乙女ゲー主人公はヤンデレでした   作:でち公

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第6話 レイン視点

 ちらりと横を見ると常の無表情ながらどこか楽しげな雰囲気を纏うオルドの姿がある。生きていてよかったと魔王を討伐した時よりそう思ってしまう。そんなことを思うほど私、レインは幸せの絶頂の中にいた。

 

 オルドと昼食を食べに出かける。それは最早デートと言っても過言ではない。これはカップルに見えるのではないだろうか。むしろ私としては夫婦として見えてもらっても構わない。

 

 さて、オルドに私のおすすめの屋台を紹介したいのだが今は昼食時。屋台村は沢山の人達で溢れている。つまりはぐれない為に手を繋ぐことは仕方がないことなのだ。うん、仕方がない。

 

 オルドの手を握り、私がよく食べに行くベルソーラを販売している屋台へと連れていく。

 

「オルドオルド! ほらほらこっちこっち!」

 

(オルドの手、私の手と違ってゴツゴツしてる。これがオルドの手の感触かぁ……)

 

 こっそりとオルドの手をにぎにぎとしてみる。するとオルドは無意識にか、こちらの手をぎゅっと握り締めてきた。ああ、この癖は昔から変わっていないね。

 

 小さい頃、私が怖い夢を見た時によくオルドの手を握ったものだ。オルドも私の感情を察してくれたのか、何も言わずぎゅっと握り返してくれたな。

 

 そんなことを思い出していると私が気に入っているベルソーラを販売している屋台についた。

 

「おじさん、ベルソーラ2つください!」

 

「おー! レインちゃんじゃねえか。珍しいね、レインちゃんが男連れなんて。もしかして彼氏さんかい?」

 

 彼氏、やっぱりそう見えちゃうかー! 

 

 その言葉に自分の口角がだらしなく下がるのを感じるが、それを直すことが全くできない。

 

 にへらっと笑顔を浮かべながらおじさんにベルソーラの2つ分の料金を支払う。

 

「えへへ、そう見え━━━━━」

 

「いえ、違います」

 

 だらしなく下がった口角が一瞬で戻ったのを分かった。

 

 そんなに食い気味に否定しなくてもいいのに。

 

「おや、そうなのか? レインちゃんが男を連れてくることなんて初めてだったからそういう関係なのかと思ったよ」

 

「レインは最近こちらに越してきた私にこの辺りを案内していただいているだけですよ」

 

 むっ、オルドはこれをデートと認識していないんだなー? これは聖女と呼ばれた私でもカチンときた。こうなったら是が非にでも意識させてやるんだからっ! 

 

 そんなことを考えているオルドがジッとベルソーラを見つめていることに気がついた。物珍しそうに見ている事からオルドはベルソーラを見たことがないんだろうか。

 

「所でその、ベルソーラというのは?」

 

 思った通りベルソーラを見たことがないみたいだ。オルドはおじさんの説明を興味深そうに聞いていた。

 

「揚げたてだ。熱いから気をつけろよ?」

 

 そんな言葉とともにおじさんはオルドにベルソーラを渡した。

 

 こうしてじっとオルドを見てみるとやはりオルドは瞳に感情が出やすいのかもしれない。何せベルソーラを見つめる目が初めて見る玩具を手に取った子供のようにキラキラと輝いているのだ。

 

 そしてオルドは手に持ったベルソーラを口に近づけるとふぅーっと何回か息を吹きかけて━━━━━

 

 ━━━━━ん゙ん゙っ!! 

 

 口を尖らせて息を吹きかける姿をどうしようもなく可愛らしく見えた。なんだあのちょっぴりと突き出した唇は。誘っているのかな? 

 

 だが私は水の聖女だ。この程度の誘惑などに負けはしない。心を落ち着けてもう一度オルドの方を見るとベルソーラを頬張り、常の無表情が崩れてほんのりと笑っている姿が━━━━━

 

 ━━━━━ん゙ん゙ん゙っ!!! 

 

 あーこれはダメです。あんな表情は流石に狡すぎます。何ですかあの幸せそうな表情は。アツアツのベルソーラをはふはふしながら食べるのも反則です。とてもエッチです。

 

「これとても美味しいです」

 

 はー見ているだけで幸せになるなぁ……。と言うか幸せが過剰供給されすぎて私の身が持ちそうにない。何か私の気を紛らわせてくれるものは……

 

「そうだろ? ほらレインちゃんの分だ」

 

「ありがとうおじさん!」

 

 本当にありがとうおじさん! 私もベルソーラを食べる事で気を紛らわそう。ベルソーラを受け取って食べているとオルドはベルソーラを気に入ったのか追加で5個注文していた。

 

 私が好きな食べ物をオルドも気に入ってくれたのなら嬉しいな、なんてそんな事を思っていたらオルドが懐から出した物から目が離せなくなった。

 

 そうやってじっと見つめているとその視線に気がついたオルドは食べていたベルソーラを私から見えないようにすると半ば閉じた何かもの言いたげな目でこちらを見てきた。

 

「……あげませんよ?」

 

「違うよっ!」

 

 いや、確かにそのベルソーラは欲しいけども! でも目が釘付けになってたのはそれじゃないよ! 

