鬼夜叉と呼ばれた男   作:CATARINA

27 / 128
ネタの凝縮回。その為少しだけ玉葱が出てきます。
生暖かく見守って下さい。

タイトルはSEKIROのパクリ。

『シリアスは二度死ぬ』キリッ

回生もする。

書き終わって思った。

カオスだと。

玉葱警報有り。(ぐだぐだ回には時々出ます。ストーリーには関係有りません。)


Serious die twice

ハハハハハッ。

俺の勝ちか。

畜生…

俺の……勝ち……か。

俺が…俺が……吉を………

 

 

時間が経てば経つほど罪の意識が背を這い上がって来る。

割り切れるものでなかった。

……俺がチンタラしてる場合じゃねぇな。

確か西には摩玖主教とか言う坊主の集まりがある筈だ。

……ああ、よし、吹っ切れた。

吹っ切れたったら吹っ切れたんだよ。畜生。

 

 

 

 

「何時まで寝てんだボケナス共!!!」

起きやがれっての!お前らならもう目覚めんだろ!!!

何でって?馬鹿だからだよ!

 

ってアレ?吉……お前………

 

「ッ……何じゃ……わし結構重症じゃよ?もう少し労わっても……」

「どうしたんですか夜叉君……いたいれふ……」

 

「「「ン…………?」」」

 

「「「………………」」」

 

 

「「「エ!?!?」」」

 

()()()

 

 

吉……お前……デカくね?

 

「「「ハァァァァァァァ!?」」」

 

「うわっ!?何!?」

「先輩!!!」

 

あ、ゴメン。起こした?

大丈夫か?怪我は無いな。よし。良かったぜ……ハァ……

「わしらと扱い違すぎない?」

当たり前だろ。俺はか弱い女の子には優しいんだよ。

 

「「酷い!?」」

 

さて、状況を整理しようか。

 

マスターは無事。

姉さんは……まぁ、大丈夫でしょ。元々血塗れの人だし。「ヒドイ!?」

問題はだよ。

吉が、何か、アベンジャーの方の吉になってる。

ワケが分からないって?俺もだ。

「ほほう……これは……素晴らしいの……」

お前身長とか胸囲とか気にしてたしな。

 

「クハハハハハ!!!どうじゃ夜叉!!!このナイスバディは!!!」コロンビア

どうと言われてもな……痛い硬い!鎧に押し付けんな!!

 

 

「くっ………負け……た………」

 

いや姉さん貴女負けたも何も、吉とどんぐりの背比べだったじゃん。

 

ほら、四人の中だとまぁ、帰蝶さんは規格外としてさ、市の方がデカかったし。

何処とは言わないけど。

うん、無言で刀振るのは止めてくんないかな。吉に潰されて見えてないから防ぐのもキツイ。

ほら、大きい方が良いってワケじゃないしね?

 

タマネギ『むしろまな板くらいが良いと思う。』

 

黙ってろ。飴色になるまで炒めてカレーにいれるぞ。

 

『大分限定的な脅しだよねソレ。カレーにいれると美味しいよね。』

 

「クソゥ!クソゥ!」ブンッ!!!

 

『ぬぼぁー!?』ミジンギリ

 

ああ!作者がみじん切りに!

惜しくもない玉葱を無くした………

 

せっかくだし、今晩はカレーにしようかしら。

 

「長政さん……ソレ食べるの………?」

 

………多分食べれるだろ。まぁ。

 

『失敬な!作者は北見産の無農薬玉葱だぞ!!!』ミジンギリ

 

うーん、マスターちゃんがお腹壊したら大変だし、やっぱ捨てるか。

 

『……ククク、例え作者を倒しても第二第三の玉葱が洗われ…ガフッ……』チ-ン

 

洗われるのか……(困惑)

 

 

 

 

 

~とある地にて~

 

『ほう、作者が殺られたか……』

 

『あの程度のみじん切りで死するとは四天王の恥晒しよ。』

 

『さよう、まぁ案ずることは無かろうて。』

 

『そうだな。四天王はまだ四人居る…精々仮初の平和を噛み締めるがよい…』

 

 

 

 

『『『『…………いや、アイツ誰だよ。』』』』

 

 

 

 

止めろ。作者がリアルで使ったネタを小説に起こすな。

 

『作者ラブコメ擬きもシリアスも限界だったからね。』

 

満足したか?

