白夜裕翔の暗殺教室   作:ワンフォーワン

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どうも、ワンフォーワンです!

今回の話はオリキャラが出ます!

あと、今回はいつもよりも少し長めに書きました!

それでは第12話休日の時間どうぞ!!


第12話休日の時間2

…白夜side

 

 

今日は陽菜乃の家で夕食を食べ、なぜか泊まることになった。そして今は陽菜乃の部屋に来ている。

 

「それで、何して遊ぶんだ?」

 

「それが決めてなかったんだ〜。」

 

「……そうか。」

 

一括に遊ぶと言っても種類はたくさんある。ゲームや雑談だったり本を読んだり、例を上げるとキリがない。

 

「う〜ん、裕翔君は何かしたい遊びはないの?」

 

そう聞かれてもな。特にやりたい事も……

 

「…あ、そういや前の集会の時にナイフケースを烏間先生に見せてたよな?」

 

「え?う、うん。これのことだよね?」

 

そう言って陽菜乃はナイフケースを見せる。……果たして家に持って帰っていい物なのだろうか?

 

「ああ、それのことだ。それってどうやって作ったんだ?」

 

「え?これはね〜………」

 

 

…説明中

 

 

「…って感じでやってるんだ〜。」

 

複雑かと思っていたが聞いてみると簡単そうに聞こえる。……いや、陽菜乃の教え方が上手いのか。

 

「なるほどな。ありがとう、分かりやすかった。聞いていたら作ってみたくなったから作ってみるか。」

 

「え!?作れるの?」

 

「ン?まあ、作り方は分かったからな。」

 

「それじゃあ、一緒に作ろうよ!裕翔君!」

 

「ああ、それじゃあ作るか。」

 

 

…30分後

 

 

「良し。こんな感じだな。」

 

「私もできた〜!初めてにしては早いね裕翔君!」

 

「陽菜乃は少し慣れた感じがするな。」

 

オレは少し苦戦しながらやっていたが陽菜乃は慣れた感じで手早く作った。

 

「そうかな〜?それじゃあ!初めての裕翔君のナイフケースを見てみよう!」

 

「ン?ああ、いいぞ。オレはこんな感じにできた。」

 

そう言ってオレは陽菜乃にナイフケースを見せる。適当に三日月を作って後は夜の風景に少し雲を入れただけの単純な物だ。

 

「凄いよ裕翔君!これ本当に作ったの初めてなの?」

 

「ああ、これが初めてだな。…褒めてくれて嬉しいよ。でも、陽菜乃の教え方が上手だったから上手くできたよ。ありがとう。」

 

「……どういたしまして…///」

 

「陽菜乃のナイフケースも良くできてるな。」

 

「ありがとう!」

 

そんな感じで陽菜乃と遊んだり、話したりして楽しかった。そして気づけば22時あたりになっていた。

 

「そういえば陽菜乃は普段何時に寝てるんだ?」

 

「えっとね〜22時くらいかな?だからそろそろ寝る時間かな?」

 

寝る時間早いな。……いやこの場合オレがズレてるのか。

 

「そうか。それじゃあオレも寝ないとな。ところでオレはどこで寝るんだ?」

 

そう疑問に思っているとちょうど陽菜乃のお母さんが来た。寝る場所を用意してくれたのだろうか?だとしたら手伝えば良かったな……。

 

「白夜君〜!今日は陽菜乃と一緒に寝てね〜!それじゃあおやすみなさい〜!」

 

そう言って出ていった。

 

「はい?」

 

「え?//」

 

つまり陽菜乃と一緒に寝ろと言うことなのか?

 

「………陽菜乃はいいのか?もし良ければオレは床で寝るが…。」

 

一緒にベッドで寝るのはダメだろう…。ここは男のオレが床で寝るべきだ。別に床で寝れない事もないからな。

 

「ダメ!裕翔君に悪いよ!」

 

「しかしな…」

 

「裕翔君は私と寝るのは嫌?」

 

位置的に陽菜乃が上目遣いで聞いてくる。陽菜乃…それはズルいぞ。

 

「嫌じゃないが陽菜乃は良いのか?」

 

「わ、私は良いよ?///」

 

マジで良いのか?…オレだって人間だから恥ずかしいんだが…。

 

「陽菜乃が良いなら良いが……。まあいい、それじゃあ寝るか。」

 

「う、うん。////」

 

そしてオレと陽菜乃は陽菜乃のベッドに入る。

 

「……」

 

「……」

 

……オレはこういう状況の場合どうすれば良いんだろうか?……とりあえず、何か話すか。

 

「この状況を殺せんせーが知ったらなんて言うだろうな。」

 

結果、最悪の切り出しをした。今ほど自分の口を憎んだ事はないだろう。

 

「めんどくさくなることだけは分かるね〜。」

 

出だしは最悪だったが陽菜乃は話にノッてくれた。……ありがとうございます。

 

「そうだな。今もしかしたら見てるかも知れないぞ。確か、殺せんせーは保護色になれる筈だからな。」

 

「それは嫌だな〜。」

 

オレも嫌だ。というか多くの人が嫌だろう。自分が知らぬ間に誰かが見てるってどんなホラーだ。

 

………さっきから陽菜乃が眠たそうだな。

 

「陽菜乃、眠たいか?眠たいなら寝て良いぞ。」

 

「良いの?ありがとう、裕翔君。裕翔君は暖かくて気持ちいいな〜。」

 

そう言って陽菜乃はオレに抱きつく。…意外と大胆だな。普段の陽菜乃ならしないだろうな…。眠気が近いとこうなるのだろうか?

