タイガ・ザ・ライブ!〜虹の向こう側〜   作:ブルー人

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答え合わせの回がやってまいりました。


第41話 君の願いを叶えに

“トレギア”とは————光の国で「狂おしい好奇心」という意味を持つ言葉。その名を体現するかのように、自分は幼い頃から探究心に満ち溢れていた。

 

途方もない時間の中を過ごした果てに見つけた“答え”を、この世には虚無しかないという結論を知っているのは自分だけ。光や闇といった幻想に取り憑かれた愚か者がこの世界には多すぎる。

 

 

だからこそ…………“彼”と出会った時は心が躍った。

 

光にも闇にもなりきれないでいる半端者。彼を救えるのは自分だけだ。自分だけが彼に正しい道を示すことができる。そうだ、自分はついに共に歩むことができる相棒(バディ)を見つけたのだ。

 

真実を知った時、きっと彼は混乱するだろう。迷える子羊には手を差し伸べなくてはならない。

 

なぜなら自分は“ウルトラマン”。か弱き者を導く存在なのだから。

 

 

 

 

「————迎えに行くよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「付き合わせちゃってごめんね」

 

「ううん。またハルくんとお出かけできて楽しいよ」

 

申し訳なさそうに口にした幼馴染の少年——春馬の顔を見て、上原歩夢は緩やかに笑いながら言った。

 

明日行われる彼の誕生日会に同好会の面々も参加するとのことで…………彼の母も心底張り切ってしまい、家の中を飾り付けするとまで言い出した。今はその買い出し中ということだ。

 

「あ」

 

「うん?」

 

不意に春馬が立ち止まり、それにつられて歩夢も足を止めながら彼の視線の先を見やる。

 

そこにあったのは建ち並ぶビル群の中で一際存在感を放っている巨大モニター。以前も春馬と共に見上げたそれはあの日と同じように、少女達のパフォーマンスをきらびやかに映し出している。

 

「……なんだか不思議だなあ。退院してからまだ数ヶ月しか経ってないのに、色々な出会いがあって……」

 

「本当、目まぐるしいというか……。止まってた時間がやっと動いたって感じだよね」

 

そんなやり取りの後、歩夢はふと以前までの春馬の姿を思い出していた。

 

 

病室のベッドに横たわり、寂しげな表情で窓の外を見つめている綺麗な横顔。

 

あの時彼は何も言わなかったけれど…………本当は嫌な予感がしてならなかった。だからこそ彼の身体が治ったと聞いた時は飛び跳ねてしまうほど嬉しかった。

 

だけどそれも……結局は危険なことに身を投げる予兆でしかなくて。

 

 

ウルトラマンであるということを、彼は秘密にしている。だから自分も気がついていない振りを通してきたが……やはり心配であることに変わりはない。

 

ただ幼馴染なだけの……普通の自分に、具体的に何ができるのかはわからない。

 

見つけなくちゃならない。彼を支えられる形を。

 

そう決意したのなら……ちゃんと彼に寄り添う方法を探さないと。

 

 

「歩夢はさ……スクールアイドルを始めて、よかったと思う?」

 

急にそんなことを問いかけてきた春馬に目を丸くする。

 

歩夢は彼の意図を探るように、戸惑い混じりの口調で「え?」と短く返した。

 

「実を言うとちょっとだけ気になってたんだ。歩夢を同好会に誘った時……少し強引だったから。もしかしたら、嫌々やってるんじゃないかって……」

 

「そんなことないよ!……ていうか、それくらい普段の練習を見てたらわかるでしょ?」

 

ほんの少しだけムッとした顔で彼にそう訴える。

 

嫌々やってるなんてとんでもない。自分の想いは、一番最初に彼に伝えた言葉からこれっぽっちも変わっていない。

 

彼がいるから楽しく過ごすことができる。彼がいるから……一緒に頑張れる。

 

「うん、そうだよね。変なこと言ってごめん」

 

「もう、しっかりしてよ。ハルくんは私達の……部長なんだから」

 

申し訳なさそうに笑う幼馴染と同じように、自分も口元を緩めた。

 

……もうすぐ始まるラブライブ予備予選、全力を尽くさなくてはならない。彼の想いに応えるためにも。

 

幼馴染として、少しでも彼の心の支えになれるように。

 

 

 

「…………あれ?」

 

何かに驚くような上ずった声が真横から聞こえ、歩夢は弾かれたように春馬の方へ向き直る。

 

彼の瞳が見つめている方向をなぞるように見ると————そこには人混みに混ざって佇んでいる、銀色の少女の姿があった。

 

 

「————————」

 

 

妖精のような、そこに存在しているかどうかもハッキリしないような、どこか不思議な空気を周囲に漂わせている女の子。

 

