現地最強の力を貰ってもあまり嬉しいことはない!!   作:鳩は平和

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生まれたけど、妹が可愛いからどうでもいいや!!

「パンパカパーン!!おめでとう、君は異世界転生が出来るよ!!」

 

寝て光が差し込んで目を開けるとそこは真っ白な世界であり目の前に○魂のエリザベスがいたが、喋っている。エリザベスがカンペ無しに喋っている。いや、なんかペンギンというより鳩だな。

 

「さあ、君が行く世界は下手したら神や悪魔がいる世界だ!!」

 

とりあえず、言えることは超うざいということだ。とりあえず

 

「オーバロードの……あれ?名前が思い出せない……確か異世界だと世界最強なんだけど」

 

「了解了解、こっちで調べておくから」

何もないところからパソコンを取り出す、どうやって出したのかは聞かないでおこう。

 

「それと世界級(ワールド)アイテムを一つとFateの第三魔法」

 

「はいはい、性別はどうする?」

 

「あほ!!男に決まっているだろう!!」

 

「ちえ、TSだって良いところはあるのに……はい、出来たよ。いってらっしゃい!!」

 

すると俺の下から真っ黒な穴が開いて、俺はそこから落ちる。とりあえずあの鳩に呪詛を送る。

 

ー○●○ー

 

「本当にすぐに落としてよかった……そうだった、オーバロートのキャラクターを調べないと」

 

パソコンをカタカタと打ち出し、オーバロート……異世界最強を打ち出す。

 

「アークランド評議国……ツァインドルクス=ヴァイシオンの魂を神器(セイクリッド・ギア)に押し込んで、完成!!」

 

少年が言っていた最強のキャラはオーバロートの主人公……モモンガのことであったがこの鳩はどうやら勘違いしている。

 

世界級(ワールド)アイテムは……もう、私が作ろう!!貴い幻想(ノウブル・ファンタズム)の聖杯……君は一体どう動くのか楽しみだ!!」

 

ー○●○ー

 

白金のような髪に物腰柔らかそうな顔……そして翡翠の目。こう見えて俺は日本人です!!

 

しかし、両親はいません。俺が物心がつく前に死にました!! ですので俺はアルバムでしか見たことありません。悲しいかといえば悲しくはあるかな、5歳でひとりぼっちは寂しいよね。

 

そして父と母は駒王町の地主でした、父と母の口座を見て頭がクラッとしました。

 

鳩に転生させられた後に主人公の名前を思い出した。オーバーロードのモモンガさんだ。

 

718の魔法を使い、さらには超位魔法も使えるゲームプレイヤーだ。まぁ、それならギルドメンバーであるたっち・みーさんやウルベルトさんの方が絶対に良いと思うけど、おれはモモンガさんが好きなんだ。

 

龍雷(ドラゴンライトニング)

 

………魔法が出ない?なんで?……鳩に頼んだはずのモモンガさんの魔法が出せない……でも、Fateの第三魔法はちゃんと発動したし……どういうことだ。

 

『あー、多分だが君はぷれいやーの力は使えないと思う』

 

どこからか声が聞こえて周りを見るがあるのは立派な日本庭園だった。

 

『ここだよ、君がつけている指輪』

 

俺は右手を見てみると指輪をつけていた。すると光りだす。

 

『やあ、僕の名前は……ツァインドルクス=ヴァイシオン。以前はアークランド評議国の永久評議員だったドラゴン』

 

………は?いやいや、どうしてツアーなんだよ!!俺が頼んだのは異世界最強のモモンガさんなのに……そういえば、ツアーって……異世界だと現地最強だった。

 

まあ、鎧もカッコいいから好きだけど……始原の魔法(ワイルドマジック)……だよな。あれ、絶対に使いにくいよな。でも、そういうのだったら俺はコキュートスの方が好きだったな。

 

まあ、ないものねだりをしても意味がない。後もう一つ……俺が頼んだ世界級(ワールド)アイテムだ。

 

出来れば聖者殺しの槍(ロンギヌス)は嫌だな。あれは強いけど使ったら自分も死ぬから。

 

念じてみる…………あ、なんか出た!!

