【仮】GGOのロリっ子配信者   作:タヌキ(福岡県産)

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おひさです。

模試と二次試験で忙しかったので時間が空きました。うん、仕方ないな(自己弁護終了)。

さて、ここで一つ忠告が。


物語は時系列的にここからアリシゼーション編へと入ります。
しかしこの話、暫く他視点の話が続く上にちょっと考えてみたら割とヤベー地雷が埋まってました。
オイラはアリスとユージオが好き、さて、もう分かるよな?
どれもこれも妹が悪いんじゃ。


という訳で、そういう系の要素が苦手じゃボケェッ!!という方は素直に感想どうぞ。ベルたそが活躍(白目)する回までは暫くありますので、それまで他のSAO配信者二次創作を楽しんでいただければ。
……戻ってきてくれる?くれない?あっ、そう……(´・ω・`)


感想、誤字指摘ありがとうございます。


人外幼女大戦 〜急〜

目の前を、閃光が通り過ぎた。

その光は私達が隠れていた岩を溶断し、川の水を蒸発させ、私が突き飛ばしたレンのつけていたマガジンポーチを焼き切り。

 

返す刀で、私の構えた《IMI デザートイーグル》を破壊した。

 

は?

……は??

…………は??????

 

「……あれ、奴らじゃ、ない……?あ、やべ……」

『あっ』『あっ……あーあー……』『安らかに眠れ』『やべえよやべえよ……』『拳銃奪われただけでもヤバいのにクォレハ……』『死刑判決ですね。弁護側の意見は却下します』『無慈悲』『草も生えねえ』『草』『草も生えねえっつってんだろ草ニキ』

 

なんかごちゃごちゃ言ってる奴がいますね。

コイツ、銃を撃ち合って殺しあうゲームなのに手に光剣持ってますね。

コイツ、完全に光剣振り抜いた姿勢で固まってますね。

コイツ、「やっちゃったZE☆」みたいな顔で固まってますね。

 

ふーん、へー。あっ、そう。

 

「……殺す」

 

コイツ殺すわ。

私の怒りに呼応する様に激しくスパークを起こすAF2011-A1を思いっきり振り抜きます。それと同時にメニューを展開。ストレージから一丁の拳銃を呼び出しCZ75と交換でホルスターに捻じ込みました。そして予備動作がほとんど無い状態で放ったに拘わらず弾か(パリィさ)れたAF2011には目もくれず、CZ75でライトブルーの一閃を叩き込みます。出し惜しみは一切無し。トレースするのは《短剣》カテゴリの最上級スキル《エターナル・サイクロン》。某2人で1人の固茹で卵とは何ら関係の無い4連撃が目の前の敵を襲います。が、

 

「クッ、あっぶないな!?」

「チッ」

 

ステップやパリィを駆使して私の刃圏からすぐに離脱してきました。確定。コイツ絶対SAO生還者です。なんか後ろに見覚えのある様な茶髪が見えた気がしましたが、恐らく見間違いでしょう。私の知り合いにこんななよっちい腹の立つ黒髪美少女はいません。そしてあの忌々しいSAOとは違い、ここではソードスキルというシステム自体がありません。

まあ、つまり。

 

「クッ、話を聞いて」

「知るか!!死に晒せやボケェッ!!」

 

技後硬直なんて煩わしいものは無いんですよね。

全てパリィされたとわかるや否や、すぐ様振り抜いた姿勢から続けられるソードスキルをトレースします。《短剣》カテゴリ、5連撃技《インフィニット》。某女性専用破廉恥パワードスーツとはなんら関係の無い高速の5連撃が真っ黒野郎(女性の様ですが野郎で十分です)に襲いかかります。

 

「オ、オォッ!」

「チィッ!!」

『は???』『生還者ってみんなこんななの……?』『どっちも人外ですねこれは』『人外と幼女が戦ってるよう……』『ヒエッ…』

 

しかしこれもパリィ。何なんですかねコイツ、体に加速装置でも仕込んでるんですかね。

まあいいです。反射神経が人外じみている事以外は特に特筆することの無い女性プレイヤーの様ですので、その命で償わせた後に探し出して《特級クエスト:砂漠の大鷲(デザートイーグル)》周回に行ってもらいましょう。

