神殺しの大空は異世界でも世界最強!?   作:大空の剣聖
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第13話 最奥のガーディアン

ツナは神器の赤龍帝の聖仗を構えてサソリ擬きの敵と対峙すると

ツナは体内で魔力と魔力ではないもう一つの力、魔力とは相反する力である呪力を綻びが無いように混ぜ合わせ新たな力を生み出す。

それは、森羅万象如何なる理も破壊し崩壊させる力。その名も崩力。

 

そしてツナは体内で生み出した崩力を使いサソリ擬きとの短期決戦に挑む。そしてツナは詠唱を始める。

 

「咎人達に、滅びの光を。星よ集え、森羅万象如何なる理も崩壊させ、全てを撃ち抜く光となれ。貫け!閃光! 」

 

スターライト・ルイーナブレイカー!!

 

ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

 

蒼黒の閃光はサソリ擬きの魔物を飲み込み魔石ごと消滅させる。

 

「ふぅ、久々に使ったら疲れた。ん?」

 

ツナは後ろから視線を感じたので振り返ると先程の戦闘を見ていたのか

目を丸くして口をポカンと開けていた。

 

「どうした、そんな顔をして?ああ成る程先程の戦闘を見て驚いたのか。まぁ普通なら考えられないだろうからな。まぁいい、俺は行く。ちゃんとお前を解放してくれるであろう者にお前の事を伝える。ただしあいつが助けてくれるかはわからない。そこはお前が説得して解放してもらえるようににしろ。わかったか?」

 

「ん、わかった。」

 

「せめてもの償いとしてお前に名をつけようと思うがいいか?」

 

「ん、お願い名前つけて欲しい。」

 

「そうだなぁ、ユエなんてどうだ?俺の世界の言葉で月の意味を表す言葉だ。」

 

「ん、気に入った。ありがとう。」

 

「あぁ、別に大した事じゃない、元気でな。」

 

「ん、またいつか。」

 

「あぁ、またな。」

 

ツナは武装を解除し迷宮を進み続けた。

 

そして遂に、次の階層でツナが最初にいた階層から百階目になるところまで来た。その一歩手前の階層でツナは装備の確認と補充にあたっていた。

 

 

 ツナが最初にいた階層から八十階を超えた時点で、ここが地上で認識されている通常の【オルクス大迷宮】である可能性は消えた。奈落に落ちた時の感覚と、各階層を踏破してきた感覚からいえば、通常の迷宮の遥かに地下であるのは確実だ。

 

 銃技、体術、固有魔法、兵器、そして錬成。いずれも相当磨きをかけたという自負がツナにはあった。そうそう、簡単にやられはしないだろう。しかし、そのような実力とは関係なくあっさり致命傷を与えてくるのが迷宮の怖いところである。

 

 故に、出来る時に出来る限りの準備をしておく。ちなみに今のツナのステータスはこうだ。

 

====================================沢田綱吉 16沢田綱吉 歳 16歳 男 レベル:85

天職:魔導士(騎士王・魔導帝王・英雄・祖龍神皇帝・神殺しの大空・赤龍神帝王、真なる赤龍神炎光帝・赤龍帝・赤龍帝王)

筋力:9500[Error]

体力:9800[Error]

耐性:7000[Error]

敏捷:10500[Error]

魔力:9800[∞]

魔耐:9800[∞]

技能:全属性適性・複合魔法・光技・闇術・心意・神聖術・付与術・滅龍魔法・滅神魔法・滅悪魔法・全属性耐性極・物理耐性極・剣神術・銃神術・剛力・金剛・縮地・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+効率上昇][+身体強化][+魔力錬成]・呪力・崩力[+魔力+呪力]・冥力[呪力-呪]・絶力[+冥力+魔力] 想像構成[+イメージ補強力超上昇][+複数同時構成][+遅延発動]・創造魔法[+魔法創造][+アイテム創造][+アイテム転送][+技能創造][+技能譲渡][+銃創造][+刀剣創造]・錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査][+鉱物分離][+鉱物融合][+複製錬成]・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚]・超高速魔力回復・偽装・限界突破・毒素分解EX・超経験値獲得・武器召喚・真名解放・言語理解・日本神話の神々の加護[+即死無効化][+状態異常無効化]・和剣鍛造[+魔剣鍛造][+聖剣鍛造][+神剣鍛造][+聖魔剣鍛造]

====================================

 

 ステータスは、初めての魔物を喰えば上昇し続けているが、固有魔法はそれほど増えなくなった。主級の魔物なら取得することもあるが、その階層の通常の魔物ではもう増えないようだ。魔物同士が喰い合っても相手の固有魔法を簒奪しないのと同様に、ステータスが上がって肉体の変質が進むごとに習得し難くなっているのかもしれない。

 

 しばらくして、全ての準備を終えたツナは、階下へと続く階段へと向かった。

 

 その階層は、無数の強大な柱に支えられた広大な空間だった。柱の一本一本が直径五メートルはあり、一つ一つに螺旋模様と木の蔓が巻きついたような彫刻が彫られている。柱の並びは規則正しく一定間隔で並んでいる。天井までは三十メートルはありそうだ。地面も荒れたところはなく平らで綺麗なものである。どこか荘厳さを感じさせる空間だった。

 

 ツナ達が、しばしその光景に見惚れつつ足を踏み入れる。すると、全ての柱が淡く輝き始めた。ハッと我を取り戻し警戒するツナ。柱はツナを起点に奥の方へ順次輝いていく。

 