その雰囲気に、歩夢は思わず感嘆のため息をついた。

 

「あの子の髪……すっごく綺麗だね。お人形さんみたい……」

 

「——フォルテちゃん!」

 

「えっ!?ハルくん!?」

 

唐突に駆け出した幼馴染に驚愕しつつ、慌ててその後を追おうと走り出す。

 

春馬は少女のすぐ近くまで寄ると、膝を折りながら彼女に対して目線を合わせた。

 

「ハルくん、知ってる子なの?」

 

「うん、フォルテちゃん。前のイベントで知り合った子なんだ」

 

「えっ!そうなの?」

 

「ああ、でもそういえば……歩夢が出る頃には帰っちゃったんだっけ。——こちら、俺の幼馴染の上原歩夢!彼女もスクールアイドルなんだ!」

 

ハキハキと語りかける春馬とは真逆に、フォルテと呼ばれた少女は口を閉じたままじっと彼の瞳を見つめている。

 

彼女が無口な性格であることはすぐに察することができたが、顔見知りである春馬はそんなことなど構わずといった具合で絶えず言葉を浴びせ続けていた。

 

「今日はどうしたの?……もし君が良ければさ、俺達と一緒に歩かない?」

 

「………………」

 

正反対の表情で一方的なやり取りを行う2人を傍らで眺めながら、歩夢は心なしか不穏な空気を感じ取っていた。

 

怖いくらいの少女の静寂はまるで嵐の前の静けさのようで…………そんな彼女に何の警戒もなく接しようとしている春馬にも、漠然とした恐怖を感じる。

 

「……あっ、そうだ!フォルテちゃんはどんなスクールアイドルが好きなの?これから専門店に行って————」

 

「もういい」

 

「え?」

 

初めて少女が発した言葉に、春馬は短い声を上げた。

 

拒絶の意を示すように肩に触れていた彼の手を振り解き、彼女は冷たい調子で再び口を開く。

 

「あなたの妄言は……もう……たくさん」

 

「フォルテちゃん……?」

 

戸惑う春馬の横を通り過ぎ、ゆっくりと背後へ移動した彼女は————左腕に手甲のようなものを出現させ、蝋人形のように固定された顔のまま彼に向き直る。

 

「知らない方が……よかった……あんなもの。私達は……与えられたものだけに……使命のためだけに生きる存在。……やっぱり……最初に感じた疑問は……間違えてなんか、いなかった」

 

そう言って胸元のポケットから取り出したのは…………銀色のアクセサリー。何かの顔が刻まれたキーホルダーだった。

 

「……!?それ……!」

 

「あんな思いをするのなら…………もう……何も好きにならなくて、いい」

 

「フォルテちゃん……一体なにを……!?」

 

「追風春馬」

 

少女の瞳が揺れる。

 

手甲のレバーを引き、彼女は右手にあったキーホルダーを左手で握り直した後、

 

「あなたも……目を覚ますべき」

 

力のこもった声で、春馬にそう呼びかけた。

 

 

 

 

 

 

 

《ダークキラーエース!!》

 

 

◉◉◉

 

 

真実を知った瞬間、自分の中で羨望の炎が激しく燃え上がるのを感じた。

 

 

“寄り道”が許されたとしても……それは所詮一時の幻。気休めでしかない。最終的にはウルトラマンを殺すという役目だけが求められることになる。

 

……だというのになぜ、アレは楽しそうに笑っている。

 

自分が手放すしかなかった“夢中になれるもの”を……なぜ()は享受できている。

 

ずるい。不平だ。どうして自分だけがこんな目に遭わなくてはならないのか。

 

 

教えてやらねばならない。真実を。

 

彼が本当に歩むべき道を。…………この手で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フォルテ……ちゃん……?」

 

 

前触れもなく東京の街に出現した漆黒の巨人を見上げ、春馬は唖然とした顔で呟いた。

 

怪獣とかけ離れた外見であるものの、それが発している不気味な空気と異様なまでの威圧感に恐れをなした人々が一斉に逃げ出していく。

 

「あ、あの子……宇宙人だったの……!?——ねえハルくん!……ハルくん!?」

 

歩夢が肩を揺すりながら必死に呼びかけを図るが、彼女の言葉は春馬には届いていない様子だ。

 

ただ少女が変身した闇色の存在を見つめ、呆然と立ち尽くしている。

 

 

『あれは……“ウルトラマンエース”……!?』

 

「どういうことなの……?どうしてフォルテちゃんが……!?」

 

春馬と同化しているタイガも彼と同様に困惑の声を上げる。

 

フォルテがタイガスパークと酷似したアイテムを使用して変身した黒い巨人の姿は————タイガもよく知る“ウルトラ兄弟”とひどく似通っていた。

 