 

貴い幻想(ノウブル・ファンタンズム)の聖杯

 

Fateの英霊の宝具ならびにスキルが使える。ただし女性の英霊のスキルならびに宝具を使えばその時の性別と鎧が変わる。ランクごとに魔力の消費量が変わる。

 

「な、なんて、恐ろしい物があるんだよ!!何、あの鳩?どれだけ俺の性別を変えたいんだよ!!」

 

『まあまあ、落ち着いて、そのアイテムがどんなのかはわからないけど、その女性達の力を使わなければいいんだよ』

 

たしかに、これはこれで強力なアイテムだな。

 

「まあ、こんな平和な世界でアイテムとか使うことはないと思うから大丈夫大丈夫」

 

既に時間は夜二時の為に、俺は寝室で寝るが広すぎるなこの屋敷……妹と暮らしているけど寂しさだけですな。

 

「………住み込みのお手伝いさんを雇うかな」

 

そしたら、少しは楽な生活が出来るし……前世とかでも一度は夢を見たんだよね。Fate/stay Nightのセラとリズみたいなメイドが来てくれたら嬉しいんだよな。

 

『あー、考え中に悪いんだけど、この庭に一人入って来ているね』

 

「え?泥棒かな………今の体だと返り討ちにあうよね。でも、このままだと妹に………行くか!!」

 

そして、庭の方に行くが誰もいない。本当にいるんだろうか?でもツアーは優れた知覚能力を持っているから問題ないとおもう。

 

『動いていないね、それに徐々に弱くなっているね』

 

ツアーの示した方向に歩き、奥の方を進み草陰を見るとそこにいたのは銀髪の女性だった。お腹から血を流していた。

 

「うわっ!!………とりあえず、寝室まで運ばないと!!」

 

俺は寝室まで引きずり……ベットまで運ぶ。これは治療のためなんだ。

 

そして俺は彼女の服をめくり、お腹を見る。うっ!!気持ち悪い、生で血を見るのは堪えるな

 

「特殊技術《スキル》……魔術医療」

 

白い衣を身に纏い、女性の体つきになった。それと何故か仮面が出てきた。淡い緑の光が女性を包む。息が整ったのを確認して俺は自室のベットに戻る。本当に性別が変わった。まあ、寝たら戻る。

 

ー○●○ー

 

それから朝になり、男の姿に戻っている。よかった、とりあえず早く起きて朝ごはんを作らないといけないな。

 

パソコンを開き4歳に食べやすいおにぎりなどを作る。そして女性の人にもおにぎりと冷蔵庫に入っていたたくあんを作り、部屋に入り、まだ寝ていたのでおにぎりを近くに置いた。

 

もしかしたらお金が無くて帰れないかもしれないし……一万円あったら多分帰れるはずだ。

 

俺と妹は幼稚園の服に着替えて、弁当を入れて玄関に向かう。

 

「それじゃあ、行こうか?桜」

 

俺とは違い紫の髪をした少女、岸丸桜。靴を履いて満面の笑みを浮かべる。

 

「はい、おにいしゃま」

 

こうして俺こと岸丸立香は桜と幼稚園に行った。

 

ー○●○ー

 

「やーい、親なし!!」

 

現在は昼休み……同じ組の男子に絶賛虐められています。まあ、別に子どものことだから全く心は痛くない。

 

すると俺が全く反応しないのがつまらないのか、女の子と遊んでいる桜の方に標的になった

 

「こいつら、本当に兄弟かよ!!全然髪が違うじゃん!!」

 

「俺知ってるぜ、こいつの親父とあいつの妹って浮気で出来た彼女のら……ブフェ!!」

 

妹が泣いている、俺はそれを見て頭に血が上り、男子の画面をパンチした。今なんて言った?

