スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第22話 総督府襲撃

惑星ルーンの統治者に付いたものは、必ずと言って良いほど、左遷されてきた者達だ。彼らは搾取ばかりを行い、民を富ませるということをしない。

その鬱憤がたまりそして、導火線に火が付いた。

 

『ルーン内戦の始まりである。』

 

 

side ナーガ

 

襲撃の始めにはまず、非常に厄介な敵の主力を引き付ける必要がある。

そこで、第一にこちらの主戦力で帝国軍を街の外へ引っ張り出す。

第二に主力が戦う間、総督府に少数精鋭で乗り込み総督を討つ必要がある。このとき確実に必要なことは、帝国へ援軍を送られる訳には行かないため、同時にルーン付近の星系への連絡を遮断するために電波搭を完全に使用不能にする。

 

総督府と電波搭は距離として離れているため、戦力の更なる分散が必要となる。

そこで、援軍として来たトニー、ジャーヴィス、玲を電波搭での戦闘で支援をお願いした。

 

総督府に対する攻撃にはアレクセイ、アスナ、システムのコントロールにR3型アストロメク・ドロイドを向かわせた。

 

アレクセイには、ハルクですら勝てなかった尋問官の相手をお願いした。ジェダイでなければ勝ち目は無いだろう。

 

 

side アスナ

 

タージ・マハルがありそうな街の風景の中、私たちは街の中心にある、西洋の城に向かっている。警備のための兵士は全員出払っており、街は凄く静かだ。

 

私たちが、動いていると街の人達が徐々に出て来て、私たちの後に付き、城へ向かっている。

各々の武器を手に街中が興奮してる。

ああ、こんなにも人がいるなんて。そして、こんなにもこの人たちは抵抗軍のことを応援している。

 

でも、いったい何人が自分から動くことが出来るんだろう。実際、私たちの星、地球と違って彼らは抵抗することもなくあっさり受け入れてしまっている。

そこは、これが銀河の普通なのかもしれないけれど。

 

私の前を駆け足で進んでいくアレクに聞いて見たいけれど、今はそんな時ではない。

 

しばらくすると、総督府に到着した。抵抗らしい抵抗も無く進んできたけれど、きっとここからは戦闘が続くんだろうな。

 

数名が中に乗り込んで、ゲートを開ける。

しかし、警報が鳴り響いた。

 

トルーパーが出て来て銃撃戦が始まる。

私やアレクは、ライトセイバーを起動して、後ろに控える部隊の盾となった。

 

更に奥へ進んでいくと、総督府の建物の中に入る。中は非常に古くさい造りで、エレベーターも無いが、防御用のブラストドア等の障壁がある。そこはR3が解除していき比較的スムーズに進んでいく。

 

こんな中を進もうとする矢先、彼らが現れた。尋問官という人たちだ。

凄い殺気立っている。それに、アレクの顔を見たとたんにライトセイバーを手に取ったのが見えた。

 

「ここは、私に任せて先に行ってくれ。」

 

「アレク、私も一緒に戦う。」

 

「君は彼等とともに行け。今の君だと足手まといだ。」

 

正直ショックだった。でも、真実だから、だからせめて

 

「わかった。必ず帰って来て。行きましょう。」

 

数十名の人と共に、アレクから離れていく。その背中はとても逞しく、気高く、何より力強いものだった。

 

 

sideジャーヴィス

 

同時刻

 

森林地帯の中にとてつもなく大きなパラボラアンテナ がある。周辺にはそれなりに多く兵がいるが、脅威度はそれほど高く無さそうですね。

 

「トニー様、ミス玲から連絡です。『フライデーの妨害電波良好、周囲を飛び回りつつ援護射撃と空中戦を行う。』だそうです。」

 

「彼女の準備は万端のようだね。」

 

「そのようだな。各員通達、進撃を開始せよ。」

 

かなり大規模な戦闘となりそうですね。

抵抗軍の主力と帝国軍の主力がぶつかっていますが、抵抗軍は、ドロイドを使用してでの戦闘となっていますので、戦力としてこちらは全兵員が、ここに集結していることになる。

 

私としては、ドロイドたちが可哀想に感じますが、人のやくに立つよう作られたのです。そうなっても致し方ないでしょう。

 

「私は、アイアンマンとなって空からアンテナの下部を巡回中の兵へ、攻撃を行う。勿論ジャーヴィス君もこちらに来てくれ。」

 

「わかったか?テメェらしくじるんじゃねえぞ。何としてでもこのアンテナだけは手にいれる。そして、他の星系の反乱軍と連携を持って帝国軍へと戦いを挑もうではないか。」

 

全く呑気なものです。彼らは既にアンテナが自分達の手のひらの上だと勘違いしているようですが、我々の目的はあくまで、アンテナの使用を止めること。

最悪の場合はアンテナの破壊をするのが、戦略上極めて必要なことだ。

 

「では、行くとしよう。ジャーヴィス後ろは頼むぞ。」

 

「わかっておりますトニー様。くれぐれも無茶はしないようにお願いします。」

 

「わかってる。だが、また自分の大切なものを失いたくはないものだな。」

 

トニー様が、あのようなことを言うとは、私ジャーヴィスは非常に嬉しく思います。

 

 

side玲

 

成層圏付近を飛んでいるけれど、帝国軍が出てくる気配もなく遊覧飛行をしているようだ。

 

「フライデー、敵が出てくる可能性は?」

 

「50%です玲様。しかし、情報が少なすぎるため確信を持った数値ではありませんので、そこは気にしておいてください。」

 

「了解」

 

はあー。とんだ貧乏クジだったかな。戦うこともなくただ、単に上空を飛行するだけ。重要だということはわかる。だが、あまりにも過剰な戦力だろう。

 

「そういえば、フライデー貴方は戦闘機を操縦出来るの?」

 

「可能です。ですがなぜそれを今聞きたがるのでしょうか。」

 

「少々気になっていたんだ。私が一機を飛ばし、もう一機をアレクセイが乗り込むのだったよね。

だけど、アレクセイは正直あまり乗っていないのではない?だったら自動操縦で戦えると戦力になるでしょう?」

 

こういうことを言えば自ずと、彼女の思考が加速していっている。

 

「可能です。なるほど、戦闘機に乗りたいのですね。私ではなく。安心してください、私は操縦出来ますので最悪の場合は私がコントロールを行いましょう。」

 

それが一番楽か…ん?これは。敵機か!!

 

この巨体でどこまで出来るか、試してみるのも悪く無いかもね。



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