 

「陽菜乃も暖かいぞ。……なんだか……眠たく……なって…きた。」

 

陽菜乃に抱かれていたらなんだか眠たくなってきた。陽菜乃は良い匂いがするな…。

そういえば、修学旅行が終わってから疲れてたけど、ゲームのイベントがあったから徹夜したんだった。

 

なんというか陽菜乃は安心するな。寝ないで陽菜乃の寝顔見るつもりだったが…まあ、もう見れたし良いか。

ダメだ…もう眠たい……寝るか…。

 

そう考えながらいつの間にかオレは寝てしまった。

 

 

…白夜sideout

 

 

…倉橋side

 

 

「ふわ〜……ぅん?裕翔君?え!?裕翔君!?」

 

待って、何で私は裕翔君に抱きついてるの!?え〜っと……確か昨日は裕翔君が家に来て、少し遊んだり、話したりした後、お母さんが来て、一緒に寝なさいって言われたから寝たんだよね……。それで、起きたら私が裕翔君に抱きついていた……。

 

「……ぅん…陽菜…乃……」

 

「ひゃい!?」

 

変な声出ちゃった…。裕翔君起きちゃったかな…?

 

「………………。」

 

…良かった〜、起こしてなかったみたい。裕翔君の寝顔、可愛いな〜。いつもはちょっと大人な感じがするけど、寝てると少し幼さみたいな物があるな〜。

 

「……うん?……ふわぁ………ン?あ、おはよう陽菜乃。」

 

「あ、裕翔君、おはよう。」

 

「…ところでいつまでオレに抱きついてる気だ?オレとしては嬉しいが。」

 

「ご、ごめん裕翔君!///」

 

「いや、大丈夫だ。陽菜乃、良く眠れたか?」

 

「あ、え、うん!良く眠れたよ!…裕翔君は眠れた?」

 

「ああ、陽菜乃が暖かくて良く眠れたよ。ありがとう。」

 

「ふぇ?//そ、そうなんだ…それなら良かったよ!///」

 

何でそんな恥ずかしいセリフを真顔で言えるの!!……うぅ…また裕翔君のペースだ…。

 

「…それで、今は何時なんだ?」

 

「え〜っと、6時30分だね。今日は学校は休みだったよね?」

 

確か、今日は日曜日だった筈だよね……良かった〜。

 

「ああ、明日が学校だ。しかしよく寝たな。いつもはもっと睡眠時間は短いんだが…。」

 

「いつもは何時に寝てるの?」

 

裕翔君っていつもは何時に寝てるのか少し気になるかも。私の質問に裕翔は「ン?あー…」と口を開く。

 

「確か…12時の時と、2〜4時の時がある。ゲームのイベントやってると少し遅くなったりするな。中学1年の夏休みの時はイベントがたまり過ぎて5日間徹夜こともあった。」

 

「そんな生活で大丈夫なの!?もっと早く寝た方が良いよ!」

 

私は裕翔君の生活習慣に驚いた。…5日間も徹夜してたら体が保たないよ。

 

「…それもそうだな。もう少し早く寝る。」

 

「うん!そうした方が良いよ!」

 

「以後、気をつける。」

 

今度は何を話そっかなぁ〜。せっかくの機会だし色々聞いてみたいかも。私が少し考えていると部屋の扉が開く。

 

「よく寝れた〜?」

 

お母さんが部屋に入ってきた。……まあ、また今度でも良いよね。

 

「あ、はい。良く寝れました。」

 

「そう〜?なら良かった〜。朝ご飯できてるから早く食べてね〜。」

 

「ありがとうございます。…陽菜乃、一緒に行くか?」

 

「うん、一緒に行こ!裕翔君!」

 

「ああ。」

 

 

…朝食後

 

 

…白夜side

 

 

「ふう…美味かった。」

 

「確かに美味しかった〜。やっぱり朝はパンだよね!…裕翔君は何派?」

 

「オレか?オレは……まあ、そういうのはあまりないかな。その時によって食べたい物が違うからな。」

 

「まあ、それもそうだね。(朝は気分によって変わる、と。ふむふむ。)」

 

何故メモ帳を取り出す?そして何を書いてる?少し気になるがまあ良いか。

 

「今は7時30分か…さてと、何をしようか…。」

 

オレが何をしようか考えている時、電話がなった。

 

「ン?電話か…もしもし。」

 

『あ、もしもし!白夜か?』

 

「あ、ああ、そうだが?お前は確か…黒崎だったか?」

 

『おう!覚えててくれてたか〜!』

 

「まあ、印象深いからな。」

 

少し五月蝿いっていう印象だが。……今もスマホを少し離しながら話している。

 

アイツの名前は黒崎和人。…オレの小学校の頃の最初の友達だ。

 

……小学校の頃、オレは周りよりも静かで、自分で言うと変だがオレは成績も良く、運動もできた。……後、何故か女子が周りにいることが多く、男子からは殺意というか嫉妬のような視線を感じた。何故だ…オレが何をしたのだろうか?

