スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第16話 感応者

藻で出来た家、道、町、一切の食べ物は売られておらず、あるのは非常に美味しい水ばかり。そんな中をアレクセイ達は進んでいた。この中で一際浮いていたのはアイアンレギオンのジャービスだった。

 

sideジャービス

 

彼らの視線は私に釘付けだ。こんなにも注目されたことなど、トニー様に創られてこのかた一度たりともありません。まるで、俳優になった気分を味わえますが、度を越えています。これでは、動物園ですね。

 

「アレクセイ様。なぜ彼らはあのように特に私の方をジロジロと見つめてくるのでしょう。」

 

「うん?それね、君みたいなロボットはこの星では珍しいのさ、なんせ皆苔むしてしまって使い物にならなくなってしまうからね。古い奴はとっくの昔に土に帰ってるよ。」

 

なんと恐ろしいことを言うのでしょうか。機械の隙間から苔が生えてくるなんて、早くこの星を出なければ私は苔だらけになってしまうかもしれません。この星の苔の成長速度が解らない以上油断できません。

 

「ジャービスそんなに深く考えるな。私が君に苔が生えるように造っていると思うか?そこは完璧さ。」

 

「ありがとうございます。トニー様。」

 

「よーし、着いたぞ。」

 

そこは、円形の闘技場のような造りになっていて、周囲に人?影は何もない。なぜ、この様なところにフォースという未確認の力の秘密があるのでしょうか?

 

 

 

sideアスナ

 

アレクに着いていって到着したのは、珍しく苔が生えていない円形の闘技場のような場所。そこには、一人の老人が立っている。

 

「ねぇ、アレクあの人が私に紹介したい人?」

 

アレク以外が私の方を向いて言った。

 

「何を言っているんだ。アスナあそこには何もいないぞ?何か幻覚でも見させられているのか?」

 

「うん。僕も見えないね。もし、いるのならジャーヴィスのセンサーに発見出来ない訳がないが。」

 

「そんなっ、でもそこにいるんですよ?初老の男性が。」

 

すると、アレクだけが私に賛同してくれた。

 

「あそこには、初老の男性がいるんだろ?それがわかっただけでもかなりの素養が君にはあると思う。」

 

「おいおい、待ってくれ。アレクセイ君あそこには誰かいるのか?もし、いるのだとしたらなぜ見えない。」

 

アレクは真剣な眼差しで答えた。

 

「あそこにはある人物がいる。アスナは、彼が見えることから、フォースの素養が有るんだ。そして、フォースとは目やセンサーで捕らえることは出来ない。だから君らには見えない。」

 

「私には、見ることが出来るだろうか?アスナさんのように私もフォースを扱えれば良いのですが。」

 

「玲。それは、難しいだろう。生まれ持っての素養だ。鍛えて見えるようになることは出来るが、それは使用出来るというとはまた別だ。ただのフォース感応者にすぎない。そして、今のアスナはそのフォース感応者だ。」

 

ジャーヴィスが疑いを持って問いた。

 

「では、トニー様や玲様が、感応者になることは出来るのですね?」

 

「その通りだ、そのために連れてきたのだから。」

 

皆一様に驚いている。

 

「彼に教わると良い。スタークと玲は、そこで何も考えずに座ってみると良い本当に心を空っぽにするんだ。フォースが、見えるだけで戦闘は劇的に変わると思うぞ?私は、少し用事があるからまた後で。」

 

そう言うと彼は私たちをここにおいて行った。

 

「えっと、あの人の近くに行きましょう。案内しますから。そして、一緒に修行してください、一人では寂しいですし不安になります。」

 

二人は顔を会わせると笑いながら了承してくれた。

 

 

sideアレク

 

皆修行に入ったみたいだな。

 

闘技場の近くの一際大きな苔木が合った。そこに行くとある人物の気配がした。

 

「久しぶりだな、ナターシャ。調子はどうかな?」

 

「久し振り、貴方も元気そうね。調子はまあまあよ。それで単刀直入にいうけど、反乱軍の戦力はかなり厳しいことになっているわ。逆に帝国は勢いをましてる。こんなので本当に勝てるの?」

 

スパイを頼んでいるがここまで、率直に言うってくれるのは彼女位な者だ。スパイである前に私の仲間だからかも知れないが。

 

「うん。彼女達は勝てると信じているよ。何事も信じることから始めないと戦いにもならないしね。それよりも、オビワンの足取りは掴めた?」

 

首を降って否定したのちに言った。

 

「本当に彼は生きているの?あのクローン達の反乱を生き抜いたのは貴方を含めても、多くて数十人位。ましてや尋問官に殺された人たちもいる。」

 

「彼は尋問官に殺されるほど弱くないよ。伊達に

The Masterと言われてはいなかったからね。引き続き探って欲しい。」

 

「はぁ、わかったわ。でもね忠告しておくけど私は貴方だから協力してるの、他の人が死んでいても構うもんですか。だから、貴方は私の情報をちゃんと生かしてね。」

 

「ああ、わかったよ。それじゃまた次に会うときに。

フォースと共にあらんことを。」

 

「フォースと共にあらんことを。それじゃあね。」

 

そう言うとナターシャは、姿を隠した。彼女もフォースの感応者だ。並みの相手なら素手で倒してしまうほど強いだけど、シスが相手にいたら確実に勝てないだろう。そこが、心配だ。

 

「手をあげろ。こんなところで何をしている。」

 

おっと、こんな辺境にまさかトルーパーがいるとは。帝国はすべての星に監視者をおくようになったのか?

 

「水の補給に立ち寄ってみれば、こんな辺鄙な星になんのようかな?君たちはなんのためにこの星にきた。」

 

「観光ですよ。」

 

銃をちらつかせながら脅しているつもりなのだろう。

 

「真実を言え、貴様の格好が観光客に見えるとでも?」

 

「嘘だったらどうする?」

 

「目撃者は消すまでだ、観光客でなくても殺す。」

 

「そうか。」

 

その瞬間、ジャーヴィスが奴の後頭部を殴り付ける。

 

「お怪我はありませんか?」

 

怪我はないけどね。

 

「怪我はないけど、不味いことになった。マインドトリック出来たのに、この星から逃げるとしよう。」

 

そのとき、仲間の危機を嗅ぎ付けたのかトルーパーがわんさと現れた。

 

ああ、ライトセイバーは、使いたくない。ここでバレれば確実にダース・ベイダーが来る。そうか、スタークからもらったスーツか。

 

「ジャーヴィス時間稼ぎを頼む。」

 

装置を起動させる。早く来いよぉ。



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