自分は何故かガールズバンドの奴らから弟ムーブキメられてます。助けて()   作:みゃーむら

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続いてしまった第2回。バイト終わりで家で火消ししてからコレですよ。燃え尽き症候群まであと50分。



そして第1話で見つけた『星形スターギター』という超パワーワードww音速のソニックよりも酷い。



今回もくそみてぇに仕上がってます。


カクメイ×ノ×ニャンコ

 

 

 

 

 

 

 

「にゃーん……ふふっにゃーんちゃん、かわいいねー」

 

「友希那が……にゃーん……?わ、忘れよう!このことは全部っ……!」

 

 

  なにやってんだろう。あの人たちは。

 

 

 片やミッシェルの銅像をにゃーんちゃんと言い出し、片や忘れようといいながらその左手にはスマホががっちりと握りしめている。あれ絶対に録画してるよね。

 そしてそれを見つめる俺。

 

 

「なにしてんだあれ。」

 

 

 呆れた。朝5時という嫌がらせに近いというよりほぼ嫌がらせであるであろう時間帯に電話を掛けてきて、要件は「お昼にCiRCLE来て。」それだけ。それがこの茶番ですか。

 

 

   そうか君はそういうやつなんだな。

 

 

 帰ろっかなぁ。

 

 

「瀬田君?どうしたんですか。こんな場所で。」

 

「あぁ、氷川さん。いや、今から帰ろうかと思って。」

 

「え?ですがこれから練習を見学する。という予定ですよね?」

 

 

 えなにそれ。知らない。聞いてない聞いてない聞いてない聞いてない。

 

 

「今井さんから今日の練習に瀬田君が参加するときているのですが。」

 

 

 あ、ホントだ。なんか参加する流れがグルチャで出来てる。そこに本人の意思無いってどゆこと。っていうか電話掛けて来たの友希那さんなのになんで知ってんだよ。あの幼馴染みガチ勢は。

 

 

「ところで、気になっていたのですが、彼方にいるのは湊さんと今井さんですよね?何をしているんですか?」

 

「それが分かってればもうとっくにCiRCLEの中に入ってるんですよね。」

 

 

 今日曇りだから早くして欲しいんだよね。雨降りそうな気がする。

 

 

「呼べば良いじゃないですか。」

 

「いや、あの人ミッシェル像見て『にゃーんちゃん』って言ったんですよ。あんな純粋(であろう)な人に真実教えられる程非道じゃないんすよ。」

 

 

 ○ッキーの中身が中年で小太りしてるオジサン(偏見)だなんて子供には言えないでしょ。

 いやでもミッシェルの中身見たことあるんだよね俺。

 

 

「お、紗夜に香利じゃん。もう来てたんだね。香利はお姉ちゃん(アタシ)に会いに来たのかなぁ?可愛いなー!ヨシヨシ!」

 

 

 止めろ撫でるな。どうせなら喉を撫でろ。

 いや別に自分にゃんこさんじゃないんですよ。別に『にゃんぱらり~』とか使えないから。

 

 

「あら、遅かったわね。待っていたわ。紗夜、香利。あこと燐子はまだかしら?」

 

「もうすぐで着くってきてるよ。」

 

 

 どこだ。どこから来るんだあのチビッ子は。備えろ。今までの経験と己の感を信じろ。

 

 

「あっ!お姉ちゃんだ!お姉ちゃーん!」

 

 

 突如腰に衝撃!黒塗りの高級車程ではないけど痛いモノは痛い。フフ、俺の包囲網を掻い潜るとはな。成長したな。っていうかまずは俺を見つける度に突進するのはヤメロォ!踏ん張るのも耐えるのにも体力使うから体幹が弱いオデノカラダハボドボドダァ!