 

「「「よっちゃん!!」」」

 

「別に俺のことをいっても別に構わない、なんとも思っていないから。けど父さんと桜をバカにするな!!」

 

そしてそこからケンカになり、4対1のため傷はあるけど、それでも4人の方が先に大泣きした。そして先生がきて俺たち5人が怒られた。

 

 

夕方になり両親が迎えに来る時間になる。しかし桜の表情はずっと暗かった。

 

「桜……どうかしたの?」

 

「おにいしゃま、私とおにいしゃまは家族じゃないのでしゅか?」

 

それはない!!アルバムとか見たけど、母さんの腕に抱かれている桜が写っていた。父さんが紫の髪で俺は母さんの髪なんだ、だからこうなっただけだと思う。

 

「違う、桜は間違いなく父さんと母さんの子どもだよ。帰ろう桜……今日は桜の好きなハンバーグを作るよ」

 

ハンバーグと聞き、桜の表情は明るくなる。そして俺は桜の頭に手を置く。

 

「俺が桜を必ず守るよ……俺は絶対に桜から離れない」

 

「おにいしゃま、もっと撫でてください」

 

俺と桜は日が沈みかけている中、ずっと手を頭に置いた。家に帰ると銀髪の女性はいなかった。しかし机に置いて一万円には手をつけていなかった。

 

「……もしかしたら、この町の住民だったり」

 

ー○●○ー

 

それから小学3年生になり、家のお手伝いさんを募集するが中々見つからない。

 

いたのはいたが、どいつも父と母の財産を狙うとしている人ばっかりなので不採用にした。

 

ピンポーン

 

チャイムが鳴り、玄関まで向かう。扉を開けるとそこにいたのはリクルートスーツを着た銀髪の女性だった、

 

5歳の時に倒れていた人に似ているな。

 

「すみません、ここで住み込みのお手伝いを募集と聞いたのですが……まだ、募集はしているでしょうか?」

 

「はい……どうぞ、こちらに」

 

俺は応接室に招き入れ、履歴書を見せてもらう。特に変な箇所は無かった。採用しようかな……とても綺麗な人だし」

 

すると銀髪の女性………グレイフィア・ルキフグスさんは微笑んだ。

 

「ありがとうございます」

 

ヤバっ!つい本音を言ってしまった、恥ずかしい!!

 

「あの……特に不備はないので、採用となりますが」

 

「はい、問題はありません」

 

俺はグレイフィアさんが使う部屋に案内する。俺は自分の家系がなんなのか気になり調べてみると、駒王町の土地は教会が管理していない霊地であり、この土地の所有者であり、我が家は魔術師らしい。

 

これは………大丈夫か?母は錬金術師の名家であり父も凄い魔術師だったらしい。

 

「ここがグレイフィアさんの自室になるよ………仕事は明日からでお願いします」

 

「はい、明日からよろしくおねがいします。立香さま」

 

うーん、様付けはちょっとなれないな。背中がむず痒い。

 

「グレイフィアさん、無理に様付けしなくていいよ。グレイフィアさんの言いやすいので構わないから」

 

「では、明日からよろしくおねがいします、立香」

 

まあ、そっちの方が俺的にはいいかな。

 

そして俺はご飯を作り、三人でご飯を食べることになった。桜もすぐにグレイフィアさんと仲良くなったから良かった良かった。

 

ー○●○ー

 

中学3年生になり、俺たちは京都の修学旅行に行くことになりバスで行く。

 

しかし俺の幸運値はE -なのか隣を見る……龍のような髪型をした少年。服は赤い服に模様は男のアレだった。そしてその隣ハゲ、メガネがいた。

 

エロとは何か……おっぱいには無限の可能性があるとか……まあ、男子校や男子だけならまだ良いよ。でもさ、周りを見てみろ、女子たちがお前たちをゴミ虫を見る目をしているぞ。

 

「なあ、立香!!お前もそう思うだろう、おっぱいには無限の可能性があるんだ!!だから胸は大きい方がいいんだよ」

 

『チッ!』

 

だから、俺に振るな!!女子全員から殺気を込めた視線がこっちに向けられる。

 

「………ノーコメントで」

 

空の景色を見てみる、太陽が昇っていて暖かそうだな。京都に行ったら何しようかな?