 

 否定するとオルドはもう1つの手に持っていた小袋に目をやった。

 

 そうだよ、私が気になってたのはそっち━━━━━

 

「ああ、すみません。お返ししていませんでしたね」

 

 そんな言葉とともに小袋に手を入れて先程私が支払ったベルソーラの代金を返そうとしてきた。

 

「それもちっがーう!」

 

 お金返せって視線じゃないってば! ああ、もう! 

 

「えとさ、その小袋なんだけど……」

 

 随分と使い込まれている小袋のことを聞くとオルドは少しだけ恥ずかしそうに頬を軽く搔いた。

 

「これかなりボロボロですからね。あはは、お恥ずかしい」

 

 オルドはそう言いながらもとても大切なものかのように丁寧に扱っていた。

 

 ああ━━━━━

 

「その小袋、随分と長く使ってるみたいだけど買い換えようとは思わなかったの?」

 

 本当に━━━━━

 

「ええ、なんだか捨てるに捨てれなくて。やはりおかしいですかね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

『でもまあ、ありがとな。大切に使わせてもらうよ』

 

 

 

 ━━━━━泣いてしまいそうだ。

 

「ううん、おかしくなんかないよ。それに私も同じくらい使い込んでるのがあるから親近感が湧くなーって思ってね」

 

 そう言って私は懐から大切な宝物である小袋を取り出した。私とオルドが『あの日』にお互いに交換した大切な贈り物。

 

 目を瞑ればまるで昨日の事のように思い出すことが出来る。二人で村から離れた街でお互いのプレゼントを選んだのにどっちも同じものを買ってて二人で笑ってたんだよね。とても、大切で愛おしい思い出だ。

 

 交換した後はある賭け事をしたなぁ。どっちが速く村に着くかっていう本当に子供のようなことをして、そして私とオルドは、オルドが……。

 

『お前はとっとと━━━━━』

 

 ━━━━━やめよう、今は楽しいデート中なんだから。

 

 これを今思い出す必要は無い。それにオルドは今確かに生きて私の隣にいてくれている。それだけで私は幸せなのだ。その上、私が送ったプレゼントを今でも大切に扱ってくれてるという事実が更に私を幸せにしてくれている。だから━━━━━

 

「えへへ、何だか嬉しいな」

 

 ああ、私はとても嬉しくて幸せで仕方がないのだ。

 

 感傷に浸っているとどうやらオルドが注文していた物ができたらしくおじさんがオルドにベルソーラを渡してきた。

 

「ほい、お待ちどうさま。サービスで1個追加で入れといてやったぜ」

 

「ありがとうございます。また来ますね」

 

「おう、次もたくさん買っていってくれや」

 

「ええ」

 

 オルドとおじさんがそんなやり取りをしたあと、オルドは早速ベルソーラが入った袋に手を入れるとそこから1つ取り出してこちらにずいっと差し出してきた。きっと私が食べきったことに気がついたのだろう。

 

「あげます。さっき奢ってもらったので」

 

「ええ!? いやいや、そんな悪いよ!」

 

「別に構いません。店主の人からサービスで貰ったのをあげるだけですから」

 

 ぶっきらぼうにそう言うと私にベルソーラを強引に押し付けて、もう1つ袋から取り出してとっとと食べ始めた。

 

 こういう所も昔と変わらないなあ。あげないなんて言っても最終的には何かと理由をつけてあげるところとかさ。

 

 ああ、まだ出会ってから半日しか経っていないというのにもう胸がいっぱいになっちゃった。

 

「……ありがとう」

 

「どういたしまして」

 

 

 

 暫くオルドと一緒に屋台村を歩きながらベルソーラを食べていると、人混みの向こうが突然騒がしくなった。

 

「なんかあっちの方が騒がしいね?」

 

「大方酔っ払いあたりがゴミ捨て場にでも突っ込みでもしたのでしょう。所でレイン、他におすすめの屋台はありますか?」

 

 オルドは騒ぎの事より他の屋台のことが知りたいらしく、私におすすめの屋台を聞いてきた。

 

「うーん、じゃあ今度は最近行ったスイーツを売ってる屋台があるからそこに行こうよ」

 

「分かりました」

 

「それじゃあこっちだよ」

 