と、黒ずくめ野郎と何度か斬り結んでいたその時、私の体を貫く様に一本の弾道予測線が出現しました。どうやら近くに狙撃手(スナイパー)が潜んでいた様ですね。黒助の反撃を躱した瞬間を狙った絶妙な一撃。ラッキーパンチでなければ相当の手練れですね、まあ対処のしようは幾らでもあるので別に良いですけど。

続く二撃目を放とうとしている黒助の何も持っていない方の腕を掴むと、下から捻り上げるようにして奴の体を強引に弾道予測線と私の間に割り込ませます。自分の攻撃で相手を殺せないのは若干不完全燃焼感がありますが、味方からの狙撃で死ぬというのも中々にコイツにとってはお似合いの死に様だ。

などと考えていたら、黒助は体勢を崩した不安定な姿勢のままに、弾道予測線に向かって握っていた光剣を振るいました。それと同時に、ジュワッ、という光剣がオブジェクトを溶断した時特有のサウンドエフェクトが鳴りました。……は?コイツ、まさか片腕取られた不安定な姿勢で飛んでくる銃弾を斬りやがった!?

 

「ッ、ゼアァ!!」

「そんな滅茶苦茶な!?」

『ベルたそが言うな』『拳銃オンリーとかいう頭おかしい装備構成のベルたそは言っちゃダメだと思われ』『漏れとしてはどっちもどっちだゾ』『あっ、思い出した!!』

 

銃弾を斬られたことに動揺してか、それとも仲間を撃ちそうになったことに動揺してか、視界の端にキラリと光るモノを見つけました。先程伸びていた弾道予測線の方向とも一致するそれは、十中八九スナイパーライフルのスコープが日光を反射した光で。

 

「レンッ!!」

『レンッ!!(迫真)』『これは部隊長ですわ』『ベルたそが戦ってる相手、あの光剣凸子じゃん!?』『うっそだろお前』『でも拳銃ぶっ壊されたベルたそに勝てるわけがないんだよなあ』

「ら、らじゃーっ!!」

「クッ、しまった、アスナ!!」

 

私が後ろで愛用しているらしいP90に換装していたレンに声をかけると、レンもスナイパーの反射光を見つけていたらしく脱兎の如く駆け出しました。踏み込んだ水面が激しく飛沫を上げ、一瞬でトップスピードに乗ったレンは正しく韋駄天の速さでスナイパーの潜む茂みへと突入していきました。黒助の背後では、アスナという滅茶苦茶聞き覚えのあるプレイヤーネームで呼ばれた滅茶苦茶見覚えのある茶髪の女性プレイヤーがレンの事を追おうとしていますが恐らく無駄でしょう。レンのスピードに追いつけるのは恐らくGGO最速のプレイヤーである闇風さんくらいです。

そして、レンが茂みに突っ込んでから2秒ほど経った後、P90の特徴である繋がった発砲音が響きました。その間も数回斬り合っていた黒助が発砲音が聞こえた瞬間に動揺した様な表情になったためにスナイパーが死んだのでしょう。ザマア。

 

「レン!!」

「がってん承知っ!!」

『なにこの幼女コンビこわい』『なんかこういうゲームあったなあ』『「レン!でんこうせっかだ!!」』『チュウピッカァ!』『節子、それレンやない。◯カチュウや』『草』『素早さに努力値振りまくってんな』『喋ろう草ニキ』『ゲームのタイトルみたいで草』

「きゃっ!?」

 

そしてレンを呼び戻すと、ピンクの雷となったレンが森から飛び出し、茶髪の女性プレイヤー……いや、アレどう見ても《閃光》のアスナさんですね。アスナさんに容赦の無い銃撃を浴びせました。レンの超スピードで接近してゼロ距離からの射撃で相手を沈めるという東の暗殺者顔負けの戦闘術で、アスナさん(暫定)はその仮初めの命を散らしました。……あの人がアスナさんだとすると昔の時と比べてやけに動きが鈍っていた感じがしましたけど、なにかあったんでしょうか。

 

