FGOの世界で紫色に囲まれたい   作:くもたま

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飲みに行った帰りにしか小説を書いていないので全然進みませんが
頑張って書いていきます



2.骨を見たときも死体を見た判定になるのか?

SAN値70→66

 

 

ハロー

 

全国のハイライト消失ヒロインの皆さん

 

またまた、有馬黄緑です

 

なぜか生きていた玲央がサーバントになって帰ってきた

 

早速目的を失ったところで現状を確認しよう

 

サーバントゲットやった~

 

「いやいや、それ以外に確認することあるっすよね」

 

「おまえ・・・・・・心が読めるのか?」

 

まさかサーバントになったことで心を読む能力を手に入れていたなんて!

 

「全部口に出てたっすよ」

 

「マジか!」

 

「カルデアにいた時よりポンコツになってないっすか?」

 

なんてひどいことを言うんだこいつは

 

ちょっと髪の色が変わって完全美少女になったくらいで調子に乗りやがって

 

「まぁいいや、そんなことよりこれからどうしようか?」

 

「カルデアに帰って寝たいっす」

 

「確かに眠いしどうにかして帰るか」

 

目的は決まった

 

「どうすれば帰れるんだ?」

 

「その辺歩いてれば何か分かるんじゃないっすか?」

 

「じゃあ誰か探すか」

 

何も分からないしとりあえず探してみよう

 

暇だし

 

そういえば、ここはどこなんだ?

 

周りを見ると廃位ビルっぽい感じかな?

 

外燃えてるけど

 

「何で外燃えてんだ?」

 

「滅んでるんじゃないっすか?」

 

そんなことは分かってる、だってスケルトン歩いてるし

 

まるで地獄みたいな場所だなここ

 

「黄緑っち骨が歩いてるっすよ」

 

「出口のところに居られるとジャマだし後ろにある岩落として倒すか」

 

「これっすか?」

 

崩れて転がっている岩を片手で持ち上げて見せてくる玲央

 

サーバントすげ~な~

 

「それそれ、落としてやれ」

 

窓から岩を落としてスケルトンを倒そうとしていたら

 

左手についている腕輪からピピピっと音が鳴った

 

「なんだ?」

 

「通信っすかね?」

 

「とりあえず後で掛けなおすか」

 

早くスケルトンに岩を落としてみたいし

 

「そうっすね、とりあえず落とすっすよ」

 

「やっちまえ」

 

「ぽいっす」

 

気の向ける掛け声で窓から落とされた岩はスケルトンを粉砕した

 

「あっけな」

 

「骨っすしこんなもんじゃないっすか?」

 

わざわざ電話を無視してまで岩落としたのに粉々になるだけって

 

「もういいや、通信するか、帰れるかもだし」

 

これどうやって使うんだ?

 

「そこのボタンを押すんすよ」

 

わたわたしてたら玲央がボタンを押した

 

すると魔方陣が現れてそこに1人の人物が映る

 

「また繋がった!こちらカルデア管理室だ、聞こえるかい!?」

 

「はい、聞こえます」

 

「聞こえるっす」

 

この人は確かDr.ロマンだった気がする

 

「君たちはマスター候補の有馬黄緑くんと進藤玲央さんだね無事でよかった!?」

 

玲央のほうは一回死んだっぽいし何かやばいのに肉体弄られてるけど無事なのか?

 

「Dr.ロマン、いったい何が起こったんですか?」

 

「説明は後でする、そこから500メートルほど移動した先に霊脈の強いポイントある  何とかそこまでたどり着いてくれ、もう一組の・・・・・・」

 

あれ?魔法陣的なやつが消えたんだけど

 

「・・・・・・消えたっすね」

 

「・・・・・・よくわからないけど、俺たちのほかに生き残りが居るみたいだな」

 

「キャアーーーーーー!」

 

何か外から叫び声聞こえるけど違うよな?

 

「あれじゃないっすか?」

 

窓の外を指差してるけどもしかして見えんの?

 

「マジだ、あれ社長じゃね?」

 

「あれは所長っす」

 

社長じゃないのかよ、間違えて覚えてたわ

 

「あの人追われてね?」

 

「追われてるっすね・・・・・・あっ!転んだっす」

 

これヤバイな、もう間に合わないしどうしよう

 

ん?向こうから誰か走ってきてる

 

おお~スケルトンぶっ飛ばした

 

よくあんなデカイ盾を振り回せるな腰痛くなりそう

 

「あれってAチームのマシュさんじゃないっすか」

 

「Aチームってことはあれ人間かよ、強くね?」

 

「いや~あれは何か混じってるっすね」

 

「お前みたいにか?」

 

「玲央はサーバントであっちは人間がサーバントと混ざってる感じっす」

 

「・・・・・・そっか」

 

聞かなきゃよかった

 

またサイコロ振らなきゃじゃないか

 

「生き返ったんじゃねぇのかよ」

 

「玲央的には生き返ったっすよ・・・・・・多分?」

 

この状況ってあれだよな

 

自分のことを玲央だと思い込んでる何かのパターンじゃね?

 

「お前って玲央でいいんだよな?」

 

違うなら先に知っておきたい

 

目的が変わっちまうし

 

「う~ん・・・・・・玲央であってるっすけど、この体では始めまして?」

 

「ややこしいな」

 

「玲央もよくわっかんないんすよね、この体で生き返って何かしろって言われてる

 わけでもないっすし」

 

「旧支配者の復活とかないのか?」

 

「・・・・・・」

 

あれ?聞いちゃいけない感じだったか

 

またハイライト消えた

 

なんかだんだん可愛く見えてきたなこの表情

 

「今は何もしなくていいみたいっすね」

 

「連絡とれんの?」

 

「なんとな~くわかるんすよ」

 

深く考えたら駄目っぽいな

 

「そんなことより、戦闘終わったみたいっすよ」

 

「周辺に敵は?」

 

「居ないっぽいっすね」

 

敵が居ないなら合流して戦闘を任せたほうが良いな

 

玲央の存在はよくわからんし

 

「じゃあ合流するか」

 

「そうっすね」

 

はぁ~今後が怖すぎる

 

何でこんな面倒な状況になったかな

 

「そんじゃレッツゴーっす!」

 

楽しそうにしやがって

 

「行くか」

 

ビルから出て燃える町に向けて歩みだす

 

これから名状しがたい何かと共に進む道はどんなものか分からない

 

だけど後悔だけはしないように

 

「ポケットにタコの足みたいなの入ってたっすけど食べるっすか?」

 

「・・・・・・黙ってないと乳引きちぎるぞ」

 

もし無事に帰ることができたら

 

強めの暴力を振るってやろう




探索者『有馬黄緑』
STR(筋力):10
CON(体力):12
POW(精神力):14
DEX(敏捷性):12
APP(外見):14
SIZ(体格):10
INT(知性):13
EDU(教育):11
SAN(正気度):70
幸運:70
アイデア:65
知識:55

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