 

 

  そして時は動き出す。

 

 

 俺の前にはリサ姉が居る。身長的にこのまま倒れると確実にリサ姉の肩らへんに頭がいく。そうなるとあの人の取る行動はただ一つ。君が、世界で初めて、バグsえ、なに?続かない?あっ、ふーん……。

 

 

「お?やっぱりお姉ちゃんがイイのかなー?ヨシヨシ!可愛いなー!もう!」

 

 

 まぁ、そうなる(撫でるよ)な。

 リサ()って呼ばれるほど面倒見が良いけどこの人自身は一人っ子だから何かしら理由をつけて俺に構って来る。大体は頭をただひたすら撫でられた後に膝枕されて、それを写真に撮ってグルチャに流して俺がボロクソ言われるまでがテンプレ。

 

 

「あこちゃん。ち、ちょっと……速い……よ。」

 

「ゴメンね。りんりん。お姉ちゃんが見えたからつい。お姉ちゃ、あっ、違う。香君だった。」

 

 

 俺ってそんなに巴に似てんのかなぁ。つーか突撃してそれですか。いいよ。許すよ。慣れたから。

 

 

「リサ、そろそろ」

 

 

 おー!ガツンと言ってやって下さいよ!まぁ、そんなに期待してないけども。

 

 

 

「私に代わりなさい。」

 

 

      うん知ってる。

 

 

 ニマニマと微笑みながら俺を撫でるベース<今井リサ>。

 早く撫でさせろと催促するボーカル<湊友希那>。

 プルプルと震えているのは『代われ』と言いたいけど自分で言うのは恥ずかしいから早く練習で誤魔化したいと考えているギター<氷川紗夜>。

 姉ちゃんと髪の色と目の色がそっくりなトラブルメーカー気質の最年少ドラム<宇田川あこ>。

 人生で最高に走ったであろうから肩で息をしているキーボード<白金燐子>。

 

 

 はぇーこれがRoselia(RoseとCornelia)ですか。世も末だな。(白目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで今日俺のこと呼んだんすか。音楽に関しては知識もセンスもからっきしって言ったはずですけど。」

 

「先月のポピパのライブ。凄かったわね。」

 

 

 アイツら一体何しでかしたんだ。

 

 

「まさか戸山さんが空を飛ぶなんて。」

 

 

       は?

 

 

「ねー。あれはウチ(Roselia)としても結構な衝撃だよねー。」

 

「眼前を埋め尽くす赤眼の白き魔獣の……えっと、凄かったよね!りんりん!」

 

「ウサギ、可愛かったです。」

 

 

 やりやがったな、アイツ(花園たえ)。以前から『オっちゃんたちとライブしたい』とか言ってたけど本気だったのか。つか、良くライブハウスがGOサイン出したな。

 

 

「正直あのステージには底知れぬn」

 

 

    カチッ。あぁ~!電気が灯る音ォ~!

 

 

「あっ、ゴメンね!」

 

 

    カチッ。電気消えたんですけど。

 

 

「底知れぬナニかを感じたわ。」

 

「湊さん……。」

 

 

 あ、続けるんだ。続きます?この流れ。

 

 

「私達も進化を遂げる時が来たようね。」

 

「イイね。それで?」

 

「次の新曲のテーマは、」

 

 

 

        「革 命」

 

 

   おいこっち見んな。

 

 

「今の私達が向き合うことなんじゃないかしら。」

 

「そうね。」

 

「良いと思います。」

 

「気は熟した!」

 

「それで、具体的には?」

 

「え?え、えっと……………」

 

 

 止まった。終わり!閉廷!

 

 

「衣装変えるとか~?」

 

「そういうことよ。」

 

 

 それだから赤メッシュに喧嘩売られるんすよ。そゆとこですよ。

 

 

「革命的な衣装が必要ね。」

 

「革命。つまりREVOLUTION!」

 

 

 いやそんな初歩的なことでドヤ顔されても。

 

 

「訳しただけじゃん。」

 

「新たなる聖戦への」

 

 

  ガチャ。『デンデンデン!デンデンデン!ガチャ』すまんそれしか出てこなかった。

 

 

「あっ、ゴメン。電気消えてたから。」「ん~?」

 

 

 あっ、また消えた。

 

 

「あ、新たなる聖戦への衣!どう、りんりん!」

 

 

 それで若干の羞恥心感じてるんなら大丈夫だ。お前は高3らへんでふと思い返して悶えてるよ。

 

 

「実は、考えていたものがあるんですけど。」

 

「準備が良いわね。」

 

 

 ギャグマンガもビックリ。『こんなことがあろうかと』。お前らホントに何を想定してたんだよ。

 

 

「歴史的なアートをモチーフにしてデザインしました。」

 

 

 ホントにすーぐ横文字使う。『アミューズメントパークとかハートをキャッチとか。ノンスタイr』あ、ダメ?そすか。

 

 

「おぉ!カッコいいじゃん!」

 

「流石ね、白金さん。」

 

 

 ポンッ。キュッキュッキュ。おいなにしてんだ。余計な手を加えるな。おむすび君も言ってたぞ。『シンプルイズベスト!』

 

 

「飛び立つ翼が欲しいわ。」

 

 

   『えっ!?』

 

 

 若干手応え悪かったけど大丈夫か?