「クッ、アスナ!?」

「気を取られてんじゃないぞ黒助ェッ!!!」

『これはCV:若本』『光剣凸子を接近戦で圧倒してるんですが』『これがベルたそクオリティ』『やっちまえベルたそ!!』

 

《短剣》カテゴリ四連撃技《ファッドエッジ》。縦横二撃ずつの斬撃が黒助に襲いかかります。が、奴も同じように《片手剣》カテゴリの四連撃技《ホリゾンタル・スクエア》で対抗してきました。一回、二回と互いの光剣がぶつかり合い、その度に激しい閃光が弾けました。思考のクロックが際限なく上昇していく様な不思議な感覚の中、私は残る二撃を繰り出そうとしているCZ75を操る右手から意識を離しました。脳内回路のスイッチをバチッと切り替える様な奇妙な感覚。半ば自動的に相手の振るう光剣を迎撃するCZ75を視界に入れつつ、今度は鮮明に意識できる左手のAF2011で黒助に斬り掛かります。

《短剣》カテゴリ八連撃技《アクセル・レイド》。私が再現可能なソードスキルの中では最高連撃数を誇るその技を放とうとした時、突如森の奥から車のクラクションの様な音と共に、木がなぎ倒されるバキバキという激しい音が聞こえてきました。……これは、まさか。

 

「避けろ、キリトォ!!」

「っ、まて、クライン!!その子はターゲットじゃない!!」

『ええ……?(困惑)』『コイツらどんだけ金もってんだ!?』『装甲車とかめちゃくちゃクレジット食う奴じゃないですかやだー』『とか言いつつピトフーイは持ってたりするのだ』『あったりまえだろー?』

 

ドォン!!

轟音とともに川辺で斬り合う私達に突っ込んできたのは森林迷彩を施された軽装甲機動車(LAV)でした。パラパラと宙を舞う木片に視界を塞がれながらも目を凝らすと、天井部には機関銃(マシンガン)が据えられ、運転席には野武士顔のバンダナを着けた男性プレイヤーが私に向けて《64式7.62mm小銃》を構えていました。助手席にはベビーピンクに染めた髪をショートカットにした女性プレイヤーが《ベネリM3》を同じく私に向けて構えています。

弾道予測線が何本も私を貫き、いよいよ進退極まった状態へとなってしまいました。多分私の聞き間違いでしょうが「キリト」と呼ばれた黒野郎は、何事かを野武士顔の運転手に叫びながら後退したために奴に斬り殺される心配だけがないのが唯一の救いです。レンが装甲車に連射を浴びせていますが、恐らく無意味でしょう。P90の使用する弾薬では装甲車は破壊する事はほぼ不可能です。それこそ、あの有名スナイパー・シノンさんの持っている最高レアの対物(アンチマテリアル)ライフルの《ウルティマラティオ・へカートII》や—————

 

 

 

—————私がホルスターに突っ込んでいた《Thunder.50BMG》くらいでしょう。

 

 

 

Thunder.50BMG。正式名称は《Triple Action Thunder》と言い、先程黒助の手によってお亡くなりになった《IMI デザートイーグル》と同じ50口径(12.7mm)の弾丸を使用する大型拳銃です。ええ、拳銃ですよ?本当です。ただ、使う弾薬が大口径の拳銃弾ではなく、M2ブローニング重機関銃に使用されている.50BMG弾を使用しているだけです。

一般的な大口径拳銃ですね。

私はストレージにCZ75を格納すると、サンダーとAF2011を交換でホルスターに収め、プファイファー・ツェリスカと同じくらいの巨体を両手でしっかりと保持して、目の前に突っ込んできているLAVを狙いました。

標的は真正面、よほどのことがない限り外す心配はありません。

 

「ッ、オォ!!」

『げぇ、サンダー!?』『これはステキな拳銃ですね』『欲しいぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!!』『落ち着けピトフーイ』『うわぁ……』『ごっついの来たなあオイ』『プファイファーはいらなかったのでは……?』『馬鹿野郎この世にいらない拳銃なんて無いんだよ!!』

 

