スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第23話 かつての友

3人の人影がある。一人は焦げ茶色のローブを纏い、大勢の人が行った方向と逆を向いている。

 

二人は黒い服を着用し、手には特殊なライトセイバーを持っていた。2対1の構図であるため、本来は一人が勝つのは至難の技であるはずだ。しかし、一人は落ち着きはらっていた。

 

 

side アレクセイ

 

まさか、ここで再開するとは思わなかったな。生きているとは思うまい。なんせジェダイ聖堂の中にいた子供達は、皆殺しにされたと聞いていたからな。

 

「久しぶりだな、ジャハール・サイラ、まさか君が、帝国の尋問官になっていたとは、あの無垢な少年は何処へ行ったのやら。堕ちたものだな。」

 

「お久しぶりですね。あなたがまだ生きていたとは、僕はあなたが、殺してきた尋問官よりも遥かに強いですよ?」

 

そう言うとセイバーを起動する。

 

「隣の人の自己紹介も無しか。悲しいねぇ。」

 

こちらはローブを脱ぎ、腰にかけてあるライトセイバーに手をかける。すると、もう片方の便宜上(尋問官)が、奇襲のような回転ジャンプをしながら一撃を放ってきた。それが戦闘の合図となった。

 

二人の斬激を一本のセイバーで受け止め、徐々に後退しながら戦闘を行う。アタロを二人とも使っているようで、狭い場所に引き付けることが出来れば、戦闘を確実な勝利で終えることが出来るだろう。

 

道を進んでいくと、城のエネルギー供給元となる融合炉を通って行く。防御しながら場所を変えるのはなかなかに骨が折れる。

 

ジャハールよりも、無名のあいつの方が遥かに強い。正直これは、ジェダイ並みの強さを誇っている。

 

それでも、必ず隙が生じるものだ。そこに一撃を行えば彼らの連携は確実に崩れる。

シスでないだけに仲間同士、傷つけ会うことが殆どない状態だ。ただ、シス出ないだけに感情の暴走を起こすことがあるかもしれない。

 

 

sideアスナ

 

城の内部をひた走る。すると、下へ向かう階段を発見した。この城は、昔造られたもので、移民を強制収容する施設があったそう、だからそこにブルースが捉えられているのかも。

 

「良かったのか?彼を一人で置いてきて。」

 

「大丈夫ですマスターは、あの人は彼らのような半端者に負けるような人ではありませんから。」

 

本当にアレクなら絶対に負けない。

 

最下層につくとよりいっそう長い通路が続くいったいどこまで続いているのか。とその時、ブラスターが先から放たれた。とっさにサーベルを抜き弾くと、向こうもサーベルを起動する。

 

「止まれ!!また尋問官か。」

 

「行って下さい。彼女の相手は私がします。」

 

「しかし、お嬢さん一人では、」

 

「ブルースさんを助けたら直ぐに来て下さい。それまで持ちこたえます。」

 

あれが尋問官。凄く暗いフォースを感じる。怒りや憎しみ、悲しみもある。これが暗黒面?でも、人の感情を悪い方へ使わせられている感じがする。

 

私の前に佇む姿。正直地球出身ではなかなかにお目にかからないような肌の色、(トゥイレックと言う種族だったと思う。)が目の前に立ちふさがっている。対話で解決は無理なのだろう。ならば戦うしかないのか。

 

 

 

 

side 玲

 

くう…うぅ凄いGがかかる。こんな巨体でTIEファイターとやりあうなんて思っても見なかった。後ろに取りつかれてるみたいだけど、この船の性能に改めて驚いてる。

 

急制動を、かけても急旋回を行っても、しっかりと操縦に追随してくる辺り、とてつもない改造を施されているのがわかる。

 

本当なら船側面のファイターで戦いたかったのだけれども、妨害電波を出しながら飛行するには、それほどの大きさの船が必要になってくる。この船はそれに、ぴったりだった。

 

全くしつこい、いい加減なんとかしてほしい。

 

「銃座何してるの、もっと段幕はって、じゃなきゃもっと酷い機動をすることになるよ?」

 

「そんなこと言ったってな、動く目標を惑星大気中で落とすのは宇宙よりも大変なんだぞ!」

 

『ですから、私の指示通りに動いて頂ければ必ず撃墜できますが。』

 

「だからな、生き物にはそんな反射無理だからな。」

 

『しかし、アレクセイ様は出来ておいででした。』

 

「ジェダイを同じ人間と考えないでくれ。」

 

電波搭周囲半径200キロを飛び回っているけれど、スタークさんたちは、どうなっているんだ?早くしないとこっちの方が危ない。

 

「よっしゃ!!一機撃墜。」

 

「残念だけど更に2機追加で来てる。」

 

いつも思うのだが、帝国はだいたい人手不足なのだろうか?私たちの星でさえこのような戦いになった事はない。圧倒的になってしまったようだ

 

「しかし、姉ちゃん。こんなGのかかる操縦見たことねぇぜ。」

 

ふん。地球ではこれくらい当たり前だったんだがな。

 

 

side スターク

 

凄い数のトルーパーだ、倒しても倒してもきりがない。新型リパルサーに換装したお陰で攻撃が効くようになったが、安心は出来ないようだ。

 

「TIEファイター接近!!」

 

どうやら空中戦もやらねばならぬらしい。

 

「ファイターはこちらが引き付ける。歩兵部隊は攻略に専念しろ!!」

 

速度が音速を越えるしかし、それでも付いてくる。あの形状で、音の速度を越えるとは、シールドのなせる技か。

 

加速!!こちらは、向こうよりも遥かに小型だ。だからこそ、ドッグファイトか。

 

空中で突如減速し、ファイターを通過させる。そして、逆に追いかける形となる。

 

しかし、更にもう何機かこちらに来たようだ。

やはり、この数はきついか。

 

「フライデー、山本君と私の位置関係は?」

 

『現在、トニー様から見て南西方向と100キロ地点におります。』

 

「彼女と直接話したい。無線を繋いでくれ」

 

『繋ぎました。』

 

「何だ、スターク。さっさと用件を言え。」

 

「ああ、今僕にTIEファイターが複数付いているんだが、君もついているんだろう?僕に良い考えがあるんだ。」

 

さて、こいつらを落とすには、こうするのが確実だろう。

 

 

sideアレクセイ

 

うーん、来た道を押し戻されて行っている。

だが、彼らの戦闘はアタロだ。集中力が切れればフォースも乱れ得意な戦法で戦うことが出来なくなるだろう。

 

あんなアクロバティックな戦法を使いこなすには、それこそヨーダのような強大なフォースを持っていなければ無理であろう。

 

「どうした?もう終わりか?二人とも息が上がってきてるじゃないか。」

 

どうやらスタミナが足りないようだな。正しく相性の良い相手のようだ。シディアスのような相手だったら勝てなかっただろう。

 

「まだまだ、貴様など私だけで充分だ。」

 

ジャハール、私はそこまで君に怨まれることをしただろうか。

 

「では、決着をつけよう」



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