スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第17話 苔人と戦争

sideアレクセイ

 

おいおい、不味いね本当に不味い。トルーパー達がここにいるのは想定外だ、何より一人殺してしまったのはますます不味い。連絡が途絶えてから10分くらいで連中はこちらに来るだろう。

トニーからのスーツを射出するようにR3に支持したからいずれ来るだろうが、最悪ライトセイバーを使わなきゃな。

 

「すみません、私のミスです。トニー様たちに知らせなければなりません。」

 

せっかく彼女達の修行になると思ったんだがなぁ。こうなっては仕方ない急いでこの星を出るか。

 

「別に気にしちゃいないさ。それよりもトニー達は君が話しかけても声は聞こえないぞ。なんせ、精神の中に深く深く入っているから、ただ声を掛けただけでは目覚めないぞ。だから急ごう。」

 

「私に捕まってください。空を飛べば短時間で行けます。」

 

掴まりたくはないな。非常に危険だし、掴まらなくとも走れば同じくらいにはつけるだろう。

 

「いや、君は先に行ってトニーのスーツを呼んで欲しい。私は、走って行く。その方が君は速いだろ?それと、くれぐれも住民に攻撃しないように。攻撃したらこの星の住人全てが敵になるからね。」

 

「わかりました。急いで来て下さい。」

 

良し。さてと、こいつの身元を見るとするか。

うん?所属は

『帝国軍外交特使護衛隊』

T4A-1372番機所属

外交?この星に外交目的で来たか。だが、彼らはどちらにも付かないと思うがな、何より彼らは他の星の人間が自分達の星に関わるのを嫌うからな。脅すなら更に悪化するだろう、この星はそういう星だ。来たか。

ざっと一個分隊か。護衛官をそんなに裂くわけ無いか。

 

「クワイト!!どうした、何があった。し、死んでる。」

 

「まだ近くにいる可能性がある。こんな星だ、反乱軍の拠点かもしれないぞ。徹底的に破壊した方が良いかもな。」

 

物騒だ。さて、逃げようか…なんでこんなにタイミング悪くスーツが来るかなぁ。

 

 

sideアスナ

 

これは何?幼い頃の私と、パパ?でも、こんな家知らない。何で、全く記憶に無いのに。

 

『これは、君の願望だよ。帝国が攻めてこなければ君の家はこうなっていたはずだよ。羨ましいかい?帝国が憎くはないかい?』

 

私は…帝国が憎くい。でも、この世界は私の世界じゃない。今、私がいるのは偽物、これを受け入れたくない。だってそうしたら私の中のパパは、消えてしまうから。

 

『そうか、憎さよりも、愛を取るか。愛もまた暗闇に通じている。それでも、愛を肯定するかね?』

 

私は、ジェダイにはなれない。だって、愛を否定したら何もかもを否定することになるじゃない。憎さも、怒りも、悲しみも、結局は愛から来てる。それを否定したら、人が人であるのが意味がなくなってしまうから。

 

『そうか、確かにジェダイにはなれない。しかし、シスにもなれないな。中途半端だ普通の人と変わりない』

 

それで、良いの。それが、私の望みだから。

 

『答えは既に持っていたようだな。フォースを感じとるのは、君は完璧さ。』

 

貴方は何者なの?

 

『古い古い探求者さ。さあ、目覚めて。』

 

瞳を開けると、日が傾いて来ていた。どうやら、何時間もかかっていたらしい。でも、スタークさんと玲さんはまだ起きない。

 

「いったいどんな夢を見ているんだろう。うん?」

 

ジャーヴィスだ、空を飛んでどうしたんだろう。

 

「トニー様と玲様はまだ、お目覚めにならないのですか。」

 

慌てた様子で言ってきた。

 

「まだよ。どうしたの?そんなにあわてて。」

 

「私の失敗で、帝国軍に見つかってしまいました。急ぎ船に戻りましょう。」

 

「待って、このまま二人をここから離したら、精神と肉体が離ればなれになって生きる屍になっちゃう。」

 

「では、早く目覚めさせてください。帝国軍が来たら私が時間を稼ぎますので。」

 

そういっても。でも待って、確かアレクが精神を読む事をやっていたけど私にも出来るのかな?だとしたら早く起こせるかも知れない。

 

 

sideスターク

ここは、ラボ?かつての僕の家か。だが、なぜ私はここにいる。

「トニー」

 

うん?後ろから声が聞こえる懐かしい声だ。振り向くのが怖いが

 

「トニー?どうしたの、聞こえないの?」

 

ペッパー!!