 

後、2月14日になると、下駄箱や引き出し、ロッカー等に大量にチョコが置かれていた。

最初は新種の虐めだろうか?と思い、先生に相談したら『なんだ、自慢か?白夜。』などと言われてしまった。先生、オレが何をした…。

 

おっと、話がずれてしまった。

 

話を戻そう、そんなこんなでオレは周りに友達がいなかった。そのオレの初めての友達がこの黒崎和人だ。

 

『俺ってそんな印象深かったか?まあいいや!それで今日は報告があって電話したんだ!』

 

少し五月蝿いっていう印象だけどな。(2回目)大事な事だから2回言ったぞ。

 

「そうか。……で、どうしたんだ?」

 

『いやな、実は俺、引っ越しするんだよ。それで引っ越し先が東京なんだよ。…だからもしかしたら会うかもな!っていう報告だ。』

 

オレは小学校の頃に転校して、大阪に行き、椚ヶ丘に入学する前に東京に引っ越しをしたため黒崎とは小学校で離れてしまったが連絡先は教えたので時々電話が来る。まあ簡単に引っ越しルートを書くとこんな感じだ。神奈川県→大阪府→東京都、だ。

 

「そうか。今、住んでいるのが神奈川県だったよな。それで何処に転校するんだ?」

 

『ああ!椚ヶ丘中学校ってところだ!』

 

オレは黒崎から出た単語に少し驚いた。オレ達と同じ学校になるのか……。何組に入るか分からないが無事を祈っておこう。

 

「……偶然ってあるものなんだな。オレも椚ヶ丘中学校にいるんだ。」

 

『お、そうなのか!?だったら今度こそ勝負に勝ってやるぜ!』

 

「いつも黒崎から勝負を仕掛けてはオレに負けてるけどな。」

 

小学校の頃は将棋にけん玉、かるたにオセロと色々したな……全部オレが勝ったが。

 

『くう……そんなこと言えるのも今だけだぞ!今度こそ絶対に勝ってやるぜ!!』

 

「……あ、そうだ。」

 

『なんだ?どうかしたのか?』

 

「ああ、言うの忘れてたんだが…」

 

黒崎に言ってもあまり関係はないだろうが一応言っておくか。

 

『裕翔が忘れるなんて珍しいな…で、どうしたんだ?』

 

「まあ、お前には関係の無い事なんだが…オレに彼女ができた。それじゃあ、また学校で会えたら良いな。」

 

『……は?いや、お前ちょっと待て!!白夜に彼女だと!?完璧超人なのに超鈍感なお前が!?冗談だよ…』

 

電話を切った。まだ何か言ってた気もするが……まあ、いいや。

 

「すまん陽菜乃。久しぶりの相手で少し盛り上がってな。」

 

「…さっきの人は裕翔君の友達?」

 

「ああ、少し五月蝿いが良い奴だぞ。オレの初めての友達でもある。」

 

「裕翔君の友達か〜!どんな人なのか見てみたいな〜。」

 

「オレ達のクラスには多分来ないだろうが、東京にいるらしいから会ったら紹介する。…まあ、もしかしたら来るかもしれないけどな。」

 

まあ、そんなわけないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ふう…転校先の学校の教室で担任の先生を暗殺することになるとはな…裕翔に聞かせて驚かせたかったが政府が黙ってて欲しいって言っているんだから言えないよな〜!はあ、残念。裕翔も彼女ができたって言ってたしな〜。あの世間知らずの完璧超人に彼女か〜。まあ、とりあえず、転校先で頑張らないとな!)

 

 

 

 




はい、ワンフォーワンです!

今回の話はどうでしたか?

今回はオリキャラの初登場回です!
クールな主人公とは違い、少し熱いタイプです。う〜ん、オリキャラは誰かとくっつけるか悩みます。

あと、新コーナー的なのを作ってみようと思います!
名前は『教えて!白夜君!』って感じでいこうと思います。
感想にペンネームと質問を書いていただくと本編中に答えてくれます。まあ、少し遊びたいだけです、はい。ペンネームは何でも良いです。あ、下ネタはやめてくださいね。

次回までに書かれてなくても少し自分で考えて書いてみます。ちょっとした小ネタみたいな感じで受け取ってください。

それでは、また次回でお会いしましょう!!

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