発砲。

轟音。

視界が目まぐるしく切り替わり、ゴスッ、という鈍い音と共に私の頭に衝撃が走りました。不本意ながら、この拳銃の馬鹿げた反動に私の小さなアバターでは耐えきれずに吹き飛ばされてしまった様です。明滅する視界に舌打ちをしながら即座に飛び跳ねる様に立ち上がると、そこには弾が命中した威力でルートをずらされたのか、川辺に設置されていた巨岩オブジェクトに頭から突っ込み、前半分がハンマーで叩かれた様に粉砕された無残な姿で動きを止めたLAVの姿がありました。運転席と助手席に乗っていた2人のプレイヤーはシートとひしゃげたフレームに挟まって身動きが取れない状態の様ですね。チャンスです。

 

「ベルさん!?だ、大丈夫!?」

「……なんとか。それよりも、あのLAVに乗ってる人たちを頼みます」

「……分かった!」

 

瞬間、ピンクの閃光が目の前を駆け抜けて行きました。……もしかしたら闇風さんよりも速いかもしれませんね、あの子。

次の瞬間にはぱららららら、と容赦の無い発砲音と共に2つのポリゴンが砕ける聞き慣れた音が聞こえ、LAVの2人を殺せた事が分かりました。さて、これで残るはあの黒髪野郎です。

 

「んな……えぇ……?」

「……さて、お待たせしました。黒助野郎」

『マストダーイ』『ステンバーイ、ステンバーイ……』『光剣凸子、安らかに眠れ……』『いや、眠る前に砂漠の鷲狩りに引きずり回さねば』『それな』

「く、黒助……?」

 

レンの連射(激ウマギャグ)がトドメになったのか、爆発炎上するLAVを呆然とした表情で見つめる黒助に声をかけると、かなりドン引きしたような表情でこちらを見てきました。そんな自分の罪を自覚していない様子の黒助に、私は地獄の底からひねり出した様な声で奴が犯した罪を突きつけます。

 

「……貴方が壊した拳銃。あれ、特定のクエストを周回することでしか落ちないレアドロップアイテムだったんですよ」

「すいませんでしたッ!!」

『これは見事なDOGEZA』『ニッポンの文化じゃ』『DOGEZAで済むなら警察はいらないんだよなあ』『勘違いみたいだったとはいえベルたその拳銃を破壊する奴に慈悲はいらない』『ハ イ パ ー 無 慈 悲』『殺っちゃえベルたそ』

 

ゴスッ!!とフィールドに響く程の大きな音を立てて、即座に川辺に土下座する黒助。彼もまた一介のゲーマーとして、レアドロップ品を失う(ロストする)気持ちは分かるのでしょう。しかし容赦するつもりはありません。黒助が無防備に晒している首にAF2011の光銃剣を添え、私からの要求を告げます。

 

「さて、貴方がやるべき事は分かっていますか?」

「ぐっ……そのアイテム、ゲーム内ではどれくらいのクレジットで」

「弁償して欲しいわけじゃありませんよ」

「うおぉぉ!?分かった!ドロップするまでそのクエストの周回してくるから地味に光剣当ててくるのやめてくれ!?」

「それと、貴方が持っている拳銃を渡しなさい。慰謝料です」

「……えっと、ファイブセブンっていうグロッケンのショップで買った奴以外に拳銃持ってないんですけど、他のレアドロップ品とか持ってきたほうがいいですかね」

「拳銃に貴賎はありません」

「アッハイ」

『流れる様な強奪』『見事な強盗テク』『これは暴君』『でもそこが良い』『それな』『それな』『それな』『ベルたそになら土下座した頭を踏まれてもいい。むしろ踏んで』『通報しました』

 

土下座の状態で器用にメニューを操り、ファイブセブンのトレードを申請してきた黒助。そのトレード画面に、私は素早く打ち込んで了承ボタンを押し、慰謝料の請求は終了しました。

対して、黒助は若干驚いたような表情でこちらを見上げてきました。

 

「あの、なんかクレジットが交換されてきたんですけど」

「ファイブセブンの相場です。適正価格なのでそこは疑わない様に」

「いや、その、慰謝料って言うんならなんでクレジットをくれたのかなーって」

「……?何故って、代わりの拳銃が買えないと困るでしょう?」

「……なんか、ありがとうございます」

『太陽の様な慈悲』『見事なフォロー』『これは名君』『これだからベルたそはやめられねえ』『それな』『この視聴者の手の平ドリル具合よ』『手の平ぐるっぐるで草生える』『しかし拳銃の購入費用である』