しかし赤いはずの身体の模様はドス黒いものになっており、共通しているのは大まかな外観のみであるとすぐに理解することができる。

 

『ウルトラマンの力をコピーしたというのか……?』

 

『なんて奴らだ……!』

 

「……!あぶっ————!!」

 

巨人の身体が動き出し、固く握られた拳が春馬と歩夢の真上に振り下ろされる。

 

「きゃっ……!」

 

春馬は咄嗟に歩夢の身体を突き飛ばし、互いを攻撃の延長線上から逸らした。

 

直後に2人の間に巨大な打撃が落下し、強烈な衝撃と共に砂埃が舞う。

 

「ッ……!歩夢!今すぐここから逃げて!!」

 

「ハルくん……!?ち、ちょっと待って——!」

 

「……!!」

 

フォルテは間髪入れずに片足を上げては自分達を踏み潰そうとしてくる。

 

……いや、違う。狙っているのは歩夢だ。彼女を先に始末しようとしている。

 

「タイガッ!!」

 

『おい、いいのか!?』

 

「構わない!!」

 

ほとんど無意識にタイガスパークを起動させた春馬は、歩夢が潰されるよりも早く————

 

 

「バディゴーッッ!!!!」

 

彼女の目の前で、ウルトラマンタイガの肉体を呼び出した。

 

 

 

 

 

 

(ぐぅ……っ!!)

 

歩夢の命を奪おうとする闇の巨人、ダークキラーエース————フォルテの腰にしがみつき、そのまま自分達ごと横転させる。

 

「————」

 

しかしすぐに冷静、且つ正確な蹴りがタイガの胴体に炸裂。

 

張り付いていられたのも束の間、強引に距離を取られたタイガは引き続き攻撃を警戒しつつ歩夢の安否を確認した。

 

『……見られたな』

 

(仕方ない……!)

 

フォルテは何も言わないまま構えると、両手を上下に大きく展開。

 

直後に巨大な光刃が驚異的な速度で空を駆り、タイガの肉体を切断しようと迫った。

 

『うおおっ!?』

 

(ぐっ……!————歩夢!聞こえてる!?)

 

なんとか射出された斬撃を回避した後、テレパシーを通じて離れた場所で呆気にとられている幼馴染へ呼びかける。

 

(後でちゃんと説明する……からっ!今は走って!全力で……ここから離れるんだッ!!)

 

遠くの方で小さく見えた歩夢の表情に……意外にも驚いたような様子は感じられなかった。

 

 

『——シュアッ!!』

 

何かを悲しむような顔でこちらを見つめている彼女から意識を外し、対峙する黒い巨人へと突貫。

 

タイガは再びフォルテの肉体に手を回すと大きく跳躍し————そのまま空高く飛翔。人々が避難した方とは逆の方向への移動を開始した。

 

(どう……して……!?君は……スクールアイドルを好きになってくれたんじゃ……なかったの!?……フォルテちゃん!!)

 

「うるさい」

 

(が……っ!)

 

背中に直撃した肘打ちの衝撃が腹部を貫通し、タイガの巨体を街中へと一直線に落下させる。

 

(くっ……う……)

 

「もう……話しかけないで。あなたの声……頭に……絡みついてくる。……気持ち悪い」

 

涼しげな空気を保ちながらゆっくりと目の前に降りてきたフォルテは、倒れ伏すタイガとその中にいる春馬を見下しながら突き放すように言った。

 

「もう……余計なものは……何もいらない。あなたが口にすることは……全て戯れ言。使命において……必要のないもの」

 

(使命って……!それが君のやりたいことだなんて嘘だっ!!)

 

「会話するだけ……無駄」

 

直後、L字に組まれたフォルテの腕からドス黒いオーラをまとった光線が解放。

 

『クッソ……!——おい春馬、落ち着け!』

 

タイガは迫り来る熱を横っ飛びで避け、瞬時に建物の陰に潜んでは体内に居る仲間へと呼びかけた。

 

『なんてことない……あの子共は最初から敵だった!それがハッキリしただけだろ!?』

 

『タイガの言う通りだぜ。……ていうか、俺は最初からあんな怪しいガキ————』

 

『待て2人とも!——タイガ、春馬との繋がりが弱まっているぞ!』

 

『はぁ……!?』

 

タイタスに指摘され、タイガは初めて異変に気がついた。

 

先ほどまですぐ側に感じた春馬の気配が徐々に遠ざかっていく。

 

まるで初めて春馬と一体化を果たした時————いや、その時よりも彼との同調が微弱なものになっているのがすぐにわかった。

 

 

(そんな……っ……どうして……!!)

 

『春馬……?』

 

(どうしてそんなこと言うんだッ!!)

