フリーターの橘さん   作:令和のクルルヤッ君

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ちょっとした番外編的な感じです
あとなんか刺激が無かったので書きました
まぁ期待せずにお楽しみください
アンケートの作品は後日上げます
ではどうぞ!




番外編 ユニコーンとクローン

 

 

 

 

 

あぁ…ああぁぁ…うあわぁ…

 

「おーい?兄貴大丈夫かぁ?」

「(悟りを開いているようだという表情)」

「…溶けているな」

「というかなんでオレも参加することになっているんだ!」

「それに関しては私もだ…二課で暇していたからかおい」

「僕もだね」

「むむむ…本当に大丈夫何だろうな?」

 

きーこーえーるーかー?

 

『yes、マイマスター』

 

何時でも戦えるようにしておけよ、仮にも錬金術師と魔術師がお前の破片で作ったクローンだ

 

『…イエッサー』

 

おや?どうもどうも、橘さんだよ

 

え?何してんだって?テレビ番組に出てやってんだよ察しろ

 

あ?明らかにテレビ番組に出るにしては可笑しい人選をしているって?どこがだよ…前回サバゲーで出た組と橘寮に住んでる組だ

 

…外で待機しているユニコーンは緊急時に奴が出てくる可能性があるからな、

 

奴ってのは最近出てきた過激派の魔術師と錬金術師の最悪最低の兵器だ…材料はユニコーンの破片と生物だ

 

なんでそんなこと知ってっかって?…俺に自信満々に見せてきたからな、どこぞの英雄様よりひでぇよ…叫びが直で来たよ

 

『では!ツヴァイウイングと愉快な仲間達の入場です!』

「いや愉快な仲間達ってなんだよ!?」

『仲間達筆頭のツンデレ白猫さんどうしました?』

「クリスちゃんどうどう!撃っちゃ駄目だよ!」

「アタシは馬か!このバカ!」

 

しかも奴ら、あろうことかクローンに殺された挙げ句クローンがどこかに消えたらしいんだ…だが恐らくだが奴は来る…此処に

 

『さぁて今回の番組内容は~?』

「うん?なんか来たな?」

『はい!今回はこのロボット…"サバゲー太郎君"と皆さんでサバゲーをしてもらいます!』

「またですか!?」

 

何故かって?…奴はオリジナルを、ユニコーンを壊しに来るはずだ、自分の存在を示したいために

 

『マイマスター…』

「…来たか」

「え?橘さんなにか言いましたか?」

「ッ!?皆しゃがめ!」

 

スタジオの天井をぶっ壊して来たのは"白いナニか"…名称は確かにホワイト・グリントだ…参考にされたのはゲームらしいがそれよりも凶悪だ

 

『~*^-@^:°○°●)◇』

『あぁ!?太郎君!?ちょっと誰か止めて!』

「ここは俺に任せろ!皆は避難誘導を!」

「はい!というかなんで太郎君に武装があるんですか!」

「おい橘!?なに突っ立ているんだ!逃げるぞ!」

「…先行ってて」

 

ふむ…カメラが動いているが煙がいい煙幕だ、さてホワイト・グリント君?

 

『~@^-@%^^'-...』

「…お互いの存在を確かめよう、ユニコォォォォォォン!!」

『standby、system all green…ホワイト、私は貴方(貴女)を抹消します』

『AAAAaaaaaaaaaaaa!!!!』

 

実はユニコーン、俺が前に持ってきたシンフォギアを取り込んでから喋れるようになってしかも俺専用の聖遺物?になってるらしい…纏ってると何処からか音楽が聞こえてくるんだよなぁ

 

「ッ!?全員退避!急げぇ!」

『マスター…操縦は手荒でも構いません、全力で行きます』

「あいよ!ホワイト!掛かってこい!」

『Agaaa!!?』

 

 

 

 

 

『機体無線選択 未来への咆哮』

 

 

 

 

「おらぁ!」

『GAGTJPMPWJP!!』

 

