほら手貸すぜ」

 

「あ、はい……うわっ」

 

ウィーゼルが手を貸したその時、地面が揺れ目の前のビルが崩れまたもや巨大な仮想敵が現れた

 

「クソッ2体目がいやがったか。ウェイドお前もて……を……」

 

負傷した受験生を運ぶためウェイドにも手伝ってもらおうと目をやった瞬間、顔が青ざめていった。何故なら彼の手には()()()()が握られていた。それは

 

 

 

「さーてどんぐらいの威力か調べてみるか」

 

 

 

『M29 核無反動砲システム』 通称デイビークロケットだった

 

それを見たウィーゼルは首にかけていた鍵を確認すると無くなっっていたことに気付き、周辺を探してみると箱に刺さったままの状態で放置されていた

 

「おい!ウェイド!!やめろ!!?」

 

止めようと必死に叫ぶがその声は届かず2体目の仮想敵に向かっていった

 

「ヤバイヤバイヤバイヤバイ!おいそこのアンタ!!」

 

「わ、わたし!?」

 

「今すぐそいつ連れて出口に向かえ!!急げ!!!」

 

ウィーゼルに必死の形相で言われた受験生は負傷していた緑髮に手を貸し走っていった

 

「残り30秒!」

 

残り時間が伝えられるがウィーゼルにとってそれが最悪の事態になるカウントダウンのように聞こえる

 

「よし!これで放送できてくれ頼む!!」

 

ウィーゼルが必死に作っていたのはスピーカー付きのドローンだった。急いでそれを飛ばし会場の真ん中まで行くとスピーカーのスイッチをオンにしこう叫んだ

 

 

 

「これを聞いてる全員に伝える!お前ら死にたくないなら今すぐ出口に向かえ!急げ!!」

 

 

 

 

それを聞いた受験生達は優秀だったこともあり異常事態が起きたと理解し誰も疑わず一斉に出口へと向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教師・モニターside

 

 

「いやー今年は中々良い子達がいるじゃない」

 

試験の内容を見ながらそう答える教師達

 

「特にあのエンデヴァーのご子息も凄いわね」

 

「ああ、アレは伸びるな」

 

受験生達の個性を見て複数の教師が意見を出している時に()()は起きた

 

『お前ら死にたくなかったら今すぐ出口に向かえ!急げ!!』

 

「ん?」

 

不穏な言葉を聞き、さっきまで穏やかだった空間が一気に冷めていった

 

「いま、彼なんていった?」

 

「死にたくないなら出口に向かえって……」

 

それを聞いた教師達は困惑した。何故これを聞いた受験生達が一斉に出口へと走れ出したのか。何故『死ぬ』という言葉が出てきたのか。それを知るには秒読み段階になっていった

 

「ま、どちらにせよ後10秒で終わるしn……あら?」

 

 

残り9秒

 

 

「こいつだけ逃げてないが何やってるんだ?」

 

 

残り7秒

 

 

「おいおい0ポイントの前でなんか構えたぞ」

 

 

残り5秒

 

 

 

「……ねぇこの子の持ってる物は何?」

 

 

 

残り3秒

 

 

 

 

「これは……?」

 

 

 

 

 

残り1秒

 

 

 

 

「一体なんn

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……以上でした。では次のニュースです。本日午後2時45分頃、雄英高校が受験にて使用していた試験会場の内一つが巨大な爆発が発生し会場の半分が消し飛びました。これにより軽傷者数十名、重傷者一名、行方不明者一名の被害が出ました。現在、警察による捜査が行われておりますが未だ原因が分かっておりません。一説によるとヴィランの仕業ではないかと囁かれていますが情報が入っていき次第お伝えします。続きまして本日の……』

 

 

 

 

この事は、翌日『雄英試験会場爆発事件』と称され歴史に残っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




感想ください、そしたら頑張れます


露骨な感想稼ぎじゃn


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