 

なんとも言えない表情で礼を述べる黒助に、私はにっこりと笑いかけながら首に添えていた光銃剣を振り上げました。

別に殺さないとは言ってませんからね。

驚愕の表情で首を飛ばす黒助に若干の溜飲を下げながら、私は何故かガクガクと恐怖に震えていたレンと一緒にグロッケンへと戻りました。黒助をもう一回殺してフレンドにならねば探れませんからね。

 

 

 

「いつかまた会いましょうね、レン」

「アッハイ」

「おや、こんな所にアンチマテリアルライフルが」

『あっ(察し』『シノンちゃん……(´・ω・`)』『安らかに眠れ……』『これは…』『しゃーないしゃーない(目逸らし』『あれ、これってレンちゃんがぶっ殺した相手のドロップアイテムだから所有権はレンちゃんなんじゃ』『レンちゃあああああああああああああん!!!50万持って行くから待っててねえええええええ!!!!』『ピトフーイが逃げたぞ!!追え!!!』

 

その日、グロッケンには水色の髪の女スナイパーの絶叫が響き渡ったとかなんとか。

 

 

 

 

 

 

【人外】ベルたそについて語るスレPart9【幼女】

 

 

 

1 名無しのゲーマー

 

ここはある日突然現れたSAO生還者ロリバーチャル配信者ベルたそについて語るスレだお。

 

それ以外の配信者については他の場所で語るんだお。

 

アンチスレなんて無かった、いいね?

 

【金髪】配信者ベルについて語るスレ【幼女】→『URL』

【拳銃】配信者ベルについて語るスレ【オンリー】→『URL』

【リンクまとめ】ベルたそについて語るスレPart3〜8 →『URL』

 

 

 

 

 

120 名無しのゲーマー

よき回であった

 

121 名無しのゲーマー

幼女同士の殺し合いよい……よくない?

 

122 名無しのゲーマー

途中からなんか別の企画になってたけどね

 

123 名無しのゲーマー

>>122

ベルたその配信じゃ割と良くある事だししゃーないしゃーない

 

まあ途中から拳銃講座になってたのは草生えるが

 

124 名無しのゲーマー

惜しい拳銃(ひと)をなくしたね……

 

125 名無しのゲーマー

デザートイーグル……(´・ω・`)

 

126 名無しのゲーマー

でもその後に激おこベルたそが光剣凸子に接近戦で圧倒してたのワロタ

 

生還者ってみんなあんな感じなん?

 

127 名無しの生還者

いや、別に誰も彼もがあんな人外な訳じゃないからな?あと光剣凸子って呼ばれてる奴らのスコードロンは多分元攻略組がいっぱいいた

 

って言うか、よく奴らが生還者って分かったな?

 

128 名無しのゲーマー

>>127

生還(ry

 

だって、生還者のベルたそと接近戦で渡り合えてる時点で奴も生還者なんでしょう?(つぶらな瞳)

 

129 名無しのゲーマー

判定クッソガバガバで草。でも実際そうなんだよなあ……銃弾斬るのは向こうの方が得意っぽかったけど、もしあのままLAVが突っ込んでこなくて戦闘継続してたらどうなってたかな?

 

あ、俺はベルたそ派ね

 

130 名無しのゲーマー

まさかアンチマテリアルライフルの銃弾をあんな不安定な姿勢で斬れるとは思わなんだ。という訳でオイラは光剣凸子を推すぜ!(背信感)

 

131 名無しのゲーマー

>>130

裏切り者だ!殺せ!!

 

実際、配信はグロッケンに帰ったとこで終わったけどその後にもう一回戦ったっぽいぞ。ベルたそがTwisterで呟いてた

 

132 名無しのゲーマー

ダニィッ!?何故それをアップしないんだベルたそ!?そうすればあのおにゅーのエプロンドレスのスカートがヒラヒラするのをもっと見れたというのに!!

 

133 名無しのゲーマー

>>132

通報したわ

 

それはさておき、皆。ここにベルたその今日の配信の戦闘シーンを編集した動画ファイルがあってじゃな?

