2つの世界のサッカー   作:オト姫

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お久しぶりです、オト姫です。
先日携帯を盗まれると言う事故に遭いまして。携帯がない状態が数日続くと言う大変なことがありました。いつも下書きをスマホのメモに残していたので下書きをハーメルンに移しておいて良かったなと凄く思いました。皆さんも盗難には注意を!!!
前置きが長くなりましたがご覧下さい!!


ワールドレジスタンス戦「勝利への暗示」

 

 

前回のっ!!!サッカー!!!!

同点で迎えた後半、『ルナティックタイム』での猛攻が続く中南ことりがルナティックソードの弱体化に成功!!見事に決められる事なく守り切り同点が続くそして残り後半30分、ついに大きな動きが!!!

 

 

 

アキバドームスタジアム

 

エメラ「ハァハァハァ」

 

ダイヤ「………(エメラはもう限界ですわね)エメラ!!!」

 

エメラ「…………くそっ」

 

 

ルビィ「やっぱり凄いよお姉ちゃんは。けど、体力使ってしまったみたいだね」

 

 

エメラ「お姉ちゃん!!!あれを!!」

 

 

ルビィ、ダイヤ「!?」

 

海未「エメラ」

 

聖良「………最後のシュートを打つみたいですね」

 

理亞「エメラ…………」

 

エメラ「はぁ!!!!」

 

ダイヤ「エメラ!!行きますよ!!」

 

 

智和「………かっこいいね、みんな」

 

 

エメラとダイヤは交互に飛び上がる

 

エメラ、ダイヤ「ファイアトルネードD G2!!!」

 

 

ルビィ「!?やらせないっ!!!」

 

ルビィも飛び上がり、ボールを蹴る

 

ドガッ!!!

 

ルビィ「く……………(こ、こうなったらルビィも撃ち返して)「ルビィ!!」!?」

 

愛「私が止める!!だから打ち返さなくていい!!!」

 

ルビィ「…………わ、分かった」

 

ルビィはわざと吹き飛ばされて受け身をとる

 

愛「任せろ!!!」

 

腕を目の前で回転させて、自身の後ろに王家の紋章を映し出す

 

 

愛「アルテミスリングG2!」

 

そしてそのリングがファイアトルネードDを止める!!!

 

愛「はぁ!!!!!」

 

バシュウ!!

 

愛「くっ………ギリギリだけど止めたよ」

 

『と、止めたぁぁぁ!!!黒澤エメラとダイヤのシュートファイアトルネードDを見事にキャッチだ!!!』

 

 

エメラ「………くっ」

 

ダイヤ「エメラ!?」

 

エメラは前屈みに手をつき動けない

 

 

ルビィ「エメラお姉ちゃん!!」

 

『おおっとどうした!?黒澤エメラが動けないぞ!?』

 

 

海未「エメラ」

 

エメラ「ハァハァハァ、くそっ体力もまだまだだなぁ」

 

絵里「いや、エメラ貴方はよくやってくれたわ、同点なのも貴方のおかげよ。それに慣れないゾーンなんだから仕方ないわ」

 

エメラ「ハァハァハァ………もっとサッカーしたい」

 

真姫「任せなさい、貴方の想いは私達が引き継ぐ!!」

 

『おおっと!!ここでラブライブジャパン、選手交代です、黒澤エメラに代わって…………』

 

曜「だ、誰が出るの!?」

 

花丸「監督いないズラよ!?」

 

千歌「………誰が」

 

ツバサ「まさか!!」

 

後ろを向く

 

結城「ただいま」

 

ラブライブジャパン「結城さん!?」

 

結城「選手交代だ!!FWの黒澤エメラに代わって」

 

 

 

 

 

カツンカツンカツンカツンカツンカツン

 

「久しぶりの晴れ舞台やね」

 

正面の入り口から何者かが歩いてくる

 

絵里「!?帰ってきたのね」

 

 

 

 

 

 

結城「DFの東條希!!!!!」

 

希「はい!!!!」

 

『な、なんとぉ!!!!事情により遅れていた、東條希が到着!!そして選手として今から参戦だぁ!!!!!』

 

