スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第6話 守るべきもの

 

帝国軍地球進行軍司令官

 

この星に進行を初めてから裕に17年が経過した。私が、最初にこの星への進行に参加したとき、占領は一月もかからないと予想されていたが、これ程長引くとは。

今では、この戦域はいわゆる、落ちこぼれ達、異端児、反帝国主義者達の左遷先となっている。

 

落ちこぼれや異端児は、非常に我々に協力的だが、反帝国主義者どもは、全くいうことを聞かない。だから、家族もろともここに連れて来ることにより、人質効果をもたらしている。

 

抵抗軍達もてんでバラバラだ。惑星上の各地で散発的な戦闘が行われているが、我々の脅威になるようなものではない。あぁ、なんて楽な仕事なんだ。左遷されて良かったよ。

 

うん?外が騒がしいぞ?勢いよくドアを開け伝令が入ってきた。

 

「ほ、報告します。惑星最大大陸付近の列島で、大規模な戦闘が開始されました!!目下迎撃中で、ありますが数が圧倒的に押されております。また、ドロイドコントロールシステムが、何者かによって乗っ取られており、ドロイド達が惑星上で、反旗を翻しております。」

 

なんだと?そんな馬鹿な事があってたまるか!!…まさか!内部の反抗か?だとすればアイツか。

 

「協力者代表の結城を連れてこい。やつと話をする。衛兵を呼べ、返答の次第によっては殺しても構わん。」

 

 

side結城 彰三

 

このスターデストロイヤーから、地球を見ることとなるとはな。作戦は順調に進行していようだ。後は、あの司令官に如何に、私が時間を稼ぐかだな。必ず作戦を成功させるためには少なくとも30分は、稼がなくては。

 

「結城入ります。」

 

やけに静かな部屋だな。

 

『そこで止まれ。』

 

後ろから何の躊躇もなく、銃口を向けてくるとは。これは、私の護衛達も同じことになっているな?

 

「何かお呼びでしょうか?ハザン様」

 

ハザンやつは、会うたびに姿を変えて本当の姿を私は、一度たりとも見たことがない。かなり警戒心の強いやつだ。だからこそ、こちらも打ち解けることなく、本心を口に出すことはなかったが。

 

「貴様に聞きたいことがある。今日のこの騒動貴様知っていたな?」

 

「何の事か存じ上げません?私は、ただ極東方面の代表として個々に来ているのです。それに、仮に私が主犯だとして、わざわざ攻撃される可能性がある艦にどうして来るというんですか?」

 

流石に強欲なだけはある。だが、我々人類よりは遥かに欲は少ないだろうな。

 

「ほぉ、シラを切るか。ならば良いだろう。ここにやつらを連れてこい!!」

 

何がくるんだ?護衛か?はたまた友人か?

 

「ここにいる物達を貴様が嘘を吐くごとに一人ずつ殺していく。一分立つ毎にも殺していく。どうだ?喋りたくなったであろう?」

 

連絡船の乗組員全員か。10人、10分は持ちこたえるな。

 

「わかりました。」

 

私は、喋り始めた。嘘をウソで塗り固めた、そう言う話をでっち上げた。全員が口裏を会わせられるように、綿密な内容を。しかし、1つの矛盾を着かれた。

 

「ほお。よくもそのように皆一様に覚えていられるな。普通は人間どおし齟齬が、生まれるはずだろう?まるで初めから打ち合わせどおりのようだな!!」

 

隠し持っていたブラスターを全員が撃ち始める。部屋の中での戦争だ。奴を仕留め損ねた。反対側にいやがる。くそっ!ここまでかな?だが時間は稼いだ後はっ!

 

「この艦への攻撃が始まったか!!よしっ!!」

 

どうやら敵の援軍が来たようだ。どこまで抵抗できるかな。

 

「皆、時間を稼ぐぞ!!一秒でも長く踏みとどまり、指揮系統を麻痺させてやれ!!」

 

あぁ、アスナ。さよならも言えないよ。愛しているよ。私のかわいい娘。

 



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