高卒底辺社畜だけど家に双子のロリ狐VTuberが来た件wwwwww   作:孤高の牛

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ルキロキの引退を笑って見送れなかった
笑え…笑えよ…(矢車)

※:主人公は聞き逃している為実際スレに書き込んでる時には存在しない文章


久々の外出Ⅱ

「ふう~美味しかったわ!」

 

「中華なんて久々だったねー」

 

 俺の目論見通り二人に好評だった中華料理にガッツポーズしながら店を出る。

 流石俺の贔屓の店なだけあって綺麗、素早い、美味しいで良い事づくめだった。

 

 二人の笑顔が見られて俺も御満悦なのだ。

 

 唯一の誤算と言ったら、その店の料理長が一年前まで絶対出前取ったら運んできてたバイト君だった事だが……見なくなったと思ったらいつの間に。

 軽く会釈されたんだが君そんな才能持ってたのかと困惑を隠せなかった。

 

「満足そうで良かったよ、本当は何か俺が作れたらって気持ちはあったんだけど料理なんてからっきしで……」

 

「だいじょーぶ、そういうのはルキちゃんが得意だから~、一緒にお勉強すれば良いよ」

 

「そうね! 私はアイドルに置いても家事に置いても頂点に立つ女だからその辺は任せなさい!」

 

「あはは、そりゃ助かるな……ちょっと待て、ルキちゃんの手料理がいただけるだと……!?」

 

 男なら誰しもが憧れる『かわいい女の子の手料理』。

 スレの方にはルキロキのエプロン姿を載せたがあの時はあくまでちょっとしたお手伝いをしてもらったに過ぎなかった。

 

 という訳でここでルキちゃんの手料理がいただけるルートが確立する予想は無かったんだがまさかの了承。

 願ったり叶ったりな展開だがあれか、俺が今まで二人を信仰し世知辛い世の中を生き抜いてきた負の貯金、不運の散財か?

 

 確かに人は不幸の分だけ幸せになるチャンスが与えられているとは言うがそんな世迷いごと信じちゃいなかった、いなかったのだがここまで立て続けに良い事が起こるとなまじ世迷いごととも言えなくなってくる。

 

 簡潔に言えば『生きていて良かった』ってとこだ。

 

 しかしそれを思えば尚更、何で俺にこんなに懐いているのかが謎過ぎるのだが……

 

「そんなに嬉しかった?」

 

「もちろん!! ルキちゃんの手料理を食べられるなんて夢みたいだ……ありがとう神様、今までこの世界の神様なんて恨んだ事しか無かったけど今日この日を持って俺はそれをやめようじゃないか!!」

 

「良かったね~ルキちゃん」

 

「ふ、ふふん! そこまで楽しみにされちゃったら気合い入れまくるしかないじゃない! ふふん! 嫁力に置いても頂点に立って白馬の王子様に迎えてもらう私の実力、とくと見なさいな!」

 

「……わー、ルキちゃんが本気モードになってる……」

 

 まあそんな事はさておきドヤ顔ルキちゃんと半目ドン引きロキちゃんがかわいすぎる件。

 今は多分俺が幸せになる事に置いて頂点に立ってると思う。

 

 

 

 

308:底辺社畜

はい、ここまで服買う前までの流れね

 

309:名無しさん

二人がかわいすぎる件

 

310:名無しさん

ルキちゃんの手料理…良いなあ…羨ましいなあ…

 

311:名無しボーイ

Heyメーン!仮面ライダーネタをルキちゃんが知ってるのは意外だったネ!

 

312:名無しさん

思ったけどそんな事より手料理いただけるのがイッチだけってのが悔しいです…

 

313:名無しさん

我々は羨ましい姿を見届けられるだけでも幸せなのかもしれない…

 

314:底辺社畜

ちゃんと感想書くから許して

 

315:矢車想

社畜ゥ…お前は良いよなぁ…

 

315:底辺社畜

矢車さん湧いてて草

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっ洋服~おっ洋服~」

 

「ご機嫌だなルキちゃん」

 

「そりゃそうよ! なんてったって地球でのお買い物は三年ぶりよ! テンション上がらない訳無いじゃない!」

 

「実は私も結構嬉しかったりするのです」

 

 やっぱり女の子は誰でもファッションに多少なりともは興味があるのか、ルキちゃんのみならずロキちゃんもルンルン気分で歩いていた、かわいい。

 

「あ、この服かわいい~! これも良いわね!」

 

「ちょっと待ってよルキちゃ~ん」

 

 外見相応というべきかきゃいきゃいとはしゃぐ二人。

 まあかわいいんだけどね? こう、拾った側からしてみると心配で仕方ないというか保護者の責任というか、過保護な兄みたいな気持ちになってしまうというか。

 複雑な心配性な兄心が芽生えるからちょっと心配……いやめちゃくちゃ心配になってきたぞ……

 

「二人とも迷子にならない様になー! あ、あとはしゃぎすぎて転んじゃダメだぞ! それと知らない人には着いていかない様に! えーっと後は……ええい俺が着いていくからちょっとストップしてくれーー!!」

 

※「はーい、全く心配性ね……」

 

※「お兄さんに心配されて嬉しい癖に~」

 

※「なっ……べ、別にそんな事……」

 

「おーいどうした~? ……はー疲れた」

 

「な、何でも無いわよ! ほら行きましょ行きましょ!」

 

※「……つくづく思うけど、お姉ちゃんがここまでちょろいなんて」

 

「ロキちゃんも早く行くよ~……ってルキちゃん? その、腕にくっつき過ぎでは? ルキちゃん?」

 

「これは……アレよ! 所謂虫除けよ!」

 

「俺はキンチョールか虫コナーズか!!」

 

 はしゃぐ二人の会話を聞き逃したと思ったらルキちゃんに腕を絡まれた、いやくっつくのは良いんだけどその……ねえ……

 ルキちゃんには巨とか大程でないにせよ意外と中はある二つの……あ、ダメだ意識したら殺される……

 

 俺は天国と地獄の狭間で煩悩と戦いながらショッピングをしたのだった……


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