 

【配信者】人外幼女大戦【まとめ動画】→『URL』

 

134 名無しのゲーマー

助かる

 

135 名無しのゲーマー

助かる

 

136 名無しのゲーマー

ラスカル?

 

137 名無しのゲーマー

マダガスカルッ!!!

 

138 名無しのゲーマー

>>137

おっさんしか分からない懐かしいネタを持ってくるんじゃない

 

正直なところ、レンとの対戦もよく分からんとこで終わっちゃったし、もうこれわっかんねーな

 

139 名無しの生還者

>>129

実際に戦ったら勝つのは光剣凸子の方だと思われるぞ。あ、別にベルたそが弱いって言ってる訳じゃないぞ。ただあのプレイヤーはマジで人外レベルの強者なだけで

 

VRMMOやってる奴なら《kirito》って名前聞いた事ない?

 

140 名無しのゲーマー

ALOの統一トーナメント第2位の化け物じゃないですかヤダー

 

……えっ、ちょっと待ってベルたそキリトと戦って生き残ってた、ていうか一時圧倒してたの?は????

 

141 名無しのゲーマー

あの回の統一トーナメントはユージーンとか絶剣とか化け物しかいなかったからなホント……

 

え?そんな化け物の上から二番目に渡り合ったの?ベルたそ?マ????

 

142 名無しのゲーマー

>>140 >>141

まあベルたそですから(思考放棄)

 

そう言えば例のアンチマテリアルライフルはどうなった?ちゃんと持ち主のとこに戻った?大丈夫?ピトフーイに食べられてない?

 

143 名無しの草

さっき安堵した様子でへカート抱えて座り込んでるシノンさん見たので大丈夫だったんじゃないですか?

 

144 名無しのゲーマー

アイエエエエエエエエエエエエエ!!!?!?!?草ニキ!?!?

 

145 名無しのゲーマー

そういえば喋ってましたねぇ……えぅ、喋った!?!!?

 

146 名無しのゲーマー

えぅってなんだえぅって。……えぅ!?!?草ニキ喋ってた!?!?!!?

 

147 名無しのゲーマー

【悲報】草ニキ、ついに喋る【Botじゃなかった】

 

148 名無しの草

何喋ったらいいか分からなかったので……つい

 

149 名無しのゲーマー

ついで草に走るのか……(驚愕)

 

まあ仕方ないな(手の平大回転)

 

150 名無しのゲーマー

口調が丁寧……ハッ、さてはお主女じゃな!?

 

151 名無しのゲーマー

>>150

流石にリアルの詮索はNGだろ

 

……あれ?俺たちって割とベルたそのリアルとかSAO時代の事とか詮索してる様な……

 

152 名無しのゲーマー

それ以上はいけない

 

153 名無しのゲーマー

うちゅうのほうそくがみだれる

 

154 名無しの生還者

話が逸れる逸れる

 

まあシノンさんが相棒を取られてないなら良かった。まあベルたそがそんな事しないって俺は信じてたから(震え声)

 

155 名無しのゲーマー

おい声が震えてんぞ生還者ニキ

 

156 名無しのゲーマー

ピトフーイがさっきからいないのってもしかしてそれで拗ねてたりするのか

 

157 名無しのゲーマー

だとしたらかわいい……いや、やっぱかわいくねーな。ただのダダこねてる大人じゃねえか

 

158 名無しのゲーマー

ピトフーイはアバターがアバターですからね……それに比べてベルたそやレンちゃんのアバターのかわいさよ

 

159 名無しのゲーマー

あのアバターって確か長時間ザ・シードパッケージ系列のVRMMOをプレイしてないと選択肢にすら入らないレアアバターなんだよな……あれ、だとするともしかしてザ・シードパッケージってSAOのプログラムが元だったりするのか?あれフリーソースのくせにそこだけは分からないんだよな

 

……とするとレンちゃんも生還者だったり

 

160 名無しのゲーマー

>>レンちゃんも生還者だったり

 

(そんな事は絶対に)ないです……ないよね?