 

「元浜、松田わかっているな。俺たちは大人の街に行くぞ!!」

 

「おうよ!!……俺たちも大人になろうぜ!!」

 

「松田の言う通りだな、すでにリサーチ済みだ」

 

「ナイスだ!!元浜!!」

 

とりあえず、京都に着いたらすぐにこいつらから離れよう。

 

ー○●○ー

 

世界遺産がある都………京都に着きました!!京都は和菓子だけではなく、洋菓子などもありスイーツ好きも楽しめるのである。

 

自由行動になり、すぐに俺は一誠たちから離れた。まずは清水寺だな。

 

 

清水寺に着き……そこは多くの観光客で一杯だった。ここでお土産とか買いたいけどあまり荷物を作るのはどうかと思う。

 

「あの……すみません」

 

後ろから声が聞こえ、振り返ると金髪ツイン縦ロールの少女がいた。

 

「あのここに……金髪の人を見ませんでしたか?」

 

いや、そんなことを言われてもな……外国人の人がいるからわかんないな。

 

「泊まった場所はわかる?」

 

すると少女は申し訳なさそうにしている。

 

「すみません、ここに来るのは今日が初めてですので」

 

全くわからないな………あれ?その少女が持っているハンカチの模様は………京都の旅館でも有数の超高級旅館のやつだ。

 

「その場所なら分かるよ……よかったら案内するよ」

 

「ほ、本当ですか!?……ありがとうございます!!」

 

俺たちは旅館まで向かうので会った。

 

 

旅館に着くと金髪の髪をしたおじさんやおばさんが扉の前でウロウロしていた。

 

「お母さま!!お父さま!!」

 

少女はそのまま走っていくと、大人の二人は少女の顔を見て安堵していた。どうやら少女の両親らしい。

 

すると二人がこっちにきた。

 

「娘を連れて来て、ありがとう………君は」

 

おじさんが俺に言う……そういえば、まだ名前は言っていなかったな。

 

「俺は岸丸立香です」

 

「そうか、立香くんか……本当にありがとう」

 

もしよろしかったら晩御飯はどうだと言われたが、俺は修学旅行で来ているために断った………食べたかったな。

 

ー○●○ー

 

修学旅行も無事に終わり……俺は屋敷に帰る。小さい頃から思ったが父よ。どうしてたくさんの階段がある屋敷を作ったの?もう見るたびにげんなりするよ。

 

「いっそのこと、始原の魔法(ワイルド・マジック)でこの階段を取り壊したい」

 

『そんなのは、僕が許さないよ』

 

ツアーにあっさり断られた……だってこの階段はどうかと思うよ。家だって庭は日本庭園で、家は洋風の屋敷。もう無茶苦茶だよ。和洋折衷だって限度はあるよ。

 

ツアーと話していると……階段を登りきっていた。

 

「兄さん、おかえりなさい」

 

屋敷の扉の前に紫の長髪の女性……桜がいた。今更だけど、よく見たらFateの間桐桜にそっくりだな。

 

「どうかしましたか、兄さん?」

 

「いや、なんでもない。それよりはい。お土産」

 

俺は桜にお土産が入っている紙袋を渡した。

 

「兄さん……開けて良いですか?」

 

俺は傾けると、桜は紙袋を開けると入っていたのは桜の髪飾りだった。

 

「兄さん、つけてもらっても良いですか?」

 

「いいよ」

 

俺は頭に桜の髪飾りをつけてあげる。

 

「似合い……ますか?」

 

「似合うよ、桜」

 

ああああああああああ!!前世の時に見たFateの映画をみたから、こんな幸せそうな桜を見てると思いっきり叫びたい!!

 

「そう……ですか……今日のご飯はグレイフィアさんと腕によりをかけたグラタンです」

 

「そうなんだ、俺は和食は出来るけど……洋食があまり」

 

「はい、兄さんは先にリビングに向かってください」

 

俺はそのまま自室に荷物を置いて、リビングでテレビを見てくつろぐ。

 

「おかえりなさい、立香」

 

何故か青いメイド服を着るグレイフィアさん……そういえば、グレイフィアの仕事着はそれしか見たことがないな。というより、どうして不機嫌なんだ?

 

「そうだ、グレイフィアさんもお土産があるんだ」

 

俺は思い出してグレイフィアさんにもお土産を渡すと……不吉なオーラがどこかに消えた。

 

グレイフィアさんが取り出したのは……銀の鳥が施されている髪飾りだった。

 

「……ありがとうございます、立香」

 

そして、少しだけど嬉しそうにしている。そんなに髪飾りを気に入ってくれたんだ。

 

俺たちはグラタンを食べる………とても美味しかったです。


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