スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第11話 勝利と募集

sideアレクセイ

 

遂に指令室にたどり着いた。激しい抵抗が合ったが、敵はあまり忠誠心が高いというものではなかったため、その多くが投降してきた。後は指令室内部のみ。

 

「僕が最初に入るから、君たちはその後に入ってくれ、いきなり銃撃が有るかもしれないからね。」

 

敵はブラストドアを閉じ、こちらの進行を阻止しようとしている。情勢は、既に決まっている。クルーザー二隻は、ファイター隊によって既に沈められた。後は、こちらの艦だけだ。なのに敗けを認めようとしないとは、よほど皇帝が恐ろしいのだろう。生き延びても殺される運命とは、こちらに投降した方が良いと思うが。

 

そして、ブラストドアがハッキングにより開く。おっとどうやら人質をとっているようだ。

 

「武器を捨てろ、さもないとこの男が死ぬぞ!!」

 

なんてやつだ。執念深すぎるというか諦めが悪すぎるな。しかし、良いのかなあ真実を知ったとき奴は絶望するだろう。それよりもまさか、一人で立て籠るとは、そんなに信用されてないんだな奴は。

 

「どうぞ殺して構わないよ。その代わり彼の死は君の死を意味するぞ?」

 

おお、だいぶ効いているな。どうやら向こうも解っていたようで安心したよ。死なば諸ともだったら困るからね。

 

「だ、だからなんだ!!いいか、お前らは俺を攻撃なんて出来ないんだからな!!だから、まずは先頭のお前を殺す!!」

 

「やめた方が良いぞ、さあこちらにブラスターを渡すんだ。」

 

「ぶっブラスターを渡す?」

 

「そうだ、渡すんだ。」

 

「わ、わかった。渡す。」

 

心が弱いのかこんなにも簡単に、マインドトリックにかかるとは。拍子抜けだな。それよりも

 

「いい加減君は姿を表して見てはどうかね?ホログラムの主よ。」

 

「結構自信が合ったんだけどなぁ。まさか、君に見破られるとは思わなかったよ。」

 

「フォースの前では、機械で写し出されたものを見破るなど容易いことだ。それよりも凄いものを作ったじゃないか。シールドを整形して反発力を、人間のダミーに見立てるとは、普通思い付いても作ることは難しいと思うが。」

 

「アレク、話はその辺にしておいて。連絡をしないとこの船を撃沈しにファイター隊が特攻してくるかもしれないじゃない。」

 

確かにそうだな。

 

「アスナ、連絡はお願いする。僕はコードを知らないからね。トルーパー達は捕虜を格納庫に集めておいてくれ、あそこなら収容可能だ。」

 

「おいおい、私を無視していないか?自己紹介すれば良いかね?私は、トニー、トニー・スタークだ。技術者をやっているものだ。」

 

「だから、姿を見せろ。」

 

「わかった。」

 

我々は勝利した。スターデストロイヤーを滷獲し、今まで多くの犠牲を払っても倒せなかった敵を、たった1日で倒してしまった。彼らはだいぶ受かれている。

 

恐怖によって支配されていたことにより、実力が出せなかったこと。そして、時間が相手を弱くしたこと。これのせいで、今まで圧迫されていたものを払い除けられた。ただそれだけだ。

 

ここで、私が彼らに言わなければならないことは、ただ一つ、浮かれるなということだ。

 

 

 

sideアスナ

 

あの戦いから、数日が経過した。世界中で戦いが行われている。残党狩りとでも言うべき事かもしれない。もちろん帝国への協力者もこの中には入ってる。要するに私も狩られるがわになるということ。

 

父が死に、抵抗軍の支柱になるべき存在が、世界中でバラバラとなり今や阿鼻叫喚となっている。『戦国時代』そういえば分かりやすいかもしれない。

 

日本やイギリス等の権威ある君主の国は『君主』の一声により比較的簡単に纏まっていった。これから日本や、イギリス等の君主制の国が中心となって世界は纏まっていくんだろう。

 

そして、私は岐路に立っていた。私の父はレジスタンスのリーダーと、帝国軍の協力者という二つの顔を持っていた。そのせいで私と兄弟は、一般的に知られている

『帝国軍の協力者の子供』という形で回りから敵視されていた。そこで、唯一知っていた大隊以上の隊長達は、私たち兄弟の身分を偽り、バラバラに生活するようにとそう提案してきた。

