戦姫絶唱シンフォギア OO   作:白菜ライダー

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家族との再会

「ここだ。お前の両親が住んでいる家は」

 

「………」

 

前話から1日経った時、ヒビキはクリスと共にクリスの両親が住んでいる家の前にいた。

クリスは不安そうな顔で家を見ていると、ヒビキが頭を撫でる。

 

「大丈夫だ。俺もいる」

 

ヒビキはクリスの頭を撫でながらそう言うと、クリスのの両親宅のインターホンを鳴らす。

 

「はーい!どちら様で…す……か」

 

すると、クリスと同じ髪色の女性が扉を開ける。そしてクリスを目にすると、驚いた顔をした。

 

「………クリス?クリスなの?」

 

「………た…ただいま………ママ」

 

「っ!クリス!」

 

クリスの母 ソネットはクリスに抱きつくと涙を流す。

 

「良かった………無事だったのね」

 

「うん………!ごめんなさい、ママ」

 

クリスは涙を浮かべながらそう言うと、クリスの母 ソネットはヒビキと話し合う。

 

「ヒビキさんがクリスを見つけ出してくれたんですね」

 

「えぇ、そうです」

 

「ありがとうございます………クリスと会わせてくれて」

 

「いえ、俺は当然のことをしただけですから」

 

ヒビキは多少丁寧にそう話す。

 

「なら、家に来ますか?お茶を出しますので」

 

「いえ、俺はこの子………クリスとあなた方を再会させるために来ただけですから………俺はこれで失礼しますね」

 

ヒビキはそう言うとその場を立ち去ろうとする。すると、クリスがヒビキに話しかける。

 

「な、なぁ!何処に行ったらあんたに会えるんだ?」

 

「………あの公園によく居る。会いたいならそこに来ればいい」

 

「そうか………」

 

ヒビキはそう言うとその場を立ち去った。

 

ーーその後、クリスは父親とも再会して一家で大泣きしたらしい。近所の方々はうるさかったらしいが苦情を言う事はなかったーー

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その場を立ち去ったヒビキは、ゼロIIと話しながら歩いていた。

 

『ヒビキ様、疑問に思っていたのですが………何故二課と共に戦わないのですか?』

 

「………ゼロII、灯台下暗しってことわざを知ってるか?」

 

『はい』

 

「………確か俺が暴走した原因 デュランダルは二課が何処かに移送していたんだよな」

 

『はい………まさかとは思いますが、ヒビキ様は二課に黒幕のスパイがいると?』

 

「スパイか黒幕本人かは知らないが………秘密裏に行われていた筈のデュランダル移送の情報がクリスにも流れていたんだ。その可能性は大いにある」

 

『なるほど………』

 

「まぁ、今回は黒幕が出しゃばってくるまで地道にノイズを倒すとするよ」

 

『分かりました』

 

ゼロIIの返事の答えを聞いたヒビキは走り始めた。




次回 空に向かって

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