_( _´ω`)_ツライム
前半は回想メイン。
それは、人と呼ぶにはあまりにも歪すぎた。
大型の肉食
その上に無理矢理繋いだかのように人の上半身を乗せたナニカ。
背中からは無数の
「だかまぁ、まだ少し足りないんだよなァ、相棒?」
分かってる、あと一つ、一つだけ足りんよな。
「まぁ、この身体はやるよ、オレでも、お前でも無い。
………自分に感謝する時が来るとは思わなんだ。
そのまま化け物の中に取り込まれる。
ああ、こりゃ酷い。
最高の気分だね。ハハッ。
さぁ、殺ろうか。
待ち焦がれた
「数が多過ぎますよ!猫の手も借りたいくらいです!」
足軽達と共に巨人を押し留める残留組。
しかし、数が多過ぎた。
徐々に押され、とても本隊の援護には向かえぬ程には。
「またせたの(CV_釘〇理恵)。」
「吉ィ、それは渋声だから映えるんだよ。お前のはタダのロリボだろうに。」
突然に、非常に軽くソレは現れた。
「遅いですよノッブ!何をしてるんですか!」
「すまんすまん、ちと援軍をな。さて___」
「鬼が前に道は無く、鬼が後ろに生ける者居らず!
織田が盟友、戦場に鬼夜叉有りとはよく言ったものよ!!!」
「あんまし期待させるの辞めようぜ?ま、期待にゃ答えるつもりだがね。」
ーAll is fantasy.Minute of the end, and dose it still hurt.
On the silent way, when do yo get a calling?
Look into the void. It's scary.
This world is only a fraud after all even if you struggle how.
In a rainy day, let's fight for counterー
「何それ?痛くない?」
「痛くねぇよ、カッコイイだろ?まぁ、実は必要なかったり……」
次の瞬間、青年は化け物に転じた。
「…するけどな。」
視界に入った巨人数体を養分として。
「さて、儂が言うのもアレだけど、敢えて言おうか!」
『敵は本能寺にあり!』
さぁて、どうするね?お坊さん?
こう見えて俺達結構強い自信があるんだけど。
「Gyooooo!!!」
あ、ゴリ押しですか。はい。
嫌いじゃないよ、そう言うの。
「夜叉君。先に私がやります。……大丈夫です、私、これでも庇われるだけの女じゃないので。」
知ってるよ。誰よりもな。
「姫鶴飛んで、山鳥遊ぶ…谷切り結び、五虎退かば…祭剣まつりて、七光流る…松明照らすは、毘天の宝槍…」
「これこそは我を守護せし異形の毘天、数多の宝剣宝槍を手に仏敵を滅ぼす我が宝具。」
「『刀八毘沙門天』なるぞ!」
「駆けよ、放生月毛!毘沙門天の加護ぞ在り!『毘天八相車懸りの陣』!」
「オオオオォォォォ………!!!」
ん~惜しい!少し足んないね。でもまぁ、流石姉さん。
いつもコレなら惚れちゃいそう「本当ですか!?」ハァ……これだから……
ま、瀕死の相手なら俺でも殺せるからね。
「ちょいと失礼っと、じゃ、死のうか。ブチ抜け、『夜叉』。」
身体を槍に変えて巨人を貫く。あ、死なない?
じゃ、ダメ押しにもう一発。更に貫いた槍を体内で剣山状に開く。
爆ぜろ。
汚ぇ花火だ。
「ぐっ……聖杯よ!」
おっと、ソイツは悪手だぜ?『夜叉』。
「オオオオォォォォ!?!?!?」
あのなあ、リスポーンするときはリスキル注意。常識だろ?
学習能力0か?また復活させんのかね。
『夜叉』、『夜叉』、『夜叉』、『夜叉』………
流石にMP(魔力)が切れ………切れない!
「あ、その点ご心配なく、先程の攻撃で一部支配領域が戻りましたので。魔力の方はご自由に。」
気が利くな。助かる。
「退け、夜叉。」
おっと、やりますかねお館様?
本日魔力が大変お安くなっておりますよ?
良かったね摩玖主君!リスキル地獄から解放されるよ!
まぁ、生きて帰す気は無いけどね。ハハッ。
「さてと、マスター!指示を頼む、さっさと終わらせようかァ!!!」
短い。でもキリが良かったんで。
次回、最終回(大本営発表)