 

エメラ「の、希さん後はお願いします」

 

希「任せとき、勝つよ」

 

『FMを2人にしてDFを3人に戻すようだ!!!』

 

絵里「希…………遅いわよ!!」

 

希「ごめんなエリチ」

 

絵里「まぁ、いつもの事よね」

 

ため息を吐きながらいう

 

にこ「お帰り希」

 

希「にこっち………ただいま!!」

 

 

ルビィ「………希さんが帰ってきた」

 

鞠莉「希…………分かってない事が多いデスネ〜」

 

月「………でも、やるしかない」

 

『ワールドレジスタンスのゴールキックから再開です!!』

 

愛「ルビィ!!」

 

ルビィ「!!」

 

 

にこ「希!!聞きなさい、私達はあるタクティクスにやられているのよ」

 

希「結城さんも言うてたね」

 

にこ「『ルナティックタイム』!!相手が消えるわ」

 

希「消えるねぇ……………」

 

にこ「にこももう直ぐで何かを掴めると思うのだから希一緒に考えて!!!」

 

希「…………分かった」

 

 

ルビィ「輝夜さん!!」

 

輝夜「………月さんどうします?」

 

月「…………希さんは侮れない。けど、だからこそ勝負すべきだよ!!」

 

輝夜「分かりましたやりましょう!!」

 

輝夜、月「『ルナティックタイム』」!!!」

 

周りが暗くなり月が浮かび上がる

 

 

希「………これがルナティックタイムかぁ」

 

にこ「ええ、来るわよ」

 

希「………ウチ、一回体験してくるわ」

 

にこ「な、何を」

 

気づけば希はいない

 

にこ「の、希…………」

 

 

輝夜「さぁ、上がって「ウチも混ぜて〜」!?」

 

 

希「ふふ、ルナティックタイムのお手並拝見といこか!!」

 

輝夜「(は、早い!?さっきまでDFラインに居たはずなのに………)いいでしょう上等です」

 

ドリブルで希を、抜きにかかる

 

 

希「…………」

 

グォン!!

 

希「!?(成る程ね)」

 

輝夜「『ルナティックタイム』は止められない!!!」

 

『おおっと!!いきなり交代してきた東條をルナティックタイムで抜き去った!?』

 

希「やるねぇ」

 

にこ「………希」

 

 

輝夜「ユリカ!!!」

 

ユリカ「ナイスパス!!」

 

ユリカ「さぁ、今度こそ決めるよ!!」

 

隣の地面に影の自分を生み出してそれと同時に飛び上がる

 

 

ユリカ「シャドー・クロスバイパー!!G2」

 

 

本体と影がクロスして蹴り、そのシュートはゴールに向かう

 

 

穂乃果「止めるっ!!!」

 

穂乃果はピアノを弾くような手の動作をするそして両手を一度クロスさせて広げる

 

穂乃果「うらぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

飛んでくボールを挟み込む

 

穂乃果「夢なき夢は夢じゃない!!!V2!!」

 

バシュウ!!!

 

穂乃果「点はあげない!!」

 

『ここも高坂が見事にセーブ点は決まらない!!!』

 

にこ「希!!あんた」

 

希「ごめんな、にこっち体験してみたかったんや」

 

にこ「それは分かるけど、強引すぎよ!!」

 

希「…………にこっち」

 

にこ「希!?」

 

 

希「次は止める」

 

 

にこ「」ゾクっ

 

にこは久しぶりに希から恐怖を感じたのだった

 

 

穂乃果「真姫ちゃん!!!」

 

真姫「!!」

 

エレナ「真姫!!」

 

真姫「エレナ!!」

 

エレナ「さてと、行くか」

 

 

メイ「いえ、そっちに攻撃ターンは回さない」

 

エレナ「!?」

 

メイ「フェイタルソフト!!」

 

メイは分身しエレナに向かう

 

エレナ「しまっ!?」

 

 

メイ「甘いよ」

 

『ここで奪い返し再びワールドレジスタンスボールだー!!!』

 

メイ「さぁ月!!!」

 