 

「ペッパー、なぜここに君がいるんだ?君は私の目の前で、私のての中で死んでしまったじゃないか。」

 

「何をいってるの?ほらそれよりも、今日のスケジュールは、これよ…。ちゃんと聞いてる?」

 

本当に彼女なのか?いや、違う。彼女なら私にはもっとがつがつものをいってくる。こんな優しげには言わない。私の事をよく知っているからこそだ。

 

「君は誰だ。ペッパーではない。彼女は死んだ。」

 

「トニー何をいっているの?ここにいるじゃない。」

 

「もし、ペッパーなら僕にもっと厳しいはずだよ。」

 

『そうか、厳しいか。だが、混乱したんじゃないかね?君の思い出を使わせてもらった。君にはフォースを扱う素質はないな。』

 

「スタークさんは、使わなくても良いんです。」

 

アスナ君なぜここに。私の思い出だろう?

 

「私がここにきたのは貴方を呼ぶため。ジャーヴィスが何かやらかしちゃったみたいなの、だから起きて。」

 

『これまでか、残念だよ。心が強いものばかりだな。』

 

目を覚ますと、あの風景のままだ。そして、アスナ君は玲君の額に手を当てている。

 

「ジャーヴィスいったい何が合った。…なるほど急いでスーツを用意しろ、フライデー。」

 

 

side山本 玲

どうして?何で?何回も同じ事を繰り返しても兄は必ず死んでしまう。待って、今そこに行っては駄目、いかないで!!

 

「どうして?こんなにも止めても未来は変わらないの?」

 

『憎いかね?』

 

憎い、奴等が憎い

 

『では、力を欲するかね?』

 

欲しい奴等を殺せる力が欲しい。

 

『では、彼を殺せたらその力をやろう。』

 

目の前に現れたのは、兄の顔をした幻覚

 

「やめるんだ!玲君はそんな子では無かったろう?復讐なんて辞めてくれ、俺はそんな事望んでいない。」

 

「貴方は兄じゃない。幻覚よ。だから、私の踏み台になって?」

 

「やめろォォォォォ!!」

 

「待ってください。」

 

この声は、アスナか。

 

「何か用があるのか?私は今忙しいんだ。早く力を手に入れて復讐を。」

 

「本当にそれで良いんですか?お兄さんは、泣いていますよ?」

 

何を言ってるんだ?これは、幻覚で

 

「幻覚じゃありません。本物のお兄さんですよ?」

 

嘘だ!そんな事あるはず無い

 

「お兄さんはいつも貴方の側にいた。それを貴方が感じ取れなかっただけですよ。」

 

そんな、では私は兄に手を駆けようとしたのか?

 

『おしいところだったのにな。』

 

「人の心を弄ぶのがそんなに楽しいですか?」

 

『ただの試練だよ。彼女はフォースを強く感じているようだが、負の感情をコントロール出来ていないな。』

 

「彼女はこれから変わります。」

 

『だと良いが。』

 

「さ、行きますよ玲さん。スタークさんも待ってるんですから。」

 

目の前に光が降り注ぐ。あの闘技場だった。有れは、夢だったのだろうか。現実だったのだろうか。今では解らない。ただ、私は復讐をやめようと思う。兄が望んでいないかもしれないから。

 

「皆さん起きましたか?急いで宇宙船に戻りましょう。」

 

「やっと来たか、これは、改良の余地ありだな。」

 

なんて、派手なアーマースーツなんだろう。

 

「それでは、山本君宇宙船は任せた。僕はアレクセイを迎えに行くとするよ。」

 

急がなくてはな、操縦するのが私のつとめだ。



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