 

 

《ウルトラマンタイガ!フォトンアース!!》

 

刹那、タイガの全身に黒い稲妻が駆け巡り————次の瞬間には、強制的に金色の鎧が装着されていた。

 

『なっ……!?』

 

全くと言っていいほど肉体の感覚が遮断されている。……いや、()()()()()()()()()()()()()()()

 

あり得ない。逆のケースならまだしも……ただの地球人であるはずの春馬が、ウルトラマンである自分を精神力で押さえ込んでいるというのか?

 

『一体どうしちまったんだよ……!春馬!!』

 

(うあああああああああっ!!)

 

フォトンアースの脚力がフルで発揮され、フォルテとの距離が一気に縮まる。彼女の懐まで到達するのに秒もかからない。

 

渾身のエネルギーを込めた右の拳が、黒い巨人の腹部に叩き込まれようとしたその時、

 

 

 

 

 

「————はいそこまで」

 

青黒い雷撃が、タイガの身体を吹き飛ばした。

 

『(ぐあぁぁああああぁああ…………ッ!!)』

 

焼けるような痛みと共に襲ってくる不快感。

 

自分達はこの感覚を知っている。

 

タイガは震える足腰のまま上体を起こすと、自分達を撃ち抜いた存在に向けて低く唸り声を上げた。

 

『トレ……ギアァァアア……!!』

 

「レディに思い切り拳を振るうとは……紳士じゃないなぁ、追風春馬くん?」

 

ビルの上で足を組みながら、仮面の悪魔は身動きがとれないでいるタイガに向けて無邪気にも思える嘲笑を浴びせた。

 

「余計な手出しは……しないで」

 

「どのみちここらでチェックメイトだろう。彼はもう()()()()()()()()

 

不満げに舌打ちを吐き捨てたフォルテの横を通り過ぎ、トレギアは横たわる巨人のもとまで歩み寄る。

 

「哀しい……とても哀しいね。でも挫けてはいけない。君の物語はここから始まるのだから」

 

『お前……何を言ってるんだ……!?』

 

「君には話していないよ、タイガ」

 

『ぐぅ……ッ!?』

 

冷たく尖った言葉と共に再度放たれる稲妻。

 

奴の攻撃をまともに喰らった影響からか、カラータイマーの点滅はすぐに速度を増し————

 

「春馬……今から私が、君の願いを叶えてあげよう」

 

タイガの肉体は……瞬く間にその実像を解き、消滅してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

——————『でもネジならまた巻き直せばいいじゃない』

 

 

ほんの少し前に聞いた幼馴染の言葉が頭の中をぐるぐると廻る。

 

確かにそうだ。楽しい時間は一度だけなんて誰かが決めたわけじゃないのだから。

 

けどダメだったんだ、自分は。自分には本来……それは許されなかった。

 

そんなこと…………今頃になって思い出すなんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぐっ……!?ぁ……!ぁああぁああああアアアアアアアアアアッ!!!!」

 

『春馬……!?おい春馬!!——トレギアお前……!春馬に何を!?』

 

タイガの声が聞こえてくる。

 

ぼやけた視界を凝らし、周囲の状況を確認してみると…………変身は既に解除されており、自分は道路のど真ん中で倒れていることが理解できた。

 

「ふふふ……ヒカリから何か聞いていないか?指輪を使い続けるとどうなるのか」

 

『なんだと……?——まさかもう……!?』

 

「ああ、もう遅い。私の仕掛けはとっくに……彼の中で花開いていたのさ。……()()()使()()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()という仕掛けがね」

 

眠気を遮る鬱陶しい声が耳朶に触れる。

 

もうやめてくれ。これ以上邪魔をしないでくれ。

 

でないと夢が覚める。哀しくて、哀しくて、いっそ死んでしまいたくなるような現実が押し寄せてくる。

 

「先の一撃には指輪の効能と同じものを少々加えさせてもらった。……おかげでさっぱりしただろう?」

 

「————ぁ」

 

顔を覗き込んできた男と視線が交錯する。

 

()()()と同じ笑顔。全てを飲み込み、自分のものにしようとする…………貪欲で、傲慢な心。

 

 

 

 

 

(…………そうだ)

 

 

走馬灯のように脳裏に映し出されるのは……とても古い記憶。自分がこの世に生まれ落ちた時の思い出だ。

 

……そうだ。全て思い出した。

 

自分はあの時、あの場所で————————

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

——————()()()()()()()()()()()

 

 

 

 




改めて言っておくとフォルテ達闇兄弟の正体は「ぱちんこウルトラマンタロウ」に登場した"ダークキラーブラザーズ"です。
まずは次女のフォルテが"ダークキラーエース"としての姿を見せました。
それに関連して春馬の正体も殆ど明かしたようなものですが、詳しい経緯は次回以降に展開される過去編で判明します。

少しばかり暗い話が続くかも…………。

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