 オルドの手を握り、引っ張っていく傍らに騒ぎになっている場所を人混みの中からちらりと覗くとオルドの言った通り3人の男の人達が頭からゴミ捨て場に突っ込んでいた。

 

 まあ、屋台村はお酒も売っているから本当に酔っぱらいの人が倒れこんだのかも。

 

 そんな事を思いながらも私が最近行ったおすすめのスイーツを売っている屋台の方へと向かった。そうして人混みの中をしばらくの間進んでいくと目的地に着いた。

 

「えへへ、ここのスイーツはすっごく美味しいんだ。薄く引き伸ばした甘い生地に果物を入れて白くて甘いフワフワしたホイップっていうのを入れて、それを生地で巻いて食べるんだ」

 

「そ、そうなんですね」

 

 オルドはセリクムを見ると困惑したような雰囲気醸し出していたが、暫くすると何かに納得したようだった。

 

「やあ、そこのお二人さん達。ウチの自慢のセリクムを食べていかないかい?」

 

「もちろんですよ! 私はストロベリーホイップを1つ下さい。オルドは何にする?」

 

「んー、それならショコラホイップで」

 

 屋台に書かれているメニュー表からストロベリーホイップとショコラホイップのどちらにするか少し悩んだ後、ストロベリーホイップを頼んだ。オルドは何を食べたいか聞くと私と同じように少し悩んでからショコラホイップに決めた。

 

「はいよ、ストロベリーホイップとショコラホイップだね。ちょいと待ってておくれよ」

 

 おばさんはそう言うと熱々に熱した鉄板の上に生地の元を垂らす。すると甘く香ばしい匂いと共にジュウッ、と焼けていく音がなった。

 

 焼ける音を聞きながら完成を楽しみに待っているとオルドからセリクムについて質問を投げかけられた。

 

「レイン、セリクムと言うのは最近できたものなのですか?」

 

「王都に昔からある食べ物らしいよ?」 

 

「昔から? それってどれくらい前か知ってます?」

 

「え、うーん……。聞いたところによると確か200年以上前からあったとか聞くね」

 

 なんでいきなりこんなことを聞いてきたんだろ? そう不思議に思いつつも前にケヴィン君から聞いた情報を思い出しながらオルドに教える。

 

「そう言えばトッピングの名前もこの辺りでは全く聞きませんよね」

 

「そうだよねー。私が頼んだストロベリーホイップって言うのもストラの実をただストロベリーって言ってるだけみたいだし」

 

「へえ、そうなんですね。じゃあなんでこんな名前をつけたんでしょうね」

 

 確かにオルドの言う通りだ。なんでこんな不思議な名前をつけているんだろ。もしかして命名神様がつけた名前だったり? そんな事を二人で話しているとその話が耳に入ったのか店主であるおばさんがこちらを見てきた。

 

「それはね、どんな名前で出すか悩んでた私がある日見た夢で神様が啓示してくださったんだよ。こういう名前で出しなさいって」

 

「神様ってそんなにホイホイ夢に出てくるものなんですか……?」

 

「まあ、夢に出てきたのは命名神様だからねえ。基本毎日誰かに啓示してくださるそうだよ」

 

「ああ、命名神様なら納得です」

 

 やっぱり予想していた通り命名神様だった。あの神様は人間が作るものが好きだって言ってたから良く名前が決まらないものに名付けてくれるんだよね。ものによっては祝福もかけてくれるらしいし。

 

「ほら、お二人さん完成したよ。ストロベリーホイップとショコラホイップだ」

 

「ありがとうございます」

 

 そんなことを考えているとどうやら完成したらしい。オルドが受け取ると2人分の料金を支払ってくれた。

 

「あ、自分の分くらい払うよ」

 

「良いんですよ。美味しい屋台を教えて貰ってるお礼です」

 

 オルドに自分の分の料金を支払おうとしたが、オルドは私にストロベリーホイップを渡すとお金は受け取らないと言外に言うように自分のセリクムを食べ始めた。

 

「でも、やっぱり悪いよ」

 

 先程もベルソーラを貰ったのにまた貰うと言うのは悪い気がしてならない。そう思ってお金をオルドに渡そうとしたが、オルドはお金を受け取らずにこちらをじっと見つめていた。

 

「なら1口食べさせてくれませんか? ちょうどそれも食べてみたかったんです」

 

「え、まあ、それくらいいいけど……」

 

 オルドが提案してきたのはお金を返すことではなく、私のセリクムを1口分けてくれというものであった。そんなことでいいのかなとも思ったが、オルドがそれでいいと言うのだからそうした方がいいかなと思い、セリクムをオルドに差し出す。そしてオルドが1口食べたところでようやく気がついた。

 

 これって、もしかして恋人同士がやる『あーん』っていうものなんじゃ……。

 

 は、恥ずかしくなってきた……! そんな事を思っていると口元に着いたホイップをオルドが舐めとっている姿が見えた。

 

 ━━━━━ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙っっ!!!!! 

 

 まずい。これはまずい。今日トップクラスの破壊力だ。目に焼き付いたオルドの舌の動きが頭の中で何度もリフレインされる。あっ、あっ、これは本当にまずい。顔に一気に血液が集中するのを感じると共に聖女の能力を使い強引に抑え込む。

 

「どうかしましたか?」

 

 じっと見ていたことに気がついたのかオルドがどうかしたのか聞いてくる。

 

「あ、ううん! なんでもない、なんでもないよ!」

 

「はあ、そうですか」

 

 慌ててなんでもないと否定して自分のセリクムを食べて心を落ち着けようとセリクムに目をやると先程オルドが食べた痕が目に入った。

 

 これ、間接キスってやつなんじゃ……。

 

 再度聖女の力を使い、顔が赤くなるのを強引に抑えた。とは言え、いつまでもセリクムを食べないとオルドに不審に思われてしまう。

 

 意を決してセリクムにかぶりついた。

 

 瞬間、状態異常の魔法がかけられたのではないかと言わんばかりの衝撃が私を襲った。頭がぼーっとして思考が纏まらない。そもそも私は今ちゃんと地面に立っているのだろうか? ふわふわと浮いてしまっているんじゃないんだろうか。あまりの多幸感にどうにかなってしまいそうだった。

 

「これとても美味しいですよね」

 

「う、うん。すごく、美味しい、ね?」

 

 ごめんね、全然味がわからないや。私には刺激が強すぎて脳が麻痺してしまっているかのようだった。というか、オルドはなんとも思っていないんだろうか。仮にも間接キスなんだよ?

 

 そんなことを思いながらチラチラとオルドの方を見るとその視線に気がついたオルドが先程まで自分が食べていたセリクムをずいっと私の方に差し出してきた。

 

「はい、どうぞ」

 

「はぇ!?」

 

 幻聴かな? オルドの口からとんでもない言葉が聞こえてきた気がする。しかもオルドがこちらにあーんをしてきてる幻覚も見てる。

 

「先程からこちらを見てきたのでこれが食べたいのかと思っていたのですが……」

 

「あ、いや、えーと」

 

 や、確かにそっちを見てたけど……。てかこれ幻じゃないね。状態異常の魔法でもないや。これ現実だ。

 

「食べたくないのですか?」

 

 う、その言い方は卑怯だ。オルドにあーんして貰えるならそれはして欲しい。でも、そんな恥ずかしいことは……。そんな思考とは裏腹に私の口は随分と素直だったようで欲望のままに喋りだした。

 

「た、食べたいです……」

 

「ならどうぞ」

 

 そう言ってさらにずいっと差し出されるセリクムを見て、私は覚悟を決めた。お母さん、たとえ私の脳が焼き切れようとも私は大人の階段を上ってみせます! 持ってくださいよ、私の理性。

 

 そしてオルドが差し出してきたセリクムを口に含んだ。

 

 瞬間、視界が白に染まった。

 

「どうですか?」

 

 おるどがなにかをいっている。よく、わからない。ただ、なにかをいわなくちゃ。

 

「うん、おいしい、すごく、おいしい、です」

 

「それは良かった」

 

 あ、おるどがほほえんで━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 はっ!? 

 

 何だか凄い幸せ景色を見ていたような、それでいて何か世界の真理も見ていたような気がする。何だろう、今ならどんな魔物でも指一本で倒せると思えてしまうくらいに全能感に溢れてる。

 

「名残惜しいですがそろそろ時間ですので学園の方に帰りましょうか」

 

 オルドのその言葉でもうそんな時間になっていたということに気がついた。楽しい時間は一瞬だと言うけれど本当に一瞬だったなぁ、とそんなことを思った。けれど、そんな一瞬でも良かった。だってまたオルドと一緒に来ることが出来るんだから。

 

「うん、そうだね。……ね、また一緒に行こうね」

 

「ええ、機会があったら行きましょうか」

 

 ああ、本当に私は幸せだ。




いい最終回だった(棒読み)

歩く麻薬:フラグをバッキバキにおっ立てた上にレインちゃんを新世界を見せた。麻薬かなにかですか?

中毒者:新世界の開幕見てしまった。あまりの多幸福感に水の女神様と出会った場所にトリップしてた。おや、レインちゃんの様子が……?

水の女神様:あの娘どうやって来たの……?

???:今そっちに向かいますからね!

失踪したっていいじゃない、作者だもの

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