さて、今回も設定上の原作との大きな変更点が出てきますのでご注意ください!
「本物の光魔法という物を見せて上げましょう」
「ほ、本物の光魔法だと?やはり気が狂ったようだな!痛みもなく死ねるのだ、ありがたく思え、行け!天使たちよ!」
「この程度…フン」
椿鬼の指先から放たれた一筋の光によって天使達は一瞬のうちにかき消される
「な!?何をしたのだ!?」
「少し、光魔法を打ってみましたがここまで弱いとは、話になりませんね。しかし本物の光魔法を見せると言ったのは僕ですからね天使を呼ぶならこれくらいはしてもらわないと」
「『最終戦争・善』」
「天使が複数体…?はは…はははははは!このような天使見たこともないぞ!?さては下位の天使しか呼び出せず数で威圧しようとしたか?バカめ!そんな物効かぬわ!」
「はー、小物にバカも付け加えられてんのか〜、それ、あんたが呼び出したのより高位の天使だよ〜?見たことないからってなんで下だと決めつけるかな〜あれか?上だと認めたくないのか?どこまでも小物だな〜」
「珍しく氷炎と気が合うな、こいつはとんでもない馬鹿者でもあるようだ、ある意味では幸せなやつだな」
「そうだな〜」
「この期に及んでほらを吹くとは呑気な奴らだ!マジックアイテムも使わず、更に複数召還している、私が先程召還した天使でさえ人類の届かぬ所にあるものだぞ!?上に見る訳がなかろう!」
「はあ…自分の常識でしか物事を考えられないとはどこまでも小物ですね、どうせ皆殺しにしますし問題ないでしょう、そもそも私達は人類ではない、飛んでくるのをみたでしょう?そして私の知る場所では人類でもこれくらいやる者は平気でいます。」
「う、嘘だ!そんなことがあっていいはずがない!お、お前達!何をぼやぼやしているんだ!天使を召喚し、奴らを始末せよ!」
「はあ…叶うはずのない戦いを挑むとは、どこまでも脳みそが足りていない。お前達、行け」
陽光聖典の天使たちと椿鬼の召喚した天使達の軍勢がぶつかり合う、数では陽光聖典の召喚した天使の方が多いが質が違う。圧倒的な戦力の差に一瞬にして天使は全滅し、陽光聖典の兵が襲われる、上がる血飛沫、断末魔、美しい天使が作り出す光景は地獄のようであった。
「さて、あとはあなただけですね、私も龍であり鬼ではありません。何か言い残すことがあれば聞きますよ?」
「か、神だ…」
「何を言っているんですか?」
「め、女神様…!その力、人類が天使を簡単に呼び出す場所からこられている出自…まさに女神様ではないか!ど、どうか私もそこに連れて行っては頂けませんでしょうか!」
ニグンは平伏し懇願する。
「私を神と…許さん、許さん!」
「な、何を!神すらも生ぬるい存在だと仰るのですか!?」
「気が変わった。お前は僕が直々になぶり殺しにする」
「なにをおっしゃられているのですか!?ぐふっ」
ニグンの顔を椿鬼の絶妙な力加減での痛みを最大限加え続けられるだけの威力のパンチが顔を襲い続ける。
「僕を愚弄するのはこの際よかろう、しかし、僕を神だと?神とは!至高の!41人に!相応しい!称号なのだ!」
「つ、椿鬼さん?騒ぎに気づいてなんか来たら嫌だからそろそろやめない?」
「いーや、こいつを許すわけには行かない」
「そ、そうか、俺たちの事を大事に思ってくれていたんだな?それはありがとう、しかも至高の41人ってことは俺も入ってるんだよな?本当にありがたく思うよ?でも、そろそろやめてくれない?沢山グロいの見たことあるけど見るに堪えない顔になってきてるから?」
「ん…?確かにそうだな、お前は神ではないな撤回しよう、神とは!至高の!40人の!ことを!表す!称号だ!」
「ショック!てかなんかさっきより殴る回数増えてるよ?てかもう死んじゃってるよ?」
「…え?あ、ほんとだ。所詮人か、もろいな。さて、戻るとしようか」
「あ、ああ…あ、そうだ、セバス!そこにいるんだろ?」
「ふふふ…バレていましたか、御方や同僚の活躍を見るのが楽しくてつい参戦しておりませんでした。しかししっかりとビデオカメラにて記録しておりますので戦闘の報告は問題ございませんよ?」
「ん〜?セバスは守護者に比べて話し方が砕けてるな?」
「ほっほっほ、外の世界?とやらのことはよく分かりませんが、椿鬼から聞いておりますゆえ、守護者の前にいない時だけは肩の力を抜いていただけるようメイドにも連絡しておりますゆえプレアデスを含めメイドや執事たちの前では外の世界とやらの頃と何ら変わらぬ態度でいてくださいませ。」
「おおそうか助かる、モモンガさんにも言っとかないとな…ん?ん!?なんで誰にも言ってないのに外の世界のことが伝わってるんだ!?」
「ああ…よく分からんがお前達の世界で言うバグ?とやらのせいなのかよく分からんのだがお前達がゲーム?とか言うのから移動してきてて、お前が元社畜ってこともわかってるぞ?」
「え?えぇ!?で、でも正直助かる…あ、あと社畜度で言えばヘ俺はロヘロさんやモモンガさんほどしゃないぞ!」
「ふん、お前には社畜の方が似合う、よってお前の前世は社畜だ」
「こ、このやろー…」
「さて、そんな事情も伝えたしナザリックに戻ろう」
「そう言えば…」
「どうした?セバス?」
「椿鬼が陽光聖典のニグンとか言うのを殴り続けてたやつもモモンガ様の所に生配信されてたので少し引いているかも知れませんね…」
「モモンガ様への忠誠を表したまで、なんら恥じることは無い!」
「ちょ、ちょっとストップ!守護者のみんなにも社畜がどうとか言ってるのは聞こえてたのか!?い、威厳が無くなる…」
「外の世界のことに関しては特に至高の御方に心酔されている守護者の皆様にはショックが大きいかと思い私の下につくもののみにしか伝えておりませぬし、生配信を切っていますゆえご心配なさらず」
「さすがセバス!できる執事!」
「油を売っているとモモンガ様もご心配なさられます、早く戻りましょう」
「そうだな、2人とも指輪で一気に転移しちゃうから両手に手を繋いで」
「しょうがない」
「私が手を繋ぐと介護されているように見えてしまいますな」
「ははっその老人がめちゃくちゃ強いんだから引くだろうな〜さて転移するぞ!」
3つの影が消える。
改めまして皆様あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願い致します。主は受験期に入ってきたので今度こそ今月中に書き溜めといて投稿したいと思ってます…
さて、本編の方に話を戻すととにかくチート、設定を見た時にチートすぎで椿鬼>氷炎になりそうだったのでなんかもう少しチート度合い増させようと内心思ったりしてます、未だに設定の面で氷炎が椿鬼に食われてる感が否めません、冒険者になってもらうテンプレパターンで行くつもりなのでカジット&クレマン戦で氷炎のターンにして、チート具合を伝えたいなと思いますw多分それが5月とかになりそう…少し幕間代わりに椿とコキュさんとナーベラルが創造主つながりでとんでもないテンションになったりセバス&椿鬼の外の世界知ってる組によってプレイヤー2人のお悩み相談会をしようかと思います、後者は冒険者編の後に回すかもですが…では、また来月お会い致しましょう!