お互いの拳が機体に突き刺さる…そのまま両者とも背中のブースターを起動させ大空に舞う

 

「しゃらくせぇなぁ!」

『JQ648\@\:<@^PJD9867TPMJ!!!』

 

速度を増しながら空を舞いながらサーベルと剣をぶつけ合いマグナムと弾丸を撃ちまくる

 

『NTDシステム起動ッ!?マスター!アサルトアーマーです!』

『SYAGYARUAaaaaa!!!!!』

 

ユニコーンはNTDを起動させ、ホワイトはアサルトアーマーでユニコーンを吹き飛ばしながら撃ちまくるが、速さとパワーが上がったユニコーンには当たらない

 

「これでどうだぁ!」

『-@^~'wgmJPMPDWgyada…』

 

ユニコーンとホワイトはお互いに装着されていたサーベルとソードでつばぜり合いをしながら会話をした

 

『嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ消えたくない消えたくない消えたくない消えろ消えろ消えろ消えろ』

「だぁぁぁぁぁぁ!うるせぇ!」

『私は僕は俺は我はmyはここここここここだよだよ助けて助けて助けて』

『ホワイト!貴女が生まれた…貴方を生んだ原因は私です!だから私は貴方を、貴女を助けます!』

『嫌だぁぁぁぁぁァァァァァァァァ!!!?』

 

ホワイトがもう一度アサルトアーマーを起動させユニコーンを吹き飛ばす

 

「くっそ、どうするどうするどうする!」

『…マスター、賭けですが』

「了承、すぐさま実行だ」

『良いのですか?これは…』

 

俺がすぐに許可したことにユニコーンは疑問に思っているがな?

 

「愚問だな、あれはある意味もう一人のお前だ…お前自身の作戦なら可能性が広がる」

『…そうですか…私は良いマスターを得ました』

「なら作戦開始!」

 

ユニコーンの体が赤く光って更にパワーを増した攻撃でホワイトを追い込んでいく

 

『痛い痛い痛い痛い消える消える消える嫌だ嫌だ嫌だ』

「だらぁぁぁ!てめぇのちゃんとした本心を言いやがれやこのヘタレェ!」

 

ホワイトの機体がボロボロになっていくにつれ無線から聞こえる声に雑音が混じっていく、ホワイトに搭載された"ナニカ"が消えていっているようだ

 

『なんでなんでなんでこんなこんなこんな痛い消える嫌だ…』

『ホワイト!落ち着いてください!』

『ホワイト?誰だ誰だ誰だ誰だぁ!?私は嫌だ僕は死にたくない俺は生きたい我は伝えたいmyは…誰?』

 

ホワイトが機能停止したその時、無線から弦さんからの連絡が来た

 

『橘君無事か!』

「援軍はいらん!」

『すまないどっちにしろ援軍は無理だ!こっちにはアルカノイズと未確認機体との戦闘で全員出払っている!』

「何だって!?奴らまだなにか隠していたのか!?」

『マスター!ホワイトの様子が!?』

 

機能停止したはずのホワイトがまた動きだし…更に高度を上げ始めた

 

『ホワイト!待ってください!』

「ユニコーン!最大出力で追え!」

『誰誰誰誰誰誰誰…誰?』

 

ホワイトは更に上に向かう…高度はもはや宇宙に近いほどになっていた、そこでホワイトは突然止まり追い付いてきたユニコーンと向かい合った

 

ユニコーンが出した作戦…それは一度、ホワイトを機能停止にし、再起動するというものだ

 

再起動した反動でシステムの洗浄とリセット、整理などをするはずなのだが…

 

『誰…?私は…貴方は…誰?』

『もしかして失敗…!?』

「いや成功はしている…中にあった意識が整理されてホワイトとしての意識が出てきたんだ」

 

要するに混雑していた意識が本来出てくるはずだった機体、ホワイト・グリントとしての意識の浮上を妨害していたのだ…言ってみれば知識や記憶等を持ちながら意識だけを初期化したようなもの、ホワイトとしてみればやっと起動したようなものだ