月「………ふふ。そろそろ決めないとね輝夜さん」

 

輝夜「ええ、その通りですね」

 

月がドリブルで上がる

 

 

希「…………」

 

再び希が立ち塞がる

 

絵里、にこ「希!?!?」

 

「希(さん、ちゃん)!?」

 

月「へぇ、また来るんだ。けど止められるの希ちゃん」

 

 

結城「………(正直俺も『ルナティックタイム』の対策はわかんねぇ、そんなタクティクスを止められるのか希?)」

 

 

月「………じゃあ!!遠慮なく抜かせてもらうよ!!!」

 

希「……………」

 

 

 

 

グォン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

月「(抜いたやっぱり止められるわけが)!?」

 

「!?」

 

『!?』

 

輝夜「そ、そんな」

 

希「……………」

 

 

希は目を瞑りながらも月に追いていた

 

 

月「う、嘘だ!?『ルナティックタイム』は発動してる筈」

 

 

希「………」

 

 

エレナ「あれは何が起こってるんだ!?」

 

絵里「希………!?」

 

にこ「……はっ、本当におっそろしいわねあんたは」

 

 

結城「の、希は目をつぶってルナティックタイムの消えるのを無効化したと言うのか!?」

 

 

 

希「…………残念やったな月ちゃん」

 

希は目を開けて言う

 

ザッ!!!

 

『な、なんとぉ!!!出てきた直後東條希が『ルナティックタイム』を破ったぞ!!!!』

 

輝夜「(嘘でしょ!?まさか一回抜かれただけで、原理が分かったの!?)」

 

希「ここからはウチらのターンやね♪〜♪」

 

ドリブルで希は上がっていく

 

 

輝夜「やらせない!!」

 

白蘭「うかつに近寄るな輝夜さん!?希にはあの技がある」

 

輝夜「!?」

 

 

希「うふふ」

 

手を上に掲げて、指パッチンする

 

希「ヘブンズタイム!!!」

 

すると全ての選手が止まり、あたり一面に花が舞う

 

希「…………」

 

だがその間を希は軽々と歩き選手を抜く

 

 

輝夜、白蘭「……………」

 

そして抜き終わり

 

ピシュン!!!!

 

輝夜「くっ!?何が!?」

 

白蘭「し、しまった!?」

 

ブォン!!!風で吹き飛ばされる

 

 

希「…ウチを止められるかな?」

 

 

鞠莉「(な、なんなの!?この技は)」

 

ルビィ「(希さん………やっぱり凄い)」

 

 

希「………」

 

あっという間にDFラインまで上がる

 

 

メイ「私が止める!!!」

 

黄粉子「ウチも行くやんね!!!」

 

鞠莉「!?二人とも待ちなさい!!」

 

 

希「ウチは待たない」

 

 

鞠莉「!?」

 

再び指パッチンをする

 

そして、二人の間を通り抜けて再び解除する

 

メイ、黄粉子「!?」

 

そして風に吹き飛ばされる

 

 

希「………さぁて1対1やね、キーパーさん」

 

 

愛「(東條希のシュートのデータは全くない。けど止めてみせる)」

 

 

希「魅せてあげるウチのシュート!!」

 

 

すると希はボール上に上げて前屈みの姿勢をする、さらに月が浮かび上がっており、その後月から降ってくるようにボールが下に落ちてくる

 

 

希「!!!」

 

地面に到達する前に自身は瞬間移動してボールを燕返しのように蹴り付け、かかとで撃つシュートはまるで満月の稲

 

希「月光丸・燕返し」

 

超強力なシュートがゴールに向かう

 

 

愛「止めてみせる!!!」

 

腕を目の前で回転させて、自身の後ろに王家の紋章を映し出す

 

愛「アルテミスリングG2!!」

 

そしてそのリングが月光丸・燕返しを止める………がしかし

 

愛「!?こ、これが東條希のシュート!?な、なんでこんな威力を打てるのにDF…………きゃあ!!!!!」

 

バシュン!!!!!!

