幻想秘封倶楽部   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uはスキマで時空の裂け目を探っていたが、気がつけば時空の裂け目に落っこちてしまっていたのだった………そこで出会った2人の少女は幻想郷は愚かUの存在まで知っていたのであった………


第2話 新生秘封倶楽部結成

U)ダメだ、僕にはついていけねえよ………お前達の探究心には………

蓮子)あら、ダメじゃん。

U)お前にだけは言われたくないわ。

メリー)でも本当に幻想郷の能力者に会えるとは思わなかったわ。

U)まあ、20XX年の大きな戦い以来幻想郷は外の世界との関わりを殆ど絶ったからね

蓮子)国連幻想郷支配計画ね。今の時代歴史の教科書は愚かそれを専門にした研究者もいないからねー

U)まあ、アイツらにとっては黒歴史だろうからな。そりゃあそうなるわな。

メリー)詳しいのね。

U)まあ、総大将みたいな立場だったし。

蓮子)なら他の妖怪達とも協力したのよね!?

U)せやな。

蓮子)その事について教えてよー!

U)まあ、ええけど。

メリー)その話は後でにしてもらっていいかしら?私達は幻想郷に関わる事を探しているって言ってたわよね?

U)せやな。

メリー)U君にはそれに協力して欲しいのよ。

蓮子)私がUにそう言おうとしてたのにー!

U)U君って………一応お前らより年上だぞ?

メリー)いいじゃない、減るものじゃないんでしょ?

U)まあ、好きにしなよ。

蓮子)つまりUには秘封倶楽部に入ってもらうわ!

U)ええ………マジかよ。

蓮子)何その怠そうな目は………

U)面倒くさいやん。

メリー)U君って本当にこの本の通りの性格ね………普段は何事も適当な馬鹿って………

U)馬鹿とはなんだ!

メリー)そこは本当に反論するのね………

U)外の世界でも馬鹿って言われるとは思わなんだ………

蓮子)で、どうするのよ?

U)なんか条件付けてくれるの?

蓮子)宿泊する家付き。

U)ならいいか。やる事なんて最近減ってたし。

蓮子)じゃあ秘封倶楽部入ってくれるわね?

U)ああ、構わないよ。

蓮子)やったあー!初めての幻想郷の能力者が秘封倶楽部に入ってくれたあー!

メリー)もう、蓮子ってば子供のようにはしゃいじゃって………

U)アイツもまだ子供だろ。

蓮子)アンタにだけは言われたくないわよ。

U)僕はお前が言った形を返しただけだが?

蓮子)ウザイ奴ねー!

U)お前が言うな。

蓮子)何をーー!

メリー)もう、新生秘封倶楽部結成初期から喧嘩しないでよ………

U)喧嘩はしてないよ。ただのじゃれ合いだ。

蓮子)まあ、そうね。喧嘩はしてないわ。

メリー)怪しい………でも喧嘩するほど仲がいいとはよく言ったものね。

U)何それ。

蓮子)私も知らないわ。

メリー)ことわざ弱いのあなた達………?似た者同士ね。

U・蓮子)それはない。

メリー)息ピッタリじゃないの………

新生秘封倶楽部。3人は近い未来ある異変に巻き込まれる事を知らなかった………

To Be Continued………




次回予告
幻想郷について調べようとした時、Uの時代の幻想郷と京都が融合を始めていた………その事にU達は驚く。
次回「幻想の融合」

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