 

「お前の名前はホワイト・グリント…俺は橘響、こいつはユニコーン…あとはお前の中にあるはずだ」

『…確認しました、ユニコーン…貴方は私のオリジナルで私を抹消するために開発された半聖遺物機体ですね?』

「ふぁ!?マジで!?」

『マジですマスター…えぇ、そうですよオリジナルクローン第ゼロ号…名称、ホワイト・グリント、開発材料の内容を見た開発者からは"首輪付き"や"白い悪魔"と称されていました』

 

なんとユニコーン、研究施設出身で半聖遺物機体だったようです…でもなんでゼノ君に食べられていたの?

 

「だがなんでゼノに食われたんだ?」

『いえ…その…ちょっと…恥ずかしながら補給と睡眠をして完全に油断していたところを後ろからパックンと…』

『………?????疑問、貴方は本来星すらも破壊出きるほどの力を持っている筈ですが?』

『えぇと…その…えぇい!例え力を持っていたとしても気配とかを読めるわけではないんですよ!文句ありますかぁ!?』

「まさかの逆ギレ!?」

『推測、ただの警戒不足』

『にゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?』

 

おいこらぁ!さっきまでのシリアス?はどうしたんだこらぁ!てめぇらの脳内どうなってんだぁ!

 

『…提案したいのですが宜しいでしょうか』(変わったロボット)

「あー、かたっくるしい口調は良いからなんだ?」(コミカル)

『マスター!?こうなんか慰めとかフォローとか無いんですかぁ!?』(なんか可哀想なやつ)

 

あっるぇ~?…もうどうにでもなれ~!

 

「ん?なんか今いたか?」

『気のせいじゃないですか~?ふんだッ』

『私は施設を破壊しました…そして現在はフリーなので困っているのです』

 

(ここからは橘さんです)なるほど…ということは

 

「ならマスター登録をしてくれ…ユニコーンは機嫌直してくれ」

『OK、マスター登録を始めます………』

『なら許します…にしてもだいぶ高度行きましたね~』

 

確かにだいぶ上まで来たな…確か前は響達がここまで来て月の破片を壊したんだったか?いやー響に行ってきた感想聞いたら『丸くて青くて綺麗でした!』って感想が返ってきたからな…まぁその通りだな

 

『…マスター登録完了しました、これからはよろしくお願いいたします、マスター』

『宜しくねホワイト!』

「よろしく…さて、現在俺たちは宇宙一歩手前まで来ている」

『はい』

『そうで…あれ?』

 

はい、そこで問題です…

 

「…現在の日本は何処にあるでしょーか!」

『あはは…マジ?』

『マジですね…どうやら…』

 

はい、どうやら俺達は今現在自然落下して更に完全に日本とは違う形のところへ落ちている…

 

「ゆゆゆゆゆゆユニコーン!」

『ブ、ブラスター出力全開!』

『はぁ…波乱万丈な人達ですね…』

 

 

なおちゃんと日本には戻れた模様でした

 

皆も周りには気を付けよう!

 

 

 




ちなみにホワグリは女性でユニコーンは男性です
「(!?という表情)」
これ完全にホワグリが攻めでユニコーンが…
「(それ以上はいけない!という表情)」
『うぇーん!初出演がこんな終わり方なんて嫌だぁ!』
『全くもう…帰りますよユニコーン』
『ホ、ホワイト待ってぇ!?』
ノシ
さぁてアンケートはぁ?…テレビやん!?マジかよ!?
あ、これの再放送でいいか
ちゃんと番組内容も変えます
ではまた次回!

どれ見てみたいですか?

  • アダムとフリーターと変わった高校
  • キャロルとフリーターの生物調査
  • 奏者とフリーターとOTONA達のテレビ
  • フリーターののんびり(?)散歩
  • フリーターと完全聖遺物?君

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