 ツナはしばらく警戒していたが特に何も起こらないので先へ進むことにした。感知系の技能をフル活用しながら歩みを進める。二百メートルも進んだ頃、前方に行き止まりを見つけた。いや、行き止まりではなく、それは巨大な扉だ。全長十メートルはある巨大な両開きの扉が有り、これまた美しい彫刻が彫られている。特に、七角形の頂点に描かれた何らかの文様が印象的だ。

 

「……これはまた凄いな。もしかして……」

「……反逆者の住処?」

 

 いかにもラスボスの部屋といった感じだ。実際、感知系技能には反応がなくともツナの本能が警鐘を鳴らしていた。この先はマズイと。それ故にうっすらと額に汗をかいている。

 

「だったら最高だろ。ようやくゴールにたどり着いたってことだろ?」

 

ツナは笑みを浮かべる。たとえ何が待ち受けていようとやるしかないのだ。

 

 そして、扉の前に行こうと最後の柱の間を越えた。

 

 その瞬間、扉とツナの間三十メートル程の空間に巨大な魔法陣が現れた。赤黒い光を放ち、脈打つようにドクンドクンと音を響かせる。

 

 ツナは、その魔法陣に見覚えがあった。忘れようもない、あの日、ツナが奈落へと落ちた日に見た自分達を窮地きゅうちに追い込んだトラップと同じものだ。だが、ベヒモスの魔法陣が直径十メートル位だったのに対して、眼前の魔法陣は三倍の大きさがある上に構築された式もより複雑で精密なものとなっている。

 

「おいおい、なんだこの大きさは? マジでラスボス?」

 

 ツナが流石に引きつった笑みを浮かべる

 

 魔法陣はより一層輝くと遂に弾けるように光を放った。咄嗟に腕をかざし目を潰されないようにするツナ。光が収まった時、そこに現れたのは……

 

 体長三十メートル、六つの頭と長い首、鋭い牙と赤黒い眼の化け物。例えるなら、神話の怪物ヒュドラだった。

 

「「「「「「クルゥァァアアン!!」」」」」」

 

 不思議な音色の絶叫をあげながら六対の眼光がツナを射貫く。身の程知らずな侵入者に裁きを与えようというのか、常人ならそれだけで心臓を止めてしまうかもしれない壮絶殺気が叩き付けられた。

 

 同時に赤い紋様が刻まれた頭がガパッと口を開き火炎放射を放った。それはもう炎の壁というに相応しい規模である。

 

 ツナはヒュドラの攻撃を縮地を使い回避し反撃を開始する。ツナのレイジングが火を吹き電磁加速されたレイジングの弾丸が超速で赤頭を狙い撃つ。弾丸は狙い違わず赤頭を吹き飛ばした。

 

 まずは一つとツナが内心ガッツポーズを決めた時、白い文様の入った頭が「クルゥアン!」と叫び、吹き飛んだ赤頭を白い光が包み込んだ。すると、まるで逆再生でもしているかのように赤頭が元に戻った。白頭は回復魔法を使えるらしい。

 

 青い文様の頭が口から散弾のように氷の礫を吐き出し、それを回避しながらツナが白頭を狙う。

 

ドパンッ!

 

「ついでに〝緋槍〟!」

 

 閃光と燃え盛る槍が白頭に迫る。しかし、直撃かと思われた瞬間、黄色の文様の頭がサッと射線に入りその頭を一瞬で肥大化させた。そして淡く黄色に輝きツナのXガンナーの弾丸も受け止めてしまった。衝撃と爆炎の後には無傷の黄頭が平然とそこにいてツナを睥睨している。

 

「ちっ! 盾役か。攻撃に盾に回復にと実にバランスのいいことだな!」

 

 ツナは頭上に向かって〝爆裂収束爆弾を投げる。同時にXガンナーの最大出力で白頭に連射した。更に雷槍を連発する。炎熱魔法の〝蒼天〟なら黄頭を抜いて白頭に届くかもしれないが、最上級を使うと一発の隙が大きいので狙われる事になる。なので半数以上を減らす必要がある。

 

 黄頭は、ツナの攻撃を尽く受け止める。だが、流石に今度は無傷とはいかなかったのかあちこち傷ついていた。

 

「クルゥアン!」

 

 すかさず白頭が黄頭を回復させる。全くもって優秀な回復役である。しかし、その直後、白頭の頭上ではが焼夷爆裂収束爆弾が炸裂した。摂氏三千度の爆裂収束魔法が炸裂する。白頭にも降り注ぎ、その苦痛に悲鳴を上げながら悶えている。

 

 このチャンス逃すか! とツナが神器を発動させ3カウントで禁手を発動させる。

 

禁手(バランス・ブレイク)!!

 

『Welch Dragon Balance Blaker』

 

「|赤龍騎士王の剣鎧《ブーステッドソード・ナイト・オーナー・スケイルメイル》!!」

 

「出でよ剣よ!」

 

ツナは魔法陣からエクスカリバーに似た剣に赤き龍の刻印が彫られている剣を呼び出し詠唱する。

 

「束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流、燃え盛るは覚悟の炎、譲れぬは我が誇り!受けるがいい!」

 

約束された勝利の赤龍帝の剣(ウェルシュ・エクスカリバー)

 

 

ドカァアアアアアアアアアアン

 

ヒュドラは赤き光の奔流に飲み込まれて光の粒子となって消滅した。

 

 

「流石に……もうムリ……」

 

 何とかヒュドラを倒したツナはゆっくり意識を手放した。

 

 

 


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