 

 

「まさに革命ね!」

 

「素敵です。」

 

「カワイイじゃん!」

 

「我々が背負いし罪の翼!」

 

 

     ガチャ、パチッ。あ、ミッシェルだ。

 

 

「あっすんません。」

 

 

      パチッ。

 

 

「じゃ、じゃああこも。」

 

「もうちょっと盛ろうよ~!」

 

「これじゃあバランスが悪いわね。」

 

「いっそのこと、こんなのはどうですか?」

 

「じゃあ猫耳も。」

 

「なんかイケそうな(逝けそうな)気がしてきた!」

 

「コレで逝くわよ!」

 

 

 

 

 

 

 

「はーい、盛り上がってるとこ悪いですけれどお時間なんでしゅーりょー。」

 

 

 終われ終われ!このままじゃカオスどころかノスフェルも顔真っ青なものができるから。

 

 

「もうそんな時間なのね。」

 

「結局そんなに練習しなかったね。」

 

「でも、次のライブに向けての良い話し合いができましたね。」

 

「コレを基に衣装作ってきますね。」

 

「頑張ってね!りんりん!」

 

「頼んだわよ、燐子。」

 

「じゃあ片付けのほうだけど。」

 

「あ、じゃあ俺やります。」

 

「そう。お願いね。次の予定取ってくるから。」

 

 

 今日はろくに使わなかったからテーブル動かすだけだな。

 

 

「では、私もやります。」

 

「いや、別に紗夜さんがやる必要ないですよ。まともに使ってないんで。」

 

 

 この人と二人きりとか嫌な予感しかしないから他の人と一緒に帰ってほしい。

 

 

「なら、お願いするわね。二人とも。」

 

 

 アッアッアッ。

 

 

    ギィー、バタンッ!(迫真)

 

 

「ふぅ、ようやく二人きりになれましたね。香利君。またこの間のようにお姉ちゃんって言ってくれても良いんですよ?」

 

「言いませんよ?日菜さんいるんですから良いじゃないですか。」

 

「イヤです!私は弟も欲しいんです!さぁ、お姉ちゃんの胸に飛び込んで来てください!お姉ちゃんですよ!」

 

 

 以前学校が終わった後に机で寝てたら寝ぼけて紗夜さんのことを『お姉ちゃん』と言ってしまい、それ以来、紗夜さんと二人の時にはお姉ちゃん呼びを強要してくる。絶対に言わねぇ!お前のようなアネゴがいるものか!

 

 

「紗夜、香利。帰りましょう。」

 

 

 はい来た~!コロンビアー!!!

 いつもポンコツとか言っててすいませんでした!

 

 

「そうですね。帰りましょうか。」

 

「へーイ。」

 

 

 煽ってないからな?ッヘーイじゃないからな。

 

 

「じゃあ、今日はこれで解散ね。」

 

「イヤー、今日は収穫あったんじゃない?」

 

「そうですね。なんだか上手くいきそうな気がします。」

 

「我が望む最果てへの、えっと、楽しかった!」

 

「そうね。では、帰りましょうか。さようなら、香利君。また学校でね。」

 

「ういっす。お疲れさんでした。」

 

 

 帰ろう。すぐ帰ろう。嫌な予感しかしない。

 

 

「そういえば、紗夜?香利にお姉ちゃんって呼ばせようとしてたじゃない。姉として、それは認められないわ。」

 

 

 回れ~右!さぁ、(厄災を)振り切るぜ。ピッピッピッ

 

 

「香利のお姉ちゃんは私だけよ!そうでしょう!香利!」Go!

 

 

 お前のその発言。それが俺の絶望への片道キップだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

   その後めちゃくちゃ走ったら家に千聖さんがいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       儚い




出演バンドはガルパピコ第1話の登場順を反転して出してます。

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