 

161 名無しのゲーマー

最早強かったら生還者みたいな風潮が出来上がっているのじゃが

 

162 名無しの生還者

あまり強くない生還者代表として遺憾の意を表明します

 

あと、レンちゃんは多分生還者じゃないぞ。じゃなかったらP90じゃなくて光剣使ってるだろ

 

163 名無しのゲーマー

そうか、SAO生還者は近接戦闘主体の世界からやってきたゴリラだからGGOでもゴリラの証として光剣を使うのか

 

……あれ、もしかして俺今ベルたそのことゴリラって言った?

 

164 名無しのゲーマー

>>163

ギルティ

 

165 名無しのゲーマー

これは死刑判決

 

166 名無しのゲーマー

情状酌量の余地無しですねえ……

 

167 名無しのゲーマー

異議ありィ!!

 

168 名無しのゲーマー

弁護側の意見は全て却下します(鋼の意思)

 

そしてベルたそはちゃんと拳銃を使って遠距離戦もこなすぞ。謝りなさい

 

169 名無しのゲーマー

ハイパー無慈悲……(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

銀色の瞳が開いた。

視界に広がるのは、世界で一番と称されるほどの布を用いて作られた、最高級の天蓋。

まるで鏡の様に澄んだ銀色を宿したその瞳には、虹の様な七色の虹彩が淡く彩っていた。

 

「……システムコール」

 

そして開いた口から紡がれるのは、天上の音楽にも勝るとも劣らない程の柔らかい音色。

その声に導かれる様に姿を現した紫色の透明な板。彼女がその身を横たえる寝台、それを支える床に敷かれた敷物と似た色をしたその板をしばらく見つめ、ゆっくりと身を起こした。長い銀色の髪が音もなく流れ、寝台の上に銀色の水溜りを作る。

 

「……最高司祭様。お目覚めになられましたか」

 

部屋の中で彼女が動く気配を感じたのか、彼女が居を構える部屋の入り口、その外側で警護をしていた騎士から確認の声がかけられる。彼女はそれにひとつ答えると、静かに寝台から立ち上がった。そして、扉とは逆の方に設置されている巨大な衣装棚へと足を進める。無造作に選ばれた布を動作の邪魔にならない様に体に巻きつけ、その上から豪奢なローブを羽織る。

そして部屋を出ると、外で待機していたらしい騎士が跪いた姿勢で今日の予定を告げる。

 

「最高司祭様。本日は四方の守護龍、そして龍騎士、整合騎士合同の会議の後、四帝国の皇帝との謁見、その後帝立修剣学院から一時帰還しているアリス・ツーベルクとの茶会となっております」

「……そうですか。分かりました、ありがとうございますファナティオ」

「いえ、礼など我々には不要です最高司祭様」

 

堅苦しい言葉使いで恐縮する騎士にクスリと笑みをこぼしながら、彼女は用意された食事を取るために歩みを進めた。

その歩幅は先行する騎士に比べれば小さく、また、視点も低かった。

 

 

 

長かった。

 

長い、長い道のりであった。

 

最初の過ちからおよそ400年。

 

神から与えられた2()()()により、できうる限りの犠牲を除去するために万全を期した。

 

死なせない。

 

もう二度と、自分の手の届く範囲にいる者達を絶対に死なせはしない。

 

その為の力はもう既に手に入れている。

 

アリスは確保した。

 

限界突破フラクトライトであるアリスが生まれたことによりアリシゼーション計画が始動していると言うのなら、もう既に事態は動き出しているはず。

 

キリト。ユージオ。そしてアリス。

 

この3人の運命を再現しつつ、しかし最善の結末に向けて調整するのはいささか骨が折れた。

 

しかし、そうするだけの価値はあったと思う。

 

最終負荷実験。

 

現れる創世神、闇神。

 

そして、妖精の戦士達。

 

全てはこの戦争を乗り切る為、ひいては再会を果たすために。

 

 

 

「ようやく会えるね、お姉ちゃん」

 

 

 




アスナさんが何もしてない?そりゃそうだアスナさんがもっと曇るのはアリシゼーションなんだから。
もっともっと曇らせる。そしてその曇りを見事に晴らすのじゃ……!晴れる、よな?



感想待ってる!!待ってるからぁ!!!(感想乞食感)

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