僕のヒーローアカデミア ~White Heart~ (仮)   作:蒸した揚げパン

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今回もセリフほぼ無しの長文ばかり。自分の文才のなさが際立っているよ。ホントに嫌になる。


迫る伝説のヒーロー

「おい俊典、もうサウザンドが最近現れる町に着いたぞ」

 

私の名前は八木俊典。今はオールマイトという名前でヒーロー活動をしている。

最近では平和の象徴とも呼ばれるようになり自分で言うのもアレだが、他のヒーローより平和に貢献していると思う。

 

「えぇ、分かっています。それよりも今回はご助力感謝します。グラントリノ」

「俺はとっくに隠居した身なんだがなぁ。だが、オール・フォー・ワンがらみの事になると流石に放ってはおけんからなぁ」

 

現在、私はあるヴィランを先代の盟友であり師匠のひとりでもあるグラントリノと共に行方を追っている。

そのヴィランサウザンドは彼の故郷である村の伝説から付けられた名前だが、最初はそこまでサウザンドに関心はなかった。もちろん一度の犯行で最も多くの人を殺した許されざる悪事を働いたサウザンドにキツくお灸を据えるつもりではあったが、わざわざ先代の盟友であるグラントリノに助力を願うつもりはなかった。

そもそも私がグラントリノに頼ることになったのはまだ子供とはいえエネルギーの弓を放つ戦闘向きな個性を持っていた村の人間を一方的に殺して見せた強力なヴィランであるサウザンドには何かしら強力な後ろ楯があったのではと考えたからだ。そして、私の中で先代のワン・フォー・オール所持者のお師匠を殺して私の腹に穴を開けたヴィラン、人の個性を奪い与える個性を持つオール・フォー・ワンが以前サウザンドと何らかの関わりがあった可能性があると結論を出した。

 

「奴は狡猾かつ逃げるのがうまいヴィランです。今までギャングオルカを始めとしたトップヒーロー達がサイドキックと協力して尚逃げおおせています。だからこそ今度こそ私が捕まえて見せます」

 

「止めておけ俊典、お前は目立ちすぎる。サウザンドの捜索は俺と警察でやる。それにお前が来るとわかれば奴は直ぐにこの街を離れるだろう」

 

「だからこそです。オール・フォー・ワンを討ち取ろうとも日々悪意に晒されている人々はたくさんいます。故に人々に安心してもらうために胸を張ってこういうのです、´私が来た´とね」

 

_________________________________________________

 

 

 

「よし、ヒーローを漸く撒いたか」

 

 

 

あの村からでの惨劇から3年ほど経ち今俺はヴィラン名サウザンドとして登録されている。

 

あの後俺が村を出て山中で村を滅ぼしたヴィランと戦うために村の皆の個性の使い方を参考にして戦闘向けの個性として使うための訓練をしていたら俺は世間から知らぬところで勝手にヴィラン認定されていた。

 

村の中の唯一の行方不明者で村に死体が何処にも無かったことから犯人と断定したと新聞に載っていたがその事件は俺じゃなく別のヴィランが殺った事なので濡れ衣でしかない。しかし現代社会というのは情報が伝わるのが速く俺は名前と顔こそ乗っていないもののヒーロー社会が始まって以来一度の犯行で最も多くの人を殺したヴィランとして勝手に名が売れてしまった。

 

子供なので公にそんじょそこらのヒーローには顔が割れていないのだが警察には顔が割れているのでそのせいで彼らから依頼されたであろうヒーロー番付ベスト10に入るようなトップヒーローに追われていてあんまり眠れていないというのが最近の悩みだ。

 

警察はよほど俺を捕まえたいのか共に俺を追いかけるヒーローもトップヒーローの面子ばかりであのナンバー2ヒーローで事件解決数最多を誇るフレイムヒーローエンデヴァーや現代社会において人が布を纏っている限りその拘束から逃れられないナンバー3ヒーローベストジーニストさらにナンバー1ヒーローにして平和の象徴オールマイト等のトップヒーローばかりなのでとてもじゃないが笑えない。最初の内は山中で修行等をしてたまに滅びた村の残骸から金をかき集めて街に買い物にいったりしたのだがヴィラン認定されてから修行をしつつ各地を転々とすることが多くなった。

 

先程もギャングオルカというヒーロー名のシャチの頭をしたヒーローを撒いたばかりだしこの街にいることがヒーローにバレてしまったのでまた別の街に移動しなくちゃならない。

 

今のところエンデヴァーやオールマイト等のエンカウントは避けられているがいつか彼らと対面する日が来たら自分もヴィランとして彼らに捕まってしまう日が来るのだろうか。

 

「まぁ、今すぐ早々に出会う事はないか。噂ではオールマイトはオール・フォー・ワンとかいうヴィランの対処に忙しいらしいし」

 

 

 

しかし、彼はオールマイトがオール・フォー・ワンを倒した事もそしてその関連でオールマイトが自分の近くに迫っていることなどこの時知るよしもなかったのだ。

 

 




あれでもこれでもないと考えましたがあとで直せばいいと考えとりあえず投稿。というかそんなことよりタイトル決まりません。どうしましょう。
あっ、たぶん次VSオールマイトです。

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