 

『勿論。これから本編に戻るからよ……止まるんじゃねぇぞ…』キボウノハナ-

 

そう言って玉葱は消滅して行った。

 

 

 

「長政さん、今のは何だったの?」

 

気にするなマスター。玉葱の妖精だ。

 

 

 

 

 

拠点に帰ってきました。

 

光秀が居ました。

 

殺します。

 

「ストップストップ!!!聞きたいことが有るんだよ!」

 

何だよ(殺す)今更こんなハゲに(殺す)聞きたいこと何か(殺す)あるか(殺す)殺す。

 

「夜叉…最後は口に出とるぞ………」

 

殺す殺す殺す殺す殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺■■■■■!!!!!!

 

「落ち着いて長政さん!!!」

 

■■■■■■■!!!…………よし、落ち着いたぜマスター。アリガトな。

まぁ、実際の所そこまで恨んでないしね。

台本に書いてあっt『おいやめろ。』アッハイ。

 

 

「随分手慣れてますね……」

 

「慣れたからね………」ハイライトオフ

 

ホワンホワンホワン~~

 

『アキレウスゥゥゥゥ!!!!!!』

 

『イスカンダルゥゥゥゥ!!!!!!』

 

『Arsaaaaaaaaaaaa!!!!!!』

 

 

 

 

まぁ、いい。何か有るんだろ?お前はそういう奴だ。意味も無いことはしねぇよな。

 

 

 

 

 

 

ん?伝令?

摩玖主のキャスター?誰だそれ?

しかも和議交渉かよ。………どうするマスター。

 

 

 

 

「というワケで和議を申し出たいのですよ。」

 

…………怪しさ満点だなオイ。

摩玖主の坊主にちびノブが虐められたからな、あんまし信用したくねぇんだよ。

 

「それともカルデア家にとって『天下統一』とは民の平和ではなく己の私欲を満たすものであり…」

 

「違いま「ああ、そうだが?」す!……夜叉さん!?」

 

そりゃ、お前。私欲に決まってんだろ。

キャスターに刀を突きつけながら言う。

 

 

 

 

何時だか、尾張生まれの馬鹿(うつけ)が望んだ。

 

「戦の無い世の中にしたい」と。

 

その為に戦い続けた。

 

 

越後の馬鹿()が望んだ。

 

「仁義ある戦いをしたい」と。

 

その為に戦い続けた。

 

 

近江の莫迦()が望んだ。

 

生き残りたい。生き残らせたい。

守りたいと。

 

その為に殺し続けた。

 

俺達は自分の意思で、自分の望みを叶えるためだけに戦ったんだよ。

 

とくに俺なんかは本当に守りたかったのはほんの十数人だけだ。

もし、ソイツらと残りの人類全部を天秤に掛けるなら間違い無く俺は家族を取るね。

何なら自分で全部滅ぼしたっていい。

 

それをお前、舐めてんのか?

なぁ、答えてくれよ。

 

こんなに人を斬りたくなったのは久しぶりだぜ。ハハハハハハッ。

 

 

 

 




次回はどうなるのか正直検討がつかんでござる。

後所長救済が思い付かない。
夜叉君神様でもないから生き返らせるのは無理だしなぁ……


補足……夜叉は自分勝手にやった結果が歴史そのものだと考えており、
よく分からん同情や、実際に居なかった人物の憶測が大嫌い。
忘れがちですが狂化EX。

けんさん&コハクさんの帰蝶さんの小説更新されましたね。
こんな小説読む暇が有るなら正直向こうを見た方がいいです。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。