 

元レジスタンス指令室→現日本軍指令室

 

「だからアスナ君。その名前を捨てなければ君は、命を狙われかねないんだ。何でそれを受け入れられないんだね?」

 

「私は、絶対にこの名前を捨てません。だって、私にとって今では、父は英雄だから、その娘が自分の名前を、命が狙われそうだからって無くすわけには行かないんです。」

 

「だが、君のお父上は帝国軍の協力者という側面が一般に浸透しているんだ!だからこそ君は名前を変えなければならない!!そこまで意固地にならないでくれ。私たちは、君たちを守りたいだけなんだ。」

 

こんなこと言うけど、私は絶対に名前は変えない!!私が名前を変えたら、父が一人で戦っていたことも父が居たことも何一つ無いことになるんじゃない?だから私これだけは曲げない。そう考えているとアレクが話に入ってきた。

 

「そんなに名前を変えたくないなら、私に皆さんへ提案がある。アスナを私と共に連れていきたいんだ。抵抗軍へ。」

 

確かに告白?はされたけど突然そんな事になるの?ただ自分が私を手に入れたいだけじゃ?

 

「なぜですか?アスナ君を連れていく根拠は。それにこの星を離れると?」

 

「一つ目の質問にアスナの事が好きだから。二つ目の質問に、私の存在が帝国にばれた可能性が高いこと。この二つだ。」

 

「あなたの存在がどうして帝国が驚異に感じるのか。私にはさっぱり解らないのだが。」

 

「私は、ジェダイだ。皇帝はジェダイにしか倒せない。もっと言えばシスを倒すことができるのは、ジェダイしかいない。ジェダイが抵抗軍と合流した場合、帝国軍に対する反乱勢力は力を増すだろう。帝国はそれを恐れて私を殺しにこの星に来るだろう。」

 

「アスナ君を好きだからといって連れていって言い訳がない。あまりにも危険ではないか。」

 

「それは、この星もそうだろう。いつ殺し屋が来ても可笑しくないのではないか?それに、彼女の意思は尊重しようと思う。決めるのは彼女だ。」

 

私の前で言い争いをする副指令とアレク、正直に言えば私はこの星を去りたくはない。だけど、もしも父さんが生きていたらきっとアレクに付いていくだろう。父さんは、自己犠牲の塊だったから。

 

「私は、アレクに付いて行きます。」

 

「良かった」「ただし!!」

 

「条件があります。アレク、私にフォースを教えてください。」

 

「まさか、復讐をしたいと考えているのか?そうならば僕は絶対に教えないよ。」

 

「違う。一緒に行くのならせめて自分で自分を守れるようにならないと。それに、ジェダイは希望の象徴なのでしょ?私は、今銀河で帝国と戦っている人たちの希望になりたい。私の父がかつて、レジスタンスの指導者たちの希望で合ったように。」

 

「アスナ君。本当にいいんだね?彼に付いていくと言うことで。なら、僕たちは反対しないよ。もう、止めたりはしない。自己責任だ。」

 

「良し、アスナが乗ることは決まった。それと、もう二つお願いがある。君たちの中からパイロットとエンジニアを、私と同行させてほしい。二人だけでは少々無理があるからね。それほど帝国の中枢は強力だ。」

 

「それなら、私が立候補しよう。」

 

「Mr.スタークあなたがですか?」

 

「宇宙への旅だ。優秀なエンジニアが必要だろう。それに、銀河帝国の技術をこの目で見てみたい。」

 

「かたじけない。」

 

「パイロットに関しては私たちが選抜しておこう。それで、出立は?」

 

「準備が必要だろうから、一月以内には行こうと思う。長ければ長いほど怪しまれるからね。それに、船の改造がそれほどかかりそうだからね。」

 

「いや、船の改造は後一週間で終わるぞ。新機構だ、形は原型から大分変わるが戦闘機を二機搭載可能になったよ、注門通りね。実に有意義な時間だった。いい勉強になったよ。」

 

「では、一週間後で」

 

私たちの旅が始まる。私は、アレクのパダワンとして、スタークさんは自分の欲望のために。アレクは、一人で戦うのではなく、仲間で戦うことで自分が無駄死にしないようにしているだけかもしれない。でも、今はそれで良い。命を大切にしてくれるだけで。

 

 



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