 

『ご、ゴール!!!ここに来てリードを広げたのはラブライブジャパン。そしてシュートを決めたのはDFの東條希だぁ!!!!!』

 

 

『彼女がシュートを打つのは久しぶりみたいですが超強力でしたね』

 

 

絵里「ハラショーよ!!希」

 

希「うふふ♪ありがとうエリチ」

 

DFまで戻る

 

にこ「ナイスよ希」

 

希「ありがとうにこっち」

 

愛「くっ………な、なんてシュート」

 

輝夜「早坂!!大丈夫!?」

 

愛「大丈夫ですよ輝夜様…………」

 

輝夜「何もかも予想外だったまさか、『ルナティックタイム』が破られるなんて」

 

 

愛「けど、完全な原理が相手に伝わった訳じゃないと思いますけどね」

 

 

輝夜「ええ、そうよね」

 

 

智和「まずいな、タクティクスはもう使えないかもしれないな」

 

 

にこ「…………希、あんたのおかげで『ルナティックタイム』の謎が解けたわ」

 

にこはニヤッとする

 

希「………ふふ、流石にこっち」

 

 

 

にこ「ことり!!」

 

ことり「はい!」

 

にこ「………」

 

ことり「………」

 

 

 

 

 

 

ことり「!?」

 

にこ「間違いないわ、これが『ルナティックタイム』の原理よ!!」

 

 

『さぁ、後半も残り25分とどんどん時間が少なくなっている中ラブライブジャパンが一歩リード果たしてワールドレジスタンスはどう動くのか!?』

 

 

輝夜「…………」

 

月「………次も使うよ」

 

輝夜「!?」

 

月「効果が切れるまで使う、このチームで戦うことはおそらく2度とないだろうしね」

 

輝夜「……………」

 

月「まだ、一点差勝てるよ」

 

輝夜「分かっています!!」

 

ユリカ「そろそろ、一点取らないとやばいよね」

 

フェイ「うん」

 

『それではワールドレジスタンスボールから再開です』

 

ピー!!!

 

ユリカ「月!!!」

 

月「輝夜さん!!!」

 

輝夜「!!」

 

輝夜「ハロさん!!」

 

ハロ「ナイスパス」

 

輝夜「……………」

 

 

にこ「…………」

 

月「………(おかしい、なんでここでにこさんがでてくるんだ止められなかった筈なのに………!?)ハロさん止まって!?!?」

 

 

にこ「…………」

 

 

ハロ「行くぞ矢澤にこ!!」

 

 

グォン!!!

 

 

ハロ「………………!?」

 

 

ハロは消えてにこを抜いたはずなのだが。なぜにこは自分の目の前にいるのか理解できなかった

 

 

にこ「今何かした?」

 

 

ハロ「なっ!」

 

 

にこ「じゃ、貰うわね」

 

ハロからボールを奪う

 

にこ「宣言しとくわ。『ルナティックタイム』はもう通用しないわよ!!!」

 

 

 

 

『ルナティックタイム』攻略!!

 

 

 

何故にこちゃんがとる事が出来たのか次回判明します。そして希ちゃんがとる事が出来た理由も。

 

 

 

 

 

 

次回、砕かれる太陽




今回は以上です!!!
希ちゃん恐るべしですね!!
それでは必殺技紹介のコーナーです!!





ラブライブジャパン



ドリブル技「ヘブンズタイム」使用者 東條希
原作ではアフロディが使用していた技です。無印のフットボールフロンティアの決勝での印象が一番強いと思います。ですがイメージとしてはオリオンの刻印のヘブンズタイムを浮かべていただければなと思います。
この世界では希ちゃんが使用します。希ちゃんにはこれ以上の技があるとかないとか…………



シュート技「月光丸・燕返し」使用者 東條希
原作ではオリオンの刻印で復活を遂げた野坂悠馬くんが使用した技となってます!!
この世界では希ちゃんが使います。当初の予定では月ちゃんに使ってもらう予定でしたが。ある技を思いついたため希ちゃんにしました。一番似合うのは月ちゃんだと思いますが希ちゃんもなかなか似合う気がします!!








今回は以上です次回をお楽しみに!!

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